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しおりを挟む普段何のためにあるのかも分からない、意識などした事がなかった部分だ。
胸のそこを執拗に弄られても、違和感こそあれ気持ちよくはない。
抵抗してもやはり力では適わない事を思い知り、緑川から与えられる刺激に耐えるしかなかった。
ギュッと目を閉じて食いしばるあおるの下半身に緑川が手を伸ばす。
「うあっ!?」
不意に股間に手を当てられ、あおるは驚き目を見開いた。
それをズボン越しにやわやわと揉んでくる。
「ふーん、萎えたまま・・・」
「・・・んなの・・・あ、当たりまえだ・・・っ!」
カッと頭に血が上り緑川を思いっきり睨む。
蹴りたくて足をバタバタ動かすが緑川にあたる事はなく、唇を噛み締める。
「ふっ、燃えるなあ・・・」
緑川は自分のネクタイを解くと素早くあおるの目に巻きつけた。
「何っ!?は、外して・・・!!緑川っ!」
急に視界を奪われたあおるは頭を振って抵抗するが、緑川が輪郭を掴んで離さない。
「・・・あおるはさあ、いつも何で抜くの?今日は仕方ないから・・・・・・想像してなよ」
耳元で聞こえるどこか楽しげな声色。
どれだけ嫌がっても緑川には通じない。
何をされるか分からない恐怖で背筋がゾッとする。
「い、嫌だっ!こんな・・・、おかしいよ、緑川!」
両手が使えないながらもあおるは体を反らせて激しく抵抗した。
だが、
「ぅあっ!?いたぁっ!」
胸の突起を噛まれてあおるは声を上げた。
「ああ、ちょっと強かった?・・・・・・あおるが暴れるから」
「ひっ・・・!」
ごめんごめん、と言いながら緑川は胸にキスを落とす。
「・・・もう痛いことはしないよ」
怯んで大人しくなったあおるに慰めるように言いながら、緑川は胸の突起を甘噛みするようにやさしくはむはむと唇で挟みだした。
赤く尖った突起を今度は舌全体で撫でるように舐められる。
生温かくぬるりとした感触にぞわぞわと鳥肌が立つ。
「・・・ん、ぅっ・・・ぁ」
「・・・ねえ、あおる知ってた?男でもここ、気持ちよくなるって」
唾液で滑りが良くなった突起を緑川がコリコリと指で円を描くように刺激する。
視界を遮られ、肌の感覚がひときわ敏感になっていた。
今まで何も感じない器官だったのが、ジンジンと切なく疼くような感覚になってきている事に泣きたくなる。
「そんなのっ・・・し、知るわけ・・・っ!」
信じられなくて、認めたくなくて、ふるふると頭を振って否定した。
「ふっ・・・そのわりにはさっきより硬くなってきてるけど」
「・・・あっ!」
緑川が息を吐くように笑い、再びあおるの下半身に触れた。
与えられる刺激で感じるその疼きが、自分の意思とは無関係に下半身に熱を帯びてしまっていた。
緑川がズボンに手をかけ、瞬く間に引き下ろすとパンツ越しに陰茎の形が露わになる。
「あれ・・・ブリーフやめたんだ」
「・・・っ!」
カアッとあおるの顔が赤くなる。
上向きになったものを布越しに指先でそろそろと撫でられ、ゾクゾクする快感に腰が震える。
「ぁっ・・・やめ・・・っ」
「すご・・・染みてきた」
先端部からじわっと布地の色が変わった場所を、緑川が指の腹でグリッと刺激した。
「あぁっ!・・・ち、ちがうっ・・・!」
敏感な部分への刺激に声をあげてしまい、あまりの羞恥にあおるはバッと顔を背ける。
「・・・認めろよ、ほら」
「・・・や、いやだっ!」
力ずくで下着も引き下ろされ、あおるの勃起したものが露わになると緑川が僅かに喉を鳴らした。
閉じようとする足も強引に大きく広げられる。
緑川は何度か手で軽く扱いたあと、それを躊躇うことなく口に含んだ。
「はぁっ、あぁっ…!」
衝撃的だった。
温かくねっとりとした舌の感触に包まれ密着する気持ちよさに頭が真っ白になる。
これが緑川の口の中だなんて脳裏に浮かんでゾッとするが、次第にそれをも打ち消すほどの快感。
ジュッジュッと卑猥な音を立てて責められ、あおるは身を捩る。
「あぁっ・・・もうやめて・・・っ」
強すぎる快感に腰が引けてしまうが緑川がそれを許さない。
「・・・はぁ・・・っも、出る・・・からっ」
緑川は口と同時に手も使いながら、大きな上下運動を加速してくる。
「はっ・・・ぁっ・・・あぁっ・・・イッちゃ・・・っ!」
あおるは緑川の口内で達した。
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