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あなたと私の未来
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優しく肌をつたう指、耳元に伝わる吐息、そして、時折激しく高鳴るあなたの鼓動を感じて。
私は、樹に抱かれてる幸せを感じた。
何度も唇を重ね、ずっと我慢していたお互いの感情をさらけ出した。
『もう、絶対離さない。お前は俺だけのものだ』
『樹……お願い、私を離さないで』
私達は、どうしようもないくらい求め合い、愛し合った。
「……ゆずは……柚葉」
「あっ」
飛行機の隣の席にいる樹に声をかけられて、思わず驚いた。樹に抱かれたことを思い出してたなんて、恥ずかしくて言えない。
しばらくのフライト。
私達は、ゆっくり時間を過ごした。
アメリカに着いたら、いろいろ大変だ。
レストランの準備は、樹が先に何度かアメリカに行って進めていた。
近くにマンションも借りてくれて。
一体、これからどうなるんだろう?
今はまだ何もわからない。
だけど……
不思議と、不安はほとんどなかった。
樹は英語も話せるし、それもすごく安心できる。
アメリカ行きが決まってから、私も樹に英語を少しずつ習っていた。結構、性に合ってるみたいで、あっという間に日常会話くらいなら話せるようになった。きっと、樹の教え方が上手いおかげだと感謝してる。
真奈からも嬉しい報告があった。
良介君からプロポーズされたって。
真奈、いろいろ言いながらも、めちゃくちゃ嬉しそうだった。結婚式はハワイで挙げるみたいだから、私も出席するつもりでいる。
もちろん、樹と2人で――
真奈、幸せになってね。
私も、絶対幸せになるから。
私達は、長旅を終え、とうとう新天地に到着した。
「いよいよだな。俺達の新しい生活が始まる」
「うん、そうだね」
まず、樹が借りてくれたマンションに向かい、中に入ると、日本で住んでたマンションよりもさらに広かった。
さすがアメリカだ。
日本とはスケールが違う。
高層階から見下ろす景色も、都会からほんの少し離れてるせいか、自然が多くて癒される。
私は、樹に抱かれてる幸せを感じた。
何度も唇を重ね、ずっと我慢していたお互いの感情をさらけ出した。
『もう、絶対離さない。お前は俺だけのものだ』
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「……ゆずは……柚葉」
「あっ」
飛行機の隣の席にいる樹に声をかけられて、思わず驚いた。樹に抱かれたことを思い出してたなんて、恥ずかしくて言えない。
しばらくのフライト。
私達は、ゆっくり時間を過ごした。
アメリカに着いたら、いろいろ大変だ。
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一体、これからどうなるんだろう?
今はまだ何もわからない。
だけど……
不思議と、不安はほとんどなかった。
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もちろん、樹と2人で――
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私も、絶対幸せになるから。
私達は、長旅を終え、とうとう新天地に到着した。
「いよいよだな。俺達の新しい生活が始まる」
「うん、そうだね」
まず、樹が借りてくれたマンションに向かい、中に入ると、日本で住んでたマンションよりもさらに広かった。
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