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第27話
しおりを挟む――舞踏会の翌朝。
城内は早朝から、またもや慌ただしい空気に包まれていた。昨日の華やかな余韻を残しつつも、今日は早くも「実技試練」が控えているのだ。正妻候補たちは夜遅くまで舞踏会に出席していたはずなのに、ほとんど休む間もなく「力比べ」への準備を始めているらしい。
あちらこちらで「何時から試練が始まる?」「場所は王城の訓練場? それとも特設会場?」などの声が聞こえ、気の早い貴族たちや観客が大勢詰めかけているという。
だが、そんな熱気とは裏腹に、私は一人、気が重いまま王太子――セイル殿下の部屋へ向かっていた。
◇◇◇
「殿下……入りますね」
控えめにノックし、扉を開ける。すると、昨夜体調を崩した殿下はまだベッドに横たわったまま、虚ろな目を開けて私を見つめていた。
心配していた通り、今朝の彼は明らかに顔色が悪い。今日は“実技試練”だというのに、こんな状態で本当に望めるのだろうか。
「……おはよう、ルナ。ごめん、まだ起き上がれてなくて……」
「いいえ、昨夜は大変でしたし、無理もありません。どうか焦らず、ゆっくりで大丈夫ですよ。姉上様方も殿下のご容態を気遣っていて、もし無理なら『延期』もありだと……」
私の言葉に殿下は首を横に振る。
「ううん……延期なんて、候補者たちをこれ以上待たせたら余計な混乱になる。俺も、ここで逃げたくないし……。ちょっと身体を起こすから、手を貸してくれる?」
「……わかりました。決意は固いんですね。では、まず起き上がりましょう」
私は殿下の枕元に寄り添い、そっと彼の背中に手を当てる。昨夜はとにかく苦しそうだったが、今は意識ははっきりしているようだ。
――それでも、完璧に回復しているはずがない。私は心配を押し殺して、ゆっくりと殿下の身体を支えながら起こす。
「ふう……ありがとう。……少し眩しいな」
殿下はベッドから足を下ろし、まだ眠そうな瞳で部屋のカーテンを見つめる。外は朝日が差し込んでおり、昨夜の騒ぎが嘘のように澄んだ空が広がっているようだ。
私は急いでカーテンを少し引き、部屋の光を和らげる。
「すみません、少しカーテンを閉めますね。朝食は軽いスープを用意しますので、召し上がっていただけますか? あと、体温をチェックしませんと……」
「……うん。助かる。ルナのスープなら胃に負担も少ないし」
殿下は苦笑交じりに呟く。まだ背筋に力が入っていないのか、私を頼りに身体を動かそうとしているのが分かる。
――昨夜はあれほどきらびやかな舞踏会の主役として踊っていた彼が、今日はこんなに弱々しい姿を見せているのだ。もし正妻候補たちがこの姿を見たら、驚くだろう。
(ここが私の役目なんだ。殿下を守る……。正妻候補の誰でもなく、私が……)
自分を励ますように思いながら、朝の看病に取りかかる。
◇◇◇
簡単な体調チェックをし、殿下が軽く食事を終えるころには、少しだけ顔色が回復していた。熱は微熱程度で、頭痛は少し収まったらしい。
それでも万全とは言えない状態のまま、殿下は「実技試練は午前中に始まるから、頑張るよ」と呟く。傍らで立っている私も、なんとか応援するしかない。
「……では、殿下がお着替えを終えられたら、姉上様方と合流して会場へ向かいましょう。もし途中で辛くなったら、すぐお知らせくださいね」
「うん。……大丈夫、ルナがついてれば平気な気がする」
いつものように甘い声で微笑まれると、胸が切なくなる。昨日の舞踏会で“最初に踊った”相手は、サリア令嬢だった。彼女はどう思っているのだろう。――殿下が体調を崩してしまったことに、焦りや落胆を感じているのかもしれない。
ともあれ、もう考えても仕方ない。目の前の殿下の体を優先して少しでもサポートする。それが私の仕事だ。
◇◇◇
正午前、姉上たちに付き添われて殿下が会場へと入る。そこは王城の広い中庭を一部改装し、正妻候補たちの実技試練を行う舞台として整えられていた。
見渡す限り、観客や関係者がびっしりと詰めかけ、試練を固唾を飲んで見守っている。大勢の視線が殿下に集中し、候補者たちも豪華な衣装や軽装備で整列している。
私は殿下から少し離れた位置で控え、姉上たちが試練の進行を進めるのを見守る。
――内容としては、「魔力の行使」や「礼儀や知識を問う問題」、さらには「簡単な武術や身体能力のテスト」が行われるらしく、候補者たちが一人ずつあるいはペアで順番に試技を披露するのだ。
「さあ、皆さま、どうぞ舞台の上へ。まずは魔力制御のチェックから始めます。……最初の組は○○公爵家の令嬢と△△子爵家の令嬢……」
フィリス様の張りのある声が響き、正妻候補の二名が舞台中央へ進む。どちらもすでに音楽が流れ始め、簡単な詠唱や魔力の操作を披露しているようだ。
観客席からは拍手や感嘆の声。殿下はそれを見下ろす形で玉座のような席に座っているが、その顔にはまだ疲労の影が見える。私はドキドキしながら遠くから見守り、万が一の事態に備える。
(お願い、殿下……無理をしすぎないで)
候補たちのパフォーマンスは想像以上に華やかだった。魔法を彩る光や、軽やかに舞う身体能力が観客を沸かせ、まるでショーのようなエンターテインメントになっているのだ。
その一方、殿下は終始静かに見守っている。たまに姉上たちと意見を交換しているが、体調的に大丈夫かどうか気がかりだ。
◇◇◇
試練が進行してしばらく、様々な候補が舞台に上がるたび、歓声や拍手が絶えない。どうやらみな一様に見事な技を披露しており、どの娘が優勢なのか判断しにくいほどだ。
そんな中、サリア令嬢の番が回ってきた。彼女は昨日の舞踏会で殿下と最初のダンスを踊った人物だけあって、観客の期待も大きいらしい。
「さすがサリア様……!」「竜族の血が少し混じっているんだっけ? 魔力制御が得意だって……」
周囲の噂が漏れ聞こえる。彼女は優雅に舞台に上がり、魔力による小さな“竜の幻影”を生み出してみせる。その神秘的な光景に、観客席は大いに沸いた。
殿下も遠目に彼女の技を見つめている。――その瞳に何を映しているのか、私は知る由もない。胸がずきりと痛むが、じっと堪える。
(殿下があの子を……いや、考えても仕方ないわ)
ただ、見守る。サリア令嬢は一連の演技を終え、優雅に一礼すると大きな拍手が巻き起こる。彼女は微笑みながら殿下の方を見やり、ほんの一瞬、甘えるような眼差しを送った。――その様子に観客席からも「お似合いだ」と囁く声が聞こえてくる。
殿下は静かに微笑み返し、拍手を送っていた。それだけの仕草が、私には痛いほどまぶしく映る。
◇◇◇
夕刻が近づく頃には、多くの候補が試技を終え、会場にはやや疲労した空気が漂っていた。殿下も座ったまま長時間観覧しているだけでも大変だろう。何しろ昨夜の体調不良がまだ完全には治っていないはずだ。
けれど、王太子としての威厳を守るため、殿下は容易に席を立たない。姉上たちが間で適宜休憩を入れようとしても、彼は「ここで抜けるわけにはいかない」と言い張る。
――その強い意志が嬉しい反面、体を壊さないかと心配で仕方ない。
(私もそばにいられればいいのに……)
私は控えの位置から殿下をずっと見守るしかない。正妻候補のパフォーマンスが続く間、何度も殿下が苦しそうに眉を寄せるのが見えるが、呼び止める余地もない。周囲が注視している手前、彼が立ち上がれば大騒ぎになるだろう。
――最終的に、実技試練は陽が落ち始める頃、ようやく幕を下ろした。候補者たちも長時間のパフォーマンスを無事こなし、会場はある種の興奮と疲労に包まれる。
姉上たちが集計や評価のメモをまとめており、殿下は椅子に座ったまま深いため息を吐いている。私はようやく合図を受けて、舞台裏の柵を回り、殿下のもとへ急いだ。
「殿下……! 大丈夫ですか? ご気分は……」
「う、うん……ちょっとフラつくけど、立てるよ。……ふう、なんとか最後まで見届けた」
殿下の顔には蒼白な色が残るが、昨日ほど酷い状態ではなさそうだ。体力の限界を超えないよう、姉上たちがうまく進行を調整してくれたのかもしれない。
私が肩を支えようとすると、殿下は少し身体を預けてくる。
「……ありがとう、ルナ。やっぱり君がいると落ち着く。……ふらつきが収まったら部屋に戻って休むよ。今日はもう終わりだし、候補たちも撤収するはずだから」
「そうですね。十分に休まないと、まだ試練は続きますし……。姉上様方も、今夜はなるべくゆっくり身体を休めなさいと仰っていましたよ」
殿下は困ったように苦笑し、「君も早く休んでよ」と言ってくれる。その優しさが胸に染みる。
◇◇◇
夜、殿下の部屋。
実技試練が終わり、正妻候補たちはそれぞれ「自分の成果」を取り巻きとともに語り合い、殿下の評価を気にするだろう。中には、続く日程に向けて新たな計画を立てる者もいるに違いない。
――だが、その喧噪とは無関係に、殿下の部屋は静まり返っていた。私は彼のそばで、最後の看病をしながら今日の出来事を振り返る。
「……殿下、皆さん凄かったですね。魔力制御も優雅で、場が大いに盛り上がっていました」
「うん。……正直、みんな優秀で驚いたよ。……でも、君の顔をずっと見れなくて辛かったな」
殿下は少し拗ねたように眉を下げる。胸がぎゅっと締めつけられる。私だって、彼のそばにいたいのに、正妻候補たちの手前、表立って寄り添えない。
「ごめんなさい。私なんかが見ていたら、皆さんに余計な誤解を招きかねませんし……。それに、殿下が頑張る姿を裏からちゃんと見守ってましたよ」
「そっか……ありがとう。俺、君の視線を感じてた気がする。……それだけで、何とか踏ん張れたよ」
その言葉の甘美さに、思わず胸が熱くなる。殿下が真摯に気持ちを伝えてくれるたびに、私はますます離れられなくなっていく。――いつか、正妻が決まったらどうするのだろう。
思考を振り払うように、ブランケットをかけ直し、「今日はもうお休みになりましょう」と促す。殿下も頷き、布団の中へと身体を沈める。
「……正妻候補たちの実技、本当にすごかった。けど、俺はまだ誰を選ぶべきか、全然わからない。……“誰も選ばない”道もあるけど、それをしたら国が大混乱だし……」
「大丈夫ですよ。まだ試練は続きますし、残りの日程もあります。殿下が納得いく相手が現れるかもしれませんし……」
そう言いつつ、胸の奥がチクリと痛む。もし“殿下が納得できる相手”が見つかったら――それは喜ぶべきことなのに、どうしてこんなに苦しいのだろう。
「……ありがとう、ルナ。……君がいる限り、俺は最後まで頑張れる。おやすみ」
「おやすみなさい、殿下。ゆっくり休んでくださいね」
殿下が瞳を閉じ、深いため息をつく。今夜は昨日ほど酷い状態にはならないはず……そう信じて、私はそっと部屋を出る。胸に押し寄せる切なさを噛み締めながら、廊下を歩き始める。
◇◇◇
夜の城内は今日もまだ一部が賑わっている。正妻候補や貴族たちが試練の結果を語り合い、サリア令嬢の華やかな“竜の幻影”などが話題になっているようだ。
誰が一番の評価を受けるのか、どの候補が王太子の“本命”なのか、喧噪と憶測が飛び交っている。その中で、私のような落ちこぼれエルフは、まるで遠い世界にいるように感じられた。
(でも、殿下には私のサポートが必要だって言ってくれた。それだけで十分……)
自分に言い聞かせても、胸の奥の苦しみは消えない。恋心は増すばかりで、この先どうなるのか考えると不安で眠れなくなりそうだ。
それでも、殿下の心の支えになれるなら、もう少しだけ耐えようと思う。正妻候補たちが王太子を求める理由は様々だろうが、私はただ“彼の幸せを願う”それだけだ。――だから、彼が決断を下すその日まで、決して離れないと誓う。
「……明日はどんな試練が待っているんだろう。殿下、無理しないで……」
呟きながら、重い足取りで自室へ戻る。
試練はまだ始まったばかり。舞踏会が波乱の形で終わり、実技も無事に終了したが、今後は礼儀作法や政治知識、あるいは“炎の契約”に至るまで、道のりは長いという話もある。
――そのすべてを王太子としてこなす殿下。その横で、私は母性のような想いと切ない恋心を抱え、ただ守り続けるのみ。
(どうか、殿下が倒れないように。……これ以上、苦しまないように)
祈るような気持ちでベッドに身を沈める。夜の闇がゆっくりと私を包み、意識が朦朧としていく中でも、殿下の笑顔と苦しそうな姿が交互に浮かんでくる。
――恋はこんなにも甘く、こんなにも苦しい。王太子と乳母という関係を超えられないまま、私は“試練”の行方を見守り続けるしかない。
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どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
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