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最終話
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王太子妃殿下は黒髪黒目の男の子をご出産なされた。
「ソルぅ名前つけてぇ」
「私の子でないので私がつけるわけにはいかない」
「ええー! この子も王子でしょぉ?」
ディー様の血をひいてないのに王孫になるわけ無いじゃない!? 何をお考えなの?しかも王子って……。王子というのは王の子供よ。王太子の子供は王の孫で王孫になるのよ。
「私の子でないので王孫にはならない」
「そんなぁ! この子がかわいそうですぅ」
そんなことは産む前から分かってることでしょう。
「王太子妃は産後の肥立ちが悪くて離宮で療養とする。更に子は死産とする」
「え? え? え? ソルぅ何を言ってるのぉ」
王太子妃殿下は言ってる意味も分かってないようだわ。そんな王太子妃殿下とお子様を騎士が強引に連れていった。子どもは王都から離れた街の孤児院に預けれることとなった。
「ディー様、お疲れ様です」
「ありがとう。これで良かったのか……」
「他に道はありませんわ」
「そうだな。残された子はどうするべきか……」
「わたくしがお育ていたしますわ」
ディー様の子でないかもしれないが、1度王孫と認めてしまった以上は責任がある。
「よいのか?」
「構いませんわ」
「感謝する」
教育係をつけて立派な臣下に育つようにいたしましょう。
この宮も改装しなくてはいけないわね。こんな真っ赤なんて環境によくないわ。
忙しい日々を過ごしていたら、懐妊が分かった。2人目だというのに、ディー様は心配して安定期に入るまでベッドから出してもらえなかった。
2人目は白銀色の髪に銀眼だった。名前はルークヴァルトとディー様がつけくださった。ルークヴァルトは元気いっぱいな子でやんちゃな子に育ちそうだ。将来は公爵家を賜るだろう。
ランナフ公爵夫人の方も片付いた。噂に耐えきれなくなった公爵が爵位を弟に譲り隠居した。ランナフ公爵夫人は抵抗したようだが、公爵に押し切られたようだわ。ランナフ公爵夫人は「バッドエンドじゃない」とか叫んでいたようだけど、ばっどえんどって何かしら?
新しくランナフ公爵になった弟君とハーべ公爵家から慰謝料の返還が毎月少しずつされている。多額の慰謝料だったから暫くの間ランナフ公爵家とハーべ公爵家は貧しい日々を歩むだろう。
それから、わたくしは更に4人の子を産んだ。1人は王色を持つ男の子で、1人は王色の女の子、2人はわたくしの色の女の子だった。
王太子妃となったわたくしはこの度、ディー様が王位を継がれ王妃となる。
ディー様はわたくし以外、妃を迎えることなく、わたくしだけを愛してくださる。愛のない結婚かと思っていたが、想定外に愛されてわたくしは幸せです。
「ソルぅ名前つけてぇ」
「私の子でないので私がつけるわけにはいかない」
「ええー! この子も王子でしょぉ?」
ディー様の血をひいてないのに王孫になるわけ無いじゃない!? 何をお考えなの?しかも王子って……。王子というのは王の子供よ。王太子の子供は王の孫で王孫になるのよ。
「私の子でないので王孫にはならない」
「そんなぁ! この子がかわいそうですぅ」
そんなことは産む前から分かってることでしょう。
「王太子妃は産後の肥立ちが悪くて離宮で療養とする。更に子は死産とする」
「え? え? え? ソルぅ何を言ってるのぉ」
王太子妃殿下は言ってる意味も分かってないようだわ。そんな王太子妃殿下とお子様を騎士が強引に連れていった。子どもは王都から離れた街の孤児院に預けれることとなった。
「ディー様、お疲れ様です」
「ありがとう。これで良かったのか……」
「他に道はありませんわ」
「そうだな。残された子はどうするべきか……」
「わたくしがお育ていたしますわ」
ディー様の子でないかもしれないが、1度王孫と認めてしまった以上は責任がある。
「よいのか?」
「構いませんわ」
「感謝する」
教育係をつけて立派な臣下に育つようにいたしましょう。
この宮も改装しなくてはいけないわね。こんな真っ赤なんて環境によくないわ。
忙しい日々を過ごしていたら、懐妊が分かった。2人目だというのに、ディー様は心配して安定期に入るまでベッドから出してもらえなかった。
2人目は白銀色の髪に銀眼だった。名前はルークヴァルトとディー様がつけくださった。ルークヴァルトは元気いっぱいな子でやんちゃな子に育ちそうだ。将来は公爵家を賜るだろう。
ランナフ公爵夫人の方も片付いた。噂に耐えきれなくなった公爵が爵位を弟に譲り隠居した。ランナフ公爵夫人は抵抗したようだが、公爵に押し切られたようだわ。ランナフ公爵夫人は「バッドエンドじゃない」とか叫んでいたようだけど、ばっどえんどって何かしら?
新しくランナフ公爵になった弟君とハーべ公爵家から慰謝料の返還が毎月少しずつされている。多額の慰謝料だったから暫くの間ランナフ公爵家とハーべ公爵家は貧しい日々を歩むだろう。
それから、わたくしは更に4人の子を産んだ。1人は王色を持つ男の子で、1人は王色の女の子、2人はわたくしの色の女の子だった。
王太子妃となったわたくしはこの度、ディー様が王位を継がれ王妃となる。
ディー様はわたくし以外、妃を迎えることなく、わたくしだけを愛してくださる。愛のない結婚かと思っていたが、想定外に愛されてわたくしは幸せです。
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