72 / 105
凛麗姫、改めリンレイヒメが出迎える。
満州海軍とリンレイヒメ。
しおりを挟む
日本で歌手として活躍中の凛麗姫は、凛麗ではサインを描くのもおっくうだから・・・リンレイと名をあたらめていた。
そして、満州国と日本の親交のために日々努力を・・・
そこへ、満州国からの海軍の軍艦の来訪のウワサが・・・
それを聞いて、じっとしてられない歌手リンレイである。
「あたいが出迎えるわよ。」と、海軍へ・・・
ところが、「軍艦奉天は内ではありまへん。」と、呉の海軍本部からの冴えない返事だ。
「どうして?」と、困惑するヒメである。
なんせ、陸軍と海軍の固執などヒメには関係ないことだからである。
まさか・・・陸軍の軍艦とは・・・夢にも思わないヒメであったんだが・・・
父親(満州国皇帝)へ・・・かくかくしかじかと・・・すると、「我が海軍は日本陸軍の統括じゃぞ。」と、の話が・・・
それで、横浜にある陸軍専用波止場へ・・・軍港には、でかでかと、日本陸軍横浜軍港と描いてあるのだ。
歌手リンレイは、はじめて陸軍と海軍の固執を知ったのだったのだ。
そして、空挺部隊がロシア海軍を叩きのめしたとも聞いたのだ。
日本海海戦は日本海軍だったが・・・軍艦奉天の奪還を企てたロシア海軍の4隻の軍艦を押し返して・・・
4隻の内、2隻を鹵獲したことも聞いたのだった。
もちろん、2隻の鹵獲艦は満州海軍へ帰属されるとのウワサである。
あって言う間に、3隻の軍艦が・・・・
旧式のロシア海軍の軍艦であるが・・・軍艦は軍艦なのである。
ポンポン舟とは、訳が違うのだ。
大砲を装備した戦艦なのだ。
日本式に艦首には・・・満州皇帝の印まで・・・
ソ連邦のロシア海軍は2隻に極東艦隊が減ってしまったのだ。
それで、現在の極東の戦力は日本海軍が序列1位なのである。
シナには、ロクな軍艦が無いから・・・列外で・・・半島は海軍自体が無いから、問題にもならない。
軍艦は半年や1年では建造は無理なのだ。(基礎インフラが必要なのだ。)
数年はかかるものだ。
それで、極東で日本に次ぐ海軍戦力となった満州国海軍なのだ。
足りないのは・・・水兵だけなのである。
軍艦奉天は、無事に横浜沖へ・・・
内地で歌手リンレイは、可憐で清楚だからか・・・おじさん人気がすごかった。
そして、陸軍の軍歌ばかり歌うから・・・陸軍の専用歌手として・・・
なんせ、空挺部隊を賛歌するからである。
対ソ連軍の切り札だからだ。
2度のソ連軍の侵攻を阻止した事実は大きいのである。
国境の守りは満州軍の騎馬隊だが・・・対戦車は・・・どうしても騎馬では無力だ。
それで、対戦車の戦力としても空挺部隊は光るのだ。
満州なまりで歌う、空挺部隊歌はレコードの売り上げも・・・グンバツなのだ。
そして、歓迎の用意が整い・・・軍艦奉天が陸軍の軍艦桟橋へ投錨したのである。
軍港は浚渫されて・・・喫水が深い軍艦もOKなのだ。
陸軍の新型ガス化ボイラーで俊足になった軍艦奉天は満州国の国家演奏の中を入港したのである。
臨時艦長代理のイイダ君は、故郷に錦を飾ることとなったのだ。
なんせ、満州国の姫が出迎えてくれたのだから・・・
「歓迎いたしますわ。」と、リンレイヒメだ。
80名あまりの満州国水兵の訓練生は・・・感涙に・・・まさか、王族が出迎えてくれるなんて・・・
「4隻のロシア軍艦に囲まれたときは、死ぬかとオモッタアルヨ。」と、感想だ。
こうして、歓迎式典は盛大に・・・
こうなると・・・おもしろくないのが・・・我が日本海軍の面子なのである。
対ソ連としての活躍の場は・・・日本海海戦での大勝利から・・・影が薄くなってしまっていたのだ。
ウラジオストク軍港へ逃げられたのは・・・小型のフネくらいだった。
そう、まったくバルチック艦隊は全滅だったのだ。
以来、日本海軍には頭が上がらないロシア海軍なのだ。
そして、今回は陸軍へも・・・頭が上がらなくなってしまった・・・
「くそっ、どうしてくれようぞ。」と、ウラジオストク軍港で仇討ち作戦をたてる極東海軍司令である。
彼には、切り札があったのだ。
軍艦は4隻から2隻に減ってしまったんだが・・・
「我が海軍の秘密兵器を出すときがきたようだ。」
「プチャ―チン少尉を呼べ。」
「わかりました。」と、副司令が伝令へ・・・
やがて、プチャーチン少尉が・・・
「司令、なんでしょうか。」
「うむ、君の出番がとうとう来たぞ。」
「ありがたきしあわせであります。」
「うむ、よい返事だ。」
「モスクワに栄光を!」と、ソ連軍の敬礼だ。
「あ、あ。」と、答礼する司令だ。
「とうとう、水上戦車が・・・」と、副司令が・・・
「おい、最高機密だ、声がでかいぞ。」と、叱咤する司令官だ。
水上戦車? なんだ、それは?
ロシアは変態兵器が・・・多々ある国だ。
またぞろ、編隊いや変態兵器で・・・・軍艦奉天が大連港へ帰還するときを狙おうと・・・
マジで、こりないヤツラだ・・・
ロシア海軍は変態兵器を多々運用した実績が・・・英軍のパンジャドラムほどではないんだが・・・
それでも、かなりの変態ぶりなのだ。
そして、満州国と日本の親交のために日々努力を・・・
そこへ、満州国からの海軍の軍艦の来訪のウワサが・・・
それを聞いて、じっとしてられない歌手リンレイである。
「あたいが出迎えるわよ。」と、海軍へ・・・
ところが、「軍艦奉天は内ではありまへん。」と、呉の海軍本部からの冴えない返事だ。
「どうして?」と、困惑するヒメである。
なんせ、陸軍と海軍の固執などヒメには関係ないことだからである。
まさか・・・陸軍の軍艦とは・・・夢にも思わないヒメであったんだが・・・
父親(満州国皇帝)へ・・・かくかくしかじかと・・・すると、「我が海軍は日本陸軍の統括じゃぞ。」と、の話が・・・
それで、横浜にある陸軍専用波止場へ・・・軍港には、でかでかと、日本陸軍横浜軍港と描いてあるのだ。
歌手リンレイは、はじめて陸軍と海軍の固執を知ったのだったのだ。
そして、空挺部隊がロシア海軍を叩きのめしたとも聞いたのだ。
日本海海戦は日本海軍だったが・・・軍艦奉天の奪還を企てたロシア海軍の4隻の軍艦を押し返して・・・
4隻の内、2隻を鹵獲したことも聞いたのだった。
もちろん、2隻の鹵獲艦は満州海軍へ帰属されるとのウワサである。
あって言う間に、3隻の軍艦が・・・・
旧式のロシア海軍の軍艦であるが・・・軍艦は軍艦なのである。
ポンポン舟とは、訳が違うのだ。
大砲を装備した戦艦なのだ。
日本式に艦首には・・・満州皇帝の印まで・・・
ソ連邦のロシア海軍は2隻に極東艦隊が減ってしまったのだ。
それで、現在の極東の戦力は日本海軍が序列1位なのである。
シナには、ロクな軍艦が無いから・・・列外で・・・半島は海軍自体が無いから、問題にもならない。
軍艦は半年や1年では建造は無理なのだ。(基礎インフラが必要なのだ。)
数年はかかるものだ。
それで、極東で日本に次ぐ海軍戦力となった満州国海軍なのだ。
足りないのは・・・水兵だけなのである。
軍艦奉天は、無事に横浜沖へ・・・
内地で歌手リンレイは、可憐で清楚だからか・・・おじさん人気がすごかった。
そして、陸軍の軍歌ばかり歌うから・・・陸軍の専用歌手として・・・
なんせ、空挺部隊を賛歌するからである。
対ソ連軍の切り札だからだ。
2度のソ連軍の侵攻を阻止した事実は大きいのである。
国境の守りは満州軍の騎馬隊だが・・・対戦車は・・・どうしても騎馬では無力だ。
それで、対戦車の戦力としても空挺部隊は光るのだ。
満州なまりで歌う、空挺部隊歌はレコードの売り上げも・・・グンバツなのだ。
そして、歓迎の用意が整い・・・軍艦奉天が陸軍の軍艦桟橋へ投錨したのである。
軍港は浚渫されて・・・喫水が深い軍艦もOKなのだ。
陸軍の新型ガス化ボイラーで俊足になった軍艦奉天は満州国の国家演奏の中を入港したのである。
臨時艦長代理のイイダ君は、故郷に錦を飾ることとなったのだ。
なんせ、満州国の姫が出迎えてくれたのだから・・・
「歓迎いたしますわ。」と、リンレイヒメだ。
80名あまりの満州国水兵の訓練生は・・・感涙に・・・まさか、王族が出迎えてくれるなんて・・・
「4隻のロシア軍艦に囲まれたときは、死ぬかとオモッタアルヨ。」と、感想だ。
こうして、歓迎式典は盛大に・・・
こうなると・・・おもしろくないのが・・・我が日本海軍の面子なのである。
対ソ連としての活躍の場は・・・日本海海戦での大勝利から・・・影が薄くなってしまっていたのだ。
ウラジオストク軍港へ逃げられたのは・・・小型のフネくらいだった。
そう、まったくバルチック艦隊は全滅だったのだ。
以来、日本海軍には頭が上がらないロシア海軍なのだ。
そして、今回は陸軍へも・・・頭が上がらなくなってしまった・・・
「くそっ、どうしてくれようぞ。」と、ウラジオストク軍港で仇討ち作戦をたてる極東海軍司令である。
彼には、切り札があったのだ。
軍艦は4隻から2隻に減ってしまったんだが・・・
「我が海軍の秘密兵器を出すときがきたようだ。」
「プチャ―チン少尉を呼べ。」
「わかりました。」と、副司令が伝令へ・・・
やがて、プチャーチン少尉が・・・
「司令、なんでしょうか。」
「うむ、君の出番がとうとう来たぞ。」
「ありがたきしあわせであります。」
「うむ、よい返事だ。」
「モスクワに栄光を!」と、ソ連軍の敬礼だ。
「あ、あ。」と、答礼する司令だ。
「とうとう、水上戦車が・・・」と、副司令が・・・
「おい、最高機密だ、声がでかいぞ。」と、叱咤する司令官だ。
水上戦車? なんだ、それは?
ロシアは変態兵器が・・・多々ある国だ。
またぞろ、編隊いや変態兵器で・・・・軍艦奉天が大連港へ帰還するときを狙おうと・・・
マジで、こりないヤツラだ・・・
ロシア海軍は変態兵器を多々運用した実績が・・・英軍のパンジャドラムほどではないんだが・・・
それでも、かなりの変態ぶりなのだ。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
異聞第二次世界大戦 大東亜の華と散れ
みにみ
歴史・時代
1939年に世界大戦が起きなかった世界で
1946年12月、日独伊枢軸国が突如宣戦布告!
ジェット機と進化した電子機器が飛び交う大戦が開幕。
真珠湾奇襲、仏独占領。史実の計画兵器が猛威を振るう中、世界は新たな戦争の局面を迎える。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…そして終戦工作 分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる