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幸せなんて……ない
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「残念~。双葉ちゃんの話詳しく聞きたかったのに。詐欺にあってお金を盗られたって……」
「ダ、ダメだよ、すごくつまらない話だから。あんなの小説にしたって全然インパクトないよ」
笑顔で言ったけど、何だか心が痛くなった。
でも、もみじちゃんには悪気はない。
「双葉ちゃんの意地悪~。まあ、いいけど。とりあえず早く書き上げてコンテストに応募しなきゃ。締め切りがあと少しなんだよ。他にも挑戦したいコンテストもあるし、もういくら時間があっても足りないよ」
「もみじちゃん、すごい。頑張ってね、応援してるから」
「ありがとう~。双葉ちゃん大好き」
もみじちゃんには才能があると思う。
実際、読んだらとても面白くて、その世界観にどっぷり引き込まれる。
たくさんの物語を作り上げ、様々なコンテストに応募してて、夢は恋愛小説の人気作家になることらしい。その夢、私はいつか必ず叶うって信じてる。
「2人ともご飯だよ、降りてきなさい」
下からおばさんの大きな声がした。
「は~い」
もみじちゃんが返事をした。
自然に可愛らしくできるのがうらやましい。
「今日は何だろね?」
「う、うん」
私達はキッチンに降りて、テーブルについた。
1階はリビングとキッチン、おじさんとおばさんの部屋がある。
お風呂とトイレはリフォームしたばかりで、まだ真新しい。
「美味しそう~今日はコロッケなんだぁ」
「もみじ、好きでしょ? たくさん食べなさいよ」
エプロン姿のおばさんは、あまり見た目を気にしないタイプなのか、短髪で化粧はせず、体重もかなり重そうだ。私がここに来た時から同じで、何も変わらない。
「あれ? お母さん、双葉ちゃんのコロッケ少なくない? 私が3個で……双葉ちゃんは2個しかないけど」
確かに私のお皿の上にはキャベツとトマトが雑に盛られ、その横に申し訳なさ程度に小さいコロッケが2個置かれていた。
「ダ、ダメだよ、すごくつまらない話だから。あんなの小説にしたって全然インパクトないよ」
笑顔で言ったけど、何だか心が痛くなった。
でも、もみじちゃんには悪気はない。
「双葉ちゃんの意地悪~。まあ、いいけど。とりあえず早く書き上げてコンテストに応募しなきゃ。締め切りがあと少しなんだよ。他にも挑戦したいコンテストもあるし、もういくら時間があっても足りないよ」
「もみじちゃん、すごい。頑張ってね、応援してるから」
「ありがとう~。双葉ちゃん大好き」
もみじちゃんには才能があると思う。
実際、読んだらとても面白くて、その世界観にどっぷり引き込まれる。
たくさんの物語を作り上げ、様々なコンテストに応募してて、夢は恋愛小説の人気作家になることらしい。その夢、私はいつか必ず叶うって信じてる。
「2人ともご飯だよ、降りてきなさい」
下からおばさんの大きな声がした。
「は~い」
もみじちゃんが返事をした。
自然に可愛らしくできるのがうらやましい。
「今日は何だろね?」
「う、うん」
私達はキッチンに降りて、テーブルについた。
1階はリビングとキッチン、おじさんとおばさんの部屋がある。
お風呂とトイレはリフォームしたばかりで、まだ真新しい。
「美味しそう~今日はコロッケなんだぁ」
「もみじ、好きでしょ? たくさん食べなさいよ」
エプロン姿のおばさんは、あまり見た目を気にしないタイプなのか、短髪で化粧はせず、体重もかなり重そうだ。私がここに来た時から同じで、何も変わらない。
「あれ? お母さん、双葉ちゃんのコロッケ少なくない? 私が3個で……双葉ちゃんは2個しかないけど」
確かに私のお皿の上にはキャベツとトマトが雑に盛られ、その横に申し訳なさ程度に小さいコロッケが2個置かれていた。
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