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友情でつながる未来
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『…一花、ありがとう。本当に優しいね。だけど、それじゃあ、私が前に進めないから…ちゃんと罪を償う。私ね、ずっと長い夢を見てた気がするんだ…でも、総支配人と一花のおかげで、やっと悪い夢から覚めたよ。今度はね、希望に満ち溢れた新しい夢を見たいなって思ってる』
萌佳の目、キラキラ輝いてる…
とっても綺麗だ。
『新しい夢?』
絢斗が聞いた。
『はい。私、1度、海外のホテルで修行をしたいと思ってます。もっともっと、いろんなことを勉強して、お客様のためだけに頑張れる、本物のホテルマンになりたくて…』
『嘘、萌佳、海外に行っちゃうの?』
『ごめんね。一花と一緒にずっと働きたかったんだけど、一花がいると、やっぱりいろいろ甘えちゃうしね。本当に汚い命を捨てて、初心に戻って自分の可能性を試したくて』
萌佳…
本気なんだね。
『寂しくなるよ。でも、萌佳の夢なら、応援…しなきゃね』
胸が、熱くなった。
萌佳は一歩も二歩も前に進もうとして…
本当にすごいよ。
寂しいし、離れたくはないけど、仕方ないよね。
萌佳の夢、心から応援するね。
『島田さん、素晴らしい決断ですね。もうホテルは決まってるんですか?』
『…はい、小さなホテルですが、連絡したらすぐにでも来て欲しいって言われました。私、アメリカに行きます。警察のこともあるので、ホテルにはいつになるかわからないとも伝えました。それでも来て欲しいって言ってもらえました。グレースホテル東京の経歴は、やっぱりすごいです。突然で本当にすみません。わがまま言って…』
『気にする必要はありません。今の島田さんならどこでも十分やっていけます。本当に…私も嬉しい』
絢斗は笑顔だった。
『2人は結婚されるんですよね?』
突然の萌佳の言葉に少し驚いた。
萌佳の目、キラキラ輝いてる…
とっても綺麗だ。
『新しい夢?』
絢斗が聞いた。
『はい。私、1度、海外のホテルで修行をしたいと思ってます。もっともっと、いろんなことを勉強して、お客様のためだけに頑張れる、本物のホテルマンになりたくて…』
『嘘、萌佳、海外に行っちゃうの?』
『ごめんね。一花と一緒にずっと働きたかったんだけど、一花がいると、やっぱりいろいろ甘えちゃうしね。本当に汚い命を捨てて、初心に戻って自分の可能性を試したくて』
萌佳…
本気なんだね。
『寂しくなるよ。でも、萌佳の夢なら、応援…しなきゃね』
胸が、熱くなった。
萌佳は一歩も二歩も前に進もうとして…
本当にすごいよ。
寂しいし、離れたくはないけど、仕方ないよね。
萌佳の夢、心から応援するね。
『島田さん、素晴らしい決断ですね。もうホテルは決まってるんですか?』
『…はい、小さなホテルですが、連絡したらすぐにでも来て欲しいって言われました。私、アメリカに行きます。警察のこともあるので、ホテルにはいつになるかわからないとも伝えました。それでも来て欲しいって言ってもらえました。グレースホテル東京の経歴は、やっぱりすごいです。突然で本当にすみません。わがまま言って…』
『気にする必要はありません。今の島田さんならどこでも十分やっていけます。本当に…私も嬉しい』
絢斗は笑顔だった。
『2人は結婚されるんですよね?』
突然の萌佳の言葉に少し驚いた。
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