転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚

ノデミチ

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第2章 戦争の足音

17.貴族達の戦い

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 祝勝会は、立食パーティーの形だった。
 これならテーブルマナーを、そこまで気を付けずにすむ。ロックもリルフィンも、ホッとした感が、ありありと出ていた。
 「私達の側に居て。こういう時のウチの旦那は、いい弾除けになるのよ」
 「うぉーい? お前ら、俺を何だと」
 アランの抗議をスルーしながら子供達の横に立つティア。雰囲気的にも親子そのものだ。
 実際ティアにはロック達と同じ歳の息子がいるが…。

 少し挙動不審な感もあるが、何とか落ち着いて?食事している子供達のところへ、
 「楽しんでいる?」
 やって来たアルナーグ辺境伯。 口一杯に頬張っている子供達を見て、嬉しそうに微笑んだ。
 「ありがとう、ロック君。パレードでの従魔達のパフォーマンス、本当に最高だった。王都の民の度胆を抜いたよ」
 「本当に! まさかトライギドラスの曲芸飛行が見られるなんて、思いもよらなかった」
 「みんなのお蔭です。ドランもジンライも、結構のってました」
 アルナーグ辺境伯爵の感謝、ティア達の驚嘆。ロックの想像以上に従魔達は楽しんでやってくれた。
 「後は大人の仕事だな。横暴な貴族が来ないようにはするよ。幸いウィリス殿下の賛同も得られたしね」
 「ケイン様、ここに弾除けもおります」
 「私達『悠久の風』も、只飯はもらいませんよ」
 「君達にも感謝するよ」
 「いえ。この位でこの子達がアゥゴー・ギルドにいるのならば御安い御用です」

 子供相手だから、只優しいという事だけではない。
 だが、それを正直に出している事こそがロック達には嬉しかった。自分達が、話のわかる者と認められている事の証なのだから。


「楽しんでいるかい?」

 アルナーグ辺境伯がいなくなり、暫くしてやって来たのはノルク伯爵だった。
 「バルバス公爵、彼等が件のテイマーと、そのパートナーです」
 「君達が…。この目であの従魔達を見ても、中々信じられないのだが…。だが、君達のお蔭で此度は大勝利だったと聞いている。国軍司令官として礼を言う。本当に、君達の働きに感謝する」
 
 頭はさげていない。でも、武骨な感謝は本物だ。
 「お役に立てて、光栄です」
 感謝に対しての素直な返事。礼儀に対し思う処がないこともないが、子供相手に激昂するのも大人気ない。バルバス公爵はまだ、その余裕と分別があった。

 実際声をかけ、場合によっては引き入れる、有無を言わさず連れていく、『冒険者の子供等貴族の言う事を聞いて当然』そう思う貴族もいたのだが、Aランクパーティー『悠久の風』相手となると二の足を踏んでしまう。その実力を、流石に貴族達も認めているからだ。戦闘力だけで言えばロック達も決して劣らないのだが、どうしても子供という事で軽く見てしまう。
 なので、アランの弾除けは、とても役に立っていたのである。

 子供達と、アラン当人に自覚はなかったが。

 ウィリス王太子がやって来た時には、ロックとリルフィンは満腹という表情になっていた。横には、食べ続けるアランがいたが。
 「いい弾除けだ。結構『宰相派』の貴族達が二の足を踏んでいるよ。バルバス公爵やノルク伯爵位ではなかったかい?」
 「ですね。というか、『貴族派』もほとんど来ておりませんよ、殿下」
 ティアが笑みを浮かべ、してやったりという表情で応える。
 「この後の宿は?」
 「辺境伯が用意して下さるとの事です。なので、ある意味見物ですね」


 パーティーも終わり、王城を出ると、ロック達はアラン達に連れられてアルナーグ辺境伯の王都別邸に向かう事になった。
 他の貴族に、この2人は辺境伯が囲んだと知らしめたのである。
 宿に泊まったものなら、多分各貴族の使者がひっきりなしに訪れていたであろうし、場合によっては強引な、拉致騒ぎもあったかもしれない。その意味ではアルナーグ辺境伯としては正しい動きなのだが、この処遇は『宰相派』の怒りを買った。
 尤も、今回の戦争では宰相ラーデウス公爵の失策もあり、また、元々件のテイマーはアルナーグ辺境伯が雇いいれた冒険者である。辺境伯の勢力がまた増えた。『宰相派』としては面白くない事態だが、かといってどうしようもない状況であり、派閥の貴族の中には、諦め、派閥変えを考える者もいた。


 「そうか…。くっ、あの若造めが」
 『宰相派』の重鎮の1人、ガルバード=カルツ侯爵。あれだけの実力のある冒険者なら金銭等で引き入れるという事もあったかもしれない。それをアルナーグ辺境伯に機先を制されてしまった。若さ=未熟という思いのあるカルツ侯爵にとっては、アルナーグ辺境伯にこうも小賢しく先手を打たれる事が納得出来ないでいる。

 「旦那様、お客様がお見えです」
 「予定等なかったがな、何処の礼儀知らずだ?」
 「ノルク伯爵様。ご自身が来られております」
 「何?」

 普通は使者が来る。自身が来る等まずあり得ない。
 カルツ侯爵も、直ぐ様応接室に向かう。

 「突然お伺いして申し訳ありません、カルツ侯爵」
 「卿自身が来るとはな。何用で参った?」
 「『宰相派』の今後について、です。カルツ侯爵、今の貴族達の動き、時流をご存知で?」
 「謹慎となったラーデウス公爵ではもたぬ、そういう事か? 」
 「いえ。宰相は要らぬ。そういう動きです」

 カルツ侯爵も流石に驚愕する。
 「要らぬ?」
 「王の親政でよいのでは? という動きがあります。現王陛下は兎も角、ウィリス王太子が即位されれば、おそらく親政になるのではないでしょうか。貴族院が不要という事にはなりますまい。権限は減るやも知れませぬが」
 「国王親政、か」
 「それに、次の宰相に1番近いのはアルナーグ辺境伯です。『宰相派』の誰でもありません」
 「タラン侯爵ではないのか? いや、経験不足だな。私は歳を取りすぎている。フム、何と口惜しい。あの若造で…、いや、経験は充分過ぎる程か。どちらにしても『宰相派』は消えるな。で、卿は王太子の派閥を作るつもりか。ウィリス殿下はライカー公爵にかなり親しくしておる。『貴族派』と対抗するのか?」
 「『貴族派』と、その他大勢という図式は望みますまい」
 考え込むカルツ侯爵。
 「少し考える時間が欲しいな、ノルク伯爵。時流と状況は呑み込めた。有意義な情報を感謝するよ」
 「わかりました。お時間いただきありがとうございます、カルツ侯爵」


 ライカー公爵の館。
 「殿下を、担ぎ出そうとしている? 『宰相派』が分裂しようとしているのですか?」
 「今回の宰相ラーデウス公爵の失策は、それほど大きかったという事です。次の宰相は、やはりアルナーグ辺境伯を推す声が多いですね」

 急に王太子の来訪を受けたライカー公爵は、ラーデウス公爵の失墜の話を聞き、流石に驚愕を隠せない。
 「これは、宰相存続がある意味面白いかもしれぬな」

 貴族派閥の再編が始まろうとしている。

「本当にあのテイマーは王国に新たな風を吹き込んでくれる。あの子は、貴族になってはくれないかな?」

 養子縁組? 爵位叙勲? 
 手は幾らでもある。考える価値はありそうだ。

 …本人が納得するかどうか。
 ヘソを曲げられると困る。何せ彼の者は我が公国を滅ぼせる従魔を持っているのだから。

 ファイアブレスを持つA+ランクのトライギドラス。
 その威力は、先の戦争で充分思い知らされている。

 「無理強いしなければ大丈夫か? なってくれれば儲けもの。その位の認識でいくしかないな」


 翌日。
 冒険者達と領都アゥゴーへ帰ろうとしたアルナーグ辺境伯は、派閥再編の動きにのまれ動けなくなってしまう。とりあえず一緒に帰れない旨伝えた処、幸運にもロック達も暫く王都に逗留すると言ってくれた。
 アラン達『悠久の風』のみアゥゴーへ帰ったのだ。

 せっかくなので王都の一角、街の片隅にある獣人街に繰り出す2人。
 「ごめんネ、付き合わせて」
 「珠にはいいんじゃない? これって、やっぱデート? で、いいよね」
 聞いてきたのに、即同意を求めるロック。

 ボン!
 で、お約束の瞬間ボイラー化。真っ赤ちゃんのリルフィン。
 そんなリルフィンに、自分もまた少し赤くなりながら、おずおずと手を伸ばしてくるロック。
 リルフィンも真っ赤なまま、その手を絡め、しっかりと恋人繋ぎになる。

 「で、どこ行くの?」
 「マダム・ドリスの店。その、獣人の服専門店なの。パンツにしろスカートにしろ、私達どうしても尻尾があるから…」
 「そっか。うん、リルフィンの尻尾、ふわふわだもんね」
 「ふわぁっ!」
 また赤みが濃くなる。
 今は手を繋いでいるだけだが、お風呂では尻尾を洗ってもらう時がある。優しい手付きとブラッシング。幸せな一時を思い出してしまう。
 「あれ? リルフィン?」
 赤くなり止まってしまったリルフィン。ふと我にかえると、
 「ここで言うの反則!」
 ちょっぴり頬を膨らます、その顔はとても可愛い。
 「そんな膨らむほっぺは、こうするよ」

 Chu!

 「うわぁん! もう、外では禁止って…」
 「お嫁さんだから問題無し」
 「…いじわるぅ」

 いちゃつきながら店に入る2人。
 珠にこういう客はいるので、店側も気に止めていない。国中で噂の2人とは、この時点では誰も思わなかったのだった。

 「これ、どうかな?」
 「似合ってるよ。うん。結構寒色系似合うよね」

 リルフィンは、どちらかというと青系統で薄い色地の物を好む。ロックとしても赤系統はちょっと違うかなという認識があった。
 服を当ててみたり組み合わせてみたり。この辺は何処にでもいるカップルと大差ない。少し幼いきらいがあるが…。店員としても、その幼さが気になっていた。子供が買うには、それほど安い買い物ではないのだ。貴族が着る超高級品という訳ではなかったが。
 なので、店員は一応店主のドリスに声をかけた。
 「親がいないようですが、お支払いはどうなんでしょう。確かにあの辺は特売品ですけど」
 剣や鎧が無いと只の子供でしかない2人だが、流石にドリスは気付く。
 「大丈夫よ、あの子達はお金持っているわ」
 店主が何を見て、そう判断したのかがわからない店員は不思議に思えてしょうがない。
 「ですけど…」
 「私の目が信じられない?」
 そう言うと、子供達に近付いていくマダム・ドリス。
 「いらっしゃい。お気に入りのものがございましたか?」
 「はい! って、あの? マダム・ドリス?さん、ですか?」
 店主の挨拶に子供達は驚いている。
 「そうですよ。ようこそ、ロック様、リルフィン様。これからもご贔屓戴けると嬉しいですわ」

 爆弾発言! 店員が固まってしまう。
 ロック? リルフィン? 
 トライギドラスを従魔にしている、あの凄腕テイマー? そのパートナーの美少女獣人?
 昨日のパレードの主役!? 戦争を勝利に導いた冒険者達!?

 そんな目を他所に、2人は選び終わったようだ。
 「これ、ください」
 それなりの数の服を買い込むリルフィンと支払いをすませるロック。回りは彼氏の奢りと納得する。が、2人は共同財布だった。
 服をザックに入れるロック。結構な量が呆気なく入っていくのを見て驚く店員。

 手を繋いで帰る姿は、他の客と全く変わらない。
 「何か信じられませんね。まるっきり普通の、只の子供のカップルだ」
 「そうね。尤も買った金額は結構なものだったし、あんなザックを持っている子供なんて他にはいないわね。フフ。これからも贔屓してくれるといいわね」
 「あのテイマーも買いに来る! 凄い宣伝になります」


 せっかくだからと、屋台で串焼を買い食べる2人。
 頬張りながら歩く姿は田舎の子供達。

 気が付けばつけられている?
 「ロック?」
 「うん、物取りには見えない。悪いアンチャンという訳でもなさそう。多分貴族の密偵。コンタクトをとりたいのか、拉致したいのか? ね、次の角曲がったら『ワープ』使える? 面倒だから、辺境伯の別邸前迄」
 「うん、任せて」

 角の先、掻き消すようにいなくなる2人。

 「うん、あれ? いない!」
 「バカな! よくさがせ! くそっ! 見失うとは!!」

 魔法を使われたとは思わない密偵。気付かれたとも思ってなかっただけに、子供達に簡単に撒かれた事にショックを受けていた。

 だが、これで終わりではなかった。

 アルナーグ辺境伯の館を、ある貴族の使者が訪れる。
 執事が出て、伯の不在を告げると、
「いや、辺境伯に用が有る訳では無くて…」
「ここはアルナーグ辺境伯の王都別邸ですが? 失礼ですが、どちらをお訪ねで?」

 何れにしろ、辺境伯不在の時、伯の客人への取次など失礼な話である。遠回しではあるが「出直せ、ボケ」と言われたさる貴族の使者は、激昂しながらも引き下がるしかなかった。

 後から、その事を聞いたアルナーグ辺境伯は、
 「何処の使者か、聞かなかったのかい?」
 「言いませんでしたね。まぁ、こちらも聞かなかったのは騎士の情けという事で」
 執事の言い様に大笑いする辺境伯。

 「フム。帰しても留め置いても面倒か。彼等は帰りたいだろうな」

 会って話すと、やはりそろそろ帰りたいとの事。大丈夫だろう、とアルナーグ辺境伯は、2人をアゥゴーへ帰す事にする。

 「魔法で帰れます。色々ありがとうございました」
 「ロック君。君が、いや君達がアゥゴーのギルドにいる事が、本当に有り難く助かっているんだ。これからも、ひょっとしたら国難レベルの無理難題を言うかもしれない。その時はよろしく頼みたい」
 「伯爵様、本当に正直です。僕みたいな子供に、そんな頼み方しなくても…。その、出来るだけの協力、します。僕達、アゥゴーのギルドで良かったって思ってます」
 「伯爵様の真摯なご依頼。頼まれる私達も、何か誇らしいんです」

 真っ直ぐに頼むアルナーグ辺境伯を信頼する子供達。辺境伯も、この2人の助力を当てに出来る事が何よりも嬉しい。

 「それじゃ、ありがとうございました」

 魔法『リターン・ホーム』を使い帰る2人。

 「本当に礼を言うのは私の方なんだよ?」
 自領アゥゴーの方を見て、子供達2人に思いを馳せるアルナーグ辺境伯だった。


 数ヶ月振りの我が家は、状態保持の魔法をかけてあった分だけ埃もなければ汚れてもいなかった。
 「それじゃ、アゥゴーのギルドに帰還報告だ」
 手を繋いでギルドに行くと、いきなりの2人の帰還に大騒ぎとなる。

 「は? ロック君、リルフィンちゃん? 何時帰ってきたの?」
 「たった今です。その、王都でも客が色々面倒があって…」

 リリアも伊達に受付嬢をしていない。直ぐに察した。
 「兎に角、お帰りなさい」

 依頼終了の手続きをするロック。
 『戦争参加』は指名依頼だった為、報酬が王国と領主から、という事になる。
 「これ、凄い額ですけど」
 「間違ってないわよ。国からの依頼って、この位の額だから。勿論貴族からの場合も似たような物だから」
 「うわぁ…」
 また、数年は遊んで暮らせそうな額である。とりあえずギルド預り金にしてもらう。

 「処でロック君。リーリエさんが貴方を呼んでいたけど」
 「リーリエさんが? 何だろ?」
 「多分ギルド登録の事だと思うわ」
 「あれ? 僕達入ってますよね?」

 まさか仮加入だった? それとも会費不足?
 「そんなのありませんから。その、私が言うの何ですけど、ロック君はこの冒険者ギルドしか入ってないですよね」
 「? 他に何が?」
 「例えば『悠久の風』のベルンさんは商業ギルドにも入っているの。彼は商人でもあるから。それと同様、この街にはテイマーズギルドが在るのよ。あ、ほら、リーリエさんが。ねぇ、リーリエさん。こっちです」

 やって来るリーリエ。
 「ロックさんにお願いがあるのです。ぜひテイマーズギルドに入って下さい」     
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