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第五章〜私達兄妹は冒険者になります〜
5-21 無人島に向けて出発!
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あれよあれよ準備を終えて、ロドじぃーちゃんから各場所への人員配置が完了した連絡を待っていた。
荷物の最終確認をしていると我が家に走ってくる人影が見えた。
《主人誰かきてますよ。》
《敵意はないみたいですけど、どうします?》
二匹が尻尾をふりふりしながら聞いてくる。
なんて可愛い仕草なのかしら...。
もわらず抱きしめてすりすりしたくなった時だった。
「おーい!皆んないるかぁー!!」
なんと我が家に向かって来ていたのはロドじぃーちゃんだった。
私達は玄関に向かうとムキじぃーちゃんとドラしゃんもやってきた。
「どうした?」
「こんばんは。ロドじぃーちゃん。」
「こんばんは。ロドじぃーちゃん。」
『うるさいですよ。』
「なんだと!リン、アキラ。こんばんは。各国の王様達から連絡きたぞ。準備が完了したと。
この国も準備はできている。いつでも動けるぞ。」
『思ったより早く準備ができたのですね。』
「と言っても三日はかかってるげとなぁ。」
ロドじぃーちゃんは、はにかみながらそう呟くと私達の方を見つめて
「どうするリン、アキラ。いつ動くかはお前達が決めろ。」
『私達はいつでも大丈夫ですよ。』
皆の視線が私とお兄ちゃんに集中する。
するとお兄ちゃんも私を見て、どうする?と声をかけてくる。
どうしようかと悩んでいると...グゥ~っと間の抜けた音が腹部からした。
「と、とりあえずご飯を食べながら考えるわ。」
私の言葉に皆は大笑いする。
「わかった。決まったら連絡してくれ。」
「了解!」
ロドじぃーちゃんはそういうともと来た道を帰って行った。
ロドじぃーちゃんを見送ってから食卓についた私達。
食事をしながらいつ出発するか話をした。
正直準備は既に完了しているのでいつでもでかれる事はできるのでこれといって慌ててはいない。
「早く問題解決したいから、今晩出発しましょう。皆いるし心配ないよね?」
私がそういうとドラしゃん達は驚いていた。
まさか私が夜に出発すると言い出すとは思ってなかった様だ。
いくらドラしゃんやムキじぃーちゃんや【大聖霊】達がいるからと言っても、夜の移動は危険を伴うもの。
それに関しては私も理解している。
しかしだ。
「なぜか夜の方がいいと感じたの。」
そう。この時なぜかそう感じたから感じたままの事を伝えてみた。
『分かりました。ではその様にしましょう。くれぐれも油断ない様にして下さいね。』
意外にもドラしゃんがすんなり受け入れくれたので、私は残っていた料理を一気に食べて支度をしに部屋へ向かった。
私が部屋で支度をしている間、下ではお兄ちゃん達が話し合いをしていた。
どうやら素直にドラしゃんが納得したのが気になった様だ。
「フレア。どうしたんだ?
お前さんらしくないじゃないか。」
『何がですか?』
ドラしゃんは食卓の片付けをしながらしれっとムキじぃーちゃんの言葉に返事をしていた。
「ドラしゃんならもっと反対するかと思ってました。」
お兄ちゃんの言葉にドラしゃんは真剣な表情で返事をした。
『もちろん反対はしたいですよ。ですが、お嬢様の言葉覚えてますか?』
ドラしゃんの言葉に首を傾げる二人。
そして、ハッとする。
『「なぜか夜の方がいいと感じたの。」と言われたでしょう?
魔獣の中には夜型のモノもいます。
と言う事は無意識のうちに惹かれているのかもしれません。
出だしから波瀾万丈かもしれませんので、お二人も十分な支度をお願いしますよ。』
その言葉に頭を抱えながらもそれぞれ支度をしに行った。
『お嬢様は天然のタラシさんでいらっしゃるので、一体どれだけたらしこんで帰ってくるようになりますかね。』
ドラしゃんは一人呟きながらも黙々と片付けをしていくのだった。
私が着替えを済ませた頃にお兄ちゃんが上がって来た。
お兄ちゃんは私が着替えを済ませているのを確認すると慌てて着替えをした。
「お兄ちゃん。早く帰ってこようね。」
「ああ。でもリン。無茶はダメだよ?」
「そんな事しないよ。あっ!きっとお兄ちゃんにも契約魔獣見つかるよ。」
「えっ!!本当!」
驚くお兄ちゃんに二匹が答える。
《ああ。主人のとは違って匂いは薄がったが、お前の匂いも感じたからな。》
《お前の匂いに反応した奴らも来るだろ。》
二匹の言葉に喜ぶお兄ちゃん。
「実は僕も契約魔獣欲しかったんだ。少しでも強くなって、リンやお父さんやお母さん達を護っていきたいからね。」
「あら?今でも十分お兄ちゃんは強いよ。」
「まだまだだよ。」
《その思いと匂いにつられて必ずお前さんようの魔獣が現れるさ。》
《お前さんも気を引き締めた方がいいぞ。主人に惹かれた奴らは俺たちでわかるが、お前さんに惹かれた奴らは俺たちではわからんからな。》
「えっ!どうやったらわかるんですか?」
お兄ちゃんは二匹に質問するが、二匹は知るか!と言ってお兄ちゃんをあしらう。
しょんぼりするお兄ちゃんに、私がアドバイスをした。
「見たらわかるよ。そんで、近寄っても攻撃しないから。」
私の言葉をお兄ちゃんは真剣に聴いてくれた。
「わかった!よし!がんばるぞ!」
そう言ってお兄ちゃんは黙々と着替えて準備を完了させた。
二人で忘れ物がないかを確認して部屋を出て下へと向かった。
下に行くとドラしゃんもムキじぃーちゃんも準備を整えて戸締りの確認をしていた。
「ロドムカには連絡してあるからのう。」
『旦那様と奥様にもです。二人とも暫く工房の方で寝泊まりされるそうですので、こちらの家は暫く留守となりますので念の為に戸締りは厳重にしておきました。』
ムキじぃーちゃんとドラしゃん、お兄ちゃんの顔を見て私は元気に声を出した。
「ではいきますか!」
私の言葉に皆頷いて家を出る。
街は日も暮れて真っ暗。
それでも街灯や家の窓から差し込む電気の灯りで十分足元は照らされている。
「しっかし凄いよね。気が付いたらこんなに街が栄えてるんだよ。」
「確かにね。建物もだいぶ増えたよね。その分緑も増やしたけど。」
「緑がないと味気ないだろう。」
『そうですね。自然を大事にしないとあとで手痛い目にあいますからね。』
そんな事を話しながら街の門へ向かうと...。
居ますよね。
予想はしていたけど、いつもの顔ぶれがそこにあった。
忙しいはずの両親までもが。
「皆んな。忙しいのに。」
私がそう言って駆け寄ると皆笑っていた。
「なんの。いつ頃戻ってくるかわからんのだろう?」
「まぁ~リンの事だからすぐ様戻って来そうだけどね。」
「道中気をつけて下さいね。」
「ホンマでっせ!無茶はしたらあきまへんで!」
「何かあればそいつらを盾にしたらいいからな。」
「腹だして寝るなよ。」
皆口々に言いたい放題。
「リン。お兄ちゃんの言う事はしっかり聞くのよ。
アキラ。リンをお願いね。あなたも無理はしないでね。」
「リン。食べすぎはダメだからな。あと、気になる動物がいたからと言って突撃するなよ。皆の言う事はしっかり聞くように。
アキラ。くれぐれも頼んだぞ。」
「わかりました。お父さんとお母さんも仕事頑張って下さい。
でも、休む時はしっかり休んで下さいね。」
「ちょっと!皆んな失礼だよ!」
「あら?何か文句でも?」
「う...っ。ないです。」
「ムキじぃーちゃん。ドラしゃん。リンとアキラをお願いします。」
両親にお願いされ、二人は大丈夫ですと返事をした。
皆とちゃんと挨拶を交わして街の外へと向かった。
目指すは無人島!
道中何があるかはわからないけど、なぜかわくわくが止まらなかった。
リン:
皆んな何気に失礼よね!
アキラ:
仕方がないよ。
だってリンだもん。
リン:
あっ!お兄ちゃんまで!失礼ね!
アキラ:
でもそれだけ皆んなリンの事が心配なんだよ。
リン:
わかってるわよ!
荷物の最終確認をしていると我が家に走ってくる人影が見えた。
《主人誰かきてますよ。》
《敵意はないみたいですけど、どうします?》
二匹が尻尾をふりふりしながら聞いてくる。
なんて可愛い仕草なのかしら...。
もわらず抱きしめてすりすりしたくなった時だった。
「おーい!皆んないるかぁー!!」
なんと我が家に向かって来ていたのはロドじぃーちゃんだった。
私達は玄関に向かうとムキじぃーちゃんとドラしゃんもやってきた。
「どうした?」
「こんばんは。ロドじぃーちゃん。」
「こんばんは。ロドじぃーちゃん。」
『うるさいですよ。』
「なんだと!リン、アキラ。こんばんは。各国の王様達から連絡きたぞ。準備が完了したと。
この国も準備はできている。いつでも動けるぞ。」
『思ったより早く準備ができたのですね。』
「と言っても三日はかかってるげとなぁ。」
ロドじぃーちゃんは、はにかみながらそう呟くと私達の方を見つめて
「どうするリン、アキラ。いつ動くかはお前達が決めろ。」
『私達はいつでも大丈夫ですよ。』
皆の視線が私とお兄ちゃんに集中する。
するとお兄ちゃんも私を見て、どうする?と声をかけてくる。
どうしようかと悩んでいると...グゥ~っと間の抜けた音が腹部からした。
「と、とりあえずご飯を食べながら考えるわ。」
私の言葉に皆は大笑いする。
「わかった。決まったら連絡してくれ。」
「了解!」
ロドじぃーちゃんはそういうともと来た道を帰って行った。
ロドじぃーちゃんを見送ってから食卓についた私達。
食事をしながらいつ出発するか話をした。
正直準備は既に完了しているのでいつでもでかれる事はできるのでこれといって慌ててはいない。
「早く問題解決したいから、今晩出発しましょう。皆いるし心配ないよね?」
私がそういうとドラしゃん達は驚いていた。
まさか私が夜に出発すると言い出すとは思ってなかった様だ。
いくらドラしゃんやムキじぃーちゃんや【大聖霊】達がいるからと言っても、夜の移動は危険を伴うもの。
それに関しては私も理解している。
しかしだ。
「なぜか夜の方がいいと感じたの。」
そう。この時なぜかそう感じたから感じたままの事を伝えてみた。
『分かりました。ではその様にしましょう。くれぐれも油断ない様にして下さいね。』
意外にもドラしゃんがすんなり受け入れくれたので、私は残っていた料理を一気に食べて支度をしに部屋へ向かった。
私が部屋で支度をしている間、下ではお兄ちゃん達が話し合いをしていた。
どうやら素直にドラしゃんが納得したのが気になった様だ。
「フレア。どうしたんだ?
お前さんらしくないじゃないか。」
『何がですか?』
ドラしゃんは食卓の片付けをしながらしれっとムキじぃーちゃんの言葉に返事をしていた。
「ドラしゃんならもっと反対するかと思ってました。」
お兄ちゃんの言葉にドラしゃんは真剣な表情で返事をした。
『もちろん反対はしたいですよ。ですが、お嬢様の言葉覚えてますか?』
ドラしゃんの言葉に首を傾げる二人。
そして、ハッとする。
『「なぜか夜の方がいいと感じたの。」と言われたでしょう?
魔獣の中には夜型のモノもいます。
と言う事は無意識のうちに惹かれているのかもしれません。
出だしから波瀾万丈かもしれませんので、お二人も十分な支度をお願いしますよ。』
その言葉に頭を抱えながらもそれぞれ支度をしに行った。
『お嬢様は天然のタラシさんでいらっしゃるので、一体どれだけたらしこんで帰ってくるようになりますかね。』
ドラしゃんは一人呟きながらも黙々と片付けをしていくのだった。
私が着替えを済ませた頃にお兄ちゃんが上がって来た。
お兄ちゃんは私が着替えを済ませているのを確認すると慌てて着替えをした。
「お兄ちゃん。早く帰ってこようね。」
「ああ。でもリン。無茶はダメだよ?」
「そんな事しないよ。あっ!きっとお兄ちゃんにも契約魔獣見つかるよ。」
「えっ!!本当!」
驚くお兄ちゃんに二匹が答える。
《ああ。主人のとは違って匂いは薄がったが、お前の匂いも感じたからな。》
《お前の匂いに反応した奴らも来るだろ。》
二匹の言葉に喜ぶお兄ちゃん。
「実は僕も契約魔獣欲しかったんだ。少しでも強くなって、リンやお父さんやお母さん達を護っていきたいからね。」
「あら?今でも十分お兄ちゃんは強いよ。」
「まだまだだよ。」
《その思いと匂いにつられて必ずお前さんようの魔獣が現れるさ。》
《お前さんも気を引き締めた方がいいぞ。主人に惹かれた奴らは俺たちでわかるが、お前さんに惹かれた奴らは俺たちではわからんからな。》
「えっ!どうやったらわかるんですか?」
お兄ちゃんは二匹に質問するが、二匹は知るか!と言ってお兄ちゃんをあしらう。
しょんぼりするお兄ちゃんに、私がアドバイスをした。
「見たらわかるよ。そんで、近寄っても攻撃しないから。」
私の言葉をお兄ちゃんは真剣に聴いてくれた。
「わかった!よし!がんばるぞ!」
そう言ってお兄ちゃんは黙々と着替えて準備を完了させた。
二人で忘れ物がないかを確認して部屋を出て下へと向かった。
下に行くとドラしゃんもムキじぃーちゃんも準備を整えて戸締りの確認をしていた。
「ロドムカには連絡してあるからのう。」
『旦那様と奥様にもです。二人とも暫く工房の方で寝泊まりされるそうですので、こちらの家は暫く留守となりますので念の為に戸締りは厳重にしておきました。』
ムキじぃーちゃんとドラしゃん、お兄ちゃんの顔を見て私は元気に声を出した。
「ではいきますか!」
私の言葉に皆頷いて家を出る。
街は日も暮れて真っ暗。
それでも街灯や家の窓から差し込む電気の灯りで十分足元は照らされている。
「しっかし凄いよね。気が付いたらこんなに街が栄えてるんだよ。」
「確かにね。建物もだいぶ増えたよね。その分緑も増やしたけど。」
「緑がないと味気ないだろう。」
『そうですね。自然を大事にしないとあとで手痛い目にあいますからね。』
そんな事を話しながら街の門へ向かうと...。
居ますよね。
予想はしていたけど、いつもの顔ぶれがそこにあった。
忙しいはずの両親までもが。
「皆んな。忙しいのに。」
私がそう言って駆け寄ると皆笑っていた。
「なんの。いつ頃戻ってくるかわからんのだろう?」
「まぁ~リンの事だからすぐ様戻って来そうだけどね。」
「道中気をつけて下さいね。」
「ホンマでっせ!無茶はしたらあきまへんで!」
「何かあればそいつらを盾にしたらいいからな。」
「腹だして寝るなよ。」
皆口々に言いたい放題。
「リン。お兄ちゃんの言う事はしっかり聞くのよ。
アキラ。リンをお願いね。あなたも無理はしないでね。」
「リン。食べすぎはダメだからな。あと、気になる動物がいたからと言って突撃するなよ。皆の言う事はしっかり聞くように。
アキラ。くれぐれも頼んだぞ。」
「わかりました。お父さんとお母さんも仕事頑張って下さい。
でも、休む時はしっかり休んで下さいね。」
「ちょっと!皆んな失礼だよ!」
「あら?何か文句でも?」
「う...っ。ないです。」
「ムキじぃーちゃん。ドラしゃん。リンとアキラをお願いします。」
両親にお願いされ、二人は大丈夫ですと返事をした。
皆とちゃんと挨拶を交わして街の外へと向かった。
目指すは無人島!
道中何があるかはわからないけど、なぜかわくわくが止まらなかった。
リン:
皆んな何気に失礼よね!
アキラ:
仕方がないよ。
だってリンだもん。
リン:
あっ!お兄ちゃんまで!失礼ね!
アキラ:
でもそれだけ皆んなリンの事が心配なんだよ。
リン:
わかってるわよ!
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