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校外学習8
しおりを挟む紗「ほんとにやるの?」
莉「もちろん」
未「何何??カヌー競走するの??」
莉「うん、紗蘭達と貴斗達がね!」
未「へぇ~見るの楽しそう」
ほらほら、未来も楽しみにしてるよ紗蘭?
やるよね??
紗蘭にやって?と視線を送る。
紗「はぁ…わかった、多分勝つけど今度クレープ奢ってよ」
莉「わかったわかった」
紗蘭が渋々承諾してくれた。
ふふふ、不良君が負けるのが目に見えてるから笑いが止まらない笑
未来に言われて名前呼び捨てにしてるけどカヌーで勝てたらちゃんと呼び捨てにしてあげよう。
絶対ないと思うけど。
柚「おい信条貴斗」
貴「あ?んだ、笑いに来たのか?」
紗「違うわよ、今からするカヌー競走で勝ったら新羅の総長と戦わせてあげる」
貴「本当だろうな…」
紗「嘘なんか言うわけないでしょ、まぁその下手さから私達に勝てるとは思わないけど」
南「だいぶバカにされてるよ貴斗~」
貴「ふん、言わせとけ南。絶対勝つぞ」
南「頑張ろうね~新羅の総長会いたいし?」
話し合い終わった?
なんか今チャラ男君がチラッとこっち見てきたけど、何?もう始めてもいい?
莉「準備はいいー?」
紗「いーよ」
よし、ではカヌー競走始めよう。
紗蘭達の圧勝だと思うけど?
莉「じゃあよーい、スタート!」
貴「うぉぉぉぉ!!」
紗「え、早っ!?」
柚「やべぇ、紗蘭俺達も急ごう」
紗「負けちゃう!!」
未「莉音貴斗達早いね!さっきの下手さ嘘みたい笑」
莉「ありえない…」
いやいや、さっきまであんな下手くそだったじゃん!
何この急に上手くなる感。
貴斗の突然の才能開花でカヌー競走が終わった…。
当然勝利は貴斗達。
貴「はい、俺の勝ち」
南「見てた?未来ちゃん勝ったよ~」
未「すごいね2人とも絶対勝てないと思ってた!」
莉「……」
嘘でしょう?こんな事ってある??
なんで突然の才能開花しちゃうわけ?
余計腹立つ~~!!!
紗「莉音、ごめん負けちゃった」
柚「あんな下手くそが突然上手になるなんて思わなかったな」
柚希の意見ごもっとも。
誰も想像しない結果になった。
…下手くそな演技でもしてたわけ??
貴「ふん、俺を舐めんなよ?笑」
紗「あ~悔しい!!ムカつく!!駿河のくせに!!」
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