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-11- ムラサキ
優弥くんの駅を越え、僕の駅につく。
何か買っていくかと聞いたが何も要らないと言われ、お菓子の在庫はあったかなと考えつつ家を目指した。
電車に乗っている間に黄昏れ、窓を開けると薄明の空。あの夜のような冷えた空気が流れ込む。
「一人暮らし?」
換気のために開けた窓。彼はリビングに入ると立ち止まった。
「そうですよ」
「その割には広くない?」
「ああ、一部屋努さんの荷物置き場なんです。だから玄関すぐの部屋は努さんの」
三年位前、努さんと折半で部屋を借りた。その後努さんは一年ほど前に今の事務所兼自宅に引っ越し、ここは荷物置き場として残されている。
努さんの部屋は入ってすぐだから僕が寝ていたらいつ来たのかも気づかないが、来る時には連絡をくれる。何かあればリビングで作業もできるしトイレも使えるということでトランクルームより物置として使いやすいらしい。
それにしても今の事務所に詰め込もうと思えば詰め込めるのではと思うほどの物だが、置かれているのは過去の服ばかりだし初心に帰るための思い出の役割もあるのかも知れない。
「色々あるな……」
リビングに並び積まれた物を見て優弥くんが呟いた。
「好きに見て下さい」
友達からもらったものが家にはたくさんある。CDも、本も、模型も、友達が好きなものばかり。
「あ」
本棚を眺めていた優弥くんがすっとCDを一つ引き抜く。キッチンからはタイトルを読み取れないが、見えたとしても僕にはわからないだろう。
「聞きますか? それ」
うちにあるコンポは値段の割に良いものなんだよとオーディオ好きにおすすめされ買ったもの。特別な良さはわからないけども不都合は一切ない。
「んー」
そういえば、優弥くんはお店でも自分の好きな曲を曖昧にしたなと思い出す。手にしたままのCDを横から取り開いた。
「友達が僕に布教してくるんですよ。ここのは全部そういうものだから、きっとどれを聞いても面白い」
膨大な熱量で語られる好きは、自分がはっきりと理解できずとも何かを伝えてくれる気がした。
「ゲームしに来たから」
CDを入れる前に手で止められた。
たしかにそうだと戻し、アーティストだけ目で追う。後で聞いてみようと思った。
ラグの上のローテーブルに出されたままのゲーム。彼の前に炭酸の入ったグラスを起き、何処に座ろうかと考えた。
検品の時は近くにいたけれど、すぐ隣を彼は嫌がるだろうか。あの時は作業中、今はゲーム画面を見るわけだし気にしないかな?
前回使ったキャラクターが画面の中で飛び跳ねている。大きな帽子にカラフルな洋服、大砲を抱えてニヤリと笑う。彼の手によってプレイヤー共通の待機場所をキャラクターは走り回り、スキルを一つ一つ背景に向かって撃っていた。
少し離れて彼の隣に座ると、コントローラーを渡された。
「好きなの選んでやって」
これというのもないから、まだ使っていないキャラクターを選んだ。
妖精のようなキラキラした羽の生えた小さなキャラクター。すぐに対戦が始まった。
「上手いとか下手とか以前なんですけど、気にしたほうが良いことってありますか?」
走らず飛んでいる小さなこの子は、狙われにくいかもなとは思った。
「死んでもめげないこと」
隣の声は本当に何でも無いかのように言う。
「でも死んだら負けちゃいますよ」
「無駄死にしろとは言ってないよ。でも上手い人だって死なないのは無理だし、死ぬの怖がってると、行けるときにも行けなくなる」
"行ける時"は来るのだろうか。
選んだ妖精は回復役だったようで、味方を回復すれば経験値が入ってきた。敵ではなくすぐ近くを見ていられるから迷子にはなりにくいし、仕事していると感じられるかも知れない。
「上手い人見てるとさ、スキルの使い方とかは当然あるんだけど、引き際とか突っ込むところとかの判断が違うんだよ。でもそんなんやってかないとわかんないだろ」
彼の視線は画面の死んでいるキャラクターにいったまま。
グラスをそっと手にとった。
「そのキャラはCT早いからスキル使いまくっていいよ。シールド持ってるやつ居るじゃん。あれ回復できるように見てあげて」
シールド持ってるやつ。電車で見ていたキャラだろうか。
言われた通り気にして見るようにした。
その後も優弥くんは「前が死んだら下がっていいよ」とか、死に戻ってすぐにまた死んだ僕に「一人で無理そうなら他の人と合わせてみな」とか「突っ込めなさそうなら蘇生したりマップアイテム使うんでも立派な仕事だよ」と一人になった時にも出来そうなことを教えてくれた。
すぐ目の前に敵が居た時はとてもじゃないが冷静にはなれないけれど、味方に合流して戦うことはできるようになってきた。
死なずにいると試合中にレベルが上って、自分でもできていると嬉しくなった。
「ちょっと楽しいです」
「そう? 俺も見てて楽しい」
まだ隣を見る余裕もないけれど、その声は優しかった。
三戦したところで50分近くすぎてしまった。
それを分かっていたけれど「次は優弥くんやってください」と渡す。
彼はコントローラーを受け取り、テーブルに置いたスマホで時間を確認した。予定の一時間はもうすぐ。
「一回だけ」
試合の流れは決まっているから極端に時間が長くなることも短くなることもないけれど、彼は開始を選択した。
「夕ご飯何か買ってくればよかったですね」
そうしたらもっと一緒にできたのに。
彼は分かっているのか、それともただお腹が空いたのか。うん、と頷いてくれた。
僕とは違い迷いなく動くキャラクター。あ、敵だと思う間もなく既に攻撃していた。
さっき「できた」「楽しい」と思ったものがもっと上手くなって増えたなら、彼と同じほどの好きになるだろうか。
「あー死ぬ死ぬ」
ぴょんぴょん跳ねて逃げ回る。体力は一桁しか残っていない。
画面は必死だけど、やっている優弥くんも見てて面白い。
あ、死んだ。胸まで上げられていたコントローラーが下げられる。体も一緒に動いてしまうみたい。
「蘇生してくれてますね」
「してもらうと、同じようにしたくなる」
「わかります。僕なんか死んでばっかりだけど何度も同じ人が蘇生してくれました」
お返しはできなかったんだけど。
「また同じ人とマッチする確率は低いだろうけど、なんとなく名前覚えたりしてさ」
「優弥くんは、優しくされると気になっちゃうんですか」
「そりゃねぇ」
さっきの人ではないけれど、キャラクターは道中の仲間を蘇生する。回復してもらって、画面の向こうに聞こえはしないけどありがとうと口にして。
「優しくしたら僕とも仲良くなってくれる?」
ひどい言葉だ。ひどい台詞だ。ひどい思想だ。
脳みそが考える前に口をついた。
フェーズが終了し、NPCが次の説明をする。優弥くんがちらっと僕を見た。
「結構、仲良いと思うんだけど」
答えに内心びっくりしたけども、口にはしない。
彼がそう思ってくれていたなんて。にやけた口元を手の甲で隠した。
冬に向かう秋空の下を並んで歩く。
見送りは要らないと言われたけれど、駅前のスーパーに買物に行くと理由をつけて一緒に家を出た。
随分冷えてきた空気に、風邪を引かないだろうかとか上着を貸したら良かったかななんて今更思う。
「また一緒にゲームやってください」
なるべくサラッと言ったつもり。
駅は白く明るい。
彼は改札を通るための右手のスマホに視線を落としたまま「時間が合えばな」と柔らかく笑った。
軽く手を振り人混みに紛れる背を見送る。
向谷駅前のスーパーにはやっぱり彼の好きな炭酸はなかったけれど、箱で注文してしまおう。無くても文句は言われないだろうけど、あるにこしたことはない。今わかっている確実はそんなに多くはないのだし。
なるべく、彼に居心地が良いと感じて貰いたかった。
触れてもいなかった隣はぽっかりと空き、風が吹き抜ける。
僕は優しさを探さないといけない。
優弥くんの駅を越え、僕の駅につく。
何か買っていくかと聞いたが何も要らないと言われ、お菓子の在庫はあったかなと考えつつ家を目指した。
電車に乗っている間に黄昏れ、窓を開けると薄明の空。あの夜のような冷えた空気が流れ込む。
「一人暮らし?」
換気のために開けた窓。彼はリビングに入ると立ち止まった。
「そうですよ」
「その割には広くない?」
「ああ、一部屋努さんの荷物置き場なんです。だから玄関すぐの部屋は努さんの」
三年位前、努さんと折半で部屋を借りた。その後努さんは一年ほど前に今の事務所兼自宅に引っ越し、ここは荷物置き場として残されている。
努さんの部屋は入ってすぐだから僕が寝ていたらいつ来たのかも気づかないが、来る時には連絡をくれる。何かあればリビングで作業もできるしトイレも使えるということでトランクルームより物置として使いやすいらしい。
それにしても今の事務所に詰め込もうと思えば詰め込めるのではと思うほどの物だが、置かれているのは過去の服ばかりだし初心に帰るための思い出の役割もあるのかも知れない。
「色々あるな……」
リビングに並び積まれた物を見て優弥くんが呟いた。
「好きに見て下さい」
友達からもらったものが家にはたくさんある。CDも、本も、模型も、友達が好きなものばかり。
「あ」
本棚を眺めていた優弥くんがすっとCDを一つ引き抜く。キッチンからはタイトルを読み取れないが、見えたとしても僕にはわからないだろう。
「聞きますか? それ」
うちにあるコンポは値段の割に良いものなんだよとオーディオ好きにおすすめされ買ったもの。特別な良さはわからないけども不都合は一切ない。
「んー」
そういえば、優弥くんはお店でも自分の好きな曲を曖昧にしたなと思い出す。手にしたままのCDを横から取り開いた。
「友達が僕に布教してくるんですよ。ここのは全部そういうものだから、きっとどれを聞いても面白い」
膨大な熱量で語られる好きは、自分がはっきりと理解できずとも何かを伝えてくれる気がした。
「ゲームしに来たから」
CDを入れる前に手で止められた。
たしかにそうだと戻し、アーティストだけ目で追う。後で聞いてみようと思った。
ラグの上のローテーブルに出されたままのゲーム。彼の前に炭酸の入ったグラスを起き、何処に座ろうかと考えた。
検品の時は近くにいたけれど、すぐ隣を彼は嫌がるだろうか。あの時は作業中、今はゲーム画面を見るわけだし気にしないかな?
前回使ったキャラクターが画面の中で飛び跳ねている。大きな帽子にカラフルな洋服、大砲を抱えてニヤリと笑う。彼の手によってプレイヤー共通の待機場所をキャラクターは走り回り、スキルを一つ一つ背景に向かって撃っていた。
少し離れて彼の隣に座ると、コントローラーを渡された。
「好きなの選んでやって」
これというのもないから、まだ使っていないキャラクターを選んだ。
妖精のようなキラキラした羽の生えた小さなキャラクター。すぐに対戦が始まった。
「上手いとか下手とか以前なんですけど、気にしたほうが良いことってありますか?」
走らず飛んでいる小さなこの子は、狙われにくいかもなとは思った。
「死んでもめげないこと」
隣の声は本当に何でも無いかのように言う。
「でも死んだら負けちゃいますよ」
「無駄死にしろとは言ってないよ。でも上手い人だって死なないのは無理だし、死ぬの怖がってると、行けるときにも行けなくなる」
"行ける時"は来るのだろうか。
選んだ妖精は回復役だったようで、味方を回復すれば経験値が入ってきた。敵ではなくすぐ近くを見ていられるから迷子にはなりにくいし、仕事していると感じられるかも知れない。
「上手い人見てるとさ、スキルの使い方とかは当然あるんだけど、引き際とか突っ込むところとかの判断が違うんだよ。でもそんなんやってかないとわかんないだろ」
彼の視線は画面の死んでいるキャラクターにいったまま。
グラスをそっと手にとった。
「そのキャラはCT早いからスキル使いまくっていいよ。シールド持ってるやつ居るじゃん。あれ回復できるように見てあげて」
シールド持ってるやつ。電車で見ていたキャラだろうか。
言われた通り気にして見るようにした。
その後も優弥くんは「前が死んだら下がっていいよ」とか、死に戻ってすぐにまた死んだ僕に「一人で無理そうなら他の人と合わせてみな」とか「突っ込めなさそうなら蘇生したりマップアイテム使うんでも立派な仕事だよ」と一人になった時にも出来そうなことを教えてくれた。
すぐ目の前に敵が居た時はとてもじゃないが冷静にはなれないけれど、味方に合流して戦うことはできるようになってきた。
死なずにいると試合中にレベルが上って、自分でもできていると嬉しくなった。
「ちょっと楽しいです」
「そう? 俺も見てて楽しい」
まだ隣を見る余裕もないけれど、その声は優しかった。
三戦したところで50分近くすぎてしまった。
それを分かっていたけれど「次は優弥くんやってください」と渡す。
彼はコントローラーを受け取り、テーブルに置いたスマホで時間を確認した。予定の一時間はもうすぐ。
「一回だけ」
試合の流れは決まっているから極端に時間が長くなることも短くなることもないけれど、彼は開始を選択した。
「夕ご飯何か買ってくればよかったですね」
そうしたらもっと一緒にできたのに。
彼は分かっているのか、それともただお腹が空いたのか。うん、と頷いてくれた。
僕とは違い迷いなく動くキャラクター。あ、敵だと思う間もなく既に攻撃していた。
さっき「できた」「楽しい」と思ったものがもっと上手くなって増えたなら、彼と同じほどの好きになるだろうか。
「あー死ぬ死ぬ」
ぴょんぴょん跳ねて逃げ回る。体力は一桁しか残っていない。
画面は必死だけど、やっている優弥くんも見てて面白い。
あ、死んだ。胸まで上げられていたコントローラーが下げられる。体も一緒に動いてしまうみたい。
「蘇生してくれてますね」
「してもらうと、同じようにしたくなる」
「わかります。僕なんか死んでばっかりだけど何度も同じ人が蘇生してくれました」
お返しはできなかったんだけど。
「また同じ人とマッチする確率は低いだろうけど、なんとなく名前覚えたりしてさ」
「優弥くんは、優しくされると気になっちゃうんですか」
「そりゃねぇ」
さっきの人ではないけれど、キャラクターは道中の仲間を蘇生する。回復してもらって、画面の向こうに聞こえはしないけどありがとうと口にして。
「優しくしたら僕とも仲良くなってくれる?」
ひどい言葉だ。ひどい台詞だ。ひどい思想だ。
脳みそが考える前に口をついた。
フェーズが終了し、NPCが次の説明をする。優弥くんがちらっと僕を見た。
「結構、仲良いと思うんだけど」
答えに内心びっくりしたけども、口にはしない。
彼がそう思ってくれていたなんて。にやけた口元を手の甲で隠した。
冬に向かう秋空の下を並んで歩く。
見送りは要らないと言われたけれど、駅前のスーパーに買物に行くと理由をつけて一緒に家を出た。
随分冷えてきた空気に、風邪を引かないだろうかとか上着を貸したら良かったかななんて今更思う。
「また一緒にゲームやってください」
なるべくサラッと言ったつもり。
駅は白く明るい。
彼は改札を通るための右手のスマホに視線を落としたまま「時間が合えばな」と柔らかく笑った。
軽く手を振り人混みに紛れる背を見送る。
向谷駅前のスーパーにはやっぱり彼の好きな炭酸はなかったけれど、箱で注文してしまおう。無くても文句は言われないだろうけど、あるにこしたことはない。今わかっている確実はそんなに多くはないのだし。
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