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第三部
登城
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一夜が明けた。あの後ヴォルフ様に身に覚えのない『煽った責任』を取らされてしまった。最後まで理由はわからなかったけれど、私が話したことがヴォルフ様を煽ってしまったらしい。それでも、私がアンゼルと朝食を一緒にと言ったのは覚えてくださっていたらしく、かなり手加減してくださった、と思う。登城要請もヴォルフ様だけかと思ったら私もだったのもあるかもしれない。それでも、朝起きるのはかなり辛かったわ。言葉に気を付けなきゃ……
アンゼルとの食事は結局夕刻のお楽しみになってしまった。登城の準備が間に合わなかったから。慌てて食事をしても落ち着かないし、アンゼルとゆっくり過ごせないから仕方がないと自分に言い聞かせたわ。まだアンゼルが言葉を理解していなかったのが幸いかもしれない。約束していたらきっとがっかりさせてしまったから。これから社交の機会も減るし、今までの分も一緒に過ごす時間を増やせるわ。それを楽しみにもう少しだけ頑張らないと。
あちこち身体は痛んだけれど顔に出さないように気を付けて馬車に乗り込んだ。辛そうな顔をしていると行かなくてもいいと仰いそうだし、場合によっては横抱きにされて移動する羽目になるから。さすがに恥ずかしいからそれは遠慮するわ。いえ、横抱きが嫌という訳ではないわ。でも、さすがに人前、しかも王宮なんかでやったらどんな噂が立つかわからないもの。
一日ぶりの王宮。向かったのは昨日舞踏会があった建物ではなく謁見室などがある棟で、案内されたのは他国の王族との会談にも使われる応接室だった。室内に入るとアーレント国の大使とエルトル公爵家の嫡男ヨーゼフ様が既に着座していて、私たちの姿に立ち上がって深々と頭下げた。今日はヨーゼフ様の実弟ルドガー様が起こした騒動に関しての話し合い、のはず。詳細は聞いていなかったことに思い至った。
「ゾルガー侯爵と侯爵夫人、この度は我が国の者が大変ご迷惑をおかけしました」
立場的には上に当たる大使が声に焦りを滲ませて謝罪を口にした。彼はルドガー様を諫める立場だったのに何も出来ていなかったから監督不行届きは確定だし、このまま交代か帰国後に左遷になるのでしょうね。当然なのだけど、あの言葉が通じないルドガー様相手では気の毒にも思えるわ。私もあの人を御せる気がしなかったから。ヴォルフ様が謝罪は王が来てから聞くといい着座を促したところで陛下の訪れを告げられた。私たちは座ることなく頭を下げて陛下の訪れを待った。
「やぁ、待たせたね。ああ、頭を上げて」
侍従に先導されて気安い言葉と共に現れたのは陛下だった。その隣にはコルネリア様、後ろにはアーレントとの交渉を主導しているランベルツ侯爵もいらっしゃるわ。ソファの数からするとルタ国の女王陛下はいらっしゃらないようね。今回はアーレントと我が国のみということかしら。
陛下がコルネリア様の手を取って共にソファに腰を下ろされた。座れと陛下の声がかかったためヴォルフ様と共に陛下の角を挟んだ隣に、私たちの向かい側にはランベルツ侯爵が座った。陛下の正面のアーレント一行は立ったままだった。
「さて、今日はアーレントのエルトル公爵令息が興した騒動について話そう」
陛下の言葉を受けてアーレントの二人は再び立ち上がった。
「このような場を設けてくださり感謝申し上げます。改めてローゼンベルク王国の国王陛下、並びにゾルガー侯爵に謝罪申し上げます」
大使とヨーゼフ様が深々と頭を下げた。大使といえどもここまで頭を下げるのは珍しいわ。それほどにこの二人は危機感を感じているようね。実際、今の世界情勢はアーレントに優しくない。我が国とはこの通りだし、グレシウスとは一触即発の一歩手前、我が国の反対側にある国との関係も芳しくないと聞くわ。不足する鉱物資源はルタ国頼りだけど、間に国を挟むために中々思うように輸入も進まない。国としてかなり危うい状況にあるのよね。国王夫妻はその自覚がおありではないようだったけれど。
「まぁ、とにかく座り給え」
陛下の言葉に二人は再び一礼して浅く腰かけた。このお二人は現状がいかに不味いかを理解しているらしい。それはありがたいわ。
「謝罪と言われてもね。何に対しての謝罪か、まずはそこから伺おうか」
陛下が冷然と突き放したけれど、アーレントがどこまで深刻に捉えているかを確かめるためにも聞かない訳にはいかない。
「我が国の国王夫妻及びエルトル公爵令息の度重なる無礼に。更には数年前にフリーデル侯爵家が起こした騒動に関しましても、改めて謝罪申し上げます」
意外だったわ。国王とルドガー様の件は当然としても、今になってフリーデル公爵家の件まで謝罪するなんて。あの騒動の後、内々にアーレントには賠償金を受け取ったけれど、国王夫妻は一貴族の不始末として何の謝罪もなかったのに。
「なるほど、フリーデル公爵の件もね。それは国王陛下と王太子殿下、どちらのご意向かな?」
陛下が普段見せない威厳を放ちながらお尋ねになった。どうしてもヴォルフ様の弟としての姿の印象が強くて違和感を持ってしまうわ。
「王太子殿下の意向にございます」
「王太子殿下か。では、国王陛下には謝罪の意はないと?」
陛下の問いかけは冷たく重く、アーレント国王への怒りと侮蔑が滲んでいた。狙われたのが、迷惑をかけられたのがヴォルフ様でなければここまでではなかったでしょうね。アーレントはどう収めるつもりなのかしら?
「発言をお許しいただけますでしょうか?」
控えめに声をあげたのはヨーゼフ様だった。陛下が一呼吸の間の後、許の意を示された。
「僭越ながら私から申し上げます。私は王太子殿下から内々に貴国へと遣わされました。先ずはこちらの書簡にお目通しを」
そう言ってヨーゼフ様が取り出したのは一通の書簡だった。アーレント王の印章が見えるから正式なものね。侍従が受け取って封を開けて陛下に手渡し、陛下が書簡に目を通された。その間気まずい沈黙が場を支配する。読み終えた陛下は書簡をヴォルフ様に手渡した。受け取る様も興味なさげに目を通すさまも堂々としていて、陛下よりも国王っぽく見えるわ。
一通り目を通すとヴォルフ様は陛下に書簡を返し、今度はコルネリア様、ランベルツ侯爵の順に渡り、最後に私のところに回ってきたわ。書簡に目を通して驚いたわ。これって……
「クーデターを起こすか」
不穏な言葉を発したのはヴォルフ様だった。腕を組んで背もたれに身体を預ける様は陛下よりも威厳がある。確かに書簡の中を読めばそのように受け取れるわ。
「いいえ、病による譲位にございます。近年、国王陛下には我々には理解しがたい言動をなさることが増えました。複数の医師が診察に当たりましたところ、不明瞭な言動は加齢によるもので、進行を止める手立てはないとの結果が出ました」
ヨーゼフ様はアーレント国王が病気だと主張した。つまり王太子殿下は医師の診断を盾に王座から引きずり下ろすつもりなのね。
「なるほど。即位式での発言も病のせいだと」
「そう受け取っていただければ、新しい御代の両国の関係も友好に保たれるかと」
大使が懇願するように頭を下げ、ヨーゼフ様もそれに続いた。この二人にこれだけの重要案件の交渉に当たるのは荷が重いでしょうね。本来なら王太子殿下や宰相が来るべき案件だもの。それはつまり今、王太子殿下と宰相がすでに動いているということね。
それに、彼らの言い分は確かに両国にとって悪いものではない。いえ、責め立てるよりも穏便にことを進めた方が今後も円滑に付き合いを続けられるし恩を着せられる。この利は大きいわね。アーレント国王夫妻に悪意があったのは明らかだけど、病気のせいにすればアーレントの面目は保たれるし、我が国がそれを受け入れれば恩を着せられるうえ、他国からは寛大だと評される。ごねるよりもずっといい。
「既に国王陛下は療養のため離宮に移られました」
大使の発したそれは、事実上の代替わり宣言だった。
アンゼルとの食事は結局夕刻のお楽しみになってしまった。登城の準備が間に合わなかったから。慌てて食事をしても落ち着かないし、アンゼルとゆっくり過ごせないから仕方がないと自分に言い聞かせたわ。まだアンゼルが言葉を理解していなかったのが幸いかもしれない。約束していたらきっとがっかりさせてしまったから。これから社交の機会も減るし、今までの分も一緒に過ごす時間を増やせるわ。それを楽しみにもう少しだけ頑張らないと。
あちこち身体は痛んだけれど顔に出さないように気を付けて馬車に乗り込んだ。辛そうな顔をしていると行かなくてもいいと仰いそうだし、場合によっては横抱きにされて移動する羽目になるから。さすがに恥ずかしいからそれは遠慮するわ。いえ、横抱きが嫌という訳ではないわ。でも、さすがに人前、しかも王宮なんかでやったらどんな噂が立つかわからないもの。
一日ぶりの王宮。向かったのは昨日舞踏会があった建物ではなく謁見室などがある棟で、案内されたのは他国の王族との会談にも使われる応接室だった。室内に入るとアーレント国の大使とエルトル公爵家の嫡男ヨーゼフ様が既に着座していて、私たちの姿に立ち上がって深々と頭下げた。今日はヨーゼフ様の実弟ルドガー様が起こした騒動に関しての話し合い、のはず。詳細は聞いていなかったことに思い至った。
「ゾルガー侯爵と侯爵夫人、この度は我が国の者が大変ご迷惑をおかけしました」
立場的には上に当たる大使が声に焦りを滲ませて謝罪を口にした。彼はルドガー様を諫める立場だったのに何も出来ていなかったから監督不行届きは確定だし、このまま交代か帰国後に左遷になるのでしょうね。当然なのだけど、あの言葉が通じないルドガー様相手では気の毒にも思えるわ。私もあの人を御せる気がしなかったから。ヴォルフ様が謝罪は王が来てから聞くといい着座を促したところで陛下の訪れを告げられた。私たちは座ることなく頭を下げて陛下の訪れを待った。
「やぁ、待たせたね。ああ、頭を上げて」
侍従に先導されて気安い言葉と共に現れたのは陛下だった。その隣にはコルネリア様、後ろにはアーレントとの交渉を主導しているランベルツ侯爵もいらっしゃるわ。ソファの数からするとルタ国の女王陛下はいらっしゃらないようね。今回はアーレントと我が国のみということかしら。
陛下がコルネリア様の手を取って共にソファに腰を下ろされた。座れと陛下の声がかかったためヴォルフ様と共に陛下の角を挟んだ隣に、私たちの向かい側にはランベルツ侯爵が座った。陛下の正面のアーレント一行は立ったままだった。
「さて、今日はアーレントのエルトル公爵令息が興した騒動について話そう」
陛下の言葉を受けてアーレントの二人は再び立ち上がった。
「このような場を設けてくださり感謝申し上げます。改めてローゼンベルク王国の国王陛下、並びにゾルガー侯爵に謝罪申し上げます」
大使とヨーゼフ様が深々と頭を下げた。大使といえどもここまで頭を下げるのは珍しいわ。それほどにこの二人は危機感を感じているようね。実際、今の世界情勢はアーレントに優しくない。我が国とはこの通りだし、グレシウスとは一触即発の一歩手前、我が国の反対側にある国との関係も芳しくないと聞くわ。不足する鉱物資源はルタ国頼りだけど、間に国を挟むために中々思うように輸入も進まない。国としてかなり危うい状況にあるのよね。国王夫妻はその自覚がおありではないようだったけれど。
「まぁ、とにかく座り給え」
陛下の言葉に二人は再び一礼して浅く腰かけた。このお二人は現状がいかに不味いかを理解しているらしい。それはありがたいわ。
「謝罪と言われてもね。何に対しての謝罪か、まずはそこから伺おうか」
陛下が冷然と突き放したけれど、アーレントがどこまで深刻に捉えているかを確かめるためにも聞かない訳にはいかない。
「我が国の国王夫妻及びエルトル公爵令息の度重なる無礼に。更には数年前にフリーデル侯爵家が起こした騒動に関しましても、改めて謝罪申し上げます」
意外だったわ。国王とルドガー様の件は当然としても、今になってフリーデル公爵家の件まで謝罪するなんて。あの騒動の後、内々にアーレントには賠償金を受け取ったけれど、国王夫妻は一貴族の不始末として何の謝罪もなかったのに。
「なるほど、フリーデル公爵の件もね。それは国王陛下と王太子殿下、どちらのご意向かな?」
陛下が普段見せない威厳を放ちながらお尋ねになった。どうしてもヴォルフ様の弟としての姿の印象が強くて違和感を持ってしまうわ。
「王太子殿下の意向にございます」
「王太子殿下か。では、国王陛下には謝罪の意はないと?」
陛下の問いかけは冷たく重く、アーレント国王への怒りと侮蔑が滲んでいた。狙われたのが、迷惑をかけられたのがヴォルフ様でなければここまでではなかったでしょうね。アーレントはどう収めるつもりなのかしら?
「発言をお許しいただけますでしょうか?」
控えめに声をあげたのはヨーゼフ様だった。陛下が一呼吸の間の後、許の意を示された。
「僭越ながら私から申し上げます。私は王太子殿下から内々に貴国へと遣わされました。先ずはこちらの書簡にお目通しを」
そう言ってヨーゼフ様が取り出したのは一通の書簡だった。アーレント王の印章が見えるから正式なものね。侍従が受け取って封を開けて陛下に手渡し、陛下が書簡に目を通された。その間気まずい沈黙が場を支配する。読み終えた陛下は書簡をヴォルフ様に手渡した。受け取る様も興味なさげに目を通すさまも堂々としていて、陛下よりも国王っぽく見えるわ。
一通り目を通すとヴォルフ様は陛下に書簡を返し、今度はコルネリア様、ランベルツ侯爵の順に渡り、最後に私のところに回ってきたわ。書簡に目を通して驚いたわ。これって……
「クーデターを起こすか」
不穏な言葉を発したのはヴォルフ様だった。腕を組んで背もたれに身体を預ける様は陛下よりも威厳がある。確かに書簡の中を読めばそのように受け取れるわ。
「いいえ、病による譲位にございます。近年、国王陛下には我々には理解しがたい言動をなさることが増えました。複数の医師が診察に当たりましたところ、不明瞭な言動は加齢によるもので、進行を止める手立てはないとの結果が出ました」
ヨーゼフ様はアーレント国王が病気だと主張した。つまり王太子殿下は医師の診断を盾に王座から引きずり下ろすつもりなのね。
「なるほど。即位式での発言も病のせいだと」
「そう受け取っていただければ、新しい御代の両国の関係も友好に保たれるかと」
大使が懇願するように頭を下げ、ヨーゼフ様もそれに続いた。この二人にこれだけの重要案件の交渉に当たるのは荷が重いでしょうね。本来なら王太子殿下や宰相が来るべき案件だもの。それはつまり今、王太子殿下と宰相がすでに動いているということね。
それに、彼らの言い分は確かに両国にとって悪いものではない。いえ、責め立てるよりも穏便にことを進めた方が今後も円滑に付き合いを続けられるし恩を着せられる。この利は大きいわね。アーレント国王夫妻に悪意があったのは明らかだけど、病気のせいにすればアーレントの面目は保たれるし、我が国がそれを受け入れれば恩を着せられるうえ、他国からは寛大だと評される。ごねるよりもずっといい。
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