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第二章 親父たち大陸横断する
親父たち、変装する
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牢屋を脱出(?)した親父たち。
ひとまず倉庫に隠れて、身を潜めることにしたが、危険な状況に変わりなかった。
「うむ、影からの情報を整理すると、我々が入ってきたトンネルはさっきの爆発で完全に潰されて、今のところほかに出口がない!そして事件の首謀者クレイ・スチームにはホムンクルス以外に人間の協力者が多数いる」
「肯定であります。教授」
「それで再度影が偵察に行ったが、どうなることやら?」
「村正。それだと影がトラブルを起こしに行ったようなセリフだな?」
「だなではなく、事実だブドウ。おかしいと思わないのか?拙者らが牢に閉じ込められていて、牢屋が開けられた瞬間に爆発が他の所で発生し、その混乱の最中に脱出するなんて偶然が本当にあると思うのか?」
「うむ、村正の言うことももっともだな」
「肯定であります」
「村正。するとなにか影が我々が危険な状況におちいっていると、察知した影が爆発物に火をつけて騒ぎを起こしたと言うのか?」
「それは違うブドウ。拙者が言いたいのは影はうっかり火を爆発物に投げ入れた時に偶然我々が危険な状況になっていたと言いたいんだ」
「うむ、村正君。名探偵ホームズも裸足で逃げ出すくらいの迷う方の迷推理だよ」
「信じらないであります」
「わしの推理よりもひどいぞ村正。そんな偶然はそれこそ天文学的な数字になるは明白だ」
教授、軍曹、ブドウは村正の推理を否定していたが、村正の推理は当たっていた。
事実は、隠密活動していた影が、事件の首謀者であるクレイ・スチームの協力者が捨てた火のついたタバコが砲弾に落下しかけたのを左手でキャッチしたが、あまりの熱さに火のついたタバコを天高く投げ捨てた(この時右手で口をふさいでいた)。
その火のついたタバコが火気厳禁の火薬庫に入って爆発した。
それが爆発の真相であった。
そんな村正の迷(?)推理を披露していたら、影が帰ってきた。
「みんな、どうしたでござるか?やけに陽気でござるが?」
「うむ、影。なんでもないよ。それよりも外の様子はどうだったかね?」
「爆発が起きた割にはあまり混乱がなかったでござるが、クレイ・スチームが重傷を負ってその手当に追われているでござる」
「うむ、事件の首謀者であるクレイ・スチームの方に注意が向いている今が、逃げ出すチャンスであることに間違いないが、問題なのは出口がどこにあるのかだ?」
「それなのでござるが、この中は意外と広くて一人で探すのは骨が折れるので全員で探した方がいいでござる」
「無茶を言うな。拙者たちには隠密能力はないんだぞ!」
「こんな物を手に入れたでござる」
「影。なんだこれは兵士の制服のようだが?」
「クレイ・スチームに協力者たちが来ていた服でござる。これに着替えて、手分けして脱出路を見つけるのでござるよ」
「うむ、危険な賭けだが、このまま倉庫に身を潜めているよりは安全かもしれない」
「身につけていた装備も取り返さないといけないであります!」
「木を隠すなら森の中か?」
「その通りでござるブドウどの」
「おい、こんな変装。すぐばれると思うんだが?」
「心配いらないでござる村正どの。敵の数は多いから、すぐにはばれないでござる」
「本当かな?」
影を除く全員が服を着替えて変装して倉庫から出た。
そして一時間後。
親父たちは作業場で敵に囲まれていた。
ひとまず倉庫に隠れて、身を潜めることにしたが、危険な状況に変わりなかった。
「うむ、影からの情報を整理すると、我々が入ってきたトンネルはさっきの爆発で完全に潰されて、今のところほかに出口がない!そして事件の首謀者クレイ・スチームにはホムンクルス以外に人間の協力者が多数いる」
「肯定であります。教授」
「それで再度影が偵察に行ったが、どうなることやら?」
「村正。それだと影がトラブルを起こしに行ったようなセリフだな?」
「だなではなく、事実だブドウ。おかしいと思わないのか?拙者らが牢に閉じ込められていて、牢屋が開けられた瞬間に爆発が他の所で発生し、その混乱の最中に脱出するなんて偶然が本当にあると思うのか?」
「うむ、村正の言うことももっともだな」
「肯定であります」
「村正。するとなにか影が我々が危険な状況におちいっていると、察知した影が爆発物に火をつけて騒ぎを起こしたと言うのか?」
「それは違うブドウ。拙者が言いたいのは影はうっかり火を爆発物に投げ入れた時に偶然我々が危険な状況になっていたと言いたいんだ」
「うむ、村正君。名探偵ホームズも裸足で逃げ出すくらいの迷う方の迷推理だよ」
「信じらないであります」
「わしの推理よりもひどいぞ村正。そんな偶然はそれこそ天文学的な数字になるは明白だ」
教授、軍曹、ブドウは村正の推理を否定していたが、村正の推理は当たっていた。
事実は、隠密活動していた影が、事件の首謀者であるクレイ・スチームの協力者が捨てた火のついたタバコが砲弾に落下しかけたのを左手でキャッチしたが、あまりの熱さに火のついたタバコを天高く投げ捨てた(この時右手で口をふさいでいた)。
その火のついたタバコが火気厳禁の火薬庫に入って爆発した。
それが爆発の真相であった。
そんな村正の迷(?)推理を披露していたら、影が帰ってきた。
「みんな、どうしたでござるか?やけに陽気でござるが?」
「うむ、影。なんでもないよ。それよりも外の様子はどうだったかね?」
「爆発が起きた割にはあまり混乱がなかったでござるが、クレイ・スチームが重傷を負ってその手当に追われているでござる」
「うむ、事件の首謀者であるクレイ・スチームの方に注意が向いている今が、逃げ出すチャンスであることに間違いないが、問題なのは出口がどこにあるのかだ?」
「それなのでござるが、この中は意外と広くて一人で探すのは骨が折れるので全員で探した方がいいでござる」
「無茶を言うな。拙者たちには隠密能力はないんだぞ!」
「こんな物を手に入れたでござる」
「影。なんだこれは兵士の制服のようだが?」
「クレイ・スチームに協力者たちが来ていた服でござる。これに着替えて、手分けして脱出路を見つけるのでござるよ」
「うむ、危険な賭けだが、このまま倉庫に身を潜めているよりは安全かもしれない」
「身につけていた装備も取り返さないといけないであります!」
「木を隠すなら森の中か?」
「その通りでござるブドウどの」
「おい、こんな変装。すぐばれると思うんだが?」
「心配いらないでござる村正どの。敵の数は多いから、すぐにはばれないでござる」
「本当かな?」
影を除く全員が服を着替えて変装して倉庫から出た。
そして一時間後。
親父たちは作業場で敵に囲まれていた。
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