異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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キツネ耳のかんがえ

犠牲はとうぜん

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 エリンゲがオレに相談があると連絡してきた。 AK○劇場のドラゴン討伐隊控え室、長い名前だ。 でエリンゲは待っていた。 オレを見てエリンゲがいう。 討伐隊の不足ができた、入隊希望が待っているが。 選別を。という。 まだ事故から七日もたたないのに、はやい話だ。 エリンゲいわく犠牲になった三人は名誉な死だ。 名誉な死を望む者は多い。 いつかは死ぬ、食われるか、病気で死ぬか、喧嘩でころされるか、いずれにしても名誉な死に方をしたい。 意味のある死は、あとの記憶に伝えられる。 三人の名がキツネ耳の記憶に残るという。 エリンゲはいう、私もドラゴンと戦い食われて死ぬのに後悔はない。と  ドラゴンに向かって初めて戦って食われたキツネ耳がでた。 かれらの名は永遠にキツネ耳に語り継がれる。 うらやましい、と 犠牲はとうぜんだ、三人殺されましたが、ユミスケを恨んでいるキツネ耳はいません。 遺族はよく戦って死でくれた、と名が残ると、まるで爆弾を抱いて片道燃料で飛んだ、特別攻撃隊だ。 死んでいった隊員たちには、返せない大恩があるが、 オレは特別攻撃の方法が最高とは思わない。 しかし、先の大戦で、大陸から邦人を置いて逃げた関東軍を誹謗するやからはいても、知覧から出撃した、搭乗員達を誹謗するやつはいない。  テロと同じにみる欧米人もいるが、自分たちで作った飛行機で武器で攻撃してくる軍隊を攻撃したのだ。一般人を 一般人にまぎれて爆弾で殺す、米国の旅客機をハイジヤックして、なんら罪もない乗客ごとビルに突っ込んだ、卑怯なイ○ラム狂信者と比較されるだけでも腹が立つ。 月と道端の干からびた犬の糞以上の差だ。 くらべるのもおこがましい、白人はテロがあるたびにカミガゼと揶揄するが、旧日本軍の特別攻撃隊とくらべるのは、厳重に抗議すべきだ。 また話がソレた。 名を残して死ぬ、それがキツネ耳の死生観であった。 日本の武士と共通するところがある。 では、選別面接を三日後におこなうと、エリンゲに伝えた。  募集は三人では、少ない。 食われることを加味して予備隊がいる。 9人を目標にした、何人応募があるか心配だ。   当日 AK○劇場の前はキツネ耳の行列ができていた。 なんかなと思い部屋に行く。 なんと応募の行列だった。 とても一人、ひとり面接する時間がない。 どうするか、エリンゲに相談する。 つまりマル投げだ。 9人、エリンゲに選ばせた。 キツネ耳にそう違いはない、ようは、訓練しだいで良くも悪くもなる。 しかしオレに負担が多い、アリスの食事とか、アリスのごきげん取りとかで時間が削れない。 制服、給金、管理など庶務係がいる。 知らない者ではと思い、エリンゲの妻など信頼出来る者三人ほど雇った。 金庫係りは複数にした。 最初の三人のAチームは家族ともども住み込みで雇い、AK○劇場で生活できるように改築した。 組織がだんだん大きくなる。 弊害がでそうだ。 自分の力の限界を知り、他のヒトに仕事を分ける大切さを悟った。 なにからなにまで一人では無理、絶対無理。 そして忠魂碑を作った、というか作らせた。 犠牲者の名を刻むよう平たい。 その最初にBチームのキツネ耳三人の名がある。  討伐隊には毎朝、旗と共に碑に向かい敬礼をさせた。  これは、義務とし違反したら首だ。 碑に野菊の花が絶えることがないように、クララに厳命した。  いやなら首だ。 と、言ったら「そんな崇高で名誉な役を絶対他人にはさせません。」と誓約した。  日本と違い、ここにはパヨクがいない。 対ドラゴンでキツネ耳は団結したのだ。それも辺境の捨て駒のキツネ耳達が。
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