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或る計画
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84-039
「それじゃ!次回は土曜日の朝迎えに参ります!」大きな声で言うので、由紀子達に聞こえていた。
卓也が帰ると二人も同じ様に帰って行くが、直ぐに須永に電話で事情を話した。
「良い車を準備する様に言うよ!」
「あの男は危険な匂いがするから、次は無理矢理にでもラブホテルに連れ込む可能性が高いと思いますよ!」
「そんなに手の早い男か?」
「今日は必至で自粛していましたが、狼に変身は間違い無いと思いますよ!」
「それも麻生さんに伝えて置く!」
その話を聞いた麻生は「変だな?梅宮さんの紹介した男にその様なやんちゃな男は居ない筈だ!」
「でも彼女らが実際に本人を見ていますから、気を付けられた方が良いと思いますよ!」
「車は準備するが、あの二人で大丈夫かお前か、三島が行った方が安心だ!」
「三島は元ボクサーですから、逆に危険なのですよ!由紀子も空手の有段者ですから普通の男なら問題無いと思いますよ!」
「そうか!私が会う前に変な男の餌食に成ったら大変だ!」気にする麻生祐樹。
麻結の家では浅子が「礼儀正しい人ですね!時間も守られて!」
「時間を守るのは最低限の礼儀だからな!次の約束は土曜日なのか?大きな声でお迎えに来ますと!聞こえたぞ!」智光が嬉しそうな顔で言った。
「そのようね!気乗りしないけれど五回は会うわ!約束だからね!」
「何故日曜日じゃないの?またあの姫路の変な男に会いに行くの?」
「変じゃないわ!良い人よ!比べなさい!と言ったのはお父さんよ!」
「お母さん!その通りだよ!麻結の自由にさせてあげなさい!」そう言って目で合図を送った智光。
麻結が着替えに二階に上がると、大きな声で「お母さん!この洋服何なの?」
「お前に買ってあげたのよ!試着して見なさい!」
「凄いスリット!胸もシースルー?何よ!これ?」独り言を言いながら、今着ている服を脱いで着てみる事にした。
「浅子!そんなに反対しなくても日曜日には姫路へは行けないよ!」微笑みながら言う智光。
「あっ、そうね!土曜日にデートね!」浅子は急に安心顔に変わった。
しばらくして着替えて降りて来た麻結が「こんなの恥ずかしくて着られないわ!」
「最近の若い子はこの様な洋服を着こなすって店員が言ったわ!麻結の服は地味過ぎるのよ!」
「でもこれって下着が見える?のじゃないの?」
「下着も新しいのが買って有ったでしょう?店員さんがこの服にはこの下着って揃えてくれたのよ!」
「胸も透け透けよ!」
「ジャケットも新しいのが置いて在るでしょう?それもセットよ!」
「えー、そんなに買ってくれたの?」驚く麻結。
「見合いを成功させないとね!」
「服装では決まらないわよ!今日も高級料理をご馳走して貰ったけれど、感動しなかったわ!」
「でも卓也さんに先ずは気に要って貰わないと、貴女が選ぶ前に選ばれないと困るわ!」
「それで、、、、、こんな服を?無駄な努力だと思うけれど、、、、、、」
確かに麻結の綺麗で長い足が強調されるのだが、自分では横から見えるのではと思う程のスリットが有るワンピースだった。
「お父さん!どうです?色っぽいでしょう?これで卓也さんをその気にさせるわね!」
二階に戻った麻結の姿を確かめて言う浅子。
「これで障害者と付き合うのを辞めるだろう!」
二人は強硬手段だが、何とか麻結の結婚相手を決め様と必死だった。
(今日はお父さんの知り合いの息子さんと食事をして来たのよ!高級創作料理だったけれど、篠山の鯖寿司の方が美味しかったわ!)半時間後武史にlineが届いた。
(そ、それって見合いなの?)
(そうらしいけれど、私は見合とは思って無いのよ!五回会って気に要らなければ断る事に成っているのよ!)
(五回も会うの?)
(私的には一回で充分なのだけれど、約束だからね!このデートが終わったら反対しないかも知れないのよ!)
(えー、そそれって僕と?)
(結婚とかでなくて、付き合う事を許してくれるのよ!だから、ゆ、る、し、て、ね!)
武史は驚いていた。
この様な秘密の話をlineで送って来る事を、、、、、、
早速睦に相談のlineを送る武史。
「こ、これって、麻結さん!お兄ちゃんの事が好きに成っているのよ!良かったわね!」いきなり電話で言う睦。
「本当か?夢ではないだろうな?」
「今日見合いをした事を告白したのよ!絶対秘密の話よ!多分両親と話して決めたのよ!良かったわね!」
「喜んで良いのか?」
「良いのよ!」
睦は電話の向うで涙声に成っていた。
夜、卓也は友人と姫路の飲み屋に居た。
「今日会って来たけれど、今更ながら綺麗な女だ!家族公認の付き合いだから決まった様なものだがな!」
「本人がその気になって無いのだろう?」
「それが一番困るのだよ!12年も前に死んだ彼氏を今でも思い続けているらしい!」
「凄いな!それで卓也が男を教えてやるって訳か?」
「そうだよ!先方の両親も公認なのだよ!」
「それで、この薬が必要なのだな!強姦のイメージは困るよな!将来妻に成る女だろう?」
「その通りだ!酔った勢いで結ばれてしまったって事にな!」
「量を加減しなければ、面白くも何ともないぞ!」そう言って薬を受け取った卓也。
悪夢の土曜日が近づいていた。
「それじゃ!次回は土曜日の朝迎えに参ります!」大きな声で言うので、由紀子達に聞こえていた。
卓也が帰ると二人も同じ様に帰って行くが、直ぐに須永に電話で事情を話した。
「良い車を準備する様に言うよ!」
「あの男は危険な匂いがするから、次は無理矢理にでもラブホテルに連れ込む可能性が高いと思いますよ!」
「そんなに手の早い男か?」
「今日は必至で自粛していましたが、狼に変身は間違い無いと思いますよ!」
「それも麻生さんに伝えて置く!」
その話を聞いた麻生は「変だな?梅宮さんの紹介した男にその様なやんちゃな男は居ない筈だ!」
「でも彼女らが実際に本人を見ていますから、気を付けられた方が良いと思いますよ!」
「車は準備するが、あの二人で大丈夫かお前か、三島が行った方が安心だ!」
「三島は元ボクサーですから、逆に危険なのですよ!由紀子も空手の有段者ですから普通の男なら問題無いと思いますよ!」
「そうか!私が会う前に変な男の餌食に成ったら大変だ!」気にする麻生祐樹。
麻結の家では浅子が「礼儀正しい人ですね!時間も守られて!」
「時間を守るのは最低限の礼儀だからな!次の約束は土曜日なのか?大きな声でお迎えに来ますと!聞こえたぞ!」智光が嬉しそうな顔で言った。
「そのようね!気乗りしないけれど五回は会うわ!約束だからね!」
「何故日曜日じゃないの?またあの姫路の変な男に会いに行くの?」
「変じゃないわ!良い人よ!比べなさい!と言ったのはお父さんよ!」
「お母さん!その通りだよ!麻結の自由にさせてあげなさい!」そう言って目で合図を送った智光。
麻結が着替えに二階に上がると、大きな声で「お母さん!この洋服何なの?」
「お前に買ってあげたのよ!試着して見なさい!」
「凄いスリット!胸もシースルー?何よ!これ?」独り言を言いながら、今着ている服を脱いで着てみる事にした。
「浅子!そんなに反対しなくても日曜日には姫路へは行けないよ!」微笑みながら言う智光。
「あっ、そうね!土曜日にデートね!」浅子は急に安心顔に変わった。
しばらくして着替えて降りて来た麻結が「こんなの恥ずかしくて着られないわ!」
「最近の若い子はこの様な洋服を着こなすって店員が言ったわ!麻結の服は地味過ぎるのよ!」
「でもこれって下着が見える?のじゃないの?」
「下着も新しいのが買って有ったでしょう?店員さんがこの服にはこの下着って揃えてくれたのよ!」
「胸も透け透けよ!」
「ジャケットも新しいのが置いて在るでしょう?それもセットよ!」
「えー、そんなに買ってくれたの?」驚く麻結。
「見合いを成功させないとね!」
「服装では決まらないわよ!今日も高級料理をご馳走して貰ったけれど、感動しなかったわ!」
「でも卓也さんに先ずは気に要って貰わないと、貴女が選ぶ前に選ばれないと困るわ!」
「それで、、、、、こんな服を?無駄な努力だと思うけれど、、、、、、」
確かに麻結の綺麗で長い足が強調されるのだが、自分では横から見えるのではと思う程のスリットが有るワンピースだった。
「お父さん!どうです?色っぽいでしょう?これで卓也さんをその気にさせるわね!」
二階に戻った麻結の姿を確かめて言う浅子。
「これで障害者と付き合うのを辞めるだろう!」
二人は強硬手段だが、何とか麻結の結婚相手を決め様と必死だった。
(今日はお父さんの知り合いの息子さんと食事をして来たのよ!高級創作料理だったけれど、篠山の鯖寿司の方が美味しかったわ!)半時間後武史にlineが届いた。
(そ、それって見合いなの?)
(そうらしいけれど、私は見合とは思って無いのよ!五回会って気に要らなければ断る事に成っているのよ!)
(五回も会うの?)
(私的には一回で充分なのだけれど、約束だからね!このデートが終わったら反対しないかも知れないのよ!)
(えー、そそれって僕と?)
(結婚とかでなくて、付き合う事を許してくれるのよ!だから、ゆ、る、し、て、ね!)
武史は驚いていた。
この様な秘密の話をlineで送って来る事を、、、、、、
早速睦に相談のlineを送る武史。
「こ、これって、麻結さん!お兄ちゃんの事が好きに成っているのよ!良かったわね!」いきなり電話で言う睦。
「本当か?夢ではないだろうな?」
「今日見合いをした事を告白したのよ!絶対秘密の話よ!多分両親と話して決めたのよ!良かったわね!」
「喜んで良いのか?」
「良いのよ!」
睦は電話の向うで涙声に成っていた。
夜、卓也は友人と姫路の飲み屋に居た。
「今日会って来たけれど、今更ながら綺麗な女だ!家族公認の付き合いだから決まった様なものだがな!」
「本人がその気になって無いのだろう?」
「それが一番困るのだよ!12年も前に死んだ彼氏を今でも思い続けているらしい!」
「凄いな!それで卓也が男を教えてやるって訳か?」
「そうだよ!先方の両親も公認なのだよ!」
「それで、この薬が必要なのだな!強姦のイメージは困るよな!将来妻に成る女だろう?」
「その通りだ!酔った勢いで結ばれてしまったって事にな!」
「量を加減しなければ、面白くも何ともないぞ!」そう言って薬を受け取った卓也。
悪夢の土曜日が近づいていた。
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