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私はモデル
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84-063
休まずに一気に淡路島を縦断して淡路島南インターから出ると、うずの丘大鳴門記念館に向かった。
「中々景色が良いのですよ!」
淡路島の西南に位置する、丘の上に建つ当館は、1985年大鳴門橋の開通と同年にオープン。
たまねぎキャッチャー、巨大たまねぎオブジェ『おっ玉葱』、たまねぎカツラなど、玉ねぎをテーマに淡路島を有名にする企画を発信しています。
『絶景レストランうずの丘』では、眼下に広がる景観と島のごちそうを堪能できます。
「玉ねぎのモニュメントの処で撮影したいのですよ!このレストランの屋上も絶景です!」
「少し風が強いですね!風が冷たいですよ!」
「この風が空気を綺麗にしていますので、遠くまで良く見える撮影日和だと思いますよ!」
「そうですか?」
車を降りると風が強く吹いて長い黒髪が大きく靡く。
「おお!良いですね!」後部座席からカメラを持ち出して、カメラバックも肩に引っ掛けて「取り敢えずレストランでコーヒーでも飲みましょう」
成人式の帰りか?着物の女性が数人レストランで話をしている。
「着物は綺麗ですが、、、、、、」
「失礼ですよ!」
「正月に麻結さんの着物姿を見たので、、、、、、」大きな違いだと言いたい様だ。
褒めているのだが、麻結はいい気分では無かった。
コーヒーを注文すると、カメラを取り出してレンズをセット。
構えてテストをして「これで良いな!」と自分で納得する。
コーヒーが届くと麻結は寒いので、直ぐにコーヒーを飲み始めた。
すると直ぐにカメラを構えて撮影を始めた。
「こんな姿を写さないで下さい!」怒る麻結だが、無視して広角レンズで撮影している。
撮影の為なら相手の事は全く無視の態度が嫌に成る麻結。
コーヒーを飲み終わると「屋上に行きましょう!」
屋上展望台に出ると素晴らしい景色が広がって「素晴らしい景色ですね!」
「早速写しましょう!コートは脱いで下さいね!白いセーターに黒髪が美しい!」
「えっ、寒いですよ!」
「写す間だけですよ!」
そう言われて仕方なくコートを脱ぐと、奪い取る様にコートを左手で持つ。
風が吹いて髪が大きく乱れて、体感温度が一気に下がった麻結。
「早く!写して下さい!」
「ポーズをお願いします!あっ、髪の乱れはそのままで良いので、、、、」
風が吹いてシャッターを切る祐樹。
数分間に何十枚も連続撮影をして終わると「ありがとう!コート!」そう言って放り投げる。
祐樹は先程写した画像を確認して「良い絵が撮れました!」嬉しそうに言う。
「今度はあの玉ねぎの所に行きましょう!」
淡路島は、 たまねぎへの愛が、 デカすぎる。 巨大な”たまねぎ”のオブジェ『おっ玉葱』 その大きさは、高さ2.5メートル、直径2.8メートル、重さ約200キロ! 大鳴門橋と鳴門海峡をバックに撮影を始める為に、再びコートを脱げと言う祐樹。
先程より広々として、時々突風が吹いて麻結の髪もスカートも巻き上げる程だ。
「ここはちょっと寒すぎですよ!」
「少しの辛抱です!」
人が少なく成ると「撮影しますので、少し待って下さい!」客に大きな声で撮影の範囲へ入るのを止める。
そして数十枚の写真を撮影して上機嫌で「良かった!良かった!」と喜ぶ。
慌ててコートを着て風を防ぐ。
セーターの下はブラウス一枚で風が身に染みる麻結。
いつの間にか時間は4時を過ぎている。
「夜景を撮影するか、ここで夕日を撮影するか悩むな!」
未だこの場所で撮影をするの?時間の経過が遅く感じる。
身勝手な性格は十分すぎる程感じた。
金持ちのぼんぼん特有の性格だと思っている麻結。
「やはり、夜景にしましょう!ここは寒すぎます!」
今頃気が付いたの?馬鹿じゃないの?私寒くて凍えるわ!
しばらくして車に乗ると、驚く程暖かく感じる。
「途中で早目の食事をしましょう!夜景まで少し早いです!」
今度は高速をゆっくり走り始める。
結局、食事をして淡路サービスエリアに到着したのは6時半を過ぎて、丁度神戸の夜景が綺麗に成った頃だった。
ここでも麻結をモデルに撮影をするが、セーター姿で寒い時間が過ぎた。
景色は確かに綺麗が時々吹く風に身が縮む思いの撮影だった。
撮影が終わると、両親への土産を買って渡してくれたが、早く帰って熱い風呂に入りたい気分だった。
最後に来週の予定を聞かれたが、来週は友人と月に一度の集まりが有ると断った。
麻生祐樹と毎週居たら疲れてしまうと思う。
自宅迄帰ると、態々玄関から「今日はお嬢様と楽しい時間を過ごせました!ありがとうございました!」と挨拶を大きな声で言うと、直ぐに車に戻って走り去った。
浅子は「挨拶をする前に帰られたの?コーヒーの一杯位、、、、、」
「もう充分楽しんだでしょう?私は風邪気味だけどね!」
「えっ、今日は寒かったからね!」
「麻結!早くお風呂で暖まりなさい!」智光が風呂から上がって、麻結の顔を見てそう言った。
「本当よ!今日は寒かった!」
「何処に行って来たの?」
「淡路島でモデルのお仕事!」
「またカメラなの?」
「そうなのよ!こんなに寒いのに、セーターで写すのだから、、、、、」
「今日はコート着ていても寒いわ!」
麻結は土産の包みを浅子に渡すと二階の部屋に駆け上がった。
休まずに一気に淡路島を縦断して淡路島南インターから出ると、うずの丘大鳴門記念館に向かった。
「中々景色が良いのですよ!」
淡路島の西南に位置する、丘の上に建つ当館は、1985年大鳴門橋の開通と同年にオープン。
たまねぎキャッチャー、巨大たまねぎオブジェ『おっ玉葱』、たまねぎカツラなど、玉ねぎをテーマに淡路島を有名にする企画を発信しています。
『絶景レストランうずの丘』では、眼下に広がる景観と島のごちそうを堪能できます。
「玉ねぎのモニュメントの処で撮影したいのですよ!このレストランの屋上も絶景です!」
「少し風が強いですね!風が冷たいですよ!」
「この風が空気を綺麗にしていますので、遠くまで良く見える撮影日和だと思いますよ!」
「そうですか?」
車を降りると風が強く吹いて長い黒髪が大きく靡く。
「おお!良いですね!」後部座席からカメラを持ち出して、カメラバックも肩に引っ掛けて「取り敢えずレストランでコーヒーでも飲みましょう」
成人式の帰りか?着物の女性が数人レストランで話をしている。
「着物は綺麗ですが、、、、、、」
「失礼ですよ!」
「正月に麻結さんの着物姿を見たので、、、、、、」大きな違いだと言いたい様だ。
褒めているのだが、麻結はいい気分では無かった。
コーヒーを注文すると、カメラを取り出してレンズをセット。
構えてテストをして「これで良いな!」と自分で納得する。
コーヒーが届くと麻結は寒いので、直ぐにコーヒーを飲み始めた。
すると直ぐにカメラを構えて撮影を始めた。
「こんな姿を写さないで下さい!」怒る麻結だが、無視して広角レンズで撮影している。
撮影の為なら相手の事は全く無視の態度が嫌に成る麻結。
コーヒーを飲み終わると「屋上に行きましょう!」
屋上展望台に出ると素晴らしい景色が広がって「素晴らしい景色ですね!」
「早速写しましょう!コートは脱いで下さいね!白いセーターに黒髪が美しい!」
「えっ、寒いですよ!」
「写す間だけですよ!」
そう言われて仕方なくコートを脱ぐと、奪い取る様にコートを左手で持つ。
風が吹いて髪が大きく乱れて、体感温度が一気に下がった麻結。
「早く!写して下さい!」
「ポーズをお願いします!あっ、髪の乱れはそのままで良いので、、、、」
風が吹いてシャッターを切る祐樹。
数分間に何十枚も連続撮影をして終わると「ありがとう!コート!」そう言って放り投げる。
祐樹は先程写した画像を確認して「良い絵が撮れました!」嬉しそうに言う。
「今度はあの玉ねぎの所に行きましょう!」
淡路島は、 たまねぎへの愛が、 デカすぎる。 巨大な”たまねぎ”のオブジェ『おっ玉葱』 その大きさは、高さ2.5メートル、直径2.8メートル、重さ約200キロ! 大鳴門橋と鳴門海峡をバックに撮影を始める為に、再びコートを脱げと言う祐樹。
先程より広々として、時々突風が吹いて麻結の髪もスカートも巻き上げる程だ。
「ここはちょっと寒すぎですよ!」
「少しの辛抱です!」
人が少なく成ると「撮影しますので、少し待って下さい!」客に大きな声で撮影の範囲へ入るのを止める。
そして数十枚の写真を撮影して上機嫌で「良かった!良かった!」と喜ぶ。
慌ててコートを着て風を防ぐ。
セーターの下はブラウス一枚で風が身に染みる麻結。
いつの間にか時間は4時を過ぎている。
「夜景を撮影するか、ここで夕日を撮影するか悩むな!」
未だこの場所で撮影をするの?時間の経過が遅く感じる。
身勝手な性格は十分すぎる程感じた。
金持ちのぼんぼん特有の性格だと思っている麻結。
「やはり、夜景にしましょう!ここは寒すぎます!」
今頃気が付いたの?馬鹿じゃないの?私寒くて凍えるわ!
しばらくして車に乗ると、驚く程暖かく感じる。
「途中で早目の食事をしましょう!夜景まで少し早いです!」
今度は高速をゆっくり走り始める。
結局、食事をして淡路サービスエリアに到着したのは6時半を過ぎて、丁度神戸の夜景が綺麗に成った頃だった。
ここでも麻結をモデルに撮影をするが、セーター姿で寒い時間が過ぎた。
景色は確かに綺麗が時々吹く風に身が縮む思いの撮影だった。
撮影が終わると、両親への土産を買って渡してくれたが、早く帰って熱い風呂に入りたい気分だった。
最後に来週の予定を聞かれたが、来週は友人と月に一度の集まりが有ると断った。
麻生祐樹と毎週居たら疲れてしまうと思う。
自宅迄帰ると、態々玄関から「今日はお嬢様と楽しい時間を過ごせました!ありがとうございました!」と挨拶を大きな声で言うと、直ぐに車に戻って走り去った。
浅子は「挨拶をする前に帰られたの?コーヒーの一杯位、、、、、」
「もう充分楽しんだでしょう?私は風邪気味だけどね!」
「えっ、今日は寒かったからね!」
「麻結!早くお風呂で暖まりなさい!」智光が風呂から上がって、麻結の顔を見てそう言った。
「本当よ!今日は寒かった!」
「何処に行って来たの?」
「淡路島でモデルのお仕事!」
「またカメラなの?」
「そうなのよ!こんなに寒いのに、セーターで写すのだから、、、、、」
「今日はコート着ていても寒いわ!」
麻結は土産の包みを浅子に渡すと二階の部屋に駆け上がった。
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