97 / 340
第二部
続く一人寝
しおりを挟む
エルマ様のお茶会から半月が過ぎた。あれから私は変わりなく過ごしているけれど、世間では色々な動きがあったわ。
まずあのお茶会の三日後にはエルマ様はバルドリック様と共にベルトラム領へと向かった。無事に到着してお二人で領地を回っているとの便りが昨日届いたわ。ベルトラム領はどんなところなのかしら? 王都の外はガウス領しか行ったことがないから他の領地に憧れるわ。その前にゾルガー領よね。ゾルガー領は海に面していて、交易が盛んな港町があるという。ここからは馬車で六、七日かかるらしいから行くのは簡単ではないけれど、いつかは行ってみたいわ。
エルマ様が王都を離れた翌日には王太子殿下ご夫妻が、その三日後には王子殿下お二人が馬車で二日の距離にある離宮へと向かわれた。別々で向かわれるのは襲撃を受けた場合に備えてのことだという。我が国は治安がいい方だけど絶対はないから仕方がない。こちらも無事に到着されて親子水入らずでお過ごしだとか。
王太子殿下が王都を離れてからは我が家の警備が厳しくなっていた。というのも、陛下たちが王都を離れる前にアーレントとの関税の話し合いも終わったのだけど、これが不調に終わったからだ。アーレントは関税を引き下げる条件の一つにヴォルフ様とクラリッサ様の婚姻を主張して来たのだけど、陛下はクラリッサ様を筆頭侯爵家に入れることに難色を示されたからだ。またクラリッサ様が押しかけてくるのではないかと警戒しても仕方ないわよね。
それに十日ほど前、エマとルーディー母子の住む別邸に賊が侵入する事件があった。幸い別邸に詰める騎士たちが直ぐに気付いて事なきを得たけれど、彼らを消そうとした者がいる可能性は否めない。犯人は街で雇われた破落戸で金欲しさに民家を襲っていた一味だった。
今のところ結びつく証拠がないけれど、この件はザイデル伯爵が絡んでいるのではないかと私たちは疑っている。イルクナー伯爵令息ヴォルフラム様がルーディーを実子として認めた今、彼がしたことはゾルガー家のお家乗っ取りだ。あの母子を消してなかったことにしたかったのだろう。今は影が証拠を探しているわ。
私は今までと変わりなく過ごしていたけれど、ヴォルフ様は以前にもましてお忙しそうだった。陛下や王太子殿下が王都を離れたせいで負担が増しているのか、最近は寝室にいらっしゃる時間がかなり遅い。時には寝室にいらっしゃった形跡がなく、睡眠をとっていないのではと心配だった。
ティオに尋ねたら執務室のソファで仮眠を取られているそのだとか。それでは身体は十分に休めないわ。私が邪魔なら自室に戻ると言ったけれど、それはしなくていいと言われてしまった。どうやら私とヴォルフ様の私室では警備の負担が大きく違うらしい。ヴォルフ様の私室には窓がないし、私が部屋に戻れば警備が分散するからだとか。そこまで警戒しなくても……と思わなくもないけれど、陛下や王太子殿下が不在の王都は普段よりも警備が緩い。ヴォルフ様も神経質にならざるを得なかった。
そのヴォルフ様もお忙しい以外は変わりなかった。領邸から医師が到着して二十日経ったけれど、彼の目から見てもヴォルフ様に心配する要素はないと言われたわ。多少の変化は生きている者ならあって当然で、むしろない方が問題だとも。確かにその通りだから私たちが感じている変化は許容出来る範囲なのかしら。心に負った傷も時間が経つにつれて薄れているはずだから、その分感情も出やすくなっているのかもしれない。それならそれでいいのだけど……
「ねぇ、ティオ、昨夜もヴォルフ様は執務室で仮眠を?」
今日でヴォルフ様が寝室に来られなくなって六日、いえ七日になる。夕食は一緒に摂るけれど、それ以外では殆ど顔を合わさなくなって、フレディ様と過ごす時間の方が長いくらい。そのフレディ様とは仕事の話をしたりしていつもと変わりないらしいのだけど……
「奥様……はい、昨夜はアベルが寝室でお休みになられるよう勧めたそうなのですが……」
「そう」
こうも続くと避けられているような気がしてしまうわ。ただ、元からお忙しい時はこんな感じだから気のせいなのかもしれないけれど……閨を拒否しているから気を悪くされてしまったかしら。子作りのための婚姻なのに、避妊薬を飲ませたことに怒って拒否するっていうのも変な話よね。子どもっぽい嫌がらせだと呆れられてしまったかと不安が募る……
あの時の怒りはもうすっかり消えて、いい加減再開しようとお伝えしたいのだけど、こうもお会い出来ないとそれをお伝えする機会がない。こうしている間に他の女性に目が向いてしまわれないかと思い至ったのもあって益々気が急くのだけど、さすがにフレディ様もいる夕食時に言うのも憚れる。何とか二人きりになりたいわ。それに、もうずっとヴォルフ様の体温を感じていないからそれが寂しい……ティオがいるのに大きなため息が出てしまった。
「イルーゼ、まだ起きていたのか?」
ヴォルフ様が声をかけてきたのは、寝室で何十回目の寝返りをした時だった。既に夜半を過ぎて夜闇が深い。中々寝付けず、今日もいらっしゃらないのかと深い落胆に沈んでいた時だったのもあって、その訪いに心が勝手に弾んだ。
「……ヴォルフ様、来て下さったのですか?」
「ティオに聞いた。お前が沈んでいると」
「え?」
ティオ、そんなことをヴォルフ様に言ったの? 恥ずかしい……彼の前でため息をつくんじゃなかったわ。
「どうかしたか?」
「そ、そんなわけでは……ただ、ヴォルフ様がお休みになっていないのが心配で……」
「俺のことは気にしなくていい。執務の合間に仮眠を取っている」
「でも、それでは十分に身体は休めませんわ。それに……」
言いかけてためらってしまった。その先を言うのが恥ずかしかったからだけど……
「どうした? 何か気になるのか?」
ヴォルフ様は見逃してはくれなかった。感情がないと言いながらよく見ていらっしゃる。嬉しいけれど、こんな時は軽く流してほしかったわ……でも、言うなら今しかないわよね。
「あの……ね、閨のことで……」
「閨?」
「は、い……」
「そのことなら気に病む必要はない。お前は若い。急ぐ必要はないだろう」
口籠っていたら先に退路を断たれてしまったわ。そうじゃないのに……はっきり言えない自分が情けなくて思わず俯いてしまった。
「どうした? 何を気に病む?」
「……ね、閨がしたいんです。ヴォルフ様のお子を私に下さい!」
気にかけて下さった喜びと共に、今しか機会はないとの思いに駆られたら思わずそう口走ってしまった。言ってから自分の口から出た言葉を反芻して嫌な汗が出た。こんな言い方、欲求不満だとおもわれないかしら……そろそろいかがですかとか、もっと気の利いた言い方を考えていたのに……! ヴォルフ様も呆れているわよね。どんな表情をされているのかと考えると怖くて顔があげられない……
「わかった」
「……え?」
「少し待て。湯あみをして来る」
「い、今から、ですか?」
「そうだ」
そう言うとヴォルフ様は部屋を出て行ってしまったけれど……い、今頃ティオかアベルに湯あみを命じているのよね? そ、それって今からしますって言っているも同然ではないかしら? そしてヴォルフ様がそう仰ったということは私があの宣言を取り下げたという事で……そ、そりゃあ致した場合、シーツやベッドに跡が残るから使用人にはわかってしまうことだけど……ヴォルフ様がいらっしゃるまで私は一人恥ずかしさに悶絶していた。これって初夜のあの時よりもずっと恥ずかしい、気がする……
その後、湯あみを済ませたヴォルフ様に致されてしまったのだけど、久しぶりだったせいかいつもよりも濃厚な気がしたわ。目が覚めた時には既にお昼も過ぎていたのには驚いたけれど……慌てて身を起こしたら身体中が痛かった。それでも妻の役目を果たせたこととヴォルフ様の温もりを感じられたことに心が満たされていた。
「すまなかった」
「え?」
私が目を覚ましたと聞いてやってきたヴォルフ様に謝られてしまった。
「最近、お前を避けていた」
「え?」
「共寝すると……約束を違えそうになったのでな」
「……そ、そうですか」
違えるって……何の約束で? 言われた時はわからなかったけれど……後でその言葉の意味に思い至った私が悶絶したのは言うまでもない。
まずあのお茶会の三日後にはエルマ様はバルドリック様と共にベルトラム領へと向かった。無事に到着してお二人で領地を回っているとの便りが昨日届いたわ。ベルトラム領はどんなところなのかしら? 王都の外はガウス領しか行ったことがないから他の領地に憧れるわ。その前にゾルガー領よね。ゾルガー領は海に面していて、交易が盛んな港町があるという。ここからは馬車で六、七日かかるらしいから行くのは簡単ではないけれど、いつかは行ってみたいわ。
エルマ様が王都を離れた翌日には王太子殿下ご夫妻が、その三日後には王子殿下お二人が馬車で二日の距離にある離宮へと向かわれた。別々で向かわれるのは襲撃を受けた場合に備えてのことだという。我が国は治安がいい方だけど絶対はないから仕方がない。こちらも無事に到着されて親子水入らずでお過ごしだとか。
王太子殿下が王都を離れてからは我が家の警備が厳しくなっていた。というのも、陛下たちが王都を離れる前にアーレントとの関税の話し合いも終わったのだけど、これが不調に終わったからだ。アーレントは関税を引き下げる条件の一つにヴォルフ様とクラリッサ様の婚姻を主張して来たのだけど、陛下はクラリッサ様を筆頭侯爵家に入れることに難色を示されたからだ。またクラリッサ様が押しかけてくるのではないかと警戒しても仕方ないわよね。
それに十日ほど前、エマとルーディー母子の住む別邸に賊が侵入する事件があった。幸い別邸に詰める騎士たちが直ぐに気付いて事なきを得たけれど、彼らを消そうとした者がいる可能性は否めない。犯人は街で雇われた破落戸で金欲しさに民家を襲っていた一味だった。
今のところ結びつく証拠がないけれど、この件はザイデル伯爵が絡んでいるのではないかと私たちは疑っている。イルクナー伯爵令息ヴォルフラム様がルーディーを実子として認めた今、彼がしたことはゾルガー家のお家乗っ取りだ。あの母子を消してなかったことにしたかったのだろう。今は影が証拠を探しているわ。
私は今までと変わりなく過ごしていたけれど、ヴォルフ様は以前にもましてお忙しそうだった。陛下や王太子殿下が王都を離れたせいで負担が増しているのか、最近は寝室にいらっしゃる時間がかなり遅い。時には寝室にいらっしゃった形跡がなく、睡眠をとっていないのではと心配だった。
ティオに尋ねたら執務室のソファで仮眠を取られているそのだとか。それでは身体は十分に休めないわ。私が邪魔なら自室に戻ると言ったけれど、それはしなくていいと言われてしまった。どうやら私とヴォルフ様の私室では警備の負担が大きく違うらしい。ヴォルフ様の私室には窓がないし、私が部屋に戻れば警備が分散するからだとか。そこまで警戒しなくても……と思わなくもないけれど、陛下や王太子殿下が不在の王都は普段よりも警備が緩い。ヴォルフ様も神経質にならざるを得なかった。
そのヴォルフ様もお忙しい以外は変わりなかった。領邸から医師が到着して二十日経ったけれど、彼の目から見てもヴォルフ様に心配する要素はないと言われたわ。多少の変化は生きている者ならあって当然で、むしろない方が問題だとも。確かにその通りだから私たちが感じている変化は許容出来る範囲なのかしら。心に負った傷も時間が経つにつれて薄れているはずだから、その分感情も出やすくなっているのかもしれない。それならそれでいいのだけど……
「ねぇ、ティオ、昨夜もヴォルフ様は執務室で仮眠を?」
今日でヴォルフ様が寝室に来られなくなって六日、いえ七日になる。夕食は一緒に摂るけれど、それ以外では殆ど顔を合わさなくなって、フレディ様と過ごす時間の方が長いくらい。そのフレディ様とは仕事の話をしたりしていつもと変わりないらしいのだけど……
「奥様……はい、昨夜はアベルが寝室でお休みになられるよう勧めたそうなのですが……」
「そう」
こうも続くと避けられているような気がしてしまうわ。ただ、元からお忙しい時はこんな感じだから気のせいなのかもしれないけれど……閨を拒否しているから気を悪くされてしまったかしら。子作りのための婚姻なのに、避妊薬を飲ませたことに怒って拒否するっていうのも変な話よね。子どもっぽい嫌がらせだと呆れられてしまったかと不安が募る……
あの時の怒りはもうすっかり消えて、いい加減再開しようとお伝えしたいのだけど、こうもお会い出来ないとそれをお伝えする機会がない。こうしている間に他の女性に目が向いてしまわれないかと思い至ったのもあって益々気が急くのだけど、さすがにフレディ様もいる夕食時に言うのも憚れる。何とか二人きりになりたいわ。それに、もうずっとヴォルフ様の体温を感じていないからそれが寂しい……ティオがいるのに大きなため息が出てしまった。
「イルーゼ、まだ起きていたのか?」
ヴォルフ様が声をかけてきたのは、寝室で何十回目の寝返りをした時だった。既に夜半を過ぎて夜闇が深い。中々寝付けず、今日もいらっしゃらないのかと深い落胆に沈んでいた時だったのもあって、その訪いに心が勝手に弾んだ。
「……ヴォルフ様、来て下さったのですか?」
「ティオに聞いた。お前が沈んでいると」
「え?」
ティオ、そんなことをヴォルフ様に言ったの? 恥ずかしい……彼の前でため息をつくんじゃなかったわ。
「どうかしたか?」
「そ、そんなわけでは……ただ、ヴォルフ様がお休みになっていないのが心配で……」
「俺のことは気にしなくていい。執務の合間に仮眠を取っている」
「でも、それでは十分に身体は休めませんわ。それに……」
言いかけてためらってしまった。その先を言うのが恥ずかしかったからだけど……
「どうした? 何か気になるのか?」
ヴォルフ様は見逃してはくれなかった。感情がないと言いながらよく見ていらっしゃる。嬉しいけれど、こんな時は軽く流してほしかったわ……でも、言うなら今しかないわよね。
「あの……ね、閨のことで……」
「閨?」
「は、い……」
「そのことなら気に病む必要はない。お前は若い。急ぐ必要はないだろう」
口籠っていたら先に退路を断たれてしまったわ。そうじゃないのに……はっきり言えない自分が情けなくて思わず俯いてしまった。
「どうした? 何を気に病む?」
「……ね、閨がしたいんです。ヴォルフ様のお子を私に下さい!」
気にかけて下さった喜びと共に、今しか機会はないとの思いに駆られたら思わずそう口走ってしまった。言ってから自分の口から出た言葉を反芻して嫌な汗が出た。こんな言い方、欲求不満だとおもわれないかしら……そろそろいかがですかとか、もっと気の利いた言い方を考えていたのに……! ヴォルフ様も呆れているわよね。どんな表情をされているのかと考えると怖くて顔があげられない……
「わかった」
「……え?」
「少し待て。湯あみをして来る」
「い、今から、ですか?」
「そうだ」
そう言うとヴォルフ様は部屋を出て行ってしまったけれど……い、今頃ティオかアベルに湯あみを命じているのよね? そ、それって今からしますって言っているも同然ではないかしら? そしてヴォルフ様がそう仰ったということは私があの宣言を取り下げたという事で……そ、そりゃあ致した場合、シーツやベッドに跡が残るから使用人にはわかってしまうことだけど……ヴォルフ様がいらっしゃるまで私は一人恥ずかしさに悶絶していた。これって初夜のあの時よりもずっと恥ずかしい、気がする……
その後、湯あみを済ませたヴォルフ様に致されてしまったのだけど、久しぶりだったせいかいつもよりも濃厚な気がしたわ。目が覚めた時には既にお昼も過ぎていたのには驚いたけれど……慌てて身を起こしたら身体中が痛かった。それでも妻の役目を果たせたこととヴォルフ様の温もりを感じられたことに心が満たされていた。
「すまなかった」
「え?」
私が目を覚ましたと聞いてやってきたヴォルフ様に謝られてしまった。
「最近、お前を避けていた」
「え?」
「共寝すると……約束を違えそうになったのでな」
「……そ、そうですか」
違えるって……何の約束で? 言われた時はわからなかったけれど……後でその言葉の意味に思い至った私が悶絶したのは言うまでもない。
4,426
あなたにおすすめの小説
次代の希望 愛されなかった王太子妃の愛
Rj
恋愛
王子様と出会い結婚したグレイス侯爵令嬢はおとぎ話のように「幸せにくらしましたとさ」という結末を迎えられなかった。愛し合っていると思っていたアーサー王太子から結婚式の二日前に愛していないといわれ、表向きは仲睦まじい王太子夫妻だったがアーサーにはグレイス以外に愛する人がいた。次代の希望とよばれた王太子妃の物語。
全十二話。(全十一話で投稿したものに一話加えました。2/6変更)
忘れられた幼な妻は泣くことを止めました
帆々
恋愛
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく_______。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
迎えに行ったら、すでに君は行方知れずになっていた
月山 歩
恋愛
孤児院で育った二人は彼が貴族の息子であることから、引き取られ離れ離れになる。好きだから、一緒に住むために準備を整え、迎えに行くと、少女はもういなくなっていた。事故に合い、行方知れずに。そして、時をかけて二人は再び巡り会う。
あなたに嘘を一つ、つきました
小蝶
恋愛
ユカリナは夫ディランと政略結婚して5年がたつ。まだまだ戦乱の世にあるこの国の騎士である夫は、今日も戦地で命をかけて戦っているはずだった。彼が戦地に赴いて3年。まだ戦争は終わっていないが、勝利と言う戦況が見えてきたと噂される頃、夫は帰って来た。隣に可愛らしい女性をつれて。そして私には何も告げぬまま、3日後には結婚式を挙げた。第2夫人となったシェリーを寵愛する夫。だから、私は愛するあなたに嘘を一つ、つきました…
最後の方にしか主人公目線がない迷作となりました。読みづらかったらご指摘ください。今さらどうにもなりませんが、努力します(`・ω・́)ゞ
覚悟はありますか?
翔王(とわ)
恋愛
私は王太子の婚約者として10年以上すぎ、王太子妃教育も終わり、学園卒業後に結婚し王妃教育が始まる間近に1人の令嬢が発した言葉で王族貴族社会が荒れた……。
「あたし、王太子妃になりたいんですぅ。」
ご都合主義な創作作品です。
異世界版ギャル風な感じの話し方も混じりますのでご了承ください。
恋愛カテゴリーにしてますが、恋愛要素は薄めです。
そしてヒロインは売れ残った
しがついつか
恋愛
マーズ王国の住民は、貴賤に関係なく15歳になる歳から3年間、王立学園に通うこととなっている。
校舎は別れているものの、貴族と平民の若者が一か所に集う場所だ。
そのため時々、貴族に対してとんでもないことをやらかす平民が出てきてしまうのであった。
リーリエが入学した年がまさにそれだった。
入学早々、平民の女子生徒が男子生徒に次々とアプローチをかけていったのだ。
3歳児にも劣る淑女(笑)
章槻雅希
恋愛
公爵令嬢は、第一王子から理不尽な言いがかりをつけられていた。
男爵家の庶子と懇ろになった王子はその醜態を学園内に晒し続けている。
その状況を打破したのは、僅か3歳の王女殿下だった。
カテゴリーは悩みましたが、一応5歳児と3歳児のほのぼのカップルがいるので恋愛ということで(;^ω^)
ほんの思い付きの1場面的な小噺。
王女以外の固有名詞を無くしました。
元ネタをご存じの方にはご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
創作SNSでの、ジャンル外での配慮に欠けておりました。
【完結】元サヤに戻りましたが、それが何か?
ノエル
恋愛
王太子の婚約者エレーヌは、完璧な令嬢として誰もが認める存在。
だが、王太子は子爵令嬢マリアンヌと親交を深め、エレーヌを蔑ろにし始める。
自分は不要になったのかもしれないと悩みつつも、エレーヌは誇りを捨てずに、婚約者としての矜持を守り続けた。
やがて起きた事件をきっかけに、王太子は失脚。二人の婚約は解消された。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。