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満州海軍の新兵器だっ!
輸送機に魚雷を搭載する方法。
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戦闘機からの急降下攻撃でロシア海軍の軍艦が轟沈したことは記憶に新しいが・・・
九七式改での250キロ爆弾搭載は、かなりの無理があり・・・敵戦闘機が無い場合に限ることが判明していた。
これは、爆撃機が無い派遣軍において大きな欠点となっていたのである。
反省会での問題も、それである。
「うむ、なんとか輸送機に魚雷を・・・」
「でも、魚雷を搭載すれば・・・空挺隊員は無理だぞ。」
「それに、輸送機で魚雷を投下できるのか?」
そうなのだ、とても零式輸送機の腹に魚雷は搭載できない。
なぜなら、設計段階で魚雷搭載を考えられてないからだ。
はやい話が・・・搭載する空間が無いのだ。
胴体の下部は空間が少なくて・・・魚雷を搭載できる余裕がない。
「でも、爆撃機は内地の防衛に使わねばならない。」
「満州への派遣は無理だぞ。」
「まず、内地の防衛は絶対だからな。」と、爆撃機の派遣は見送りなのだ。(爆撃機は抑止力だ。)
そうなると・・・満州派遣軍の輸送機で、魚雷の搭載を考えねばならない。
技術主任が閃いた・・・
「おい、魚雷へ翼を付けて、それを輸送機で曳航すれば・・・」
つまり、巡行ミサイルならぬ巡行魚雷という発想だ。
「これは、空挺戦車をグライダーで運ぶというアイデアを応用したのだ。」と、主任がいう。
「欠点は、1機に1発しか曳けないということだ。」
「敵の戦艦へ飛行してグライダー魚雷の牽引索を外せばOKだぞ。」
「うむ、なら日本海で実験だな。」
翼がある魚雷は、グライダー魚雷と命名された・・・
「ううむ。」と、主任技師が悩んでいる。
それは、切り離した跡のグライダー魚雷の降下飛行のことである。
低空では零式輸送機が危険だ。
なんせ、輸送機だ。
低空での爆撃飛行なんて・・・無理なのである。
日本海軍の九九式艦爆の低空飛行なんて芸当はできないのだ。
ジャンボジェットが宙返りが無理なのと同じである。
飛行機は、それそれに特化した空力設計だからだ。
急降下爆撃機のユンカースなどは急降下の速度調整用の翼を備えている。
急降下して、あまりに速度が増すと空中分解する恐れが・・・あるからだ。
すべての機体には制限速度があるのだ。
「誰か、操縦者を乗せることは無理だからな。」と、考えるのである。
当時、無線操縦は開発されていなかったのだ。
火花式発振器とゲルマニュウム検波器で簡易無線装置があったが・・・とても兵器には使えるようなものではなかったのだ。
兵器は信頼性が大切だ。
使う前に爆発してしまっては・・・韓国軍の兵器になってしまうからである。
そう、お笑い韓国軍の兵器の数々である。
撃てば砲弾が詰まる自走砲や・・・発射すれば自軍に命中するミサイルなど・・・あげたらキリがないほどだ。
ヨウツベのチャンネルを観れば・・・下手なお笑いタレント以上である。
そして、北は博物館級の戦車や飛行機が・・・潜水艦なぞ旧型のジーゼルで、それも先の大戦でも使わないような旧式だ。
大陸国家には海軍なぞ、しょせん無理なようである。
海洋国家の海軍は本物だからね・・・
戦争や兵器は地政学が重要な要素となってくるからである。
悩む主任へ技師の一人が・・・「主任、魚雷のジャイロを空中でも使えば・・・」と、アイデアだ。
魚雷には、まっすぐに走行するような安定装置があるのだ。
それが、魚雷の4枚の舵を操作して波に、さらわれないようになっている。
「それは、わかるんだが・・・飛行機の舵はワイヤーで動力が要る。」
「とても、そのジャイロでは・・・」と、悩んでるようである。
「電池とか動力を積めば、魚雷で重いのが・・・さらに重くなってしまう。」
「下手すると空挺戦車より重くなりかねないぞ。」と、危惧する主任だ。
「そうだ、距離は?」
「そうだな、投下してから・・・んっと数キロだな。」
「なら、電波で舵を操るほうが軽くなるぞ。」と、火花送信機とゲルマニュウム受信装置の図を示す。
昭和30年代の玩具用ラジコン装置と同じ原理だ。
そして、舵は電磁石で左右へ動かすのである。
グライダーだ、エンジンコントルールは無いから1chだ。
「これなら軽量(4キロくらい)だから、いけるんじゃねぇ・・・」
「うむ。」
こうして、実験装置が完成したのだ。
そして、満州の軍港の沖で試験である。
「海より、草原の方がよくないですか?」
「うむ、はじめはオレもおもったんだが・・・」
「海上と陸上では気候が別物なんだ。」
「それで、実験でも海でやるのさ。」「なるほど。」
奉天飛行場から零式輸送機が・・・グライダー魚雷を曳いて・・・やってきた。
海上には標的として日本海軍が放棄した旧式軍艦が浮かんでいる。
陸軍には廃棄する戦艦なんて無いからだ。
もちろん、海軍から廻ってきたものではない。
内地の廃品業者からである。(もちろん、内密だ。)
廃艦したヤツだから・・・動かないんだが・・・
タグ・ボートで曳いてきたのだ。
この実験は、軍事機密で海軍には絶対に漏れてはならない。
なぜって? 海軍の廃棄艦を使うからである。
「いいか、海軍には絶ったいに内緒だ。」「バレたら銃殺刑だぞ。」と、技師らを脅す司令官だ。
空中魚雷といってもいいほどのグライダー魚雷なのである。
完成度は高く、即っ実戦でも使えるほどの予感がするイイダ艦長代行である。
海上に浮かぶ標的艦へ・・・高度1000メートルで切り離されたグライダー魚雷だ。
「おお、滑空しているぞ。」と、見学者連中が驚く。
そろゃ、そうなるように造ってるのだからね・・・
重い魚雷を支える翼は木製で組み立て式だ。
重工業が未発達の満州国でも、木製の翼なら造ることができる。
なんせ、1回づつの使い捨てだからだ。
「おい、なんか方向を維持しているように観えるんだが?」と、見学者の一人が聞く。
軍事機密だ、無線で操縦しているなんて明かせないのだ。
「いやぁ、なんででしょうね・・・」と、誤魔化す技師連中だ。
「たまたまでしょう・・・」なんて、誤魔化すのだ。
そして、風に逆らって降下するグライダー魚雷だ。
「すごいぞ、空中魚雷!」と、誰かが叫ぶ。(いつのまにか・・・空中魚雷に名前が・・・)
いや、グライ・・・ダー・・・空しき叫びだ。
「おお、海面へ降りるぞ。」
「翼が離れたぞ。」
そりやぁ、グライダーの翼は水の抵抗が大きいからだ。
木製だから、波で煽られて・・・自然に魚雷から外れるのである。
海中へ・・・そこで、無線の電波は途切れる・・・
電波は海中へは届かないのだ。(長波の電波は、少しは届くが・・・これは、短波だから。)
さあ、本来の魚雷としての性能は?(陸軍の魚雷なのだ。)
九七式改での250キロ爆弾搭載は、かなりの無理があり・・・敵戦闘機が無い場合に限ることが判明していた。
これは、爆撃機が無い派遣軍において大きな欠点となっていたのである。
反省会での問題も、それである。
「うむ、なんとか輸送機に魚雷を・・・」
「でも、魚雷を搭載すれば・・・空挺隊員は無理だぞ。」
「それに、輸送機で魚雷を投下できるのか?」
そうなのだ、とても零式輸送機の腹に魚雷は搭載できない。
なぜなら、設計段階で魚雷搭載を考えられてないからだ。
はやい話が・・・搭載する空間が無いのだ。
胴体の下部は空間が少なくて・・・魚雷を搭載できる余裕がない。
「でも、爆撃機は内地の防衛に使わねばならない。」
「満州への派遣は無理だぞ。」
「まず、内地の防衛は絶対だからな。」と、爆撃機の派遣は見送りなのだ。(爆撃機は抑止力だ。)
そうなると・・・満州派遣軍の輸送機で、魚雷の搭載を考えねばならない。
技術主任が閃いた・・・
「おい、魚雷へ翼を付けて、それを輸送機で曳航すれば・・・」
つまり、巡行ミサイルならぬ巡行魚雷という発想だ。
「これは、空挺戦車をグライダーで運ぶというアイデアを応用したのだ。」と、主任がいう。
「欠点は、1機に1発しか曳けないということだ。」
「敵の戦艦へ飛行してグライダー魚雷の牽引索を外せばOKだぞ。」
「うむ、なら日本海で実験だな。」
翼がある魚雷は、グライダー魚雷と命名された・・・
「ううむ。」と、主任技師が悩んでいる。
それは、切り離した跡のグライダー魚雷の降下飛行のことである。
低空では零式輸送機が危険だ。
なんせ、輸送機だ。
低空での爆撃飛行なんて・・・無理なのである。
日本海軍の九九式艦爆の低空飛行なんて芸当はできないのだ。
ジャンボジェットが宙返りが無理なのと同じである。
飛行機は、それそれに特化した空力設計だからだ。
急降下爆撃機のユンカースなどは急降下の速度調整用の翼を備えている。
急降下して、あまりに速度が増すと空中分解する恐れが・・・あるからだ。
すべての機体には制限速度があるのだ。
「誰か、操縦者を乗せることは無理だからな。」と、考えるのである。
当時、無線操縦は開発されていなかったのだ。
火花式発振器とゲルマニュウム検波器で簡易無線装置があったが・・・とても兵器には使えるようなものではなかったのだ。
兵器は信頼性が大切だ。
使う前に爆発してしまっては・・・韓国軍の兵器になってしまうからである。
そう、お笑い韓国軍の兵器の数々である。
撃てば砲弾が詰まる自走砲や・・・発射すれば自軍に命中するミサイルなど・・・あげたらキリがないほどだ。
ヨウツベのチャンネルを観れば・・・下手なお笑いタレント以上である。
そして、北は博物館級の戦車や飛行機が・・・潜水艦なぞ旧型のジーゼルで、それも先の大戦でも使わないような旧式だ。
大陸国家には海軍なぞ、しょせん無理なようである。
海洋国家の海軍は本物だからね・・・
戦争や兵器は地政学が重要な要素となってくるからである。
悩む主任へ技師の一人が・・・「主任、魚雷のジャイロを空中でも使えば・・・」と、アイデアだ。
魚雷には、まっすぐに走行するような安定装置があるのだ。
それが、魚雷の4枚の舵を操作して波に、さらわれないようになっている。
「それは、わかるんだが・・・飛行機の舵はワイヤーで動力が要る。」
「とても、そのジャイロでは・・・」と、悩んでるようである。
「電池とか動力を積めば、魚雷で重いのが・・・さらに重くなってしまう。」
「下手すると空挺戦車より重くなりかねないぞ。」と、危惧する主任だ。
「そうだ、距離は?」
「そうだな、投下してから・・・んっと数キロだな。」
「なら、電波で舵を操るほうが軽くなるぞ。」と、火花送信機とゲルマニュウム受信装置の図を示す。
昭和30年代の玩具用ラジコン装置と同じ原理だ。
そして、舵は電磁石で左右へ動かすのである。
グライダーだ、エンジンコントルールは無いから1chだ。
「これなら軽量(4キロくらい)だから、いけるんじゃねぇ・・・」
「うむ。」
こうして、実験装置が完成したのだ。
そして、満州の軍港の沖で試験である。
「海より、草原の方がよくないですか?」
「うむ、はじめはオレもおもったんだが・・・」
「海上と陸上では気候が別物なんだ。」
「それで、実験でも海でやるのさ。」「なるほど。」
奉天飛行場から零式輸送機が・・・グライダー魚雷を曳いて・・・やってきた。
海上には標的として日本海軍が放棄した旧式軍艦が浮かんでいる。
陸軍には廃棄する戦艦なんて無いからだ。
もちろん、海軍から廻ってきたものではない。
内地の廃品業者からである。(もちろん、内密だ。)
廃艦したヤツだから・・・動かないんだが・・・
タグ・ボートで曳いてきたのだ。
この実験は、軍事機密で海軍には絶対に漏れてはならない。
なぜって? 海軍の廃棄艦を使うからである。
「いいか、海軍には絶ったいに内緒だ。」「バレたら銃殺刑だぞ。」と、技師らを脅す司令官だ。
空中魚雷といってもいいほどのグライダー魚雷なのである。
完成度は高く、即っ実戦でも使えるほどの予感がするイイダ艦長代行である。
海上に浮かぶ標的艦へ・・・高度1000メートルで切り離されたグライダー魚雷だ。
「おお、滑空しているぞ。」と、見学者連中が驚く。
そろゃ、そうなるように造ってるのだからね・・・
重い魚雷を支える翼は木製で組み立て式だ。
重工業が未発達の満州国でも、木製の翼なら造ることができる。
なんせ、1回づつの使い捨てだからだ。
「おい、なんか方向を維持しているように観えるんだが?」と、見学者の一人が聞く。
軍事機密だ、無線で操縦しているなんて明かせないのだ。
「いやぁ、なんででしょうね・・・」と、誤魔化す技師連中だ。
「たまたまでしょう・・・」なんて、誤魔化すのだ。
そして、風に逆らって降下するグライダー魚雷だ。
「すごいぞ、空中魚雷!」と、誰かが叫ぶ。(いつのまにか・・・空中魚雷に名前が・・・)
いや、グライ・・・ダー・・・空しき叫びだ。
「おお、海面へ降りるぞ。」
「翼が離れたぞ。」
そりやぁ、グライダーの翼は水の抵抗が大きいからだ。
木製だから、波で煽られて・・・自然に魚雷から外れるのである。
海中へ・・・そこで、無線の電波は途切れる・・・
電波は海中へは届かないのだ。(長波の電波は、少しは届くが・・・これは、短波だから。)
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