歩く死者

夏枯 つきひ

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10 恋する樹

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   いつの時代にもおとぎ話や伝説は好まれている。
   魔法使いや王様、異国の変わった風習が。
   大好きな伝説の剣の話が此処にも眠っていた。
   少しだけ違うのは、ここで見つけた文献は
   伝説ではなく設計書だった事だ。

   妖魔の作り方や魔石の作り方、
   それを剣に仕立てる計算式やらが記してある。
   塩基とはなんだろう?配列とは?

   これはホンモノなのか、私はかなり疑っている。
   異次元の生命体との交信?
   召喚魔術?
   意識体の分割精製--定着と質量化計算?

   文字解読できても理解できない。

   文献は読みにくい上に壊れかけていた。
   紙でも羊皮紙でもない。
   触った事もない素材に知らない文字で書かれた文献は
   データーベースと書かれているらしい。
    読めないのになぜわかったのかと言うと
   ダンジョンの一部だけが生きていて音声が聞けたからだ。

   起動という聞きなれない言葉がして
   幽霊のような半透明の人物が言っていた。
   最初は酷く驚いたが、何度も同じ事を繰り返していた。
   壊れているらしい。
   文字を指してデータベースを確認しろと指さしている。

   ここはダンジョンの中心部だろうか。
   このダンジョンを作った魔術師が記した
   記憶装置なのかもしれない。

   もっと情報が欲しい。だが、解読は遅々として進まなかった。
 
    映像は切れ切れで、魔術師は実験の経過を記録していたようだ。
   彼は妖魔を作り出していた。

   多分、兵器開発だろう。
   大きな魔術を利用した国家があったと言われている土地だ。

   戦乱の挙句、国は亡びたが妖魔は残った。
   想像するに、管理する国が居なくなったので彼らは暴れだした。
   本能のまま生きて、好き勝手に動く
   厄介な存在に変わっていったのだろう。

   今では人を襲い餌とする上位捕食者だ。

   また別の文献では、魔術を唱える剣を作った。
   生物だけでなく物質にも意思を定着する事ができたらしい。

   人間の意識を毟り取って宝石に移植し道具に変えた?
   各地に残る伝説の魔剣や神剣は、ここで鍛錬されたのか?

   まさか?信じられない話だ。


                      トリアの回顧録





        ◆ ◆ ◆








「気根が建物まで張ってきて扉が開きません。
 窓も開かない」
  
「どうなってるんだ?」
  
  
 ずっと黙ったまま腕を組んでいたトリアが口を開いた。
  
  
「樹が震えている…これは、…」
  
「知ってるのか?」
 ティシュカが怒鳴った
  
「オマエの仕業なのか」
  
「いいえ、まさか。睡魔の樹のせいです」
 トリアはキッパリ断定した。
「樹が恋をしている」
  「…は?」
 突拍子もない一言に、思わず笑い出しそうな一同を真剣な眼で一瞥した。
「古文書にありました。過去何度か樹が恋をした時、3日程、建物に閉じ込められた。と、」
  
「…樹が恋をする?何をバカな」
 話にならんという風に、役人は嘲笑い、吐き捨てた。
  
 彼女は首をすくめて微笑んだ。
「私の言葉ではありません」
  
「表現はともかくも、あの樹がドアを封じ込めてる事はたしかなんですか?」
 ヴィンラックの問い掛けにトリアは窓をさした。
 美しい虹の片鱗がみえる。
「聞こえるでしょ?ザワザワと葉の擦れる音。風で揺れている訳ではないハミング。
 あの音は普通じゃない。空は消えない虹が3日間、見えていると、文献にはしるされていたわ」
  
  
  
        けして外には出られない。意中の人が知れる迄
               耳を塞ぎ
            三日三晩灯りをともせ
  
  
「ベランダから、逃げるのは?」
「馬車が使えない。歩きで森を抜ける…不可能とは言えないが、生存率はやや低めですな。ウンザリしますな」
  
「3日我慢して、解放されるのですか?」
  
「奴の意中の人?とやらが特定するのが3日程かかって、それからどうなる?」
  
「そこまでしかわからなかったわ。
 後の文書は粉々で判別できない」
  
「どうしましょう?」
 ヴィンラックは暫く黙るとトリアに聞いた。
「食料は、3日もつか?」
  
「この人数なら、1週間でも大丈夫ですよ」
  
 ディマ・スが答える。
  
「では、3日待とう。一番怪しい男、モフマールが、時間稼ぎの為の工作とも取れるが、
 樹を操ってだいそれた仕掛けが出来るとも思えん。モフマールは、まだ見つからないのか?」
  
 トリアは首を振った。
  
「その3日間に、死体遺棄の尋問も出来る。脱出の準備もな」
 ジャクールはうなずいた。
「逃げ出すのは4日後、状態が変わらない様なら強行突破しよう。
 すぐに出られるよう荷物をまとめて馬車に積んでおくように。最悪、徒歩もあると思え」
 渋々、頷くお客達をジャクールはジロリと眺めて
  
「お前、吟遊詩人。ヴィンラック?だったか?次はお前の番だ。聞きたい事がある」
  と、手招きした。
  
  
  
  
  
 一通り、全員の話をきき、役人二人は宿屋の人間達に部屋から出るな。と言い渡し、話をまとめた。
  
  
  
 宿屋経営の三人は一番犯行が容易く出来る訳だが、同時に傷んだ死体を始末するなど造作もない。
 森に棄てるだけで獣、化物が骨も残さずキレイにしてくれる。
  
  
 あの遺体は、市街地から運び込まれた。昨日朝に帰った客が持ち込み、遺棄していった可能性が高い。
 何のためだろう?宿に対する嫌がらせだろうか。
 行方不明のモフマールは既に逃げている可能性が大きい。
 一番怪しい人物だ
  
  
 同僚の話にティシュカは、儀礼的に頷いた。
  
 彼が知りたいのは、犯人ではなかったが。
 忌々しい斑の男モフマールが、死体を引きずり出した。
 騒ぎを大きくして、彼を不味い立場に立たせ姿をくらました。
  
  
「モフマール・ロロカル
 聞いた事があるな」
  
 ジャクールは、部家の中で歩き回った。
「あー、
 ロロカル!モフマール・ロロカル!マスドゥーロの詐欺師だ。
 何処かで聞いた覚えがあると思っていた。
 結婚詐欺、商品取引詐欺で届けが出てた。
 カラハ、
 ニマヘナ・スー、名前も色々持っているし、
 人相が似てるから同一人物だろうといわれている。

 シラシュキ・タンバル、
 プナルバ・オンデルこっちは、賭博詐欺だな。
 金額的には大した額じゃない。所謂、小悪党だな」
  
「ほう?」
 ティシュカは、頷いた。
 中々有益な情報だ。何とか、話をでっち上げ旨く転がらないものか?
  
「鍛冶屋夫婦、吟遊詩人、少々胡散臭い骨董商か…
 やはり、詐欺師が怪しいが、行方が知れない。生死さえ不明だ」
  
 おしゃべりなヤツだ。口を閉じる事も知らない。
  
 ティシュカは、コッソリ荷造り用の紐をポケットから取り出した。
  
「潜伏中、役人が来たから逃亡しようとした?
 馬車に忍び入って森を抜けようとしたなら、分からんでもない…か
 死体は厩にあったようだしな。
 もう一度、念入りに馬車を調べた方が良さそうだ」
  
 ジャクールはそう言ってドアに向かった。
 ティシュカは、後で息を整えた。失敗は、破滅だ。
  
 首めがけて素早く後ろからヒモをかけた。くびり切る覚悟で力一杯絞めあげた。
  
 ジャクール驚きの声は息だけとなり、口だけが大きくひらく。
 絞りカスのような音がもれる。
 ティシュカの頭や腕を掴もうと何度も爪を立てた。
  
 手に長い赤いかき傷が何本もついた。
 相手の眼は、真っ赤になり唇からは泡を出し、足が激しく床を蹴りつける。ダン、ダン、ドスン。
  
 痙攣が終わるまで、ティシュカは力を抜かなかった。息が上がった。心拍数も上がる。
 緊張と興奮で、その下に湧き上がる快感がある。
  
 本当なら、悲鳴が聞きたかったな。残念だ、もっとじっくり楽しみたかった。
 ティシュカは汗を拭き、己の手についた引っ掻き傷を舐めた。首筋にも痛みが走った。
 ああ、チクショウ
 こんなハズじなかった。予定外な事ばかりだ。
  
 荒い息を整えて、死体をベッドに寝かしておく。
 誰か覗いても寝ているように布団を整えた。
  ふうっ…深呼吸をして座り込んだ。
  
 取り敢えず、一番目障りだったヤツが消えた訳だが。
  
 ティシュカは、最悪、全員殺すことも視野にいれ始めた。
  
  
  
 ヴィンラックは部屋で外を見ていた。
 消えない虹が樹にかかり葉は風とは関係なく絶えず動いていた。
 何か、群衆が興奮しているのとそっくりなのだ。
 英雄の凱旋や、有名な歌手が劇場で歌い終えた時とにている。葉が一枚一枚せわしなく動いている。

 手を振るように。
 拍手するように。
 宿から誰か出て来ないか、待っている。
  
 恋する人物とやらが居たら、あの気根がたちまち捕まえる。
 そして、どうやって愛を伝えるのか?
 樹に言い寄られても困惑する
  
 ハッピーエンドは望めないだろう
  
 違う人間だったら、睡魔の樹はどうするつもりなのか。獲物として食べるか、眠らしてしまうのか?
 気になるが、試す覚悟はない。
  
  
 恋をする樹。
 「…響きだけは、詩的だな」
 窓際に寄った途端に艶やかな葉が一斉にこちらを向く様に、反射的にヴィンラックは後ずさりした。
 背筋が凍る思いだった。
  
  
 細い気根が、鞭のように虹をまとい空を舞っている。
  空気を切る音と葉擦れの複雑な和音は絶えず変わり意識がどうしても引きずられる。聞き入ってしまう。
 美しい、真意を知らなければ、この世の物とは思えない程、美しい。
  たまらなくなってヴァンラックはカーテンを閉めた。
  
「ヴィンラック、お昼よ」
 トリアがお盆を持ってきた。二階には余り来ないのだが。
「皆、大人しくなっちゃって、辛気くさいったら。
 3日経てば直るっ文献にあったんだから、ノンビリすればいいのに」
 食事をテーブルに並べながら外を眺める。
  
「もう準備は済んだんでしょう?好転しなかったら逃げるって、決まったんだから、
 少なくとも食べて元気をつけなきゃ」
  
「…そうだな」
 ヴィンラックは力なく笑った。食欲はあまりなかった。
  
「さ、これを食べて、酒もあるわよ」
  
 トリアは彼の鼻先で酒瓶をユラユラと振った
「もしかして、もう、酔ってるのか?」
 陽気だ、今の状態を考えるとまごつくほど陽気だ。
「まさか。私はシラフ」
 トリアは朗らかな笑い声をあげた。
  
「あの睡魔の樹が誰に惚れたのか、つて。話してたの」
  
  
 何故、そこまで他人事?
  
 ヴィンラックの小声は聞こえなかったようだ。
 トリアは、我意を得たりと、早口で捲し立てた。
  
「文献によると、最初、皆を閉じ込めて様子を見る。
 気に入った人間を観察して、歌を歌い出す。葉を擦ってリズムをとって草笛も吹いたそうよ。
 睡魔の愛の歌ってわけね」
 トリアは楽師の竪琴をちらりと見た。
  
「その時は、初めてだったから、何事かと外に出た人がいたけど、
 あの気根が鞭みたいに襲ってきて、建物に退散させられたみたい。
 オマエはお呼びじゃないってね。
 樹の奏でた曲は、わりといい感じだったらしいわ。フフッ、音痴じゃないってことね」

 トリアは、トプトプといい音をさせて、酒を継いだ。
「アナタ、仮にも吟遊詩人なんだから、樹なんかに負けないでよ」
 ヴィンラックは差し出された酒をグッと飲んで言い返した。
「何で、私が樹と歌比べしなくちゃいけないんだ」
  
「こんなにジメジメしてたら、樹に負けるわ。
 さ、美味しいご飯と酒で3日、籠城あるのみ」
「…君は前向きだな」
  
 ヴィンラックは相手の強引さにまけて料理をつついた。詰め物をした蒸し焼きで、たっぷりのソースがかかって、ナイフをいれると透明の肉汁が流れ出て、味が変わる。
「ソースは単体で楽しんでから混ぜながら食べて。…籠城期間中は、私の出し物もあるから」
「おいおい、何を言い出すんだ?非常時だぞ。学芸会じゃないんだけどな…」
 苦笑いした。
「謎かけ大会、賞金も出るわよ」
  
 トリアは片目を器用に瞑った。
「そう言う訳で、アナタには立ち会い進行係をお願いしたいの」
  
 軽口だとばかり思って聞いていたが意外に真面目な話らしい。
「…本気なのか?」
「今後の事もあるし…今のうちに友達に贈り物をして、身軽になっておこうかと。
 なに?…その顔?」
  
 吹き出しそうなトリアに、鼻白みながらヴィンラックは、渋々言う。
  
「不吉な事を言うから…さ」
  
 まあ、まあ、と、いった感じで彼女は、手を振った。
  
「今此所にいる客はね、役人以外は私の馴染みで、日頃のご愛顧いただき、つきましては感謝として、
 …て、ヤツなのよ。
 値段云々より、本人が一番喜ぶ物を用意したけれども、不満が出るかもしれない。
 そこを上手くなだめて欲しいの」
  
「成る程、わからん」
 酒とうまい料理の方に気を取られて、ヴィンラックはいい加減な返事をする。
  
「進行の助手として報酬は払うわ。これが、進行表とヒントが書いてある手紙よ」
 それと、私の杖を預けるわ」
  
 手紙の入った封筒をテーブルに置いて、彼女は小声で言った。傍らに立て掛けてある杖を撫でた。
「これ、実は秘密のドアの鍵なの。
 面白いでしよ?これ凄いヒントよ」
  
 彼女はクスクス笑った。
  
  
 じゃ、私は謎々の仕上げの準備があるから。仕上げの書類とかね。
 トリアはそう言って、ヴィンラックのコップに酒を継ぎ足し出ていった。
  
 この状況で、何を考えてるんだ?大した度胸だな。
  
 ヴィンラックは酒を飲んだ。
 死体が出た。殺人鬼が居る、加えて妖魔の親玉の樹に魅いられてるかも知れないのに、謎かけ大会?
 しかし、彼女は元ハンターだ。何度も死線を潜り抜けると、ああなってしまうのかもしれない。
  
 だが、万が一に彼女の言う事が正しいとして、
 この中の誰かが恋の対象者‐‐‐‐樹の犠牲になるという事ではないのか?
 
 それは見逃して良い問題なのか?
 ヴィンラックは考え込んだ。

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