B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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これが、新型マスタングかっ。

米軍、新型戦闘機の威力。

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 「キーーーーーーン。」と排気タービン音も高らかに、軽く地上を蹴るマスタングだ。 「くそっ、運動性もよさそうだな。」 が、日本軍操縦士の感想だ。 そこは、同じ戦闘機乗りだ、見ればわかるのだ。 マスタングは、日本軍が予想だにしなかった戦闘機である。 まったく、いままでの米軍機とは別モノなのだ。 いままでは、馬力で飛ぶ戦闘機だったが。 マスタングは馬力+運動性であるようだ。 「これでは、我が爆撃隊は苦戦しそうだな。」 「なにか、助言ができれば・・」と、思う技官らだ。 「そうだ、電波探信儀と機銃との連動装置は?」 「例の試作品ですか。」 「そうだ。」 「全部の機には積めませんでした。」 「では。」「カモ番機と4番機には搭載してありますが・・使うんですか。」 「今なら、助言が間に合いそうだ。」 無線機へ急ぐ技官らだ。 「オレは田辺技官だ、爆撃隊聞こえるか。」「こちら、隊長機です。」「うむ、4番機と5番機に、機銃連動装置を取り付けた。」「電波探信儀の上だ。」 「あ、あ、偵察員が見慣れない機器があると・・」 「それだ。」 「どう、使うんで?」 「赤いボタンを押せ、それで機銃の照準に赤い印がでる。」 「ハァ。」 「それを目標に射撃するようにだ。」 「わかりました。」 「こちら5番機、了解です。」「4番機了解。」 「でも、なんで全機に・・」 「数が無いからだ。」 「・・・・」 試作品で数が・・・ そこが、日本軍の弱点というか、金がないのがタマに傷なのである。 そこは、米軍が恨めしいのである。 ヤツらは、金だけは余るほどあるからだ。 「しかし、あの連動装置は試作段階だが。」「だが、あの米軍戦闘機だぞ。」「機銃員の手腕だけでは追撃できんだろう。」「そうだが、まだ試験運用もしてないぞ。」 「つまり、いきなり本番なんだな。」「あ、あ、そうなんだ。」 「取説は付いてるんだが。」「まあ、取説があるんなら、そこは日本軍の機銃員だ使えるだろう。」 「そうだと、いいんだが。」 ・・・ 「なに、なに、機銃連動の方法か・・」と、取説を読む機銃員だ。 今は、滑走路へタキシングの最中だ。 「照準器に赤い印か・・」「おう、照準器が新しくなってるぞ。」「半透明のアクリル板だな。」 そして、連動スィッチを入れた。 「赤い点が点いたぞ。」 「あの点が重なればいいんだな。」 「これは、簡単だな。」 なんやら、機銃が軽快に動きそうな気になるほどである。 やがて、爆撃機が地上を離れた。 車輪が引き込まれる。 エンジンが唸り、高度があがる。 一度、高度をあげてから高度を300まで下げるのである。 周回コースを取る。 彼方に米軍機が豆粒のように見える。 周回コースが安定したら、模擬空戦が始まるのだ。 さあ、後半戦のはじまりだ。 「4番、5番機の機銃員は取説は読んだな。」と、イヤフォンから隊長が・・「え、え、すでに。」と答える。 「では、相手は新型だ、心して掛かれよ。」 「おう。」 「まかされよ。」・・・さあ、いつでも来い、米軍新型機・・・・
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