異世界で家族と新たな生活?!〜ドラゴンの無敵執事も加わり、ニューライフを楽しみます〜

藤*鳳

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第三章 発展〜街から小さな国へ〜

3-16 久しぶりに帰ってきたよ!そして...菜園の進化?!

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 翌日から私は朝から誰かに呼ばれるまで文字の練習に時間を費やすことに。
文字の練習と言うより絵の勉強に近い気がしたが...気のせいにした。

直感で絵を当てていき文字を見るという行動を半日繰り返していく。
札は約500枚前後あり、それを全部繰り返していくことを反復していくと...なんとか絵を見ても悩む事なくすらすらと当てれる様になった。

それを見ていたドラしゃんは、私の理解力が自分が思っているより凄いのでは?!と判断したようで...ドラしゃんがある提案をしてきたのだ。

『だいぶお嬢様の理解力が早くなってきましたので、今度は文字を見て絵を見る。という方法に変えましょうか。
 試しにこちらの板から始めましょうか。』

そう言うと1つの板を私の前に差し出す。するとどうだろうか。

「あっこれわかる!"薬草"。」

絵を見てから文字を見る方法より早く答えることが出来た。
私の答えを聞いてドラしゃんは札を捲ると薬草...だと思われる絵が描かれていた。

『はい。正解です。お嬢様この調子で次々といきましょう。』

文字を見て絵を当てる方法に切り替わってから私の回答のスピードは一段と速くなった。

「肉、魚、花、服、靴、帽子、りんご、木のみ、大地、池、森...。」

文字に日本語が浮かぶわけでもないのにすらすらと読めている。
そんな私の姿を見て

『お嬢様。素晴らしいです。そのいきです。』

ドラしゃんは嬉しそうに微笑み、目には薄っすらと涙らしきものが光っていた。

ドラしゃんは次から次へと笑顔で文字の書かれた板をめくっていく。

「神様、騎士、王様、お母さん、お父さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、ギルド、ギルドマスター、ドラゴン...。」

私が答えるスピードが早いのかドラしゃんは途中から私に絵を見せるのをやめた。
絵はドラしゃんが見ているので間違っていたら指摘されるはずだが、一度も指摘されないので正解が続いているのだろう。

ちょうど200枚目の板を言い終えた時だった。
下から私達を呼ぶ声がした。

「おーい!リン!フレア!いないのかぁー!」

声の主はロドじぃーちゃんだ。
声が聞こえたので私達は一度練習を切り上げて1階に降りていく。

「おっ居たのか!良かった。アイツが帰ってきたぞ!」

なんとモッケしゃんが帰ってきたのだ。
それをロドじぃーちゃんが報告しにきてくれたのだった。

「他の連中はもう門の所に集まってる。お前達が来ないから迎えに来たんだ。」

ドラしゃんは別にどうでも良さげな顔をしていたが、私が目を輝かせてドラしゃんを引っ張っているのを見て渋々門の所に一緒に行ってくれることになった。


 門の所に行くと人だかりができていた。
人だかりのその奥には見覚えのある移動獣魔と荷馬車が見えた。

私は姿は見えないが我慢が出来ずにドラしゃんの腕の中から声をかける。

「モッケしゃん!おかえり!」

私の声に反応して人だかりが引いて目の前に道が出来た。
その先には勿論彼がいた。
少し髪の伸びたモッケしゃんがいた。

私とドラしゃんの姿をみてモッケしゃんが笑顔で手を振ってくれた。
私は途中からドラしゃんに降ろしてもらい、自力でモッケしゃんの所まで駆け足で行く。

私が近づくとモッケしゃんは屈んで待ってくれた。
私は一目さんにモッケしゃんに飛び込む。

「おかえりなしゃい!モッケしゃん!会いたかったよ。」

私は素直な気持ちを呟くとモッケしゃんは私を優しく抱きしめてくれた。

「ワテも会いたかったですよ。お元気そうで良かったですわ。」

久しぶりに聞くモッケしゃんの声。
とても嬉しかった。

そんな光景を面白くなさそうに見ている人物が。
その人物にロドじぃーちゃん、ムキじぃーちゃんはそっと声をかける。

「お前よぉ~、そんな顔すんなよ。良いじゃねぇーかよ。久しぶりにあったんだからよ。」

「そうだぞ。大目に見てやれよ。懐の狭い男は嫌われるぞ?」

ふたりのからかいの言葉に更に機嫌が悪くなる人物。
皆さんもお分かりでしょう。
そうです...ドラしゃんです。
わかっていても許せないのがドラしゃん。
しかも相手がモッケしゃんのためなおさら嫌だと言うのだ。

自分に向けられる不穏な空気を感じたモッケしゃんは恐る恐る顔を上げた。
すると視界に不機嫌なドラしゃんの顔が入り"ヒッ"と息をする。

モッケしゃんは私を抱っこしたまま立ち上がりドラしゃんにむかって話だす。

「えろう、遅なりました。手紙にも書いてあった通り、途中で拾って来た人も連れてきてます。
ワテだけではどうにもなりませんけん、よろしくたのんますわ。」

モッケしゃんはそう言うとドラしゃんに向かって頭を下げた。
そして、私をドラしゃんへ渡すと荷馬車の方へ行き、次々と拾って来た人達を降ろしていく。

荷馬車から出てきた人達は私達が想像していたのより状況が最悪だった。

荷馬車から全ての人が出てきた。
どの人もきている服はボロボロで痩せこけていた。
中にはアザや怪我をしている人や腕や足が片方なくなっている人もいた。
総勢15人ほどなのだが...とても痛々しい光景だ。

あまりの状況に集まっていた街の人達は愕然とする。

それに気付いたモッケしゃんが話し出した。

「これでもほんの一部の人達ですわ?ワテは...この人達しか助けれんかったんですわ。」

そう話すモッケしゃん。
いったい何がどうなって、助ける事になったのか詳しい事を話すようルミばぁーちゃんがモッケしゃんに問いただす。

モッケしゃんはここに来るまでにあった出来事を話し出した。

「この街に帰る際にたまたまですよ。いつものルートと違ったルートを通って、立ち寄った村や街の住人達ですわ。
 ワテが通りかった時には、街や村は半壊してましたわ。至る所から火の手や煙が上がってまして...何人もの死体があっちこっちに...。」

この時点でそこがどんな場所だったか想像できた。
皆が沈黙して見守るなかモッケしゃんは話を続ける。

「そんな中で、唯一生き残っていた人達が彼らですわ。
見捨てる事ができなんだんです。
しかも、途中で立ち寄った大きな街に寄るとこの人達なぜか怯えるんですわ。
特に剣や槍なのど武器を持った人を見かけると駄目でしてね...。
どこばり寄る事もできへんし、下手に他の街に預けるのも気が引けましてね。
 で、ここやったらどうにかなるかと思いまして...。
勝手して申し訳ないのは百も承知ですわ。でも、かんにや。助けたって欲しいんですわ。」

モッケしゃんはそう話すとまた頭を下げる。
そして...中々下げた頭を上げなかった。

お父さんやお母さんが、モッケしゃんに頭を上げる様に言っても上げない。
まるで、誰かが許しを出さないと駄目な様子だった。

皆の視線が私とドラしゃんの方へ向いた。
ドラしゃんが渋々何かを言う前に私が声を出した。

「モッケしゃん。なんで、そんなにあやまるの?わるいことちてないのに?
へんよね?こまったちとをみしゅてるのは、わるいことだよ。
それをちなかった、モッケしゃんはしゅごいよね。ねぇー?ドラしゃん。」

私の声にモッケしゃんの顔が上がった。
そして、モッケしゃんとドラしゃんの目が合う。

私がここまで言ったのでドラしゃんには反対する事ができない。

『そうですね。お前は間違った事はしてない。それに、手紙でちゃんと連絡をして来た。十分自分が出来ることをしたまでだ。謝る必要はない。』

それを聞いてモッケしゃんの目に涙が浮かんでいた。

「モッケしゃんやこの人達も疲れたでしょう?もう安心して下さい。ゆっくりして下さいね。」

お母さんはそう伝える。

「あのね。ここには悪人は来ませんよ。それに、ここには強い人達ばかりだから安心してよ。」

お兄ちゃんが笑顔で伝えるとモッケしゃんが連れて来た人達は涙を流しながら御礼を口々に述べる。

「こんな場所でいても仕方がないから、ほれあんたらはこっちに来な。モッケロン。お前さんは、ドムに案内てもらいな。」

ルミばぁーちゃんは、そう言うとギルド職員数名に声を掛けて、彼らの為に建てた仮設住宅に彼らを案内していく。

ルミばぁーちゃんに言われてドムじぃーちゃんはモッケしゃんの側に来て声をかける。

「お前さんは、こっちだ。獣魔と荷馬車も連れて来な。」

モッケしゃんは連れて来た人達の事が気になるのか中々動こうとしないのでドムじぃーちゃんがせっつく。
ドムじぃーちゃんに促されるまま、モッケしゃんは後をついて行った。

その場に残ったメンバーは...と言うと...。

『では、彼らに関してはとりあえず、スティールミ達に任せましょう。
といっても見るからに健康状態とかが気になりますので、兵士を何人か彼らの住居の方へ派遣して下さい。
何か分かれば報告をお願いします。
モッケロンに関してはドムに任せましょう。
私達は彼らとモッケロンの為の食事などを用意しましょうか。』

ドラしゃんの声かけにその場に残っていたメンバーは頷く。

そして、ラディじぃーちゃんの指示で兵士見習い全員が武器を兵舎に置いてから住居の方へ行く事になった。

残ったメンバーで皆のための食事作りと、歓迎会の準備にとりかかる。

モッケしゃんとモッケしゃんが連れてきた人達の食事の準備と歓迎会の準備に取り掛かる事になった私達はいつもの様に手分けして対応する。

歓迎会の会場はもちろん噴水前だ。
食材提供は我が家からする事にした。
1番食材確保しているのは、我が家ですから当たり前だし、元々そうする予定だったからね。

私達一家が食材を取りに行っている間、ロドじぃーちゃんを中心にして残りのメンバーが会場準備にとりかかる。

私達一家とドラしゃん、ムキじぃーちゃんで食材を取りに向かった。
家の食糧庫とあとは裏の菜園からも収穫して持っていくためだ?

お父さんとお母さん、ムキじぃーちゃんで、食糧庫よりありったけの食材を取り出しては鞄に詰めていく。
自分達用に最低限の量だけ残してね。

その間に私とお兄ちゃん、ドラしゃんの3人で裏の菜園から実ってる野菜類を収穫する。

裏の菜園に行くと植えた記憶がないのに新しい菜園にも野菜や果物類がこれでもかってほどにたわわに実っていた。

しかも菜園ごとに違うものが沢山実っているので種類にこまることはないが...不思議だね。
私は腕輪を見て声をかけようとしたら腕輪から【大聖霊】達が出てきた。

『あっ?良かった実ってるわね。これだけあればいけるかしら?』

『間に合ったみたいだね。』

『いやぁ~さすがに間に合うかどうかって感じだったんだが、さすがだなぁー。』

『主人の魔力が多いから助かるよ。』

『良い主人だよね。』

『...うん。』

『主人は凄い!』

私が声をかける前に【大聖霊】達は、新しい菜園の周りに行き個々で感想を言いながら飛び回っている。
どうやら彼らが、菜園のカラクリの犯人の様だ。

私達の視線に気付いた彼らが私達の周りにやってきた。

『どう言う事か説明願えますか?』

ドラしゃんの冷血笑顔が炸裂。
私とお兄ちゃんは、ドラしゃんの顔を見る事ができなかった。

【大聖霊】達は、相変わらず怖いもの知らずなのか平然としていた。

『主人の腕輪の中で皆さんの会話ん聞いてましたの。』

『食糧が追加でいるんだよね?』

『だったら、俺たちも協力しようじゃないかぁーって事になってよ。』

『菜園追加した分、何か植えようって事になったのさ。』

『植えるものは、主人の記憶から少し読み取らせて貰って参考にしたんだ。』

『....ごめんね...でも、...無闇には...みてないから...』

『喜んでよ!』

どうやら、彼らなりに協力してくれた様だ。
しかし、いつのまにって感じだ。

新しい菜園に植っていたのは、私達の世界の野菜に根菜類。あと果物類が主だった。
さつまいも、大根、ゴボウ、ニンジン、ネギ、玉ねぎ、ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、レタス、ブロッコリー、枝豆、小豆、大豆、山芋、里芋、じゃが芋、イチゴ、木苺、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、キュウイ、ブドウ、マスカット、リンゴ、ナシ、洋梨、メロン、スイカなど。

季節感も関係ない感じで植っている。
リンゴやナシなどの樹木系の果物は、実った時点でさくらちゃんが花園館の方へ移動させていたみたい。

しかも我が家の菜園は主人の知らぬうちに新たな進化をしていた。

最初はお父さんが耕したのに...。

「お父さん見たらおどろくね。」

私はドラしゃんとお兄ちゃんにそっと呟いてみた。
お兄ちゃんとドラしゃんは頷くしかなかった。

「とりあえず、全部とっていきます?」

お兄ちゃんはドラしゃんに確認するとドラしゃんは悩む事なく私達に返事をした。

『あるだけ持っていきましょう。余れば、食糧庫行きになるだけですから問題はありません。
あと、あなた方。力が余ってるならもしばらく実り続ける様にしといて下さい。
食糧はしばらくあるに越したことはありませんから。』

ドラしゃんの言葉を聞いて【大聖霊】達は笑顔で対応してくれた。
それぞれの菜園に魔力を注ぎ、もうしばらく食糧に困らない様にしてくれた。
えっ?私への負担は??って??私への負担はいっさいですよ。

菜園全体に魔力を注ぎ終えると皆で収穫していく。
【大聖霊】達も手伝ってくれたので、あっという間に終わった。

鞄に入りきらなかったモノは【大聖霊】達が魔法で浮かしながら持っていってくれる事になった。

玄関の前でお父さん達と合流した。
私達のようすを見て驚くも、他の皆を待たせているので説明は後回しにして、噴水前へ急いで行く。


 噴水前へ行くと机や椅子、調理場などの用意が完了していた。
いつでも調理ができるよう、ナナばぁーちゃん達や料理の心得のある人達がスタンバイしてくれていた。

私達の...。いや私達の上を飛んでいる【大聖霊】達を見て皆は驚いていた。
落ち着いてから、また説明するからとドラしゃんが伝え、みんなの為の料理を開始する事にした。

ナナばぁーちゃんとロナばぁーちゃんに、料理の心得のあるギルド職員のコイムさんとその奥さんのラムさん。
レイシさんとその奥さんのハリィーさんで普通の食事を。

お母さんとお父さん。ギルド職員のララお姉ちゃんとヤユお姉ちゃんにムキじぃーちゃんで病人食を作る事にした。

モッケしゃんが連れてきた人達はどう見ても普通の食事を食べる事は現段階では難しいと判断したからだ。

身体のことを気遣い、病人食なら消化も良く食べやすいだろうとの事でこちらも手分けして作業にとりかかる。

残った人達は食器を運んだり片付けの手伝いなどをする。

私とお兄ちゃん、王子達はドラしゃんの監視の元大人しくする事を仕事に与えられた。

【大聖霊】達には、私からお願いしてナナばぁーちゃんやお母さん達のお手伝いをする様に手配した。

ナナばぁーちゃん達は最初は、相手が【大聖霊】と言うのもあり断ったが、彼ら自らが火を起こしたり、水を張ってなど手伝って行ったので渋々了承してくれた。

私達は隅の方で文字の勉強の続きをする事にした。
まぁーそれしかする事が現段階ではなかったからね。

私がメインで文字を当てていき、お兄ちゃんや王子達があっているか判定し、最終確認はドラしゃんがするという流れだ。

私の勉強だけでなくお兄ちゃんの勉強にもなるので協力して勉強する。
ドラしゃんが鞄から板を取り出し、朝やっていた途中からする事にした。

お兄ちゃんと王子達が絵を。
私は文字の方を見て出された札を当てて行った。

私の回答スピードが思ったより早く、お兄ちゃんと王子達の方が押されていた。
約500枚の板のうち200枚は先にしていたので、残りは約300枚あったはず...。

が、気づけば残り50枚ほどになっていた。
さすがに、お兄ちゃんも王子達。
そしてドラしゃんも驚いていた。

「リン?いつからこの練習してた?」

お兄ちゃんと王子達は恐る恐る聞いてきた。
私はキョトンとする。

「えっと?....昨日?かなぁ?」

『昨日ですね。』

私とドラしゃんの言葉にお兄ちゃん達は唖然としていた。

「嘘...だよね?」

「嘘だろ?」

「嘘ですよね?」

お兄ちゃん達の言葉に私とドラしゃんは首を横に振った。

『お嬢様は、かなり記憶力がよろしいみたいです。一度見聞きした事は、瞬時に記憶しているようですよ。
これには私も驚きでした。
これからの成長が楽しみです。』

ドラしゃんは私の頭を撫でながら笑顔で話した。
お兄ちゃんと王子達はなぜか落ち込んでいた。

「嘘だ。あんなに苦労して覚えているのに...。妹に負けた...。」

「この僕でも、一度見り聞いただけでは覚えれない。」

「僕も無理です。」

なぜそこまで、お兄ちゃん達が落ち込むのがわからなかった。
でも、お兄ちゃんが落ち込んでいるのは嫌だった。
私はお兄ちゃんの側にいき頭をヨシヨシする?

「お兄ちゃん。わたし、お兄ちゃんみたいに"ケン"をもったりできない。訓練しているお兄ちゃんカッコいい。
わたし、お兄ちゃんにはかてないよ。」

私の言葉にお兄ちゃんは、恥ずかしそうに。そして、嬉しそうな顔をしてくれた。

私とお兄ちゃんを見てドラしゃんは助言をくれた。

『お嬢様には、お嬢様の。アキラ様にはアキラ様にしかできない事があります。
それを恥じることはありませんよ。
お嬢様ができることで、アキラ様ができることで、それぞれ助け合いをすれば宜しいですよ。』

ドラしゃんの言葉に、私とお兄ちゃんは照れた。

王子達も私達に声をかけてきた。

「勿論だが、僕たちにしかできないことで、お前たちの助けになるなら、いつでも協力するからな!」

「僕もです!」

2人の言葉に私とお兄ちゃんはお礼を言った。

和やかな雰囲気になった頃、美味しそうな匂いが漂ってきた。

そして、ある人の声が聞こえて来たのだった。












リン:
菜園が凄い事になってきたよ!

アキラ:
お父さん知ってるのかなぁ?

ドラしゃん:
知りませんね。

ドライアド:
あら?ダメでした?

ノーム:
えー?良いんじゃない?

ウンディーナ:
俺たちの主人は、リンだからいんじゃねぇ~?

イフリート:
良いのか?

シルフ:
良いでしょう?何かダメなのか?

ミスト:
...気にしない...

サク・フラワー:
私、リンが困らなかったらいいわ♪

リン:
良いのかなぁ?

アキラ:
どうなんだろう?ドラしゃんどう思う?

ドラしゃん:
よろしいんじゃないですか?
菜園の手入れ等は、現在ほとんどお嬢様や【大聖霊】達でしてますので。

リン:
今度お父さんに見せてあげよう^ ^

アキラ:
お父さん倒れないといいね(^_^;)

ドラしゃん:
倒れても大丈夫ですよ^ ^
休めていいと思いますよ^ ^

【大聖霊】達:
いいのか?
おっ?!
読んでくれてありがとうございます。
次回もよろしく^ ^










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