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順子も自分の手では中々俊三と凛子の事を調べる事は不可能だと思い、探偵社に駆け込んで今どの様な事で動いているか調べて欲しいと頼んだ。
これで俊三にも凛子にも探偵が付き纏う事に成った。
唯、順子の方は今現在俊三がしている事を調べて欲しいと依頼していた。
遠方への調査には結構費用が嵩むので、今の行動だけ判れば良いと思った。
俊三は凛子に「君の行動を学長が調査しているから気を付けなさいよ」
「あの望月学長嫌な事するのね!もう少し良い人かと思っていたのに、、、、、」
「君と再婚するのに必死らしい」
「そんな事をしているのを知ってしまったら、好きな物でも嫌いに成るわ!」怒る凛子。
「取り敢えず会う時は注意しよう」
「私が関西に行けば良いのね!一度ゆっくり関西に行きたいと思っていたのよ!」
「関西ならやはり京都?」
「もっと遠い場所でも良いかな?一度考えて見るわ!関東の探偵社なら関西まで中々目が届かないでしょう?」そう話して、俊三に会いたいと云う凛子。
二人の子供が亡くなって、母が死んだ寂しさを誰かに包んで貰いたい気持ちが現われている。
一度許してしまった心の箍はもう元には戻らない凛子。
俊三が居なく成る事は既に考えられない。
望月学長は小杉の事を信頼していなかった。
早速花巻で尾行の失敗をしたので、丸善印刷にも同じ様な事を話した。
これで二社での競争に拍車がかかってしまった。
「本当に困っているのだよ!彼女に付き合って居る男性が居るらしいのだが、誰なのか判らない」
「学長は彼氏が居ても良いのですか?」
「再婚するのは私で、彼氏とは付き合いだけの場合も有るだろう?条件が良いのだから再婚するなら私の方が彼女も良いだろう?」
遊びの男とは再婚と同時に縁を切らせる段取りを考えている様だ。
「だから早く探して欲しい!強行手段を使っても構わないぞ!」
「例えば?」
「彼女を誘拐して来るとかな!」
「学長それは犯罪ですよ!」
「極端な話だ!例えばだよ」
丸善印刷の出版部部長の須永も話しを聞いて、相当なお熱だ!今の話は満更無理では無いかも知れないな!と思う。
CAに異常な執着を見せる望月学長。
凛子も同じ様な話を昔望月学長に聞いていた。
「森田君!僕は昔からスチュワーデスが好きなのだよ!その中でも君は特別だ!どうだろう?結婚してくれないか?」この言葉は一度目の時に言われた言葉だった。
「あの学長さんはCAに憧れているのよ!だから私でなくても良い筈!偶々私が目に止まっただけだと思うわ」
「でもエスカレートして、丸善印刷にも同じ事を頼んだら君が困るだろう?」
「そうね、それは困るわね!でも青木さんの事を言えないわ!仕事が壊れるでしょう?」
「それは間違い無いな!」
「何か良い方法は無いかしら?一度考えて見るわ!関西に行く事考えてくれた?」
「来月も東京に行くよ!」
「東京は東京よ!関西に行きたいのよ!近くなら有馬温泉はどう?」
「確かに神戸空港からも新神戸駅からも近いけれど、休んで来るのか?」
「一か月貰った休暇が、まだ残っているのよ!後一週間有るのよ!」
「先日仕事していたのでは?」
「あれは研修に出ていたのよ!その時学長さんに出会ってしまったのよ!」
「アメリカから帰って、羽田の国際線勤務は決まっているけれど、正式にはまだだったのか?」
「まあ、色々有るからね!だから来週行きたいわ」
「仕方が無いか、有馬温泉でもお供しますか」
「やった―嬉しいわ」
電話での会話でも弾む凛子は、俊三なしでは今は耐えられない。
訪日外国人の増加で、国際線は大忙しでひと月の休暇を分散して消化している凛子。
電話が終わると、有馬温泉のサイトをパソコンで見て温泉を探し始めた。
その間にも先程の望月学長の話を思い出して、誰かあの学長に合うCAさん居ないかな?と考え始める。
望月学長を知っているCAで再婚、初婚でも興味を持つ人?
学長の妻なら条件は非常に良いので、誰か候補は居る様な気がする凛子。
数日後、丸善印刷の須永が依頼した調査会社は、少し暴力団系の会社だった。
湯本探偵社は社長の湯本金治が元々暴力団員で、手荒な稼ぎを生業としている。
調査員にも自分の知り合いの暴力団関係者を使っていた。
「女を捕まえて吐かせましょうか?」と簡単に言う。
だが、女に危害を加えると絶対に学長は喜ばないと教えると「他の方法ですか?脅しとかは得意なのですが?」そう云って笑う。
「脅すなら、大同印刷の出版部東京営業所所長を少し痛めつけても良いかもな!」
「それなら得意ですよ!名前は?」
「小杉だ!」
「それは良いとして、至急森田凛子の彼氏を見つけてくれ!」
丸善印刷も参入して、凛子の周りは一段と騒がしく成っていた。
そんな動きを知らずに翌週、凛子は嬉しそうに飛行機で神戸空港に向かっていた。
案の定飛行機には例の探偵二人と湯本探偵社に頼まれた女が尾行していた。
俊三にも順子が頼んだ探偵社が絶えず見張っていたのだ。
三組の尾行を二人は躱せるか?
神戸空港に到着した凛子は、長い髪を風に靡かせて到着ゲートを見廻していた。
「あれ?青木さん?」見当たらないのでキョロキョロする凛子。
順子も自分の手では中々俊三と凛子の事を調べる事は不可能だと思い、探偵社に駆け込んで今どの様な事で動いているか調べて欲しいと頼んだ。
これで俊三にも凛子にも探偵が付き纏う事に成った。
唯、順子の方は今現在俊三がしている事を調べて欲しいと依頼していた。
遠方への調査には結構費用が嵩むので、今の行動だけ判れば良いと思った。
俊三は凛子に「君の行動を学長が調査しているから気を付けなさいよ」
「あの望月学長嫌な事するのね!もう少し良い人かと思っていたのに、、、、、」
「君と再婚するのに必死らしい」
「そんな事をしているのを知ってしまったら、好きな物でも嫌いに成るわ!」怒る凛子。
「取り敢えず会う時は注意しよう」
「私が関西に行けば良いのね!一度ゆっくり関西に行きたいと思っていたのよ!」
「関西ならやはり京都?」
「もっと遠い場所でも良いかな?一度考えて見るわ!関東の探偵社なら関西まで中々目が届かないでしょう?」そう話して、俊三に会いたいと云う凛子。
二人の子供が亡くなって、母が死んだ寂しさを誰かに包んで貰いたい気持ちが現われている。
一度許してしまった心の箍はもう元には戻らない凛子。
俊三が居なく成る事は既に考えられない。
望月学長は小杉の事を信頼していなかった。
早速花巻で尾行の失敗をしたので、丸善印刷にも同じ様な事を話した。
これで二社での競争に拍車がかかってしまった。
「本当に困っているのだよ!彼女に付き合って居る男性が居るらしいのだが、誰なのか判らない」
「学長は彼氏が居ても良いのですか?」
「再婚するのは私で、彼氏とは付き合いだけの場合も有るだろう?条件が良いのだから再婚するなら私の方が彼女も良いだろう?」
遊びの男とは再婚と同時に縁を切らせる段取りを考えている様だ。
「だから早く探して欲しい!強行手段を使っても構わないぞ!」
「例えば?」
「彼女を誘拐して来るとかな!」
「学長それは犯罪ですよ!」
「極端な話だ!例えばだよ」
丸善印刷の出版部部長の須永も話しを聞いて、相当なお熱だ!今の話は満更無理では無いかも知れないな!と思う。
CAに異常な執着を見せる望月学長。
凛子も同じ様な話を昔望月学長に聞いていた。
「森田君!僕は昔からスチュワーデスが好きなのだよ!その中でも君は特別だ!どうだろう?結婚してくれないか?」この言葉は一度目の時に言われた言葉だった。
「あの学長さんはCAに憧れているのよ!だから私でなくても良い筈!偶々私が目に止まっただけだと思うわ」
「でもエスカレートして、丸善印刷にも同じ事を頼んだら君が困るだろう?」
「そうね、それは困るわね!でも青木さんの事を言えないわ!仕事が壊れるでしょう?」
「それは間違い無いな!」
「何か良い方法は無いかしら?一度考えて見るわ!関西に行く事考えてくれた?」
「来月も東京に行くよ!」
「東京は東京よ!関西に行きたいのよ!近くなら有馬温泉はどう?」
「確かに神戸空港からも新神戸駅からも近いけれど、休んで来るのか?」
「一か月貰った休暇が、まだ残っているのよ!後一週間有るのよ!」
「先日仕事していたのでは?」
「あれは研修に出ていたのよ!その時学長さんに出会ってしまったのよ!」
「アメリカから帰って、羽田の国際線勤務は決まっているけれど、正式にはまだだったのか?」
「まあ、色々有るからね!だから来週行きたいわ」
「仕方が無いか、有馬温泉でもお供しますか」
「やった―嬉しいわ」
電話での会話でも弾む凛子は、俊三なしでは今は耐えられない。
訪日外国人の増加で、国際線は大忙しでひと月の休暇を分散して消化している凛子。
電話が終わると、有馬温泉のサイトをパソコンで見て温泉を探し始めた。
その間にも先程の望月学長の話を思い出して、誰かあの学長に合うCAさん居ないかな?と考え始める。
望月学長を知っているCAで再婚、初婚でも興味を持つ人?
学長の妻なら条件は非常に良いので、誰か候補は居る様な気がする凛子。
数日後、丸善印刷の須永が依頼した調査会社は、少し暴力団系の会社だった。
湯本探偵社は社長の湯本金治が元々暴力団員で、手荒な稼ぎを生業としている。
調査員にも自分の知り合いの暴力団関係者を使っていた。
「女を捕まえて吐かせましょうか?」と簡単に言う。
だが、女に危害を加えると絶対に学長は喜ばないと教えると「他の方法ですか?脅しとかは得意なのですが?」そう云って笑う。
「脅すなら、大同印刷の出版部東京営業所所長を少し痛めつけても良いかもな!」
「それなら得意ですよ!名前は?」
「小杉だ!」
「それは良いとして、至急森田凛子の彼氏を見つけてくれ!」
丸善印刷も参入して、凛子の周りは一段と騒がしく成っていた。
そんな動きを知らずに翌週、凛子は嬉しそうに飛行機で神戸空港に向かっていた。
案の定飛行機には例の探偵二人と湯本探偵社に頼まれた女が尾行していた。
俊三にも順子が頼んだ探偵社が絶えず見張っていたのだ。
三組の尾行を二人は躱せるか?
神戸空港に到着した凛子は、長い髪を風に靡かせて到着ゲートを見廻していた。
「あれ?青木さん?」見当たらないのでキョロキョロする凛子。
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