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キツネ耳の覚悟
捨て駒
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新しいドラゴン討伐隊の入隊者がきまった、9人のキツネ耳達だ。 訓練は、先輩である、三人のキツネ耳に命じた。 基本、午前中に訓練で午後から討伐で3ヶ月で鍛え上げることにした。 これは、先の三人の意見を聞いてオレが決めた。馬も増やした。 まず大砲を作らせねばならない。自分たちの武器は自分たちで作れば、自分たちで使えるからだ。 応用もきく。 それぞれにクセが大砲にあり。 Aチームの大砲とBチームに大砲は飛距離、弾道、が違うのだ。 すこしの差なのだが、砲弾が飛ぶことで落下地点も大きく違ってくるのだ。 レーザー測定器もないから、誤差は多い。 しかし星間文明のオーパーツは使わない。 キツネ耳の技術で作らないと自分のものにならない。 いきなり未来の技術は使えないのだ。 大砲を3本作った。 旧Bチームの大砲は記念としてAK○劇場の正面ホールの真ん中に展示してある。 チームごとに大砲はあり、チームは基本、変更はない。チームワークで秒単位で動かないと食われる。 離れたドラゴンを大砲で撃退できるほど、レーダーも計算機もまだ理解と操作がキツネ耳にはできないからだ。 基本、馬で大砲を引き、ドラゴンをおびき寄せて物影からドラゴンを狙い打つしかない。 オレがしゃしゃり出て討伐しても他力本願だ。 自由は、自らの血と汗で勝ち取って欲しい。 戦後のふやけた憲法9条教の信者どもは、米軍に与えられた自由と米軍庇護の現世に生ぬるく漬かってできた。 条文で平和が得られるわけがない。 米軍の核の擁護がなければ日本はない。 日本を骨抜きにした米軍のつけだ。 また話がソレたが、オレは入隊した、キツネ耳に誓いの文なるものを書かせた。 ドラゴンに対して恐れることなく、逃げることなく、命を賭けて戦う。 三人はチームであり、決して一人だけ逃げてはならない。 逃げ帰った者は首をオレがチョン切る、とまで言ってしまった。 決して逃げないのがドラゴン討伐隊の誇りである。 隊則である。 なんか右翼のなんとかになってしまったが。 エリンゲいわく、でないととてもドラゴンに対して大砲を構える勇気がでないそうだ。 当たれば勝てるが当たらないかもしれない、外れたら食われるだけだ。 連射機能が当面のオレの目標となったが、連射をキツネ耳で作らせるのは、無理だ。 の結論がでたのは、三ヶ月のちだった。 しかし昨日のドラゴンに食われた一般のキツネ耳198人。 討伐できたドラゴンは、ゼロだ。 速く訓練を終わらせなければ、しかし生半可では、食われて終わりだ。 「気合をいれろ、根性をだせ。」 エリンゲの怒鳴り散らす声が練兵場に響いている。 なんとムチまで持っていた。 泣く子も黙る旧日本陸軍であった。 おもわずムチまでは、と言ったら。なかよしチームではありません、食われたBの仇をとるためには、なんでもします。 オレはなにも言い返せなかった。
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