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第二章 歩み〜生活基盤を整えましょう〜
2-12 国王陛下に初めの連絡?!
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頑丈な家をとんでもない揺れが襲ったのだが、揺れの原因がわかって問題が一つ解決したが新たな問題が発生してしまった。
今回の問題はさすがにドラしゃん達だけではらちがあかないらしい。
そこである人物に連絡を取る事になったのだがそれが誰なのかは私達一家は知らない。
(神様はすでに知ってるから連絡しなかったんだって。)
ドラしゃんはここに居てもどうにもならないと言うので一旦家に戻る事に。
育ってる野菜は...とりあえずそのままにして...。
家に戻って皆でリビングの椅子に座り一息つく...と言う名の現実逃避の時間に突入する。
ラミィお兄ちゃん以外の人は何故か一気に疲れた感が増しているような...。
そんな中でも私とお兄ちゃんのお腹の虫は素直に鳴く。
私とお兄ちゃんのお腹の虫に反応してお父さんとお母さんはキッチンに向かい急いでお昼ご飯の準備を開始する。
私はドラしゃんの腕の中でご飯が来るのをまつ。
お兄ちゃんはドラしゃんとムキじぃーちゃんの間に座って同じくご飯をまつ。
興奮して夢の世界中のラミィお兄ちゃんを放置してドラしゃん、ムキじぃーちゃん、ロドじぃーちゃん、ルミばぁーちゃん、ドムじぃーちゃん、モッケしゃんで、今後どうするかを再確認するために話し合いを始めた。
「これからどするんだい?」
ルミばぁーちゃんはドラしゃんに声をかけるが変わらず渋い顔。
それもそのはず。誰も予想だにしなかった展開が起きたのだから。
色々と段取りが狂ってしまったのだろう。
しかしアレをそのまま放置もできない。
ドラしゃんは意を決して苦渋の選択をする。
『仕方がない。アイツに連絡するしかないだろうなぁー...。』
ドラしゃんはげんなりした感じで言葉を絞り出すとルミばぁーちゃん達は"やっぱりかぁー"と言いたげな表情をする。
ドラしゃんがそこまで嫌がる人って誰なんだろう?私とお兄ちゃんが考えていたらムキじぃーちゃんがドラしゃんに声をかける。
「お前...もしかして今までアイツに連絡してなかったのか?嘘だろう?!」
ムキじぃーちゃんは信じられないモノを見る目でドラしゃんを見つめる。
でもその反応はムキじぃーちゃんだけではなかった。
ロドじぃーちゃんやルミばぁーちゃん達もギョッとした表情でドラしゃんを見つめているので同じ感情なのだろう。
私とお兄ちゃんがドラしゃんを見るとドラしゃんは嫌々ながら頷く。
それを見てムキじぃーちゃんは頭を抱えだす。
「オイィ~。それは不味いだろう...。仮にもアイツはこの国の"国王"だぞ?普通コイツらが、この世界に来た時点で知らせるだろうがぁ~。」
ムキじぃーちゃんの口からとんでもない言葉(フレーズ)が聞こえたような???
それにはキッチンで昼ご飯の準備をしているお母さん達も思わず作業の手を止めてしまうぐらいだから、聞き間違いとかではないようす。
「えっ?ムキ、ムキじぃーちゃん?
へっ?こ、こ、こ、...。」
お父さんはなぜか鶏に。
それを見てモッケしゃんが代わりに答える。
「それコッコ(鶏のこと)やないですかぁ~。国王様ですよって。この国にはおるんですわ。ちなみに国王様は皆さんと同じ転生者でっせ。
この国に来て前国王様の娘はんの危険を救ったかぁーなんかでお婿はんになったやでぇ~。」
国王様という存在がいることに驚いているのにさらにその国王様が転生者って...。
何に驚いたらいいのか分からなくなる。
お父さんとお母さんはもう考えるのを諦めてご飯を作る事に専念するのを選んだよう。
(現実逃避って奴ですよ。)
モッケしゃんの言葉に私はドラしゃんの服を引っ張って尋ねた。
「こくおうしゃまにあえるの?どんなひと?」
私が尋ねるとドラしゃんは溜息をついてから私の質問に答えてくれた。
『"アイツ"は確かに転生者です。分類的にはモッケロンに近いです。
"国王としては"いい仕事をするので問題はないですが...人としてとなるとこれはまた別問題です。
"アイツ"が国王になってから荒れていた国内情勢も一気に安泰しだし、さらに種族間の争いも無くなりましたからね。
そこは評価できる部分です。
問題は...アイツ"個人"の性格が"クソ"なんです。できれば私は一生会いたくないですね。
あっ!お嬢様はこんな下品な言葉は覚えなくて大丈夫ですからね。』
ドラしゃんは笑顔で話してくれたがその内容は濃かった。
ドラしゃんの言葉にムキじぃーちゃん達はうんうんと頷き納得しているようす。
えっ?これってこの国の国王様の話なんだよね??
私とお兄ちゃんが不思議そうにしていると
「確かに"国王としては"優秀なんだよなぁー。でもよぉー...。」
「そうだね。"国王としてなら"私も許せるんだよ。しかし...。」
「剣の腕もいいし"国王として"の仕事振りは確かに文句のつけ何処がないんだがなぁー。でもよぉー...。」
「俺もアイツの"国王としては"頭があがらねぇーなぁー。しかしよ...。」
「「「「個人の性格がなぁー...。」」」」
皆して同じ事を言うのだから気になって仕方がない。
国王様としては優秀。でも個人としては...な人ってどんなの??
私とお兄ちゃんはますますその国王様に会ってみたくなった。
キッチンで昼ごはん作っているお父さん達も私とお兄ちゃんと同じ意見だったみたい。
「えっ?大丈夫なんだろうか?」
「だって国王様としては優秀なんだから...大丈夫なんじゃないの?」
と言う会話が聞こえてきたからね。
お父さん達の会話もちゃんと聞きながらルミばぁーちゃん達は話をすすめる。
「アンタが連絡取りたがらないのもわかるがこればっかりは無理だよ。
この一家が来た事も伝えないといけないしね。」
ルミばぁーちゃんはドラしゃんを説得しだす。
「そうだぞ。今後の手続きとかも有利になるし諦めて連絡しちまえよ。」
ムキじぃーちゃんがそう言うとロドじぃーちゃんもドムじぃーちゃんも頷く。
しかしドラしゃんはとても嫌そうな表情を崩さない。
ドラしゃんは再度大きい溜息をついて私の前で左手を出して何かをしだす。
ドラしゃんは急に左手に魔力を練りだしたかと思ったらそれは段々と小さなドラゴンの姿になってくるではないか。
ドラゴンの姿に完全になると外に向かって飛んで行った。
とても小さく可愛いドラゴン。
私はドラしゃんに"アレは何?"と尋ねると
『あれは私の魔力を込めて作り上げだ伝言を運ぶものです。あれには私からの伝言を練り込んでありますので、伝言相手の元へ飛んで行って託した伝言を伝えてくれます。
そのため形状をドラゴンにしてあります。
まぁ...伝言を聞いて相手がどうするかは分かりませんが...きっとアイツの事だからここへ来るでしょう。』
前半は私へ。後半はムキじぃーちゃん達へ向けて話すドラしゃん。
それを聞いてルミばぁーちゃんとロドじぃーちゃんはある事に気づく。
「フレア!しまったよ。私とした事が忘れてたよ。アイツが来るならアレがないと不味いじゃないかい!」
「そうだ!飯食ったらアレを造るぞ!」
「「商業、冒険者ギルドだよ!を!」」
ルミばぁーちゃんとロドじぃーちゃんは同じタイミングでドラしゃんに訴える。
めちゃくちゃ息のあった2人の言葉にあーといった感じの表情を浮かべるドラしゃん。
商業ギルドと冒険者ギルドは村や街の窓口的な役割を担っているとムキじぃーちゃんがこそっと教えてくれた。
日本で言うと市役所や職業斡旋所に近い役割をしているらしい。
国の重役等を迎えるにあたってギルドがないと不味いのだとルミばぁーちゃん達は言う。
が、いつくるかも分からないのにどうするんだろう?
ドラしゃんは"別にいいのでは?"と言うし、ルミばぁーちゃん達は"いくらなんでもそれはまずい!"と一喝するわで、昼から急遽ギルドを作る事にした。
昼からの予定も決まった頃お父さんとお母さんが作った昼ご飯が運ばれてきた。
ムキじぃーちゃんやドムじぃーちゃんもお父さん達の手伝いをして配膳を行う。
「今日の昼ご飯は3種の焼肉にしてみました。」
お母さんは説明しながらお肉の乗ったお皿を皆んなの前に置いていく。
そこには、鳥、牛、豚の3種類の肉がタレ焼きと塩焼きでそれぞれ用意されている。
私とお兄ちゃんはコレが密かに大好き。
ドラしゃん達は初めて見るためお母さんに詳しく材料を聞いていた。
『コレは何の肉を使用しているのですか?そして肉にかかっているのは何ですか?凄くいい匂いがしますね。』
それはドラしゃん以外の人も思っていたらしくお母さんの説明を待っている。
お母さんは一つ一つ説明していく。
「これは私達の世界の食材を利用してます。鶏の肉にこっちが豚の肉。これは牛の肉を使用してます。リンとアキラの好物でもあるんです。
かかってるのは"焼肉のタレ"って言うものです。いつもは市販のものって言ってもわかりませんよね?
お店で売っている物を使ってるんですがそれがないから私のお手製です。
ベースは擦った林檎と蜂蜜にニンニクと味噌など色々混ぜてつくってます。
お口に合えばいいんですが食べてみて下さい。」
お母さんが説明し終わる頃には皆んなの前にはあつあつのご飯もお汁も全て揃っていていつでも食べれる状態に。
お父さんもお母さんも席につき皆で昼ご飯を食べる。
「では、頂きます。」
お父さんがご飯の前の挨拶をすると皆後に続いて挨拶をしてご飯を食べていく。
今回の問題はさすがにドラしゃん達だけではらちがあかないらしい。
そこである人物に連絡を取る事になったのだがそれが誰なのかは私達一家は知らない。
(神様はすでに知ってるから連絡しなかったんだって。)
ドラしゃんはここに居てもどうにもならないと言うので一旦家に戻る事に。
育ってる野菜は...とりあえずそのままにして...。
家に戻って皆でリビングの椅子に座り一息つく...と言う名の現実逃避の時間に突入する。
ラミィお兄ちゃん以外の人は何故か一気に疲れた感が増しているような...。
そんな中でも私とお兄ちゃんのお腹の虫は素直に鳴く。
私とお兄ちゃんのお腹の虫に反応してお父さんとお母さんはキッチンに向かい急いでお昼ご飯の準備を開始する。
私はドラしゃんの腕の中でご飯が来るのをまつ。
お兄ちゃんはドラしゃんとムキじぃーちゃんの間に座って同じくご飯をまつ。
興奮して夢の世界中のラミィお兄ちゃんを放置してドラしゃん、ムキじぃーちゃん、ロドじぃーちゃん、ルミばぁーちゃん、ドムじぃーちゃん、モッケしゃんで、今後どうするかを再確認するために話し合いを始めた。
「これからどするんだい?」
ルミばぁーちゃんはドラしゃんに声をかけるが変わらず渋い顔。
それもそのはず。誰も予想だにしなかった展開が起きたのだから。
色々と段取りが狂ってしまったのだろう。
しかしアレをそのまま放置もできない。
ドラしゃんは意を決して苦渋の選択をする。
『仕方がない。アイツに連絡するしかないだろうなぁー...。』
ドラしゃんはげんなりした感じで言葉を絞り出すとルミばぁーちゃん達は"やっぱりかぁー"と言いたげな表情をする。
ドラしゃんがそこまで嫌がる人って誰なんだろう?私とお兄ちゃんが考えていたらムキじぃーちゃんがドラしゃんに声をかける。
「お前...もしかして今までアイツに連絡してなかったのか?嘘だろう?!」
ムキじぃーちゃんは信じられないモノを見る目でドラしゃんを見つめる。
でもその反応はムキじぃーちゃんだけではなかった。
ロドじぃーちゃんやルミばぁーちゃん達もギョッとした表情でドラしゃんを見つめているので同じ感情なのだろう。
私とお兄ちゃんがドラしゃんを見るとドラしゃんは嫌々ながら頷く。
それを見てムキじぃーちゃんは頭を抱えだす。
「オイィ~。それは不味いだろう...。仮にもアイツはこの国の"国王"だぞ?普通コイツらが、この世界に来た時点で知らせるだろうがぁ~。」
ムキじぃーちゃんの口からとんでもない言葉(フレーズ)が聞こえたような???
それにはキッチンで昼ご飯の準備をしているお母さん達も思わず作業の手を止めてしまうぐらいだから、聞き間違いとかではないようす。
「えっ?ムキ、ムキじぃーちゃん?
へっ?こ、こ、こ、...。」
お父さんはなぜか鶏に。
それを見てモッケしゃんが代わりに答える。
「それコッコ(鶏のこと)やないですかぁ~。国王様ですよって。この国にはおるんですわ。ちなみに国王様は皆さんと同じ転生者でっせ。
この国に来て前国王様の娘はんの危険を救ったかぁーなんかでお婿はんになったやでぇ~。」
国王様という存在がいることに驚いているのにさらにその国王様が転生者って...。
何に驚いたらいいのか分からなくなる。
お父さんとお母さんはもう考えるのを諦めてご飯を作る事に専念するのを選んだよう。
(現実逃避って奴ですよ。)
モッケしゃんの言葉に私はドラしゃんの服を引っ張って尋ねた。
「こくおうしゃまにあえるの?どんなひと?」
私が尋ねるとドラしゃんは溜息をついてから私の質問に答えてくれた。
『"アイツ"は確かに転生者です。分類的にはモッケロンに近いです。
"国王としては"いい仕事をするので問題はないですが...人としてとなるとこれはまた別問題です。
"アイツ"が国王になってから荒れていた国内情勢も一気に安泰しだし、さらに種族間の争いも無くなりましたからね。
そこは評価できる部分です。
問題は...アイツ"個人"の性格が"クソ"なんです。できれば私は一生会いたくないですね。
あっ!お嬢様はこんな下品な言葉は覚えなくて大丈夫ですからね。』
ドラしゃんは笑顔で話してくれたがその内容は濃かった。
ドラしゃんの言葉にムキじぃーちゃん達はうんうんと頷き納得しているようす。
えっ?これってこの国の国王様の話なんだよね??
私とお兄ちゃんが不思議そうにしていると
「確かに"国王としては"優秀なんだよなぁー。でもよぉー...。」
「そうだね。"国王としてなら"私も許せるんだよ。しかし...。」
「剣の腕もいいし"国王として"の仕事振りは確かに文句のつけ何処がないんだがなぁー。でもよぉー...。」
「俺もアイツの"国王としては"頭があがらねぇーなぁー。しかしよ...。」
「「「「個人の性格がなぁー...。」」」」
皆して同じ事を言うのだから気になって仕方がない。
国王様としては優秀。でも個人としては...な人ってどんなの??
私とお兄ちゃんはますますその国王様に会ってみたくなった。
キッチンで昼ごはん作っているお父さん達も私とお兄ちゃんと同じ意見だったみたい。
「えっ?大丈夫なんだろうか?」
「だって国王様としては優秀なんだから...大丈夫なんじゃないの?」
と言う会話が聞こえてきたからね。
お父さん達の会話もちゃんと聞きながらルミばぁーちゃん達は話をすすめる。
「アンタが連絡取りたがらないのもわかるがこればっかりは無理だよ。
この一家が来た事も伝えないといけないしね。」
ルミばぁーちゃんはドラしゃんを説得しだす。
「そうだぞ。今後の手続きとかも有利になるし諦めて連絡しちまえよ。」
ムキじぃーちゃんがそう言うとロドじぃーちゃんもドムじぃーちゃんも頷く。
しかしドラしゃんはとても嫌そうな表情を崩さない。
ドラしゃんは再度大きい溜息をついて私の前で左手を出して何かをしだす。
ドラしゃんは急に左手に魔力を練りだしたかと思ったらそれは段々と小さなドラゴンの姿になってくるではないか。
ドラゴンの姿に完全になると外に向かって飛んで行った。
とても小さく可愛いドラゴン。
私はドラしゃんに"アレは何?"と尋ねると
『あれは私の魔力を込めて作り上げだ伝言を運ぶものです。あれには私からの伝言を練り込んでありますので、伝言相手の元へ飛んで行って託した伝言を伝えてくれます。
そのため形状をドラゴンにしてあります。
まぁ...伝言を聞いて相手がどうするかは分かりませんが...きっとアイツの事だからここへ来るでしょう。』
前半は私へ。後半はムキじぃーちゃん達へ向けて話すドラしゃん。
それを聞いてルミばぁーちゃんとロドじぃーちゃんはある事に気づく。
「フレア!しまったよ。私とした事が忘れてたよ。アイツが来るならアレがないと不味いじゃないかい!」
「そうだ!飯食ったらアレを造るぞ!」
「「商業、冒険者ギルドだよ!を!」」
ルミばぁーちゃんとロドじぃーちゃんは同じタイミングでドラしゃんに訴える。
めちゃくちゃ息のあった2人の言葉にあーといった感じの表情を浮かべるドラしゃん。
商業ギルドと冒険者ギルドは村や街の窓口的な役割を担っているとムキじぃーちゃんがこそっと教えてくれた。
日本で言うと市役所や職業斡旋所に近い役割をしているらしい。
国の重役等を迎えるにあたってギルドがないと不味いのだとルミばぁーちゃん達は言う。
が、いつくるかも分からないのにどうするんだろう?
ドラしゃんは"別にいいのでは?"と言うし、ルミばぁーちゃん達は"いくらなんでもそれはまずい!"と一喝するわで、昼から急遽ギルドを作る事にした。
昼からの予定も決まった頃お父さんとお母さんが作った昼ご飯が運ばれてきた。
ムキじぃーちゃんやドムじぃーちゃんもお父さん達の手伝いをして配膳を行う。
「今日の昼ご飯は3種の焼肉にしてみました。」
お母さんは説明しながらお肉の乗ったお皿を皆んなの前に置いていく。
そこには、鳥、牛、豚の3種類の肉がタレ焼きと塩焼きでそれぞれ用意されている。
私とお兄ちゃんはコレが密かに大好き。
ドラしゃん達は初めて見るためお母さんに詳しく材料を聞いていた。
『コレは何の肉を使用しているのですか?そして肉にかかっているのは何ですか?凄くいい匂いがしますね。』
それはドラしゃん以外の人も思っていたらしくお母さんの説明を待っている。
お母さんは一つ一つ説明していく。
「これは私達の世界の食材を利用してます。鶏の肉にこっちが豚の肉。これは牛の肉を使用してます。リンとアキラの好物でもあるんです。
かかってるのは"焼肉のタレ"って言うものです。いつもは市販のものって言ってもわかりませんよね?
お店で売っている物を使ってるんですがそれがないから私のお手製です。
ベースは擦った林檎と蜂蜜にニンニクと味噌など色々混ぜてつくってます。
お口に合えばいいんですが食べてみて下さい。」
お母さんが説明し終わる頃には皆んなの前にはあつあつのご飯もお汁も全て揃っていていつでも食べれる状態に。
お父さんもお母さんも席につき皆で昼ご飯を食べる。
「では、頂きます。」
お父さんがご飯の前の挨拶をすると皆後に続いて挨拶をしてご飯を食べていく。
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