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派遣軍の鹵獲戦車の使いみち。
これは、イイ物が手に入ったぞ・・・
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そして、ハルピン市内には履帯が破壊されたソ連軍のT-26型戦車が12両ほど・・・
「うむ、もうイワンのバカどもはいないようだな。」と、西住君が無線を入れる。
「了解した。」「作戦、成功を祝うとの閣下からの伝言だそうだ。」
「うぬ、かたじけない。」
派遣軍総司令官(石原莞爾閣下だ。)からの伝言で、さすがの西住君も・・・生きてる心地が戻ったようだ。
戦ってるときは、死ぬの生きるのなんて思ってる暇なんぞ・・・無いのだ。
戦いが終わり、静粛が訪れたときに思い出すものなのだそうだ。
あ、あ、自分は生き残ったんだな、ってだ。
「隊長、敵兵は見当たりません。」と、2号車から無線だ。
「戦車は?」
「履帯が切れたヤツが12両ほどありますが・・・」
そのときに、西住君の頭に名案だ。
富士大演習のことだ。
仇役が、我が八九式なのだ。
それは、遺憾ともしがたいことだった。
西住君の初戦車経験が八九式なのだから・・・
「そうだ、12両あれば演習で使えるな。」
「マイクだ。」と、マイクを取る・・・
「こちら、空挺戦車隊。」「本部、どうぞ。」
「こちら、奉天どうぞ。」
「敵戦車を12両鹵獲した。」「ついては、修理部隊を送られたい。」
「燃料は、何か。」「ジーゼルだから軽油で。」
「奉天、了解。」
鹵獲兵器は回収して、敵軍の研究に・・・使えるからである。
我が零戦も、米軍に鹵獲されて・・・弱点が判明してしまった・・・
無人島へ墜落したことは、我が軍も把握していたんだが・・・当時の指揮官がバカだったようだ。
数日後には履帯が修理されたソ連軍のTー26型が12両の列をつくって・・・大連港までの長旅となった。
藤堂司令が空挺戦車隊長へ、「今回の働きごくろうだった。」「閣下から、正式の少尉へ・・・」
いままでは、西住君は仮の隊長だったのだ。
これで、前線の士官として認められたということだ。
満州派遣軍は現地での実績がモノをいうのだ。(勝ってナンボだ。)
士官学校や陸軍学校の成績では左右されない、実力の世界なのである。
大連港まで鉄道貨車で運ばれてきた12両のソ連軍戦車は、あきつ丸で運ばれてハマにある陸軍の軍港で陸揚げされたのだ。
「これが、ソ連のT-26型かっ。」と、技師らが観る。
「ふむ、鋳造技術に見るものがあるなぁ。」
「ジーゼルエンジンは我が軍がすぐれてるぞ。」と、当たり前田のクラッカーだ・・・
エンジンで他国に後れを取ることは無い日本技師なのだ。
江戸時代末期に蒸気船の絵図を見ただけで、提灯屋が蒸気船を建造することができる日本なのだから・・・
ウソではない、これは本当の真実の話だ。
優秀な技師なら、パット見で蒸気船なぞ造れる日本人なのである。
確か、ペリーが幕府へ献上した蒸気機関車模型があるが・・・それも、複製をつくってしまうほどなのだ。
鉄砲伝来でも同じである。
南蛮人から2丁購入して・・・そして、数年後には世界イチの鉄砲保有国となっていたくらいだからね。
2,3年後の日本へ鉄砲を売ろうと南蛮人が再び来訪するが・・・時、すでにお寿司だったそうだ。
当時は欧州からの訪日には数年かかってしまうから、致し方ないのだが・・・
そして、陸軍工廠へ運ばれたT-26は技師連中に解析されたが・・・対ソ連軍の作戦立案へ使われただけで、戦車としての新技術は皆無だったそうだ。
まあ、イワン野郎から学ぶことなぞ無い日本人だ。
そして、翌年の富士大演習からは・・・対ソ連軍の演習へ敵戦車として活躍の場が与えられたのである。
マジのソ連軍旗を付けた、マジなソ連軍だ。
模擬戦も、大いに盛り上がったのである。
そして、九七式改にタコ殴りされて・・・凹凸が絶えない・・・らしいのだ。
まあ、鋳造された戦車だから修理はカンタンなのだそうだ。
熱して裏から叩きだせばいいからだ。
時代劇の切られ役と同じで、何度でも敵として登場することとなったのだ。
まあ、車台のナンバーを替えるだけなんだが・・・
戦意高揚映画にも登場して・・・ゴシラが踏みつける61式戦車と同じ運命を・・・
ここは、ハマにある陸軍の兵器工廠だ。
ここで、ソ連軍のT-26の改造がおこなわれているようだ。
ロシア戦車兵用ではなく、皇軍戦車兵が使いやすいようにするためだ。
機械の目盛りや表示文字も、日本語表記へ書き換えである。
そして、効率が悪かったロシア製ジーゼル・エンジンは燃料噴射装置を交換、変速機の調速化など盛りだくさんである。
動力装置が改変されて・・・超信地旋回ができる戦車へ・・・富士演習場は広大ではない、それでである。
外観はソ連軍のT-26なんだが・・・中身は別物になったのである。
もちろん、曇りきった照準器は日本製光学ガラスへ交換だ。
スカッと見える視野に砲手もヤル気満々なのである。
今度の、富士大演習はヒト味違うぞ~っと、先輩風を吹かせる先任たちであるようだ。
つまり、大演習で敵のソ連軍は前の年の日本軍役との交互交代だからだ。
なぜかって、それは誰もが日本軍役がやりたいからである。
ソ連軍の戦車兵なぞ、誰もがやりたがらないからだ。
しかし、誰かがやらねばならないから・・・交代なのである。
ソ連製のT-26は日本人の体格へ合わせての改修が、やっと終わったようだ。
なんせ、12両もあるからね・・・本年の演習に合わせて徹夜の兵器工廠なのだ。
もちろん、8時間交代の3交代制だ。
ブラック体質は無い日本軍だ。(残業手当も厚いのだ。)
さあ、富士大演習の準備は整ったのだ。
今年から、マジなソ連軍戦車が登場すると・・・話題が付きないのである。
熊のイワン野郎が勝つか、我が皇軍が・・・果たして皇軍の勝敗の行方は・・・などと、マスゴミが無いことあることを書き立ててアオルのである。
次回は、マジなソ連軍VS我が皇軍の予定です、好御期待!
「うむ、もうイワンのバカどもはいないようだな。」と、西住君が無線を入れる。
「了解した。」「作戦、成功を祝うとの閣下からの伝言だそうだ。」
「うぬ、かたじけない。」
派遣軍総司令官(石原莞爾閣下だ。)からの伝言で、さすがの西住君も・・・生きてる心地が戻ったようだ。
戦ってるときは、死ぬの生きるのなんて思ってる暇なんぞ・・・無いのだ。
戦いが終わり、静粛が訪れたときに思い出すものなのだそうだ。
あ、あ、自分は生き残ったんだな、ってだ。
「隊長、敵兵は見当たりません。」と、2号車から無線だ。
「戦車は?」
「履帯が切れたヤツが12両ほどありますが・・・」
そのときに、西住君の頭に名案だ。
富士大演習のことだ。
仇役が、我が八九式なのだ。
それは、遺憾ともしがたいことだった。
西住君の初戦車経験が八九式なのだから・・・
「そうだ、12両あれば演習で使えるな。」
「マイクだ。」と、マイクを取る・・・
「こちら、空挺戦車隊。」「本部、どうぞ。」
「こちら、奉天どうぞ。」
「敵戦車を12両鹵獲した。」「ついては、修理部隊を送られたい。」
「燃料は、何か。」「ジーゼルだから軽油で。」
「奉天、了解。」
鹵獲兵器は回収して、敵軍の研究に・・・使えるからである。
我が零戦も、米軍に鹵獲されて・・・弱点が判明してしまった・・・
無人島へ墜落したことは、我が軍も把握していたんだが・・・当時の指揮官がバカだったようだ。
数日後には履帯が修理されたソ連軍のTー26型が12両の列をつくって・・・大連港までの長旅となった。
藤堂司令が空挺戦車隊長へ、「今回の働きごくろうだった。」「閣下から、正式の少尉へ・・・」
いままでは、西住君は仮の隊長だったのだ。
これで、前線の士官として認められたということだ。
満州派遣軍は現地での実績がモノをいうのだ。(勝ってナンボだ。)
士官学校や陸軍学校の成績では左右されない、実力の世界なのである。
大連港まで鉄道貨車で運ばれてきた12両のソ連軍戦車は、あきつ丸で運ばれてハマにある陸軍の軍港で陸揚げされたのだ。
「これが、ソ連のT-26型かっ。」と、技師らが観る。
「ふむ、鋳造技術に見るものがあるなぁ。」
「ジーゼルエンジンは我が軍がすぐれてるぞ。」と、当たり前田のクラッカーだ・・・
エンジンで他国に後れを取ることは無い日本技師なのだ。
江戸時代末期に蒸気船の絵図を見ただけで、提灯屋が蒸気船を建造することができる日本なのだから・・・
ウソではない、これは本当の真実の話だ。
優秀な技師なら、パット見で蒸気船なぞ造れる日本人なのである。
確か、ペリーが幕府へ献上した蒸気機関車模型があるが・・・それも、複製をつくってしまうほどなのだ。
鉄砲伝来でも同じである。
南蛮人から2丁購入して・・・そして、数年後には世界イチの鉄砲保有国となっていたくらいだからね。
2,3年後の日本へ鉄砲を売ろうと南蛮人が再び来訪するが・・・時、すでにお寿司だったそうだ。
当時は欧州からの訪日には数年かかってしまうから、致し方ないのだが・・・
そして、陸軍工廠へ運ばれたT-26は技師連中に解析されたが・・・対ソ連軍の作戦立案へ使われただけで、戦車としての新技術は皆無だったそうだ。
まあ、イワン野郎から学ぶことなぞ無い日本人だ。
そして、翌年の富士大演習からは・・・対ソ連軍の演習へ敵戦車として活躍の場が与えられたのである。
マジのソ連軍旗を付けた、マジなソ連軍だ。
模擬戦も、大いに盛り上がったのである。
そして、九七式改にタコ殴りされて・・・凹凸が絶えない・・・らしいのだ。
まあ、鋳造された戦車だから修理はカンタンなのだそうだ。
熱して裏から叩きだせばいいからだ。
時代劇の切られ役と同じで、何度でも敵として登場することとなったのだ。
まあ、車台のナンバーを替えるだけなんだが・・・
戦意高揚映画にも登場して・・・ゴシラが踏みつける61式戦車と同じ運命を・・・
ここは、ハマにある陸軍の兵器工廠だ。
ここで、ソ連軍のT-26の改造がおこなわれているようだ。
ロシア戦車兵用ではなく、皇軍戦車兵が使いやすいようにするためだ。
機械の目盛りや表示文字も、日本語表記へ書き換えである。
そして、効率が悪かったロシア製ジーゼル・エンジンは燃料噴射装置を交換、変速機の調速化など盛りだくさんである。
動力装置が改変されて・・・超信地旋回ができる戦車へ・・・富士演習場は広大ではない、それでである。
外観はソ連軍のT-26なんだが・・・中身は別物になったのである。
もちろん、曇りきった照準器は日本製光学ガラスへ交換だ。
スカッと見える視野に砲手もヤル気満々なのである。
今度の、富士大演習はヒト味違うぞ~っと、先輩風を吹かせる先任たちであるようだ。
つまり、大演習で敵のソ連軍は前の年の日本軍役との交互交代だからだ。
なぜかって、それは誰もが日本軍役がやりたいからである。
ソ連軍の戦車兵なぞ、誰もがやりたがらないからだ。
しかし、誰かがやらねばならないから・・・交代なのである。
ソ連製のT-26は日本人の体格へ合わせての改修が、やっと終わったようだ。
なんせ、12両もあるからね・・・本年の演習に合わせて徹夜の兵器工廠なのだ。
もちろん、8時間交代の3交代制だ。
ブラック体質は無い日本軍だ。(残業手当も厚いのだ。)
さあ、富士大演習の準備は整ったのだ。
今年から、マジなソ連軍戦車が登場すると・・・話題が付きないのである。
熊のイワン野郎が勝つか、我が皇軍が・・・果たして皇軍の勝敗の行方は・・・などと、マスゴミが無いことあることを書き立ててアオルのである。
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