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「おはよう昴。今日もいい天気だね」
インターホンが鳴り、ドアを開けたら目の前に王子様が!!何回みても慣れない光景。
白馬の王子様って宇都宮君にピッタリの言葉だと思う。
「おお、おはよう宇都宮君」
「うん、じゃあ行こっか。あ、そうだ昴、フード被っときな?」
「そうだった」
僕は慌ててフードを深く被る。顔隠していればストーカーも隠し撮りできないんじゃない?って事で宇都宮君からの提案だ。
実際それ以来送られてくる写真の枚数が減ったのだ。あと宇都宮君とのツーショット写真がなくなった。
僕だけが写っている写真だけになり少し残念な気持ちにもなったがこのまま送られてくる写真がなくなればいいなーと思う。
「最近はどう?ストーカーに追いかけられたりしてない?」
「うん、大丈夫だよ。宇都宮君が毎日送り迎えしてくれてるから」
「ならよかった。俺も昴と毎日デートみたいで嬉しいよ」
「で!?いやいや、何言ってるの宇都宮君!!僕とデートなんて!?」
「本当の事でしょ?そのおかげで昴が前より俺に対してフレンドリーな感じするよ」
「そ、そうかな…」
気づかないうちに推しに失礼な態度とってないといいんだけども。
「そうそう今日はパスタにしようかなって思ってるんだけど昴何味がいい??」
「…カルボナーラかな」
「分かった、帰りに材料買いに行こっか」
「うん」
そうそう、ストーカーの件から宇都宮君は毎日の送り迎えだけでなく僕のバイトがない日は僕の家で宇都宮君の手料理を一緒に食べているのだ。
宇都宮君優しすぎるよね?なんでもできるし完璧な推し!!まさにスパダリ!
ストーカーのおかげで毎日充実しています。
念願の推しに料理の感想も伝えれたし今僕幸せすぎる~。
ストーカーの被害者なのか?って疑われるくらい元気です!睡眠不足も改善されました!推しのおかげです!!
「なんだか新婚さんみたいな会話だね」
「へ!?」
「昴は俺のお嫁さんかー」
「お、俺のお嫁…はっ!宇都宮君のお嫁さんなんて恐れ多い!!そもそも友達でも恐れ多いのに!!」
「ふふ、昴は照れ屋なんだね、かわいっ」
「か、かわ!?」
イヤイヤ、可愛いのは貴方様です宇都宮君!!ご自身の笑顔を鏡で見てください!!僕ならその笑顔でご飯3杯はいけますたぶん!!キモイからそんな事推しには言わないけどもね!!
「あ、電車の時間ギリギリかな、走ろっか昴」
「もうそんな時間!?急がなければ!!」
宇都宮君を遅刻なんてさせられない!!
僕は今日、推しと手を繋いで大学へと向かったのだった。
何事もなく平和に講義を終えたお昼頃、僕は宇都宮君に必死に謝る事になる。
「ご、ごめん宇都宮君…今日人手不足で急に出勤しないといけなくなっちゃった」
なんでもバイト先で集団感染したらしい、インフルエンザが。
それでさっき店長から出勤できないかと電話がきたのだ。
「…そうなんだ。それならしょうがないね」
「ごめんね」
宇都宮君の寂しそうな顔がチラッと見えた。
うぅ…罪悪感。僕だって推しのカルボナーラ楽しみにしてたのに。
食べれないのが悲しい…。店長には今日だけ時給上げてもらおうかな。無理だと思うけど。
「じゃあ今日はバイト先まで送ってくよ。俺も今日は午後から暇だし」
「いやいや、そんなの悪いよ…宇都宮君にはいつも送り迎えしてもらってるもん。それに最近ストーカーもいなさそうだし大学からバイト先の距離なら僕一人でも大丈夫だから宇都宮君は今日はゆっくり休んで?」
インターホンが鳴り、ドアを開けたら目の前に王子様が!!何回みても慣れない光景。
白馬の王子様って宇都宮君にピッタリの言葉だと思う。
「おお、おはよう宇都宮君」
「うん、じゃあ行こっか。あ、そうだ昴、フード被っときな?」
「そうだった」
僕は慌ててフードを深く被る。顔隠していればストーカーも隠し撮りできないんじゃない?って事で宇都宮君からの提案だ。
実際それ以来送られてくる写真の枚数が減ったのだ。あと宇都宮君とのツーショット写真がなくなった。
僕だけが写っている写真だけになり少し残念な気持ちにもなったがこのまま送られてくる写真がなくなればいいなーと思う。
「最近はどう?ストーカーに追いかけられたりしてない?」
「うん、大丈夫だよ。宇都宮君が毎日送り迎えしてくれてるから」
「ならよかった。俺も昴と毎日デートみたいで嬉しいよ」
「で!?いやいや、何言ってるの宇都宮君!!僕とデートなんて!?」
「本当の事でしょ?そのおかげで昴が前より俺に対してフレンドリーな感じするよ」
「そ、そうかな…」
気づかないうちに推しに失礼な態度とってないといいんだけども。
「そうそう今日はパスタにしようかなって思ってるんだけど昴何味がいい??」
「…カルボナーラかな」
「分かった、帰りに材料買いに行こっか」
「うん」
そうそう、ストーカーの件から宇都宮君は毎日の送り迎えだけでなく僕のバイトがない日は僕の家で宇都宮君の手料理を一緒に食べているのだ。
宇都宮君優しすぎるよね?なんでもできるし完璧な推し!!まさにスパダリ!
ストーカーのおかげで毎日充実しています。
念願の推しに料理の感想も伝えれたし今僕幸せすぎる~。
ストーカーの被害者なのか?って疑われるくらい元気です!睡眠不足も改善されました!推しのおかげです!!
「なんだか新婚さんみたいな会話だね」
「へ!?」
「昴は俺のお嫁さんかー」
「お、俺のお嫁…はっ!宇都宮君のお嫁さんなんて恐れ多い!!そもそも友達でも恐れ多いのに!!」
「ふふ、昴は照れ屋なんだね、かわいっ」
「か、かわ!?」
イヤイヤ、可愛いのは貴方様です宇都宮君!!ご自身の笑顔を鏡で見てください!!僕ならその笑顔でご飯3杯はいけますたぶん!!キモイからそんな事推しには言わないけどもね!!
「あ、電車の時間ギリギリかな、走ろっか昴」
「もうそんな時間!?急がなければ!!」
宇都宮君を遅刻なんてさせられない!!
僕は今日、推しと手を繋いで大学へと向かったのだった。
何事もなく平和に講義を終えたお昼頃、僕は宇都宮君に必死に謝る事になる。
「ご、ごめん宇都宮君…今日人手不足で急に出勤しないといけなくなっちゃった」
なんでもバイト先で集団感染したらしい、インフルエンザが。
それでさっき店長から出勤できないかと電話がきたのだ。
「…そうなんだ。それならしょうがないね」
「ごめんね」
宇都宮君の寂しそうな顔がチラッと見えた。
うぅ…罪悪感。僕だって推しのカルボナーラ楽しみにしてたのに。
食べれないのが悲しい…。店長には今日だけ時給上げてもらおうかな。無理だと思うけど。
「じゃあ今日はバイト先まで送ってくよ。俺も今日は午後から暇だし」
「いやいや、そんなの悪いよ…宇都宮君にはいつも送り迎えしてもらってるもん。それに最近ストーカーもいなさそうだし大学からバイト先の距離なら僕一人でも大丈夫だから宇都宮君は今日はゆっくり休んで?」
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