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第二章 親父たち大陸横断する
親父たち、四面楚歌
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親父たちは敵に囲まれていた。
親父たちは変装をして出口を探すためにバラバラに行動していたが、すぐにばれて、全員が作業場に追い込まれていた。
「うむ、困ったことになったね!」
「教授。だから、心配したんだ!服だけ変えれば、ばれないという安直な考えを!」
「まさか村正の勘が当たったるとは!」
「ブドウ。こんなの勘でも何でもない少し想像力を働かせれば誰だってわかることだ!」
そんな親父たちを上から見下ろしているミイラがいた。
ミイラの正体はクレイ・スチーム。
影が仕掛けた身代わり人形の罠に引っ掛かり重傷を負ったが、すぐさま手当てを受けたが、手当てしたホムンクルスが不器用だったため、全身を包帯で包まれてしまった。
「き、貴様ら。よくも人を散々ひっかきまわしてくれたな!」
その声とともに親父たちは見上げて、ミイラと化したクレイ・スチームを見た。
次の瞬間信じられない一言を親父たちは言った。
「「「「誰?」」」」
クレイ・スチームはこけそうになった足腰に力を込めて、怒鳴った。
「さっき牢屋であっただろうが、クレイ・スチームだ!!」
「「「「嘘をつくな!!」」」」
そう親父たちに言い返されたクレイ・スチームは呆れた。
「また、このやりとりか」
「それはこっちのセリフだ。さっきあった男は肖像画と似ても似つかぬ男だったし、今度はミイラ男だ。どんだけ自分をクレイ・スチームと名乗るのが流行っているんだ」
「うむ、この世界にも流行語大賞があるのかね?」
「教授の言う通りであります?」
「不貞寝していたから状況がいまいちつかめない!」
クレイ・スチームは誤認逮捕や冤罪で捕まった人の気持ちが何となくわかった。自分が本当のことしか言っていないのに、信じてもらえない気持ちが。
そこに一人の軍服のような物を着た男が現れた。
「ドクター・クレイ。お困りのようだな」
「今度は誰だ?」
「ワシはこの基地の最高責任者であるボーガン・アースロールだ。侵入者ども覚悟しろ」
「そこにいる自称クレイ・スチームと名乗るミイラ男がこの基地の親玉じゃないのか?」
「ドクター・クレイは良き友人であり、協力者だ。彼の作ったゴーレム汽車のおかげで、我々の計画は順調に進んでいる」
「「「「なにぃーーー!!!」」」」
親父たちは驚いた。
「あれって、ゴーレムだったのか!」
「うむ、煙が出ているから、てっきり蒸気機関だとおもっていたが、ゴーレムだったとは!」
「教授が前に作ったゴーレム馬車と同じ原理のようであります」
「アレは八本足の上に暴走したけどね」
そう汽車がゴーレムだったことに親父たちは驚いていた。
このマイペースな親父たちの態度に怒りを通り越してあきらめの境地になるクレイ・スチームとボーガン・アースロース。
「なんなんだ。こいつらは、自分たちがどんな状況に置かれているのかわかっているのか?」
「ワシもわからん。ただ一つ言えることは、こいつらを相手するのはひどく疲れるということだけだ」
そんな二人の会話をよそに親父たちはさらなる疑問にぶつかる。
「うむ、自称クレイ・スチームがこの基地のトップでないとすると、この基地の存在意義はなんだ?」
「たしかに、教授の言う通りであります。クレイ・スチームの目的は復讐であるなら、このような基地を造る必要はない。汽車を行方不明にするだけで充分こと足りるはずであります」
「たしかに兵器を造る必要なない」
「気を失っていたから、全然わからん?」
親父たちの会話にボーガン・アースロールは驚いた。
「ちょっと待て、貴様らなぜ兵器を造っていることを知っているんだ?」
「トンネルで捕まって、牢屋に入るまでの間に砲弾や大砲が置かれているのを見たからであります」
「汽車も改造していたようだったな」
「うむ、たしかに汽車に大砲を装備していた」
「状況がさっぱりわからん?」
握り拳を震わせるボーガン・アースロール。
「何考えているんだ。このバカ息子。なんで目隠しして牢屋に入れなかったんだ」(怒)
「息子?拙者らを捕らえた時にはホムンクルスしかいなかったぞ?」
「肯定であります」
「うむ、どうやら彼は既婚者のようだな」
「息子って、どこにいるんだ。まさかホムンクルスを自分の子供だと言っているのか?」
「お前らも馬鹿か?目の前にいるだろうが、貴様らの目玉は飾りか?」
「ひどい言われようだな」
「うむ、そう言われても、ホムンクルス以外いないが?」
「あ、服が違うのが五人ほどいます」
「ホムンクルスのリーダー格だろ。それは」
「それが息子だ!!」
「え、でも同じ顔をしているからホムンクルスじゃないか?」
「五つ子だ!!」
「ちょっとまて、五つ子ってことはこの基地は?」
「そうだ。この基地にはワシと息子たちとドクター・クレイしかいない」
「だから、変装してもばれたんでありますか!」
「影は何やっているんだ。妙なところで抜けている」
「うむ、家族経営の組織だったようだね」
「サンダー○ードか?ここは」
「うむ、ちょっと違うぞ村正。あれは救助隊でこっちはテロリストだ」
その状況の中で完全に蚊帳の外に置かれたクレイ・スチームはゴーレム汽車に命令を下した。
「魔導車ジェノサイドモード起動」
親父たちは変装をして出口を探すためにバラバラに行動していたが、すぐにばれて、全員が作業場に追い込まれていた。
「うむ、困ったことになったね!」
「教授。だから、心配したんだ!服だけ変えれば、ばれないという安直な考えを!」
「まさか村正の勘が当たったるとは!」
「ブドウ。こんなの勘でも何でもない少し想像力を働かせれば誰だってわかることだ!」
そんな親父たちを上から見下ろしているミイラがいた。
ミイラの正体はクレイ・スチーム。
影が仕掛けた身代わり人形の罠に引っ掛かり重傷を負ったが、すぐさま手当てを受けたが、手当てしたホムンクルスが不器用だったため、全身を包帯で包まれてしまった。
「き、貴様ら。よくも人を散々ひっかきまわしてくれたな!」
その声とともに親父たちは見上げて、ミイラと化したクレイ・スチームを見た。
次の瞬間信じられない一言を親父たちは言った。
「「「「誰?」」」」
クレイ・スチームはこけそうになった足腰に力を込めて、怒鳴った。
「さっき牢屋であっただろうが、クレイ・スチームだ!!」
「「「「嘘をつくな!!」」」」
そう親父たちに言い返されたクレイ・スチームは呆れた。
「また、このやりとりか」
「それはこっちのセリフだ。さっきあった男は肖像画と似ても似つかぬ男だったし、今度はミイラ男だ。どんだけ自分をクレイ・スチームと名乗るのが流行っているんだ」
「うむ、この世界にも流行語大賞があるのかね?」
「教授の言う通りであります?」
「不貞寝していたから状況がいまいちつかめない!」
クレイ・スチームは誤認逮捕や冤罪で捕まった人の気持ちが何となくわかった。自分が本当のことしか言っていないのに、信じてもらえない気持ちが。
そこに一人の軍服のような物を着た男が現れた。
「ドクター・クレイ。お困りのようだな」
「今度は誰だ?」
「ワシはこの基地の最高責任者であるボーガン・アースロールだ。侵入者ども覚悟しろ」
「そこにいる自称クレイ・スチームと名乗るミイラ男がこの基地の親玉じゃないのか?」
「ドクター・クレイは良き友人であり、協力者だ。彼の作ったゴーレム汽車のおかげで、我々の計画は順調に進んでいる」
「「「「なにぃーーー!!!」」」」
親父たちは驚いた。
「あれって、ゴーレムだったのか!」
「うむ、煙が出ているから、てっきり蒸気機関だとおもっていたが、ゴーレムだったとは!」
「教授が前に作ったゴーレム馬車と同じ原理のようであります」
「アレは八本足の上に暴走したけどね」
そう汽車がゴーレムだったことに親父たちは驚いていた。
このマイペースな親父たちの態度に怒りを通り越してあきらめの境地になるクレイ・スチームとボーガン・アースロース。
「なんなんだ。こいつらは、自分たちがどんな状況に置かれているのかわかっているのか?」
「ワシもわからん。ただ一つ言えることは、こいつらを相手するのはひどく疲れるということだけだ」
そんな二人の会話をよそに親父たちはさらなる疑問にぶつかる。
「うむ、自称クレイ・スチームがこの基地のトップでないとすると、この基地の存在意義はなんだ?」
「たしかに、教授の言う通りであります。クレイ・スチームの目的は復讐であるなら、このような基地を造る必要はない。汽車を行方不明にするだけで充分こと足りるはずであります」
「たしかに兵器を造る必要なない」
「気を失っていたから、全然わからん?」
親父たちの会話にボーガン・アースロールは驚いた。
「ちょっと待て、貴様らなぜ兵器を造っていることを知っているんだ?」
「トンネルで捕まって、牢屋に入るまでの間に砲弾や大砲が置かれているのを見たからであります」
「汽車も改造していたようだったな」
「うむ、たしかに汽車に大砲を装備していた」
「状況がさっぱりわからん?」
握り拳を震わせるボーガン・アースロール。
「何考えているんだ。このバカ息子。なんで目隠しして牢屋に入れなかったんだ」(怒)
「息子?拙者らを捕らえた時にはホムンクルスしかいなかったぞ?」
「肯定であります」
「うむ、どうやら彼は既婚者のようだな」
「息子って、どこにいるんだ。まさかホムンクルスを自分の子供だと言っているのか?」
「お前らも馬鹿か?目の前にいるだろうが、貴様らの目玉は飾りか?」
「ひどい言われようだな」
「うむ、そう言われても、ホムンクルス以外いないが?」
「あ、服が違うのが五人ほどいます」
「ホムンクルスのリーダー格だろ。それは」
「それが息子だ!!」
「え、でも同じ顔をしているからホムンクルスじゃないか?」
「五つ子だ!!」
「ちょっとまて、五つ子ってことはこの基地は?」
「そうだ。この基地にはワシと息子たちとドクター・クレイしかいない」
「だから、変装してもばれたんでありますか!」
「影は何やっているんだ。妙なところで抜けている」
「うむ、家族経営の組織だったようだね」
「サンダー○ードか?ここは」
「うむ、ちょっと違うぞ村正。あれは救助隊でこっちはテロリストだ」
その状況の中で完全に蚊帳の外に置かれたクレイ・スチームはゴーレム汽車に命令を下した。
「魔導車ジェノサイドモード起動」
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