酷い人。でもそんな貴方を私は。

春

4

それから、３月中は入学式の準備で私達吹奏楽部はバタバタとしていた

4月になって、入学式の2日前、新3年生と新2年生はいち早く登校日

私達は入学式が近いからその日の朝も早くから朝練だ



「結木～～～クラス替え嫌だ」
「私も嫌」
「ほんまにね」
「んね」


私が泣き言を言う結木は小学生の頃から仲がいい親友と言うのは小っ恥ずかしいから、腐れ縁 なユーフォニアムを担当している私の大事な友達


結木が居ないと私は吹部も続けてない気がする
身長が147くらいしかない私より10センチほど身長が高く走ることが何より好きで外見はめちゃくちゃ陸上部な億秒で、誰より優しい女の子だ





「今年こそ同じクラスになるといいな～」
「ほんとにね、朔崎と私ほんと同じにならないからね」
「んね～～～！ならんなぁー」
「まぁ、ならんくても平気でしょ、今更じゃん」
「確かに」




朝練終わりに2人でそんなことを言って教室に向かう

私の学校は2年生のクラスで2年生の頃の担任に1人ずつクラスが言われ、その3年生の教室に行き、新しい担任と対面する



「じゃあ」
「教室行く前にお前の教室行くわ」
「おっけー結木様をまってまーす」
「うっさ」



笑いながら別れて教室に入る














さぁ、クラスの発表だ