異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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小人キツネは滅びない

小人キツネの再興なる

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 これは、たった一人生き残った小人キツネ娘が小人キツネ社会を再興した話だ。 アリス様によりお城住まいとなった。 あたいは、イヤ私は、小人キツネのユマリンですじゃ。  お城は故郷の島にもなかった。 もう夢の世界だ。 お城には小人キツネの侍女が1000人用意されていた。 みな顔も性格も異なり、仲間の小人キツネと全く換わらない。 私が姫との地位らしいが、まあアリス様の指示だからいいのじゃ。 しかし最愛の夫であるユミスケとの距離ができてしまった。 めったに会えないのじゃ。 だれの計画なのかわからないが、いとしいユミスケに逢いたいのじゃ。 あるとき、ふと思った。 1000人の小人キツネがここに居る。 この小人キツネは娘だから子が産める。 私も産める。 そうだ、最期の私が、この1000人と子を産めば小人キツネ社会ができそうだ。 なんと、アリスが予想しなかった展開だ。 ユマリンはサマリー姫に相談する。 ユミスケを招待する方法だ。 サマリー姫は優雅に答える。 感謝会ならどうでしょうかと。 そうか、救助されたから感謝は当たり前だ。 アリス様は来れない、また会を妨害もできないだろう。 サマリー姫は、「わたくしの他にライリ姫、エリス姫、ヘンリエッタ姫やラアラ姫、メリル姫などの姫を集めれば磐石です。」とサマリーはしれっという。 「段取りは、わたくしに お任せを。」とサマリー大乗り気だ。 サマリー姫は元来、パーテーが好きなのだ。 しかもユマリン妃に対するアリス様の投資は桁違いだ。 盛大に催せるのだ。 キツネ星で最大の感謝会ができる。 サマリーは確信した。 回状を姫連中に配る。 もちろん、馬車で執事が持参するのだ。 便箋は最高品質の日本製だ。 金蒔絵が入っている。 それを金糸のリボンで巻いて姫あてに持参するのだ。 とうぜんアポもとってある。 ヘンリエッタなぞ、感謝会に呼ばれて、わくわく感が止まらない。 メリル姫なぞ12尾のシッポにつける飾りの特注に大枚をはたいたのだ。 出すのは、ユミスケだが。  ・・・・で当日がきた。 朝からユマリンはサマリーと打ち合わせに忙しい。 1000人の侍女は新しいメイド服をセーラータイプに変更した。 ユミスケがセーラー服が好きだからだ。  ユマリンはフランス人形だった。 もちろん生きてるが。 生きているフランス人形にユミスケがどう出るか楽しみなサマリーだ。  段取りも間違いなくできそうだ。  三人の執事も用意万全だ。 午後0時だ。 昼食をかねて開催される感謝会が始まった。 ゲストのユミスケは、もう うれしさで顔が緩んでいる。 小人キツネのセーラーメイドに我を忘れたユミスケだ。  小人キツネのユマリンはユミスケに助けられたお礼を、チューで述べた。 すると、後ろにサマリーが並ぶ、気が付いた姫が後ろに並んだ。 ユミスケはチューを3時間くらい繰り返すこととなった。 一番長かったのがヘンリエッタのデープなチューだ。 チューでなくてズュバー・・・・だった。 もう吸われて息ができないユミスケは失神したが、それでも終わらないチューだった。  それからが悪夢のユミスケだ。 もう止まらない姫連中だ。 廻しに廻された。 翌朝に気が付くまで廻されたユミスケだ。 ふらふらになり、その場に寝込んだ。 コマリがどこからか、表れてユミスケをバラックのベットまで引きずり運んだ。 それから10月10日後に事件は起こった。  ヘンリエッタからサマリーから姫全員が娘を産んだ。  で、当然ユマリンも小さいキツネ娘を産んだ。 ここまではいいが、ユマリンの1000人のセーラーメイドも1000人の小人キツネ娘を産んだのだ。  小人キツネの人口は一気に増えた。 ユマリンは小人キツネの再興を果たしたのだ。
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