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84-75
麻結が自宅に帰ると浅子が「昼間麻生さんから電話が有ったのでしょう?自宅に掛ける様に言った様ね!」
「そうよ!何度も電話とかlineを送って来るから、自宅には貴方のファンが居るって教えてあげたのよ!」
「私達があの障害者との結婚を潰して、無理矢理麻生さんとの婚約を決めたと怒っているのね!」
「そうよ!その通りだわ!武史さんはお父さんとの約束を守って、電話もメールも送って来ない!私の送ったlineの既読も無いのよ!彼の居ない時に家族にお金を渡して別れさせるなんて、最低よ!」
「あんな男との結婚をお父さんも私も絶対に認めません!と前から話して居るでしょう?」
「それは彼の身体が悪くて、子供も作る事が出来ないからだと言ったわ!でも大丈夫だったのよ!それなら結婚しても良いのでしょう?」
「何を訳の判らない事を言うの?もう来週の3日に結納が決まっているのよ!料理も着物も段取りは全て終わっているのよ!今更止める!そんな馬鹿な事が出来る訳ないわ!みんなの迷惑を考えなさい!」
「お母さん達が勝手に決めたのよ!歌舞伎に行ったりしてね!私は彼の写真のモデル?馬鹿馬鹿しくてやってられなわ!」二階の自分の部屋に入ってしまう。
自分の部屋に入ると再び武史に電話をするが全く同じで、電話を取る気配も無かった。
昼間見たお寺のサイトを探し出して、明日車で行くので順路を調べ始めた。
武史と別れてもあの麻生祐樹との結婚は耐えられないと思い始めた麻結。
色々な事を考えながら自宅からの順路をメモ用紙に書き留める。
そして再び武史の携帯に電話をした。
その時、階下から浅子が「お父さんから話が有るって言われて居ますよ!」
「話って?婚約の話?」そう言いながら下に降りた麻結。
「今更中止が出来ると思っているのか?それより、あの障害者が何処も悪くないとお母さんに話した様だが?まさか九州に一緒に行ったのでは?」
「行ったわよ!お母さんが子供の作れない身体だと言うから心配に成ったのよ!大丈夫だったのよ!」
怒りの智光は麻結の所に進むと「バシー」と平手打ちを放った。
よろけて倒れた麻結は頬を押さえて、咄嗟の出来事に驚く。
「婚約をする男が居るのに、何と云う事を平気でするのだ!ふしだらな娘だ!」
「私はあの大森さん!武史さんが好きなの!無理矢理引き離そうとしているのはお父さん達だわ!」
「僅かな慰謝料で、お前に連絡をして来ないのだろう?そんな根性の無い男なのだよ!」
父に言われても反論出来ない麻結。
確かに昨日から一度も電話もlineも返信が無い!本当に僅かな慰謝料で自分の思いを、、、、、
「今と成っては断る事は不可能だ!障害者の男は諦めて、来週の結納に備えなさい!」
頬を押さえて麻結は言葉を返す事は無く、悔し涙を流して自分の部屋に戻って行った。
「やはり、あの男と旅行に行って来たのだな!」
「その様ですね!絶対に麻生さんに聞こえない様にしなければ、大変な事に成りますよ!」
「当然だ!婚約をする一週間前に別の男とお泊り旅行が知れたら、破談以上の失態だ!特にあの梅宮とかに悟られぬ様にな!例の交際中止は話したのか?」
「はい!梅宮さんに連絡しましたよ!当然ですと笑っていましたが、大森家の方からは連絡無いのでしょうね!有れば連絡を貰える様に話しましたが、、、、、」
「金だけ取って、断りを入れて無いのか?困った家だな!」
「でも梅宮さんは、片方の家が断れば成立して破談に成る様ですよ!」
「それなら、安心だ!」智光は安心顔に成ったが、無事に結納を迎えられるか心配に成っていた。
麻結は今夜も智樹の家に転がり込む。
そして、祖父に車を貸して欲しいと頼み込んだ。
事情を説明すると、買い物に行く予定はないので貸して貰える事に成った。
買い物用に軽四の車を持って居る。
「麻結は福祉課だったな!障害者に理解が有るのだな!」
「どうして?」
「鯖寿司の男も障害者だろう?」
「昨日から電話もメールも通じないのよ!そんな人では無いと思うのだけれど、お父さんに慰謝料貰って、連絡するな!って言われて、、、、、」
「麻結が云う様な男なら、智光に言われても麻結の電話に出ないのは変だな!」
麻結は最後のlineを智樹に見せた。
(お別れ旅行だったのですね!楽しかったです!ありがとう!お幸せに!もう連絡はしませんので安心して下さい!)
「旅行の事が智光達に知られてしまったのか?」
「頬を打たれたわ!婚約前に他の男と旅行に行ったから!」
「麻結がそんなに簡単に男に身体を許す子だと思っているのだろうか?」
「判らないわ!でも武史さんと結婚出来ないのなら、もう誰とも結婚はしないわ!」
「麻結の気持ちを両親は判らないのだな!困った奴だな!障害者だから嫌っているのか?」
「それが一番でだと思うけれど、一度も話しもしてないのよ!」
「もう半年以上付き合って居るだろう?」
頷く麻結は、話を聞いて貰えるのは祖父智樹だけだと思った。
武史の自宅では
「今回は余程疲れたのだな!」
「あの話が武史には大きなショックに成ったのね!」
「婚前旅行に行って機嫌よく帰った矢先だったからな!」
「もう少しで救急車を呼ぶ寸前だったわ!」
「40度の高熱の時は怖かったな!」
「少し熱が下がって来たから、明日位には少し良く成ると思うわ!」
「会社は、今週一杯難しいな!」
過去には一週間程寝込む事も多かった武史。
最近は二日程で回復する様には成っている。
麻結が自宅に帰ると浅子が「昼間麻生さんから電話が有ったのでしょう?自宅に掛ける様に言った様ね!」
「そうよ!何度も電話とかlineを送って来るから、自宅には貴方のファンが居るって教えてあげたのよ!」
「私達があの障害者との結婚を潰して、無理矢理麻生さんとの婚約を決めたと怒っているのね!」
「そうよ!その通りだわ!武史さんはお父さんとの約束を守って、電話もメールも送って来ない!私の送ったlineの既読も無いのよ!彼の居ない時に家族にお金を渡して別れさせるなんて、最低よ!」
「あんな男との結婚をお父さんも私も絶対に認めません!と前から話して居るでしょう?」
「それは彼の身体が悪くて、子供も作る事が出来ないからだと言ったわ!でも大丈夫だったのよ!それなら結婚しても良いのでしょう?」
「何を訳の判らない事を言うの?もう来週の3日に結納が決まっているのよ!料理も着物も段取りは全て終わっているのよ!今更止める!そんな馬鹿な事が出来る訳ないわ!みんなの迷惑を考えなさい!」
「お母さん達が勝手に決めたのよ!歌舞伎に行ったりしてね!私は彼の写真のモデル?馬鹿馬鹿しくてやってられなわ!」二階の自分の部屋に入ってしまう。
自分の部屋に入ると再び武史に電話をするが全く同じで、電話を取る気配も無かった。
昼間見たお寺のサイトを探し出して、明日車で行くので順路を調べ始めた。
武史と別れてもあの麻生祐樹との結婚は耐えられないと思い始めた麻結。
色々な事を考えながら自宅からの順路をメモ用紙に書き留める。
そして再び武史の携帯に電話をした。
その時、階下から浅子が「お父さんから話が有るって言われて居ますよ!」
「話って?婚約の話?」そう言いながら下に降りた麻結。
「今更中止が出来ると思っているのか?それより、あの障害者が何処も悪くないとお母さんに話した様だが?まさか九州に一緒に行ったのでは?」
「行ったわよ!お母さんが子供の作れない身体だと言うから心配に成ったのよ!大丈夫だったのよ!」
怒りの智光は麻結の所に進むと「バシー」と平手打ちを放った。
よろけて倒れた麻結は頬を押さえて、咄嗟の出来事に驚く。
「婚約をする男が居るのに、何と云う事を平気でするのだ!ふしだらな娘だ!」
「私はあの大森さん!武史さんが好きなの!無理矢理引き離そうとしているのはお父さん達だわ!」
「僅かな慰謝料で、お前に連絡をして来ないのだろう?そんな根性の無い男なのだよ!」
父に言われても反論出来ない麻結。
確かに昨日から一度も電話もlineも返信が無い!本当に僅かな慰謝料で自分の思いを、、、、、
「今と成っては断る事は不可能だ!障害者の男は諦めて、来週の結納に備えなさい!」
頬を押さえて麻結は言葉を返す事は無く、悔し涙を流して自分の部屋に戻って行った。
「やはり、あの男と旅行に行って来たのだな!」
「その様ですね!絶対に麻生さんに聞こえない様にしなければ、大変な事に成りますよ!」
「当然だ!婚約をする一週間前に別の男とお泊り旅行が知れたら、破談以上の失態だ!特にあの梅宮とかに悟られぬ様にな!例の交際中止は話したのか?」
「はい!梅宮さんに連絡しましたよ!当然ですと笑っていましたが、大森家の方からは連絡無いのでしょうね!有れば連絡を貰える様に話しましたが、、、、、」
「金だけ取って、断りを入れて無いのか?困った家だな!」
「でも梅宮さんは、片方の家が断れば成立して破談に成る様ですよ!」
「それなら、安心だ!」智光は安心顔に成ったが、無事に結納を迎えられるか心配に成っていた。
麻結は今夜も智樹の家に転がり込む。
そして、祖父に車を貸して欲しいと頼み込んだ。
事情を説明すると、買い物に行く予定はないので貸して貰える事に成った。
買い物用に軽四の車を持って居る。
「麻結は福祉課だったな!障害者に理解が有るのだな!」
「どうして?」
「鯖寿司の男も障害者だろう?」
「昨日から電話もメールも通じないのよ!そんな人では無いと思うのだけれど、お父さんに慰謝料貰って、連絡するな!って言われて、、、、、」
「麻結が云う様な男なら、智光に言われても麻結の電話に出ないのは変だな!」
麻結は最後のlineを智樹に見せた。
(お別れ旅行だったのですね!楽しかったです!ありがとう!お幸せに!もう連絡はしませんので安心して下さい!)
「旅行の事が智光達に知られてしまったのか?」
「頬を打たれたわ!婚約前に他の男と旅行に行ったから!」
「麻結がそんなに簡単に男に身体を許す子だと思っているのだろうか?」
「判らないわ!でも武史さんと結婚出来ないのなら、もう誰とも結婚はしないわ!」
「麻結の気持ちを両親は判らないのだな!困った奴だな!障害者だから嫌っているのか?」
「それが一番でだと思うけれど、一度も話しもしてないのよ!」
「もう半年以上付き合って居るだろう?」
頷く麻結は、話を聞いて貰えるのは祖父智樹だけだと思った。
武史の自宅では
「今回は余程疲れたのだな!」
「あの話が武史には大きなショックに成ったのね!」
「婚前旅行に行って機嫌よく帰った矢先だったからな!」
「もう少しで救急車を呼ぶ寸前だったわ!」
「40度の高熱の時は怖かったな!」
「少し熱が下がって来たから、明日位には少し良く成ると思うわ!」
「会社は、今週一杯難しいな!」
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最近は二日程で回復する様には成っている。
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