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大砲ができつつある
とりあえず型に流した
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キツネ耳のところにセラミックの大砲の型、るつぼ、石炭、耐火レンガ 石綿の手袋 耐熱服 耐熱ヘルメットなど運んだ。 運搬用トラックをアリスが車庫からだした。 なんでも出てくる車庫だ、フェラーリがでないかな。アリスは、「道路がないからだしません。」との返答 まあ道路がないと走れない、正解だ。 ナビの自動運転で向かう。便利だ、交通事故もない、信号もない。 このトラックだけが、走っているから。 無限軌道ではなく、八輪装甲車のトラックだ。 前の四輪で舵を切り、八輪駆動だ。 色は帝国陸軍色だ。 星のマークがついていた。 キツネ耳に反射炉の造りを説明、造らせた。七日ほどかかった。 車庫くらいの大きさの反射炉が出来た。 石炭を燃やす、フイゴで風を送る。 るつぼに砂鉄をいれレンガでフタをした。 たまにレンガのフタを開けて様子を確認した。 キツネ耳に耐火服を着せ、耐火ヘルメットをかぶせる、耳のかたちがヘルメットにとびだしている、アリスは気がきくな。 フイゴをキツネ耳が交代で押す。 みんな汗だくだ。 キツネ耳のAK○48が井戸水をコップに入れて配る。 気が利くAK○48が居るものだ。 ゆだんしてオレももらい飲んでプハーと息を吐いて、しまった後が、どうしよう、ままよ。 なるようになれと開き直った。 砂鉄が赤く溶け出した。 オレはキツネ耳に、るつぼから型に流し込むように指示した。 火花を散らせながら型に鉄が溶けて流れ込む。 型は二枚あり、半分に割った大砲の型だ。二枚合わせて筒にするのだ。 もちろんライフルもつけた。ライフルとはタマに回転を与える螺旋のミゾだ。 固まるまで見物だ。 冷めるまでかなり時間がかかる、ゆっくり冷やさないと後で割れたり歪になるかもしれないから。 休んでいたらAK○48が近くにやってきた。見覚えがある、クララじゃないか。 シッポを振りながら「ユミスケさん、いつぞやはありがとうございました。酷い態度を取りました、後悔しています、ゆるしてください。」と頭をさげた。「まあいいから、わかったから。」と離れると「私がお嫌いですか、許してくれないの。」とさらに近づく。 キツネ耳がたれてシッポがたれる、「わかったから、なんとも思っていないから。」と言い訳をいう。 「では、許すと約束の証拠に手を握ってください。」 そうか、たしか日本人に手を握られるのは名誉なことなのか。 「わかりました。」 とクララの手を握った。 なぜかキツネ耳が全員拍手で喜んでいる。そんなに喜ぶことなのかな。 まあいい、明日まで型を触らないように言って降下船に帰った。 帰ると暗黒大魔王が噴火するかと覚悟して、土下座で言い訳をした。 相手がクララであり、かかわりが会ったことを強調した。 大砲の型などでアリスに大変感謝している事、そしてアリスだけです、けっして心を他のキツネ耳に向けないと誓った。 アリスはオレの頭をグリグリしていたが、隠し事をしたわけでもなく、クララと手を握っただけなのか、「まあ、今回は見逃してあげる。」と言ってそわそわしてお花を積みにいってしまった。 助かった、しまった今回はチラがない、オレの一生の不覚だ。 後悔あとをたたず、覆水盆にかえらづだ。
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