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新しい武器
エンジンだ。
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大砲が増産できた。 訓練員を訓練しているが、まだ完璧ではない。 しかし、オトリが走ってドラゴンをおびき寄せるのが、危険だ。 他に方法はないか。 馬は、おびえて使えないし、バイクがあれば、しかしエンジンがたいへんだ。 降下船のデーターベースからエンジンの仕組みは設計できる。 しかしキツネ耳にとり、いきなりすぎないか。 あのAK○48のキツネ版で死人まででたから、迷うのである。 まてよ、日本は江戸時代から明治になり、いきなり蒸気機関車の開通があった。 日本人とキツネ耳は文化も違うから、同類とは思えないが、すくなくとも蒸気機関は騒動など起こさなかったと思う。 ならエンジンは構造が似ているからキツネ耳にも扱えるのではないか。 燃料は石油だが、また採掘かよ。 オレは山は好きではない、落盤事故でたくさんキツネを死なせてしまった。 まあ石油は教育したキツネ耳を雇うしかないだろう。 とりあえず、エンジンだ、ディーゼルエンジンは燃料と空気を混ぜたものを圧縮して爆発、ピストンを押して動く。 ガソリンは点火プラグで火を燃料と空気を混ぜたものにつける。 構造的にディーゼルが簡単なようであるが、落とし穴がある。 エンジン自体ディーゼルは頑丈でなければならない。 それに燃料と空気を混ぜるのが難しい。 ガソリンは霧吹きとだいたい同じだ。 ディーゼルは噴射ポンプの構造が難しい、キツネに製作が無理と思う。 とりあえずキツネ耳にも扱えるようなガソリンエンジンを考えよう。 その前にまず自転車だ。 自転車に乗れなければバイクは無理だから。 重たいが鉄パイプでフレームを造り、車輪はゴムがない、どうするか。 しまった大事なものがいる、旋盤だ。 自転車の軸など部品をつくるのに欠かせない工作機械の旋盤がいる。 旋盤とは回転する軸に部品を挟んで、金属の刃物で削る工作機械だ。 回転する動力は水車をつかう。 蒸気機関はまだできていない。 専門の教育を受けた職人が必要だ。 もう村のカジ屋では、無理だ。 キツネ耳の世界には科学者などいない。 いれば、もう少しドラゴン対策が出来ただろう。 これでは、あれもコレもでオレがパンクしてしまう。 どうしょう、アリスに相談か、それともエンライン王かエリンゲかクララか。 人材不足は深刻であった。 まず、アリスに相談した。 アリスは「エンジンだけ降下船の工房で造り、あとはキツネにやらせたら。」 と言った。 無難だ。 エンライン王は、「ぜひ、AK○劇場で観覧したい。」しか言わない、まあ今度観覧席に招待しますから。とお茶を濁した。 エリンゲは「ユミスケ、シッポ切られそうです。助けてユミスケ。」 どうでもいいわ。 クララは「ユミスケこんどお茶しましよう、わたしがキライですか。」 キライじゃないが、アリスが怖い。 オレだけが、キツネ耳のことを真剣に悩んでどうするのか。 思わず、クララと眼の黒いキツネ耳をつくろうかと不埒なことをかんがえてしまった。 一番無難なアリス案で行くしかない。 アリスにバイクに使えそうな、エンジンの雛形を頼んだ。 アリスは「部品をカプセルで送るそうです。」と言った。 今日は機嫌がよさそうだ。 「アリス、息子の名前だけど、君の名からノリスはどう。」 アリスは、「まだ半年あるから、もうすこし考えて。」という。 まあ、最近親密じゃないから、「ねえチューは。」と要求したら、ドロップキックで轟沈してしまった。 油断した。
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