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暴力団の関与
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84-045
「薬が効いて来て、もう喋れない様に成っているわ!」
「婚約者は私だ!直ぐに出て行け!」
「出て行くのは貴方よ!」
卓也は由紀子の身体を持とうと襲い掛かったが、由紀子が素早く身を逸らせていた。
「怪我するわよ!」
殴りかかろうとした卓也の鳩尾に一撃が入ると、畳の上に大きく身体を泳がせて倒れた。
「だから言ったのに!」
「どうする?この子当分歩けないわよ!」
「須永さんにこの男を渡そうか?もしかして近くに来ているかも知れないわ!」
麻結は眠ってしまった。
薬が徐々に効いて、既に喋れない状態から眠気が襲い完全に熟睡状態に成っていた。
「もう少し遅かったら、完全に強姦されていたね!」
静子が須永に事情を話すと、一時間程で迎えに行くと話した。
「しかし、可愛い寝顔だわね!」
「この男、着替えも持って来ている様だわ!」
鞄を開ける静子。
紙袋を見つけて中を見て「この男、手回しが良いね!この子の着替え迄買って来ているわよ!」
紙袋を麻結の枕元に置いて、卓也にズボンを履かせる。
そして浴衣の腰紐で、手足を縛って動けない様にした。
「この男には、暴力団がバックに居ると思うから二度とこの女には近寄らないわね!」
「ライバルがひとり消滅ね!」
「今日は手柄だから金一封貰えますね!」二人は嬉しそうに話す。
しばらくして気が付いた卓也だったが、手足を縛られて何も出来なかったので、この二人が怖い人達の仲間だと思って身の危険を感じていた。
「今日の事を喋ると、今度は命が無いわよ!向こうで寝ている娘の婚約者は怖い人なのよ!」
「わ、わかりました!もう近づきません!」
時計を見て「もう半時間程で迎えが来るから、駅まで送ってあげるよ!」
「は、はい、判りました!」
しばらくして、迎えに来た須永と連れの暴力団員に完全に震えあがって、声も消えて帰って行った卓也。
「今日の事は誰にも言うな!あの女とは合わないと言えばそれで良い!」
脅かされて京都駅前で、車から放り出された卓也。
部屋には麻結だけが残り、いつの間にか浴衣を着せられてベッドで眠っていた。
由紀子と静子は「私達が麻生さんの婚約者の身体を見てしまったわね!」
「そうね!でも綺麗な身体だったわね!」
「美乳ってあの様な形なのね!」
「そうね、顔も身体も一級品だわね!麻生さんが羨ましいわね!」
「後一人ライバルが居るのでしょう?どんな奴なの?」
梅宮が麻生に話した三人の内、ひとりが消えたと理解している。
翌朝7時頃に目覚めた麻結。
ダブルベットに寝ていて、我に返って飛び起きた。
いつの間にか浴衣を着せられているのは、直ぐに判ったが誰が着せたのか?直ぐには思い出せない。
素肌に浴衣を着ているのは直ぐに判って、強姦された様には思わなかった。
記憶を辿って麻結は徐々に思い出し始めた。
吸い物を飲んで直ぐに具合が悪く成って、身体が痺れて動けなく成った事。
卓也に服を脱がされてベッドに運ばれた時、誰かが部屋にやって来た。
確か女に人が二人だった!卓也と争っていた!
婚約者が私のボディガードを送り込んで来た?
卓也の婚約者では無いから、私の婚約者の人が女性をボディガードに頼んだ?
誰?婚約者?京都に行った事を知っている人?「あっ、大森さん?まさか!自分は身体が悪いから、代わりに頼んだの?」独り言の様に言うと、風呂場に向かう。
「大きなお風呂!」蛇口を開いてお湯の温度を調節する。
卓也を追い出して、着替えをさせて帰った?あの女の人卓也を投げ飛ばしていたわ!
ベッドの横に着替えの包みを見つけて驚く。
今の下着と殆ど同じ物が買い揃えて置いて在ったのだ。
自分が意識の無い間にあの人達が買いに行ったと思う。
その時内線が鳴って、朝食を何時にお持ちしましょうか?と尋ねた。
ひとり分を半時間後にお願いします!と言うと、お連れ様は先に帰られたのですか?と不思議そうに言った。
お金を貰って吸い物に薬を入れたのに、男性が先に帰ったのには驚いていた。
麻結は直ぐに風呂場に行き、洗髪からシャワーを浴びて自分の身体を確認した。
やはり乱暴とかの形跡は全く無く、痛みも残って居ない事に安堵した。
湯船に浸かると、昨日からの出来事を思い返していた。
家から電話が掛かっていない!今日の出来事を知っていたの?不思議に思いながらゆっくりと湯船を出てドライヤーで長い髪を乾かす。
(麻結!どうしたの?何が有ったの?)
(早く連絡を頂戴!)
(今、何処に居るの?)
同じ文章が代わる代わる、昨夜の9時過ぎから連続してメールで届いていた。
麻結がメールに気が付いたのは、朝食の時だった。
浅子が慌ててメールを送ったのだ。
昨夜、急に薮内の親父から都合で今回の交際は無かった事にして欲しいと連絡が届いたのだ。
驚いた両親は自分達の策略が気付かれない様に、電話ではなくメールを送り付けたのだ。
麻結の携帯を鞄の中に隠して邪魔されない様にしたのは、卓也だったからだ。
「薬が効いて来て、もう喋れない様に成っているわ!」
「婚約者は私だ!直ぐに出て行け!」
「出て行くのは貴方よ!」
卓也は由紀子の身体を持とうと襲い掛かったが、由紀子が素早く身を逸らせていた。
「怪我するわよ!」
殴りかかろうとした卓也の鳩尾に一撃が入ると、畳の上に大きく身体を泳がせて倒れた。
「だから言ったのに!」
「どうする?この子当分歩けないわよ!」
「須永さんにこの男を渡そうか?もしかして近くに来ているかも知れないわ!」
麻結は眠ってしまった。
薬が徐々に効いて、既に喋れない状態から眠気が襲い完全に熟睡状態に成っていた。
「もう少し遅かったら、完全に強姦されていたね!」
静子が須永に事情を話すと、一時間程で迎えに行くと話した。
「しかし、可愛い寝顔だわね!」
「この男、着替えも持って来ている様だわ!」
鞄を開ける静子。
紙袋を見つけて中を見て「この男、手回しが良いね!この子の着替え迄買って来ているわよ!」
紙袋を麻結の枕元に置いて、卓也にズボンを履かせる。
そして浴衣の腰紐で、手足を縛って動けない様にした。
「この男には、暴力団がバックに居ると思うから二度とこの女には近寄らないわね!」
「ライバルがひとり消滅ね!」
「今日は手柄だから金一封貰えますね!」二人は嬉しそうに話す。
しばらくして気が付いた卓也だったが、手足を縛られて何も出来なかったので、この二人が怖い人達の仲間だと思って身の危険を感じていた。
「今日の事を喋ると、今度は命が無いわよ!向こうで寝ている娘の婚約者は怖い人なのよ!」
「わ、わかりました!もう近づきません!」
時計を見て「もう半時間程で迎えが来るから、駅まで送ってあげるよ!」
「は、はい、判りました!」
しばらくして、迎えに来た須永と連れの暴力団員に完全に震えあがって、声も消えて帰って行った卓也。
「今日の事は誰にも言うな!あの女とは合わないと言えばそれで良い!」
脅かされて京都駅前で、車から放り出された卓也。
部屋には麻結だけが残り、いつの間にか浴衣を着せられてベッドで眠っていた。
由紀子と静子は「私達が麻生さんの婚約者の身体を見てしまったわね!」
「そうね!でも綺麗な身体だったわね!」
「美乳ってあの様な形なのね!」
「そうね、顔も身体も一級品だわね!麻生さんが羨ましいわね!」
「後一人ライバルが居るのでしょう?どんな奴なの?」
梅宮が麻生に話した三人の内、ひとりが消えたと理解している。
翌朝7時頃に目覚めた麻結。
ダブルベットに寝ていて、我に返って飛び起きた。
いつの間にか浴衣を着せられているのは、直ぐに判ったが誰が着せたのか?直ぐには思い出せない。
素肌に浴衣を着ているのは直ぐに判って、強姦された様には思わなかった。
記憶を辿って麻結は徐々に思い出し始めた。
吸い物を飲んで直ぐに具合が悪く成って、身体が痺れて動けなく成った事。
卓也に服を脱がされてベッドに運ばれた時、誰かが部屋にやって来た。
確か女に人が二人だった!卓也と争っていた!
婚約者が私のボディガードを送り込んで来た?
卓也の婚約者では無いから、私の婚約者の人が女性をボディガードに頼んだ?
誰?婚約者?京都に行った事を知っている人?「あっ、大森さん?まさか!自分は身体が悪いから、代わりに頼んだの?」独り言の様に言うと、風呂場に向かう。
「大きなお風呂!」蛇口を開いてお湯の温度を調節する。
卓也を追い出して、着替えをさせて帰った?あの女の人卓也を投げ飛ばしていたわ!
ベッドの横に着替えの包みを見つけて驚く。
今の下着と殆ど同じ物が買い揃えて置いて在ったのだ。
自分が意識の無い間にあの人達が買いに行ったと思う。
その時内線が鳴って、朝食を何時にお持ちしましょうか?と尋ねた。
ひとり分を半時間後にお願いします!と言うと、お連れ様は先に帰られたのですか?と不思議そうに言った。
お金を貰って吸い物に薬を入れたのに、男性が先に帰ったのには驚いていた。
麻結は直ぐに風呂場に行き、洗髪からシャワーを浴びて自分の身体を確認した。
やはり乱暴とかの形跡は全く無く、痛みも残って居ない事に安堵した。
湯船に浸かると、昨日からの出来事を思い返していた。
家から電話が掛かっていない!今日の出来事を知っていたの?不思議に思いながらゆっくりと湯船を出てドライヤーで長い髪を乾かす。
(麻結!どうしたの?何が有ったの?)
(早く連絡を頂戴!)
(今、何処に居るの?)
同じ文章が代わる代わる、昨夜の9時過ぎから連続してメールで届いていた。
麻結がメールに気が付いたのは、朝食の時だった。
浅子が慌ててメールを送ったのだ。
昨夜、急に薮内の親父から都合で今回の交際は無かった事にして欲しいと連絡が届いたのだ。
驚いた両親は自分達の策略が気付かれない様に、電話ではなくメールを送り付けたのだ。
麻結の携帯を鞄の中に隠して邪魔されない様にしたのは、卓也だったからだ。
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