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第二部
目を覚ました母親
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フレディ様に協力をお願いした翌々日、エマが目を覚ましたとの連絡が入った。既に保護してから七日が経っている。医師の話では時々目を覚ますが意識が朦朧としていて話が聞ける状態ではなかったが、昨夜目が覚めた時にはルーディーのことも認識出来たのだとか。医師や使用人が根気強く薬やスープを飲ませてくれたお陰だわ。
ヴォルフ様も急ぐ用がないというので共に別邸に向かった。今回も質素な服装に着替えて家紋の入っていない地味な馬車に乗り込む。馬車を囲む平民を装った護衛たちは我が家の精鋭だ。
「も、申し訳ございませんでした……!」
エマが療養している部屋に入ると、私たちに気付いたエマが声を振り絞るように謝罪の声を上げた。身体を起こそうとするエマをルーディーと侍女が制するけれど、彼女は律儀にも起き上がろうとする。ヴォルフ様が寝たままでいいと言うまでそれは続いた。
「本当に……ご迷惑をおかけした上に、お医者様まで……」
エマは泣きながらお詫びの言葉を重ねた。下位貴族の出で今は実家とも疎遠になって平民として暮らす彼女にとっては、上位貴族は恐ろしいのかもしれない。身分差を盾に無茶な要求をする者もいるから。私たちはそんなことはしないけれど、何も知らなければ上位貴族というだけで警戒するのは当然よね。
「このご恩は一生かかってもお返しします。ですから、どうかこの子には……」
「その様な心配はいらん。それよりも父親の名を答えろ」
ヴォルフ様にしてみればご自身の隠し子ではないと証明出来ればどうでもいいように見えた。それに孤児院育ちのヴォルフ様は平民に無体なことをすることに強い嫌悪感を示されるから、この二人もザイデル伯爵に利用された保護すべき対象だとお考えなのでしょうね。
「そ、それは……」
「ベルガー子爵」
「…………っ!」
ヴォルフ様の出した名にエマが口に手を当てて言葉を詰まらせた。それはイルクナー伯爵令息ヴォルフラム様が持つ爵位だった。
「……申し訳ございません。仰る通りで、ございます……」
顔を青くしたエマは深々と頭を下げて謝罪した。
「か、母さんは悪くない! あいつらが……勝手にそのおじさんが父親だと言い出したんだ!」
そんな母親に彼女の手を握りながら話を聞いていたルーディーが声を震わせながら叫んだ。おじさんって……ヴォルフ様のこと? いえ、彼くらいの子からしたらそう見えるかもしれないけれど……そんな風に言われるのを聞いたのは初めてで……何だか新鮮だった。
「ルーディー、止めて! 侯爵様に失礼なことを言わないで!」
「でも母さんは悪くない! あいつらには父さんの名前がヴォルフだってことしか言っていないじゃないか!」
それは以前ルーディーへの聞き取りで聞いていた話だった。
「なのに急に俺に父親に会いに行こうって言って……! 母さんが心配だから離れられないって言ったら、帰ったら母さんを医者に見せてくれるって。そう言うから俺……母さんは何も知らなかった。悪くない!」
今にも泣きそうにルーディーが顔を歪め、エマがそんな息子を必死に宥めた。不敬罪を恐れてのことね。ルーディーは母親のために必死だけど、ヴォルフ様が怖いようでその手は震えていた。母親を案じる心が健気で不憫だった。こんな子を利用しようとしていたザイデル伯爵たちに怒りが増す。
「心配するな。お前も母親も罰するつもりはない」
その言葉に母子が驚いた表情を浮かべた。その様子から二人とも不敬罪を覚悟していたのだと伝わってきた。そうよね、隠し子だと名乗って間違っていたらお家乗っ取りで重罪だもの。
「ベルガー子爵には手紙を送ってある。領地にいるから日はかかるが、そのうち来るだろう」
エマがさっきとは別の驚きの表情を浮かべた。
「で、ですが……私はこの子のことをお教えするつもりは……」
「既にザイデルが利用しようとしてきた。放っておくわけにもいかない。認知させなければまた利用されるぞ」
そう言われたエマは息を呑んだ後、一層強くルーディーを抱きしめた。彼女も下位とはいえ貴族出身、その意味を理解したのでしょうね。
「まずはベルガーと話をしろ。それまでに身体を少しでも戻せ」
「で、ですが……」
「お前たちは巻き込まれた被害者だ。保護される理由がある」
ヴォルフ様はそう言うと後を使用人に託し、私たちは別邸を後にした。まだ目覚めたばかりのエマの体調を憚ってのことで、まだまだ療養が必要なのは変わらないのだから。
「ヴォルフ様、ルーディーの父親はヴォルフラム様で間違いないのですか?」
エマも表情からも間違いはなさそうだったけど、もう何年も会っていないのに実際会わなくてもわかるものかと疑問を感じる。
「騎士団の記録も証言もある。間違いない」
いつの間に……ってヴォルフ様ならそうしているわよね。クラリッサ様のことにすっかり気を取られていて失念していたけれど、こういうところはヴォルフ様にはまだまだ敵わないと感じてしまう。こんな私でヴォルフ様をお支え出来るのかと不安になるけれど、弱気になっている暇はないわね。しっかりしないと。
ゾルガー邸に近付くと、正門に豪華な馬車が止まっているのが見えた。今日は来客の予定なんか……
「西門から入れ」
「はっ」
ヴォルフ様が馬車に並走する護衛にそう告げると馬車はそのまま正門の前を何食わぬ顔をして通り過ぎ、少し遠回りをして正門から屋敷に入った。
「……ヴォルフ様、あの馬車って……」
気付かれないよう窓のカーテンを閉めてやり過ごしたから馬車に誰が乗っているのかはわからなかった。でもあんなに立派な馬車なら持ち主は限定されるわ。
「フリーデルだろうな」
「……まだ諦めていませんの?」
「らしいな」
呆れたわ、あんなに拒絶されたのに。先日の五侯爵家の会議では姿もなかったと聞いたからもう諦めたと思っていた。
「王と王妃にも泣きついたらしい」
「陛下たちに?」
「ああ。だが断った。王はグレシウス王太子との縁談を勧めたそうだ」
よかったわ、陛下はクラリッサ様との婚姻をお許しになる気はないのね。それどころかグレシウスの王太子を……もしかしてクラリッサ様、アーレントでは嫁ぎ先がないのかしら?
「もしかして、アーレントでもグレシウス王太子との婚姻の話が? それでクラリッサ様は……」
「そうだろうな」
私の指摘をヴォルフ様はあっさり肯定された。あんなに強引なのはグレシウス王太子に嫁ぐのを避けるためだったのね。アーレントとしては敵国だけど出来ることならこれ以上の関係悪化は避けたい、その為には王家の血を引く彼女を国王の養子にして王太子に嫁がせるのが手っ取り早いと考えたのね。我が国とあちらの王孫同士の婚約がほぼ決まっているから、それに対抗しようとするならその手しかないわよね。形だけでも王妃になれば牽制出来るから。一方でヴォルフ様に嫁いでも利はあるからまずは本人の意向を優先して、無理ならグレシウス王太子に嫁げと。
「もしかしてアーレント王は、ヴォルフ様が断るとわかって……」
「さぁな、あの王の腹の内までは知らん。だが我が国とグレシウス、どちらに嫁いでも王にとって損はないだろう」
アーレント王からも可愛がられているように見えたし、ご自身もそうだと自覚しているように見えたけれど、それはクラリッサ様の思い込みかもしれない。そうよね、父親に偏った情報だけ与えられて疑問に思わない彼女ならその可能性もあるわ。
その後私たちは使用人や出入りの業者が使う西門から屋敷に入った。南の正門からは見えないから気付かれなかったみたい。フリーデル公爵家の馬車は暫く粘っていたらしいけれど、通報を受けた王宮の騎士団が駆けつけたため渋々ながらも帰ったという。
「どうせまた来るだろう。後がないからな」
ヴォルフ様はそう言ったけれど、門番が気の毒だわ。そうは思うけれど、だからと言って相手をしようとは思わなかった。ああいう人たちは人の話を聞かなそうだから疲れるだけだし、今はそれよりもヴォルフ様のことが大事だから。
そのヴォルフ様だけど、あの日から特段変化はないように見えた。私といても感情の揺らぎはないように感じるし、共に眠っているけれど閨を求めてくることもないわ。領邸の医師へも王都に来るようにと手紙を出してくれて私との約束を守ってくれている。影に関してはまだ何も言われていないけれど、何も考えていないことはないと思うわ。
ヴォルフ様も急ぐ用がないというので共に別邸に向かった。今回も質素な服装に着替えて家紋の入っていない地味な馬車に乗り込む。馬車を囲む平民を装った護衛たちは我が家の精鋭だ。
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「このご恩は一生かかってもお返しします。ですから、どうかこの子には……」
「その様な心配はいらん。それよりも父親の名を答えろ」
ヴォルフ様にしてみればご自身の隠し子ではないと証明出来ればどうでもいいように見えた。それに孤児院育ちのヴォルフ様は平民に無体なことをすることに強い嫌悪感を示されるから、この二人もザイデル伯爵に利用された保護すべき対象だとお考えなのでしょうね。
「そ、それは……」
「ベルガー子爵」
「…………っ!」
ヴォルフ様の出した名にエマが口に手を当てて言葉を詰まらせた。それはイルクナー伯爵令息ヴォルフラム様が持つ爵位だった。
「……申し訳ございません。仰る通りで、ございます……」
顔を青くしたエマは深々と頭を下げて謝罪した。
「か、母さんは悪くない! あいつらが……勝手にそのおじさんが父親だと言い出したんだ!」
そんな母親に彼女の手を握りながら話を聞いていたルーディーが声を震わせながら叫んだ。おじさんって……ヴォルフ様のこと? いえ、彼くらいの子からしたらそう見えるかもしれないけれど……そんな風に言われるのを聞いたのは初めてで……何だか新鮮だった。
「ルーディー、止めて! 侯爵様に失礼なことを言わないで!」
「でも母さんは悪くない! あいつらには父さんの名前がヴォルフだってことしか言っていないじゃないか!」
それは以前ルーディーへの聞き取りで聞いていた話だった。
「なのに急に俺に父親に会いに行こうって言って……! 母さんが心配だから離れられないって言ったら、帰ったら母さんを医者に見せてくれるって。そう言うから俺……母さんは何も知らなかった。悪くない!」
今にも泣きそうにルーディーが顔を歪め、エマがそんな息子を必死に宥めた。不敬罪を恐れてのことね。ルーディーは母親のために必死だけど、ヴォルフ様が怖いようでその手は震えていた。母親を案じる心が健気で不憫だった。こんな子を利用しようとしていたザイデル伯爵たちに怒りが増す。
「心配するな。お前も母親も罰するつもりはない」
その言葉に母子が驚いた表情を浮かべた。その様子から二人とも不敬罪を覚悟していたのだと伝わってきた。そうよね、隠し子だと名乗って間違っていたらお家乗っ取りで重罪だもの。
「ベルガー子爵には手紙を送ってある。領地にいるから日はかかるが、そのうち来るだろう」
エマがさっきとは別の驚きの表情を浮かべた。
「で、ですが……私はこの子のことをお教えするつもりは……」
「既にザイデルが利用しようとしてきた。放っておくわけにもいかない。認知させなければまた利用されるぞ」
そう言われたエマは息を呑んだ後、一層強くルーディーを抱きしめた。彼女も下位とはいえ貴族出身、その意味を理解したのでしょうね。
「まずはベルガーと話をしろ。それまでに身体を少しでも戻せ」
「で、ですが……」
「お前たちは巻き込まれた被害者だ。保護される理由がある」
ヴォルフ様はそう言うと後を使用人に託し、私たちは別邸を後にした。まだ目覚めたばかりのエマの体調を憚ってのことで、まだまだ療養が必要なのは変わらないのだから。
「ヴォルフ様、ルーディーの父親はヴォルフラム様で間違いないのですか?」
エマも表情からも間違いはなさそうだったけど、もう何年も会っていないのに実際会わなくてもわかるものかと疑問を感じる。
「騎士団の記録も証言もある。間違いない」
いつの間に……ってヴォルフ様ならそうしているわよね。クラリッサ様のことにすっかり気を取られていて失念していたけれど、こういうところはヴォルフ様にはまだまだ敵わないと感じてしまう。こんな私でヴォルフ様をお支え出来るのかと不安になるけれど、弱気になっている暇はないわね。しっかりしないと。
ゾルガー邸に近付くと、正門に豪華な馬車が止まっているのが見えた。今日は来客の予定なんか……
「西門から入れ」
「はっ」
ヴォルフ様が馬車に並走する護衛にそう告げると馬車はそのまま正門の前を何食わぬ顔をして通り過ぎ、少し遠回りをして正門から屋敷に入った。
「……ヴォルフ様、あの馬車って……」
気付かれないよう窓のカーテンを閉めてやり過ごしたから馬車に誰が乗っているのかはわからなかった。でもあんなに立派な馬車なら持ち主は限定されるわ。
「フリーデルだろうな」
「……まだ諦めていませんの?」
「らしいな」
呆れたわ、あんなに拒絶されたのに。先日の五侯爵家の会議では姿もなかったと聞いたからもう諦めたと思っていた。
「王と王妃にも泣きついたらしい」
「陛下たちに?」
「ああ。だが断った。王はグレシウス王太子との縁談を勧めたそうだ」
よかったわ、陛下はクラリッサ様との婚姻をお許しになる気はないのね。それどころかグレシウスの王太子を……もしかしてクラリッサ様、アーレントでは嫁ぎ先がないのかしら?
「もしかして、アーレントでもグレシウス王太子との婚姻の話が? それでクラリッサ様は……」
「そうだろうな」
私の指摘をヴォルフ様はあっさり肯定された。あんなに強引なのはグレシウス王太子に嫁ぐのを避けるためだったのね。アーレントとしては敵国だけど出来ることならこれ以上の関係悪化は避けたい、その為には王家の血を引く彼女を国王の養子にして王太子に嫁がせるのが手っ取り早いと考えたのね。我が国とあちらの王孫同士の婚約がほぼ決まっているから、それに対抗しようとするならその手しかないわよね。形だけでも王妃になれば牽制出来るから。一方でヴォルフ様に嫁いでも利はあるからまずは本人の意向を優先して、無理ならグレシウス王太子に嫁げと。
「もしかしてアーレント王は、ヴォルフ様が断るとわかって……」
「さぁな、あの王の腹の内までは知らん。だが我が国とグレシウス、どちらに嫁いでも王にとって損はないだろう」
アーレント王からも可愛がられているように見えたし、ご自身もそうだと自覚しているように見えたけれど、それはクラリッサ様の思い込みかもしれない。そうよね、父親に偏った情報だけ与えられて疑問に思わない彼女ならその可能性もあるわ。
その後私たちは使用人や出入りの業者が使う西門から屋敷に入った。南の正門からは見えないから気付かれなかったみたい。フリーデル公爵家の馬車は暫く粘っていたらしいけれど、通報を受けた王宮の騎士団が駆けつけたため渋々ながらも帰ったという。
「どうせまた来るだろう。後がないからな」
ヴォルフ様はそう言ったけれど、門番が気の毒だわ。そうは思うけれど、だからと言って相手をしようとは思わなかった。ああいう人たちは人の話を聞かなそうだから疲れるだけだし、今はそれよりもヴォルフ様のことが大事だから。
そのヴォルフ様だけど、あの日から特段変化はないように見えた。私といても感情の揺らぎはないように感じるし、共に眠っているけれど閨を求めてくることもないわ。領邸の医師へも王都に来るようにと手紙を出してくれて私との約束を守ってくれている。影に関してはまだ何も言われていないけれど、何も考えていないことはないと思うわ。
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