18 / 86
募る想い
しおりを挟む
「……リエ嬢。シャリエ嬢?」
「……え?」
揺さぶられて意識が戻って来た。ぼんやりした頭のまま目を開ける。
「し、室長!?」
視界に飛び込んできたのは室長だった。一瞬どうしてと思ったけれど、背後の内装に自分が今いる場所を思い出した。
「うん、よく寝ていたね。戻ってきたらこんなところで寝ているから驚いたよ」
「え、っと……も、申し訳ございません。鍵が残っていたので……」
そう言ってテーブルの上の鍵に視線を向けた。
「あ、あ~そうだったんだ。すまなかったね」
「え?」
「これは保管庫の鍵なんだ。打ち上げで失くすといけないと思って置いていったんだけど……勘違いさせてしまったみたいだね。すまなかった」
「え? 部屋の鍵じゃなくて?」
「ああ。部屋の鍵はほら、ここに」
そう言ってポケットから鍵を取り出した。ちゃんと持って行っていたなんて……
「す、すみません。私ったら早とちりしてしまって……」
「いや、片付けずに放り出していった私が悪かった。すまないね。待っていてくれたの?」
保管庫の鍵は私だって見たことがある。気付かなかった私にも責任があるのに。それに、意識がはっきりしてきて、自分の格好を思い出した。夜着の上にガウンを羽織っているとはいえ、こんな格を見せるなんて恥ずかしい……室長も今は上着を脱いでいる。見慣れない姿に頬に熱が集まるのを感じた。
「え、ええ。部屋に入れないとお困りかと思って」
「そうか。シャリエ嬢は優しいんだな」
「い、いえ……そんな……
そんな風に言われたことがなかった。それに言い方が優しくて、胸と目の奥が熱くなる。意識しちゃだめだと思うと余計に意識してしまった。顔が赤くなっていなければいいのだけど……
「さぁ、ベッドで休みなさい」
「は、はい。お手数をおかけしました」
「いや、気にしないで。まだ明日も気が抜けないからね。しっかり休むんだよ」
「はい。失礼します」
逃げるように寝室に入って、後ろ手に鍵を閉めた。また心臓がドキドキしている。こんなに弾むのはきっと今までで一番だろう。顔も赤くなっているはずだ。室長に変に思われなかっただろうか。気付いても人に話す方ではないけれど、こんな格好を見られたのは恥ずかしくてたまらない。
非現実的な状況に夢心地でベッドに向かった。ベッドに転がって目を閉じると、隣の部屋で室長が動く気配がする。隣にいると思うと眠気まですっかり冷めてしまった。どうしよう……もう眠れないかもしれない……
コンコン……
何かを叩く音で目が覚め、ああ、ここは視察先だったと意識がはっきりしてきた。ノックの主は室長だろうか。
「はい」
「ああ、おはよう、シャリエ嬢。起きたかな?」
「は、はい」
ドア越しに返事をすると、そろそろ起きた方がいいと言われた。急いで身なりを整えて寝室を出ると、室長は既に仕事着に着替えていた。。陽だまりのような笑みに心が満たされた。ちょっと打ち合わせに行ってくるよと言って部屋を出て行った。そういえば警備関係の最終確認があると言っていたわね。
身支度と今日の予定を確認し終えた頃、室長が戻ってきた。
「昨夜は結局打ち上げに付き合わされてね」
「では、一晩中?」
あの後また出て行かれたのか。気付かなかった……
「だから君との部屋を交換したことにしておいたんだ。未婚の君にあらぬ噂が立っては申し訳ないからね」
「そ、そんな……私は既に傷物ですから。お気になさることは……」
「いや、そういう訳にはいかないよ。君は優秀で真面目な淑女だ。私のような者と噂になっても困るだろう?」
そう言って眉を下げて笑みを浮かべたけれど、今はそれが悲しかった。室長とだったら噂になっても構わないのに……全く相手にされていないのだと思ったら、無性に悲しくなってきた。
「ど、どうした、シャリエ嬢?」
「え?」
室長の声が酷く慌てたものに変わって、何かと思って見上げた。視界が歪んでいる。頬を伝わる感触に自分が泣いているのだと気付いた。
「あ、あれ……」
泣くつもりなんかなかったのに。自分の反応に一番驚いたのは私かもしれない。
「す、すまない。何か不快な思いをさせてしまったみたいだな。ああ、ダメだな、私は……どうにも人の機微に疎くて……」
室長が珍しく眉間に皴を寄せ、苦しそうな表情を浮かべた。それは私ではない何かに向けての呟きのようにも聞こえた。
「あ、あの、違うんです。室長のせいではありません」
本当にその通りなのだ。室長のせいじゃない。ただ、私を見て貰えないことが悲しいだけで……
「だが……」
「本当です。むしろそう言って頂けたのが嬉しくて……」
「嬉しい?」
「はい。私、家では妹に比べて可愛くないダメな娘だと……婚約者に逃げられた役立たずだと言われてきたんです。だから、そんな風に言って頂けたのが嬉しくて……」
これも嘘ではなかった。私が必死に勉強して文官になっても、父は女に学問など不要だと認めてくれなかった。だから室長に認めて貰えて嬉しかったのだ。ただ、女として見られなくて悲しかったけれど……
「すみません、もう大丈夫ですから。そろそろ朝食の時間ですよね」
「あ、ああ。そうだな」
その後、今日の予定の話を切り出してこの話は終わった。変に思われてしまったかもしれないけれど、今日一日はまだご一緒出来るのだ。父の動きが心配だけど、それまでの間でも言い、一日でも長くお側にいられるようにと天に祈った。
「……え?」
揺さぶられて意識が戻って来た。ぼんやりした頭のまま目を開ける。
「し、室長!?」
視界に飛び込んできたのは室長だった。一瞬どうしてと思ったけれど、背後の内装に自分が今いる場所を思い出した。
「うん、よく寝ていたね。戻ってきたらこんなところで寝ているから驚いたよ」
「え、っと……も、申し訳ございません。鍵が残っていたので……」
そう言ってテーブルの上の鍵に視線を向けた。
「あ、あ~そうだったんだ。すまなかったね」
「え?」
「これは保管庫の鍵なんだ。打ち上げで失くすといけないと思って置いていったんだけど……勘違いさせてしまったみたいだね。すまなかった」
「え? 部屋の鍵じゃなくて?」
「ああ。部屋の鍵はほら、ここに」
そう言ってポケットから鍵を取り出した。ちゃんと持って行っていたなんて……
「す、すみません。私ったら早とちりしてしまって……」
「いや、片付けずに放り出していった私が悪かった。すまないね。待っていてくれたの?」
保管庫の鍵は私だって見たことがある。気付かなかった私にも責任があるのに。それに、意識がはっきりしてきて、自分の格好を思い出した。夜着の上にガウンを羽織っているとはいえ、こんな格を見せるなんて恥ずかしい……室長も今は上着を脱いでいる。見慣れない姿に頬に熱が集まるのを感じた。
「え、ええ。部屋に入れないとお困りかと思って」
「そうか。シャリエ嬢は優しいんだな」
「い、いえ……そんな……
そんな風に言われたことがなかった。それに言い方が優しくて、胸と目の奥が熱くなる。意識しちゃだめだと思うと余計に意識してしまった。顔が赤くなっていなければいいのだけど……
「さぁ、ベッドで休みなさい」
「は、はい。お手数をおかけしました」
「いや、気にしないで。まだ明日も気が抜けないからね。しっかり休むんだよ」
「はい。失礼します」
逃げるように寝室に入って、後ろ手に鍵を閉めた。また心臓がドキドキしている。こんなに弾むのはきっと今までで一番だろう。顔も赤くなっているはずだ。室長に変に思われなかっただろうか。気付いても人に話す方ではないけれど、こんな格好を見られたのは恥ずかしくてたまらない。
非現実的な状況に夢心地でベッドに向かった。ベッドに転がって目を閉じると、隣の部屋で室長が動く気配がする。隣にいると思うと眠気まですっかり冷めてしまった。どうしよう……もう眠れないかもしれない……
コンコン……
何かを叩く音で目が覚め、ああ、ここは視察先だったと意識がはっきりしてきた。ノックの主は室長だろうか。
「はい」
「ああ、おはよう、シャリエ嬢。起きたかな?」
「は、はい」
ドア越しに返事をすると、そろそろ起きた方がいいと言われた。急いで身なりを整えて寝室を出ると、室長は既に仕事着に着替えていた。。陽だまりのような笑みに心が満たされた。ちょっと打ち合わせに行ってくるよと言って部屋を出て行った。そういえば警備関係の最終確認があると言っていたわね。
身支度と今日の予定を確認し終えた頃、室長が戻ってきた。
「昨夜は結局打ち上げに付き合わされてね」
「では、一晩中?」
あの後また出て行かれたのか。気付かなかった……
「だから君との部屋を交換したことにしておいたんだ。未婚の君にあらぬ噂が立っては申し訳ないからね」
「そ、そんな……私は既に傷物ですから。お気になさることは……」
「いや、そういう訳にはいかないよ。君は優秀で真面目な淑女だ。私のような者と噂になっても困るだろう?」
そう言って眉を下げて笑みを浮かべたけれど、今はそれが悲しかった。室長とだったら噂になっても構わないのに……全く相手にされていないのだと思ったら、無性に悲しくなってきた。
「ど、どうした、シャリエ嬢?」
「え?」
室長の声が酷く慌てたものに変わって、何かと思って見上げた。視界が歪んでいる。頬を伝わる感触に自分が泣いているのだと気付いた。
「あ、あれ……」
泣くつもりなんかなかったのに。自分の反応に一番驚いたのは私かもしれない。
「す、すまない。何か不快な思いをさせてしまったみたいだな。ああ、ダメだな、私は……どうにも人の機微に疎くて……」
室長が珍しく眉間に皴を寄せ、苦しそうな表情を浮かべた。それは私ではない何かに向けての呟きのようにも聞こえた。
「あ、あの、違うんです。室長のせいではありません」
本当にその通りなのだ。室長のせいじゃない。ただ、私を見て貰えないことが悲しいだけで……
「だが……」
「本当です。むしろそう言って頂けたのが嬉しくて……」
「嬉しい?」
「はい。私、家では妹に比べて可愛くないダメな娘だと……婚約者に逃げられた役立たずだと言われてきたんです。だから、そんな風に言って頂けたのが嬉しくて……」
これも嘘ではなかった。私が必死に勉強して文官になっても、父は女に学問など不要だと認めてくれなかった。だから室長に認めて貰えて嬉しかったのだ。ただ、女として見られなくて悲しかったけれど……
「すみません、もう大丈夫ですから。そろそろ朝食の時間ですよね」
「あ、ああ。そうだな」
その後、今日の予定の話を切り出してこの話は終わった。変に思われてしまったかもしれないけれど、今日一日はまだご一緒出来るのだ。父の動きが心配だけど、それまでの間でも言い、一日でも長くお側にいられるようにと天に祈った。
508
あなたにおすすめの小説
【完結】捨てたものに用なんかないでしょう?
風見ゆうみ
恋愛
血の繋がらない姉の代わりに嫁がされたリミアリアは、伯爵の爵位を持つ夫とは一度しか顔を合わせたことがない。
戦地に赴いている彼に代わって仕事をし、使用人や領民から信頼を得た頃、夫のエマオが愛人を連れて帰ってきた。
愛人はリミアリアの姉のフラワ。
フラワは昔から妹のリミアリアに嫌がらせをして楽しんでいた。
「俺にはフラワがいる。お前などいらん」
フラワに騙されたエマオは、リミアリアの話など一切聞かず、彼女を捨てフラワとの生活を始める。
捨てられる形となったリミアリアだが、こうなることは予想しており――。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
婚約破棄されたのでファンシーショップ始めました。 ― 元婚約者が、お人形さんを側室にしようとして大恥をかきました ―
鷹 綾
恋愛
隣国の王子から「政略的にも個人的にも魅力を感じない」と婚約破棄された、ファンタジア王国第三女王タナー。
泣きも怒りもせず、彼女が考えたのは――「いつか王宮の庇護がなくなっても困らない生き方」だった。
まだ八歳。
それでも先を見据え、タナーは王都の片隅で小さなファンシーショップを開くことを決意する。
並ぶのは、かわいい雑貨。
そして、かわいい魔法の雑貨。
お茶を淹れてくれるクマのぬいぐるみ店員《テイデイ・バトラー》、
冷めないティーカップ、
時間になると小鳥が飛び出すアンティーク時計――。
静かに広がる評判の裏で、
かつての元婚約者は「お人形さんを側室にしようとして」赤っ恥をかくことに。
ざまぁは控えめ、日常はやさしく。
かわいいものに囲まれながら、女王は今日も穏やかにお店を開けています。
---
この文面は
✔ アルファポリス向け文字数
✔ 女子読者に刺さるワード配置
✔ ネタバレしすぎない
✔ ほのぼの感キープ
を全部満たしています。
次は
👉 タグ案
👉 ランキング用超短縮あらすじ(100字)
どちらにしますか?
寵愛のいる旦那様との結婚生活が終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。
にのまえ
恋愛
リルガルド国。公爵令嬢リイーヤ・ロイアルは令嬢ながら、剣に明け暮れていた。
父に頼まれて参加をした王女のデビュタントの舞踏会で、伯爵家コール・デトロイトと知り合い恋に落ちる。
恋に浮かれて、剣を捨た。
コールと結婚をして初夜を迎えた。
リイーヤはナイトドレスを身に付け、鼓動を高鳴らせて旦那様を待っていた。しかし寝室に訪れた旦那から出た言葉は「私は君を抱くことはない」「私には心から愛する人がいる」だった。
ショックを受けて、旦那には愛してもられないと知る。しかし離縁したくてもリルガルド国では離縁は許されない。しかしリイーヤは二年待ち子供がいなければ離縁できると知る。
結婚二周年の食事の席で、旦那は義理両親にリイーヤに子供ができたと言い出した。それに反論して自分は生娘だと医師の診断書を見せる。
混乱した食堂を後にして、リイーヤは馬に乗り伯爵家から出て行き国境を越え違う国へと向かう。
もし、次があるのなら優しい人と恋がしたいと……
お読みいただき、ありがとうございます。
エブリスタで四月に『完結』した話に差し替えいたいと思っております。内容はさほど、変わっておりません。
それにあたり、栞を挟んでいただいている方、すみません。
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
はじめまして、旦那様。離婚はいつになさいます?
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
「はじめてお目にかかります。……旦那様」
「……あぁ、君がアグリア、か」
「それで……、離縁はいつになさいます?」
領地の未来を守るため、同じく子爵家の次男で軍人のシオンと期間限定の契約婚をした貧乏貴族令嬢アグリア。
両家の顔合わせなし、婚礼なし、一切の付き合いもなし。それどころかシオン本人とすら一度も顔を合わせることなく結婚したアグリアだったが、長らく戦地へと行っていたシオンと初対面することになった。
帰ってきたその日、アグリアは約束通り離縁を申し出たのだが――。
形だけの結婚をしたはずのふたりは、愛で結ばれた本物の夫婦になれるのか。
★HOTランキング最高2位をいただきました! ありがとうございます!
※書き上げ済みなので完結保証。他サイトでも掲載中です。
【完結】長い眠りのその後で
maruko
恋愛
伯爵令嬢のアディルは王宮魔術師団の副団長サンディル・メイナードと結婚しました。
でも婚約してから婚姻まで一度も会えず、婚姻式でも、新居に向かう馬車の中でも目も合わせない旦那様。
いくら政略結婚でも幸せになりたいって思ってもいいでしょう?
このまま幸せになれるのかしらと思ってたら⋯⋯アレッ?旦那様が2人!!
どうして旦那様はずっと眠ってるの?
唖然としたけど強制的に旦那様の為に動かないと行けないみたい。
しょうがないアディル頑張りまーす!!
複雑な家庭環境で育って、醒めた目で世間を見ているアディルが幸せになるまでの物語です
全50話(2話分は登場人物と時系列の整理含む)
※他サイトでも投稿しております
ご都合主義、誤字脱字、未熟者ですが優しい目線で読んで頂けますと幸いです
※表紙 AIアプリ作成
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる