245 / 497
あたいは空母の姫よ!
戦車姫ではないのよ・・・
しおりを挟む
春麗姫が、アポの手紙を読んで、「ねえ、満州の米軍派遣戦車隊から見学要請だけど?」 「空母じゃないの。」 と女官だ。 「え、え、間違いないは、戦車隊と書いてあるもの。」 「ひめ殿下、姫は空母の姫ですが。」 「それは、わかるわ。」 「でも、手紙には、米軍がシナとの紛争で・・・、それで、激励を兼ねて見学の要請みたいね。」 「シナとの紛争なら無碍にはできませんね。」 と女官だ。 同じ、プリプリのレツだから、言葉もゾンザイである。 「予定は開いてる?」 「え、え、なんとか。」 「では、OKの返事をだしといてね。」 「わかりましたわ。」 ・・・そして、当日だ。 空母の飛行甲板に春麗殿下専用VTOLがエレベーターで上がってきた。 お局士官の機長がハッチを開ける。 姫殿下がプリプリ仲間と乗り込んだ。 「では、行きます。」 お局士官は慣れたものだ。 満州国の米軍戦車隊へ直行である。 歓迎、春麗殿下の垂れ幕も鮮やかに、米軍戦車隊はお祭り騒ぎだ。 米国のTV局まで・・・ 「わっ、かなりの人ね。」 「それは、春麗ひめ殿下の御威光ですわ。」 レツが冗談を飛ばす。 超電導VTOLは音もなく着陸する。 パカリとハッチが開く。 折りたたみタラップが出てくる。 そして、春麗ひめ殿下だ。 「うわっ、モノホンだ。」 「写真と同じだ。」 当たり前である。 続いてプリプリのレツがぞろぞろ出てくる。 セーラー服で、ビッシと決めて、歓声が最高潮だ。 ちなみに、セーラーは濃紺の正統派だ。 5人が春麗ひめ殿下を、真ん中に決めポーズだ。 もう、フラッシュが止まらない。 満州の新聞社から、米国、日本、そして独逸帝国の社まで・・・ これでは、英国マーガレット王女も、真っ青なのだ。 世界最強の呼び声はウソではない! 家柄、血筋、素養、人格、文句ない! 日本海軍が空母専属として独占するのもわかるのだ。 「米軍、戦車隊の皆さん、紛争でお疲れとききました。」 「うわ~っ。」歓声で聞こえない。 「でも、わたしが応援しますわ。」 「うお~っ。」 気絶して倒れるヤカらが・・ そして、定番のサイン会だ。 サイン色紙に、戦車に春麗ひめ殿下が乗ってる写真が貼られた。 戦車パージョンである。 ひとりの写真とプリプリを従えての写真と二種類つくられた。 空母の写真ばかりなので、これはこれで、プレミアなのだ。 とうぜん、連番がついた。 そして、米軍の目論見どうり、米国での戦車兵募集は選抜しなければとの声が聞こえるほどになったのだ。 「成功ですね。」 「うむ、まさか、これほどとは・・・」 「さすが、ひめ殿下力は世界最強ですね。」 「ところで、シナの進攻は?」 「さあ、今年は無いんじゃあ~」 「それでは、来年の募集が・・・」 シナの侵攻を理由に殿下に応援を頼んだのだ。 なければ、来年は頼めないじゃないか・・・・・
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる