異世界で家族と新たな生活?!〜ドラゴンの無敵執事も加わり、ニューライフを楽しみます〜

藤*鳳

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第四章 新しい国誕生!〜国の設立と同盟〜

4-11 改装工事?!

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 翌朝。ご飯後にお母さんからある物を渡された。
それは、昨晩神様がお母さんに渡した首輪だった。

私が渡された首輪を不思議そうに見つめていると、ドラしゃんがお母さんの代わりに説明してくれた。

『これは、お嬢様の体にかかる負担を減らすための物です。
このままお嬢様が無意識に力を使いすぎると、お嬢様の身体の成長に悪影響がでます。
 お嬢様が、周りは皆大きくなるのに1人だけ子供のままでいいのならしなくても大丈夫です。
 でも、これをつける事によってお嬢様は皆と同じ、あるいはそれより早く大きくなる事ができるかも知れませんね。』

と真剣な表情で教えてくれた。
そんなドラしゃんの言葉に、私は食い付く。

「私だけ小さいままいや!それつける!」

私がそう言ってお母さんに、首輪を付けるよう促すと、お母さんは私の気持ちが変わらないうちにと、ドラしゃんに言われて私に首輪を付けれくれた。

首輪は、私の首に着くと形と大きさを自動で変えた。

宝石が埋まっていたところは、ウサギの形に変化してますます可愛く様変わり。

首輪も"首輪"に見えない様な仕様にと、チョーカー風に変化した。

首輪を付けると、今まで少し重だるく感じていた体の不調が嘘の様に変わった。

それはドラしゃんの眼にもはっきり見えていたようで、表情が穏やかに。

今まで、だだ漏れだった私の魔力の漏れがだいぶ抑えられていたのだ。

本来なら完全に抑えられる筈だが、私の魔力はやはり、神様の予想を遥かに凌ぐものらしく、完全に抑える事ができなかった様だった。

それでも、だだ漏れ状態よりはまっしだった。

「今日から、ソレは付けたままね。大丈夫?」

お母さんは心配そうに聞いてくるが、私は違和感が無かったので問題なかった。

「だいじょうぶ!」

私が笑顔で答えると、お母さんはホッとした顔を浮かべる。

私の首に首輪が付いて落ち着いた頃、我が家に皆が集まってきた。

今日からお城の改築と、街の改装を行う為だ。

「リンとお兄ちゃんも一緒にいってもいい?」

私がドラしゃんに尋ねると、ドラしゃんは笑顔で頷いてくれた。

『もちろんです。お嬢様だけでなく、その腕輪で休んでる方々や小さくなってお嬢様の影に隠れている皆さんにも協力してもらいます。』

ドラしゃんの言葉に【大聖霊】と【聖獣】が、ギクって感じの反応を示していたのは、見なかったことに。

皆に呼ばれて、私達は揃って外に出た。

今日からみんな揃って国造の開始となるのだ!


....と気合を入れて、外に出たのも束の間。

皆は、私とお兄ちゃんを連れて作業をする事にした事を大きく後悔するハメとなったのだ。

何故そうなったのかというと...。

家の外に出ると、皆が準備万端な状態で待っていてれたので、私とお兄ちゃんのテンションは言わずとあがる。

今回指揮をとるのは、ドムじぃーちゃん。

この街、この国で建築の知識と経験が豊富な人だから皆ドムじぃーちゃんの指示に素直に従う。

作業の割り振りも、ドムじぃーちゃんが決めた。

前日に決めた図面を元に、街を国に作り変えていくのだ。

大掛かりの作業となるため、今回はお城班と街班に分かれて作業する事になった。

お城班は、お城を含め私達の住む区域も整備する。

街班は、ギルドを含め外壁、商店と言った街部分の整備と改装、構築をする。

そして、作業が早く終わった方が、まだ終わってない方に合流して作業をして行いき、必ず休憩は決めて交代でとる。

何かあれば、必ず報告をする。

作業の終わりには、必ず各自どこまで作業が出来たかを全てドムじぃーちゃんに報告をする。と言う事も決められた。

食事の支度は、ララばぁーちゃん、ロナばぁーちゃん、モアさん、サイさん、ララムさん、サシハさんが対応してくれる事になった。

割り振りをそれぞれ確認してから、作業に分かれた。

私とお兄ちゃん、お父さんとお母さん、ムキじぃーちゃんとドラしゃんでお城の改築と補強を任命されたので、昨日仮設置したお城へ向かっていった。

ドムじぃーちゃんからは、次の事が私達に厳命されていた。

「昨日お前さんが作った、"精霊の住処"がきちんと目眩しをする事。
しかも、違和感なくだ。まぁ~気付いた所で、入れはしないとは思うが念の為だ。
お前さんも、せっかく作ったものが荒らされるのは嫌じゃろ。頼んだぞ。
 あと、城の中身はお前さん達に任せる。センスは信じておるからな。」

その言葉を"きちん"と守ったはず...。
うん...そのはず...。...。

まず、お城に関してはお兄ちゃんの意見が尊重されて、昔連れて行ってもらったテーマパークのお城をイメージして造る事になった。

「お父さん、僕あのお城がいいです。前に連れて行ってもらった、"ニンジャ"とかが出てるヤツです!」

お兄ちゃんが言うお城とは、私が産まれる前に何回か連れて行ってもらった、テーマパークにあるお城の事。

そこには、"ニンジャ"や"カラクリ"などがある日本の"お城"があったらしく、お兄ちゃんはそのお城にしたいと言い出したのだ。

お父さんもお母さんも日本の"お城"が好きで、良く姫路城や大阪城、高知城なと色んな"お城"を見に行くほど。

お兄ちゃんの意見は、お父さんとお母さんも賛成した。

ムキじぃーちゃんやドラしゃん、私は訳がわからずキョトンとしていたら

「ドラしゃん!お城の外観ごと変えてもいい?あと、リン。協力してくれる【大聖霊】を出してくれる?」

とお母さんが息巻いて訴えて来た。

お母さんの気迫に押されて、頷くしかなかった私は腕輪に声をかけた。
すると、全員がミニマムサイズで出て来てくれた。

それを見たお母さんが、【大精霊】達に声をかける。

「今から、こんな風に変えたいのだけと協力してくれる?」

いつのまにか描いた絵を【大聖霊】達に見せながら話しかける。

お母さんの気迫と絵にひかれて、【大精霊】達全員が協力してくれることに。

そして、お母さんの指示のもと皆で手分けして作業に取り掛かった。
ここまでは問題はなかった。

私とドラしゃんは、精霊の聖域の方をどうにかする様に言われたので、皆と別れて作業となる。

【大聖霊】達がいない分、【聖獣】達が一緒について来てくれた。

精霊の聖域を作った場所に行くと、モロに聖域という感じが丸わかりの状態だった。

『さすがに、これでは駄目ですね。どうします?お嬢様?』

どうすると言われても...と悩んでいるとふとある事を思い出した。

「おしろとあわせたほうがいいの?」

私がそう言うと、ドラしゃんは少し苦笑いをした。

『そうですね。違和感なくした方が良いとは思いますが、お嬢様のお好きにしてもよろしいかとおもいますよ。』

ドラしゃんの言葉に、ますます悩んだが聖域を見ていると、ある映像が浮かび上がって来た。

まるで、白昼夢のような感じでだ。

そこには本来こうなっていたかの様な聖域の映像が浮かび上がっていた。

その中では、精霊や聖霊、聖獣達が楽しそうに遊んでいた。

見たことある子から、知らない子まで...。
すごく楽しそうだった。
その映像は、ふっと静かに消えていった。

瞬きして周りを見渡すも、あの映像の場所はなかった。

私は考えてみた...あの映像は、まるであの映像のモノを作れって、私に誰かが訴えている様だった。

なら、私はアレを造るしかないかと思い
、私は側にいるドラしゃんにお願いした。

そして、さっき私がみた映像とそっくりの場所を作り上げていくことにした。

迷う事もなく、私はその造り方を知っているかのようだった。

私が地面にドラしゃんの助けを借りて魔力を流すと、精霊達が反応して協力してくれた。

聖域を上手くカモフラージュする様に、イングリッシュガーデンと日本庭園の2種類がその場に出来上がった。

しかも、日本庭園とイングリッシュガーデンは似ていないが、違和感なく繋がっていた。

まるでずっーと前からその場に存在していたかの様に...。

ドラしゃんも出来上がった、庭園兼聖域を見て驚いきつつも、感激していた。


 私達が聖域をイメチェンしている間、お兄ちゃんとお母さんとお父さんは、【大聖霊】達の力を借りて、お城を大幅に改装していた。

基礎部分から弄るので、大変かと思いきやそこは【大聖霊】様。

一瞬で、お母さんが描いた通りに、基礎部分を全て直した。

基礎部分を改装が終わると、外観、内装に着手する事に。

細かい部分は、お父さんが描いた図案を元にする事にした。

もちろんお兄ちゃんがリクエストした、"カラクリ"も採用されていた。

【大聖霊】達は、自分達の知らない建物や内装に興味津々で、いつも以上に張り切って手伝ってくれていた。

「できたら、本物を再現する様にしたいんだ。だから、内装や外装もそのままリアルにしたいんだが、可能だろうか?」

お父さんの質問に【大聖霊】達は不思議そうに答える。

『私たちはその様な建物を見た事がないので、はっきりとした返事はできないわ。でも....ね?』

『そうだね。使っている材料が何かが分かればなんとかなるとおと思うよ。
細かく教えてくれたら、その通りに出来るだけやってみるよ。』

『あー。俺たちもコレの完成形を見てみたいよなぁー。』

ドライアド、ノーム、ウンディーナの言葉に、他の【大聖霊】達も賛同する。

お父さんは彼らの言葉を聞き、自分の記憶の引き出しを掘り起こしながら伝えていった。

「ここは土壁にして欲しいんだ。ここは、木の板で...こんな風に組み合わせて欲しいんだ...。あと、ここは...。」

お父さんは、細かく図案に書きながら説明していくと、それを【大聖霊】達は、授業を受ける生徒の様に真剣に聞いていた。

お母さんとお兄ちゃんは、その光景を静かに見守る。

「なんかお父さん楽しそうだね。」

「お父さんはあーやって、建物の図案を書くのが昔から好きなのよ。
お母さんはあのお父さんの姿を見て好きなったのよ。素敵でしょう。」

目の前のお父さんは、輝いて見えた。
楽しそうにしている姿は、一見子供ぽく見えるも、眼差しは真剣そのもの。

そこには、以前と何一つ変わらない"父親"の姿があったのだ。

「この世界に来て、お父さんは自分の存在意義を見失いかけてたみたいなの。
前の世界では、"一家の大黒柱"として仕事をバリバリして、休みの日は家族サービスって過ごして来てたけど...。
 そうじゃなくなったじゃない?ここでは、どちらかと言うとドラしゃんやムキじぃーちゃん達が一家の大黒柱で、お父さんや私達は養われているって感じでしょう。まぁ~実際にそうなんだけどね...。でも、お父さんはそれが、少し悔しかったんだろうね。
 この世界で、父親として、1人の男として、リンやアキラに自分がしてあげれる事って何があるんだろうって...よく呟いてたからね。」

お母さんは、お兄ちゃんの肩を抱き締めながら語る。

お兄ちゃんは、お母さんの話を聞きながら、目の前のお父さんの姿を見つめていた。

「だから、今回お父さんは嬉しいんだと思うわ。やっと、自分にも何かできるって。してあげれる事があるってね。
 だから、アキラ。しっかりお父さんの姿を見ていてあげて。アキラのお父さんは凄いんだってね。」

お母さんは、お兄ちゃんに言い聞かせる様に呟いた。
お兄ちゃんは、黙って頷く。
視線はひたすら目の前のお父さんに向けたまま...。

お父さんは【大聖霊】達と打ち合わせを終えた。

どうやら、希望通りにできる様だ。

「私も力を使いますから、不足部分はお願いしてもよろしいでしょうか?」

お父さんは【大聖霊】達に確認すると、彼らは頷いてくれた。

『主人の親父殿の頼みだ。任せろ。』

『心配すんなって。自分の力を信じてやったら良いよ。』

『...私達...手伝う...』

『頑張れ!』

『主人からもお願いされているからね。こちらは気にせずどうぞ。』

『早く完成したものを見たいから、頼みますわよ。』

【大聖霊】達の応援を受けて、お父さんは気合を入れ直した。

そして、お母さんとお兄ちゃんに向かって声をかけた。

「ヨシ!今からやるぞ!母さん、細かい備品は頼んだ!アキラ、母さんの手伝い任せたぞ!」

お父さんの言葉に、お母さんとお兄ちゃんはオッケーサインを出す。

それを確認して、お父さんは集中する。

「イメージだ。自分が作りたいものをイメージするだ...。」

そう自己暗示をかけながら、お父さんは自分の魔力を解放して、城の建築兼改装を開始した。

お父さんが流した魔力に、同調する様に【大聖霊】達はそれぞれの力を補助的に流していく。

そして、お父さんの力では作りきれなかった部分を補正していった。

基礎枠だけだったお城が、みるみる内に肉付けされていって、形を形成していく。

作り出される壁や床。手すりに柱。
襖に、畳に、欄間など。

私達には、見慣れたものが。
【大聖霊】達にはお初のものが、姿をなしていった。

そして、それらに細かい細工や備品をお母さんが付け足していった。

そんな事をしていると、ものの数分でそこには"日本のお城"が、幻の城"安土城"が再現され完成したのだ。

天守閣もあれば、茶の間もあり、隠し部屋や倉庫まで。

お父さんが1番好きな日本のお城で、書斎にも資料がある城だ。

もちろんその資料には、こんな感じだったであろうって言う絵しか載っていないが、そこはお父さんだ。

他の現存するお城のいいとこ取りをして、完成させたのだった。

見た目は安土城だが、中身は他の城を組み合わせたもの。
ほぼお父さんのオリジナルの安土城だった。

しかも、なんと外には堀や石階段等も作られていたのだ。

お父さんは、城が完成するとその場に崩れる様に座り込んだ。
お母さんとお兄ちゃんは、急いで駆け寄った。

そんな2人にお父さんは...。

「どうだ?お父さんもちゃんと仕事するだろう?」

と、ドヤ顔で呟いた。

お母さんとお兄ちゃんは、驚きつつも喜んでお父さんを褒め称えた。

そのんな光景を【大聖霊】達は微笑ましく見ていた。

『主人も凄いですが、さすが親御様。この様なものを短時間で創り上げるとは...。』

『いくら僕たちが手伝ったからと言ってもね...。』

『やるじゃないかぁー。気に入ったぞ。
建築の才能は群を抜いてすばらい。』

『確かに。完成したこの建物。細部に至る所まで、丁寧な手解きだ。』

『発想も豊かだし、魔力の質も悪くないしね。』

『でも..主人が..1番』

『それはそうよ!主人ほど、素敵な人いないわ。』

【大聖霊】達は、そう言うだけ言うと私が気になり、その場から静かに姿を消したのだった。


 聖域が完成して、ドラしゃんと一息ついていると、地面が揺れだした。

精霊や【聖獣】達も驚いて、思わず皆でドラしゃんにしがみつく。
一瞬地震か?と思ったがそうではなかった。

地震ではなく、自分達が立っている場所が、上昇していたのだった。

揺れがおさまり、そろそろと皆で外壁から外を見ると...?!

なんと、堀と柱が。そして、外壁と石垣まで?!あと、石階段も?!

そして、後ろを振り向くとそこには日本のお城が...。

ドラしゃんも私も精霊達もみーんな、唖然。....。

目を見開き、口を開いて、目の前にそびえ立つ建物を見る事しかできなかったのだった。

それは、街で作業していた人達もだった。












ユウダイ:
久しぶりに出番が...T^T

ユイカ:
良かったわね^ ^

ユウダイ:
うんT^T

アキラ:
お父さん出番なくても、頑張ってくれているの知っているから大丈夫だよ^ ^

ユウダイ:
∑(゚Д゚)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ユイカ:
コラ!アキラそんな事言ったらお父さん可哀想でしょう?

ユウダイ:
T^T

アキラ:
お父さんは、お父さんだから。
影ながらも、僕達の為に頑張ってるってムキじぃーちゃんが言ってたよ。
あれこそ大黒柱だって。日本の親父ってやっだって。

ユウダイ:
ムキじぃーちゃんーーぁーーあーー!!
今度いい酒ご馳走します!!

ユイカ:
もう!なら、ウコン用意しないと
次回は、もっと頑張って貰うからね!




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