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本編 第2章
不死身:マークII
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「そのプレゼントって…なんだ?」
「君の不死身はまだ完全じゃない。ほら、死なないって言っても体は無傷な訳じゃないでしょう?」
「確かに、痛くは無いけど怪我したり骨が折れたりすると動きにくいな…。」
「ね♪ だから呪いを強化してあげる。聞こえは悪いけど、貴方の為よ♪」
そう言うと少女は右手を生へ差し伸べる。
するとその少女の手のひらから赤紫色のオーブが出現した。
ビュン!
オーブは生目掛けて飛んで行き、生の身体の中へ胸の辺りからスルッと入った。
「うおっ!なんか入ってきた……これで力は上がったのか?」
「そうよ♪ アップデート完了ね。不死身:マークIIってところかしらね。」
「全然実感ない…ってあれ?さっきまで瓦礫が刺さってたのに治ってる…!」
傷はいつの間にか塞がっている。
「このアップデートでは君の身体の頑丈さと治癒力が著しく上がったわ。相当な事がない限り、君の身体に傷はつかないでしょうね♪」
「スゲぇ…。これで本当に[鋼鉄の身体]だな。」
「また近い内に会いに来くるわ。…さぁその力、早速試してみなさい?」
「あ、名前!君の名前はなんだ!?」
すると少女は、少し黙って深刻な表情をした。
「私に名前は…無い。私は…名前をとうの昔に捨てた。」
「名前が無いって…どう言う事だよ…」
「あ、じゃあ~エンマちゃんで良いわよ♪」
急に明るい笑顔を取り戻した少女は再び指を鳴らす手の形をとった。
「またね、七宮生クン。君のこれからの[生き様]、見させて貰うわ。」
パチン!!
少女は指を鳴らすとフッと消えた。
すべての音が戻ってくる。
世界が再び踊りだす。
「うおおおおあああああ!!!!」
宙で静止していた剛が再び落下してくる。
「剛ー!!!なるべく暴れずに、下を見ないで落ちてこーいっ!!」
「お、おう!!わかったぁ!!」
剛は前屈をするような形になり、腰から落ちてくる。
「よし!来いっ…発揮してやるぜ、本物の[鋼鉄の身体]の力…!!」
生は剛を受け止める為、手を大きく広げた。
「君の不死身はまだ完全じゃない。ほら、死なないって言っても体は無傷な訳じゃないでしょう?」
「確かに、痛くは無いけど怪我したり骨が折れたりすると動きにくいな…。」
「ね♪ だから呪いを強化してあげる。聞こえは悪いけど、貴方の為よ♪」
そう言うと少女は右手を生へ差し伸べる。
するとその少女の手のひらから赤紫色のオーブが出現した。
ビュン!
オーブは生目掛けて飛んで行き、生の身体の中へ胸の辺りからスルッと入った。
「うおっ!なんか入ってきた……これで力は上がったのか?」
「そうよ♪ アップデート完了ね。不死身:マークIIってところかしらね。」
「全然実感ない…ってあれ?さっきまで瓦礫が刺さってたのに治ってる…!」
傷はいつの間にか塞がっている。
「このアップデートでは君の身体の頑丈さと治癒力が著しく上がったわ。相当な事がない限り、君の身体に傷はつかないでしょうね♪」
「スゲぇ…。これで本当に[鋼鉄の身体]だな。」
「また近い内に会いに来くるわ。…さぁその力、早速試してみなさい?」
「あ、名前!君の名前はなんだ!?」
すると少女は、少し黙って深刻な表情をした。
「私に名前は…無い。私は…名前をとうの昔に捨てた。」
「名前が無いって…どう言う事だよ…」
「あ、じゃあ~エンマちゃんで良いわよ♪」
急に明るい笑顔を取り戻した少女は再び指を鳴らす手の形をとった。
「またね、七宮生クン。君のこれからの[生き様]、見させて貰うわ。」
パチン!!
少女は指を鳴らすとフッと消えた。
すべての音が戻ってくる。
世界が再び踊りだす。
「うおおおおあああああ!!!!」
宙で静止していた剛が再び落下してくる。
「剛ー!!!なるべく暴れずに、下を見ないで落ちてこーいっ!!」
「お、おう!!わかったぁ!!」
剛は前屈をするような形になり、腰から落ちてくる。
「よし!来いっ…発揮してやるぜ、本物の[鋼鉄の身体]の力…!!」
生は剛を受け止める為、手を大きく広げた。
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