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第三章
3-51 最終段階がかなり難しい
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私とブルーム兄さんの修行は佳境を迎えていた。
私もブルーム兄さんもどんな環境でも平然と戦えるようになった。
あとは...最小限の動きで協力な一撃が放てる様になるだけ。
それだけなのにそれが中々上手くいかない。
どうしても余分な動きをしてしまうし、中々一撃に力を凝縮して撃つことができないでいた。
それは私だけでなく兄も同じだった。
兄の方が無駄な動きが多くいいようにあしらわれていた。
『く、くそう!!!』
『なんなのよぉ~!!』
息を切らしながら私とブルーム兄さんは倒れかけていると、神様は呆れ顔をしていた。
《いい線してるんだけどなぁー。》
《そうだな。二人揃ってかなりいい線してるのに惜しいわ。》
そう言って息切れしている私とブルーム兄さんに対して二人の神様は呟く。
私とブルーム兄さんはどうしたらいいのか息を整えながら頭を働かせた。
『スノー...いい案あるか?』
ブルーム兄さんが質問してきたが私はそれに答える余裕がなかった。
いや、余裕はあったが考えるのに必死であえて答えなかったのだ。
そんな私の様子に最初こそはイラッとしていたブルーム兄さんだが私をチラッと見て気持ちを落ち着かせていた。
そして...息が整え終える頃にはある一つの考えが纏まりつつあったのでそれをブルーム兄さんに伝えた。
ブルーム兄さんは私から話を聞いて多少驚きの様子を示していたが、私の話に乗ってくれたのだ。
『ヨシ、ものは試しだ。やれるだけのことやろう。』
『そうよね。とりあえずものは試しよね。やろう。』
こうして私達はこの修行を卒業するためにできる事をこなしていくしかない。
そう思って思い立った事を実行していく。
私はあえて大きめに動き、兄さんは動きを小さくして攻撃を仕掛けるも...あまり効果はなかった。
それなら次といって思いつくのをやっていくが...どれも上手くいかなかった。
とりあえずこの日は早めに切り上げられて私とブルーム兄さんは倒れながら息を整えて、その場に倒れ込む。
倒れ込んだまま私と兄さんはその場で眠ってしまった。
その頃ラース兄さんはというと...こちらも最終段階に入っていた。
ラース兄さんも最終段階の修行にかなり苦戦していたのだ。
ラース兄さんも私達と同じように思いつく限りの事を試行錯誤しながら対応していた。
が...
『クソ!!なんでなんだ!!』
こちらも全く上手くいかず怒りをあらわにしていたのだ。
これを見て神様は呆れ顔。
《いい線してるのに...あと一歩なんだよなぁー》
と言われていたのだった。
私もブルーム兄さんもどんな環境でも平然と戦えるようになった。
あとは...最小限の動きで協力な一撃が放てる様になるだけ。
それだけなのにそれが中々上手くいかない。
どうしても余分な動きをしてしまうし、中々一撃に力を凝縮して撃つことができないでいた。
それは私だけでなく兄も同じだった。
兄の方が無駄な動きが多くいいようにあしらわれていた。
『く、くそう!!!』
『なんなのよぉ~!!』
息を切らしながら私とブルーム兄さんは倒れかけていると、神様は呆れ顔をしていた。
《いい線してるんだけどなぁー。》
《そうだな。二人揃ってかなりいい線してるのに惜しいわ。》
そう言って息切れしている私とブルーム兄さんに対して二人の神様は呟く。
私とブルーム兄さんはどうしたらいいのか息を整えながら頭を働かせた。
『スノー...いい案あるか?』
ブルーム兄さんが質問してきたが私はそれに答える余裕がなかった。
いや、余裕はあったが考えるのに必死であえて答えなかったのだ。
そんな私の様子に最初こそはイラッとしていたブルーム兄さんだが私をチラッと見て気持ちを落ち着かせていた。
そして...息が整え終える頃にはある一つの考えが纏まりつつあったのでそれをブルーム兄さんに伝えた。
ブルーム兄さんは私から話を聞いて多少驚きの様子を示していたが、私の話に乗ってくれたのだ。
『ヨシ、ものは試しだ。やれるだけのことやろう。』
『そうよね。とりあえずものは試しよね。やろう。』
こうして私達はこの修行を卒業するためにできる事をこなしていくしかない。
そう思って思い立った事を実行していく。
私はあえて大きめに動き、兄さんは動きを小さくして攻撃を仕掛けるも...あまり効果はなかった。
それなら次といって思いつくのをやっていくが...どれも上手くいかなかった。
とりあえずこの日は早めに切り上げられて私とブルーム兄さんは倒れながら息を整えて、その場に倒れ込む。
倒れ込んだまま私と兄さんはその場で眠ってしまった。
その頃ラース兄さんはというと...こちらも最終段階に入っていた。
ラース兄さんも最終段階の修行にかなり苦戦していたのだ。
ラース兄さんも私達と同じように思いつく限りの事を試行錯誤しながら対応していた。
が...
『クソ!!なんでなんだ!!』
こちらも全く上手くいかず怒りをあらわにしていたのだ。
これを見て神様は呆れ顔。
《いい線してるのに...あと一歩なんだよなぁー》
と言われていたのだった。
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