真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一

文字の大きさ
30 / 249
第3章 巨大な犬編

第29話 仲直りと、迫る魔剣

しおりを挟む
 高く澄んだ空の下。

 かつて“懲罰の天蓋”と呼ばれたこの広場には、いま不思議な静けさが流れていた。

 砕けた岩、焼け焦げた地面、無数のクレーターが生まれたその中心に——

 少女はいた。

 

 銀のツノはすでに消え、金色のポニーテールが風に揺れる。

 その目に宿るのは、怒りでも恐怖でもない。

 ただ、まっすぐな“優しさ”だった。

 

「……フレキくんのお父さんが……」

 

 少女——ブリジットは、ゆっくりと言葉を紡いだ。

 

「話を聞いてくれる気になってくれて……本当に、嬉しいな!」

 

 にこりと笑うその顔は、先程まで地形を吹き飛ばしていた人間破壊兵器とは思えないほど、穏やかだった。

 

 「やっぱり、力で相手を押さえつけて支配するのって……良くないと思うんだ、あたし!」

 

 その言葉に、地面におすわり姿勢のままガタガタ震えていた王狼・マナガルムが——ピクリと顔を上げた。

 大きな耳がぴん、と立つ。

 

「……あ、はい。我も……我も、100%…いえ、2000%、そう思いますとも……!」

 

 無駄に神妙な声で答える。

 あまりに即答すぎて、やや滑っている気配すらあるが、彼なりの全力の誠意だった。

 

 ブリジットは、ふふっと微笑む。

 その笑顔は、静かに空気を温かくしていく。

 

「うん、よかった!じゃあまずは……」

 

 少女は、視線をゆっくりと横に向けた。

 

「フレキくんと、仲直りしよ?」

 

 その声に、風が一瞬だけ止まったように感じられた。

 

「……親子がすれ違うのって……すごく、寂しいことだから……」

 

 その言葉には、どこか自分自身を重ねているような——儚げな、哀しみの響きがあった。



 マナガルムは、ゆっくりと立ち上がる。

 震えていた前脚を、ぐっと踏みしめて。

 彼はその場にいた全ての者へ、深く頭を垂れた。

 

「……我が息子、フレキよ」

 

 その声には、もはや“王”の威厳はなかった。

 代わりにあったのは、ひとりの“父”としての、切実な言葉だった。

 

「お前は……我の、命の恩人だ。いや、マジで」

 

 変に軽い語尾に、フレキが目をしぱしぱと瞬く。

 

「先程、この少女から我を庇って立ったお前の姿……」

「我が一族の誰よりも勇気ある、誇り高き姿だった……!」

 

 声が震えていた。

 それは、恐怖でも、気圧されたものでもない。

 己の過ちに気付き、ようやく届いた後悔と、謝罪の震えだった。

 

「我が間違っていた。力による支配こそがフェンリル族の誇りと信じていたが……」

「違った。お前のように、他に寄り添う“心”こそが……未来を繋ぐ牙だ」

 

 そして、マナガルムは——

 

「許してくれ。……愚かな父を」

 

 深く、深く、頭を垂れた。

 その巨大な額が地を打ち、周囲の風が微かに震えるほどに。

 

「……父上……!」

 

 フレキの目に涙が溜まる。

 ゆっくりと、彼はその大きな体を動かして、父の元へ近づいていく。

 尻尾がぱたぱたと揺れ、瞳には喜びが宿っていた。

 

「分かってくれたのですね……!ボク、本当に……」

 

 だが——

 彼の顔が父に近づいた瞬間。

 

「……ヴォエッ!!」

 

 マナガルムの全身が跳ね上がるように反応した。

 

「か、柑橘類の匂いキッツ!!お前、顔面から匂いの暴力が……ッ!」

 

 父は思わず嘔吐えずいた。

 そう、フレキの顔には——さっきまでマナガルムがかけまくっていた“追いレモン汁”の名残が、まだしっかり残っていたのだ。

 

「へ、へんなとこで繊細にならないでください父上!…というか、これ、父上がやったんじゃないですか!!」

 

 必死に抗議しながらも、フレキ自身も気づいてしまった。

 ……自分、今、とてつもなく柑橘臭い。

 

「あっ、意識しちゃったらボクも……ヴォエッ!」

 

——仲良く、二匹揃って嘔吐えずいた。

 

 ブリジットは、それを見て、満面の笑みで手を合わせた。

 

「うんうん!仲直りできて、よかったねぇ!」

 

 涙ぐみそうな笑顔。

 彼女には、今起きている地獄のような匂いの惨劇は、まるで見えていないようだった。

 

 夕日に照らされた、“家族”の再会の光景。


 ……たとえその周囲に若干のゲロリズムが漂っていようとも、きっと、心は温かかった——はずである。



 ◇◆◇



 和解の余韻が風に溶けた、その直後だった。

 

 「おーい!姉さーん!」

 

 広場の端——“懲罰の天蓋”への急斜面を、もっさりとした影がよじ登ってきた。

 その背に、足を組んで座っているのは、黒スーツに金茶の髪、黒マスクで口元を隠した少女——リュナである。

 彼女は涼しげな顔で、座騎の頭を軽く小突いた。

 

 「ほら、さっさと進めよ。このブタ犬が」

 

 「イェス!マイ・ボス……!」

 

 妙に艶っぽい声で答えたのは、5メートル級のパグ型フェンリル。

 グェル——フレキの弟である。

 その顔には、かつての誇り高い戦士の影は微塵もなく、むしろ“新たな扉”を開いてしまった者の開き直りがあった。

 

 「っ、リュ、リュナさん!?」

 

 フレキが目を丸くし、しっぽが小刻みに止まる。

 だがリュナは、ぴょんとグェルの背から飛び降りると、ひらりと着地してニカッと笑った。

 

 「ふふっ、姉さーん、そっちは大丈夫っすかー?」

 

 「リュナちゃんっ! 無事でよかった……!」

 

 ブリジットが小走りに駆け寄る。感極まったように手を取ると、リュナは照れ臭そうにマスクの端をいじった。

 

 一方、マナガルムが信じられないものを見る目で、グェルに問いかけた。

 

 「……グェル、お前も敗れたのか?」

 

 「はい、父上……。完膚なきまでに……
 それはもう……刺激的な体験でしたッ!」

 

 なぜか誇らしげなグェル。頭を垂れ、リュナの足元にスリ寄るように座る。

 

 「百の牙はどうした?」

 

 グェルの代わりに、リュナが手を挙げて応える。

 

 「あーしが50匹くらいボコっちゃったっすけど、残りはおすわりしておとなしく待ってるっすよー。あ、1匹も殺してないから安心していっすよ。」

 

 マナガルムは目を細めて、ゆっくりと後ずさった。

 

 (……最近の人間の女子……怖っ!)

 

 背後では、グェルが「叱ってくれたら、もっと頑張れますぅぅ!」と謎の嗜好を叫んでいたが、もはや誰もツッコむ余裕はなかった。



 深呼吸をひとつ。

 マナガルムは、静かに前へと進み出た。

 

 「……人間の少女、ブリジットよ」

 

 その言葉に、ブリジットがピッと姿勢を正す。

 

 「我が一族を……新たなる“ノエリア領”の民として迎え入れてくれるという話、我は——喜んで受け入れよう」

 

 「えへへ、うん! フェンリルの皆も、荒野で一緒に暮らせるなら、すっごく心強いよ!」

 

 心からの笑顔。

 それにマナガルムは少しだけ視線をそらすと、静かに頷いた。

 

 「強き者に従うは、我らフェンリル族の誇り……
 だが、その強さはただの“力”にあらず」

 「……我が息子・フレキよ」

 

 名前を呼ばれたフレキが、ピンと耳を立てて振り向く。

 

 「お前の持つその優しさと、他者を想う強き心。今の我には、まぶしすぎて見えぬほどだ……」

 

 そして。

 

 王狼・マナガルムが、ゆっくりとその頭を下げた。

 

 「次代の長として、お前に我が一族を託したい」

 

 ——その瞬間。

 フレキの瞳に、涙が滲んだ。

 

 「父上……! 本当に……よかった……!」

 

 「頼むぞ。皆を……そして人間との共生を、導いてやってくれ」

 

 フレキは震える前足を伸ばし、マナガルムにそっと鼻先を重ねる。

 

 それを見ていたブリジットは、笑顔で手を差し出す。

 

 「……あたしも!人間もフェンリルも一緒に笑って暮らせる場所、絶対に作ってみせる!」

 

 「……姉さん、かっけぇっすわ……」

 

 と、リュナがポツリと呟いて、グェルの頭の上でぱちぱちと拍手を始めた。

 

 夕陽が、五人の影をゆっくりと照らし出す。

 それは、過去を乗り越え、新たな明日を誓った——小さな、けれど確かな“同盟の光”だった。

 

 ◇◆◇



  和解の余韻が、ゆるやかな風とともに過ぎていこうとしていた。

 山の頂——“懲罰の天蓋”の静寂に、再びリュナの声が投げ込まれる。

 

「……ところで、フェンリル族と手を組もうって話を持ち出してきた、魔王の使いってヤツは、今どこにいるんすか?」

 

 唐突に、しかし何気ない口調での問いだった。

 が——その言葉に、マナガルムの耳がぴくりと動く。

 

「……!」

 

 その眼に、みるみる焦燥の色が走った。

 

「……そう言えば……あなた方がこの里に訪れる直前から、奴の姿が消えていた!」

 

 言葉と同時に、場の空気が少しだけ変わる。

 マナガルムは低く唸るような声で続けた。

 

「奴の目的は、我が一族に伝わる“秘宝”……!もし、それを奪うために我らの拠点から姿を消したのだとすれば……!」

 

「えっ?」

 

 思わず反応したのはブリジットだった。

 

「それ……もしかして、これのこと……?」

 

 バッグの中をごそごそと探り、ぽんっと取り出したのは——

 大きな骨付きガムのような形をした秘宝。

 まるで高級犬用おやつを巨大化させたような、しかしどこか威厳のある魔力の波動を感じさせる逸品。

 

「フレキくんから預かって、あたしがずっと持ってたんだけど……」

 

 マナガルムの口が、ぽかんと開いた。

 

「……えっ」

 

 まさかの展開に、語彙力が一瞬で蒸発したらしい。

 

「そ、それ……それこそが……!」

 

 がっくりと膝をついたマナガルムの背後で、フレキがそっと呟いた。


「そういえば、そうでしたね……」
 

 どこか達観した声色だった。

 

 そんな中、リュナはぽりぽりと頬を掻きながら呑気に続ける。

 

「あーしらの拠点って言うと……やっぱ、あれっすよね。“カクカクハウス”」

 

「カクカク……ハウス……?」

 

 マナガルムが困惑したように首を傾げると、ブリジットが補足する。

「あたし達の拠点なの! アルドくんが、超すごいテイム技で建ててくれた拠点なんだよ!」

「今頃、兄さんがカレー作って待っててくれてるはずっすけどね~」

 と、リュナ。

 頭の後ろで両手を組み、のんびりとした調子で空を見上げる。

 

 その言葉に、マナガルムの顔色が一変した。

 

「……ま、まずい!!」

 

 全員がピクリと反応する。

 

「ヤツ……至高剣しこうけん・ベリザリオンは、“大罪魔王”が直々に召し上げた四天王の一柱……!」

 

 声には、明らかな恐怖が滲んでいた。

 

「その剣、本気なら我すら一合で退けられる。
もし、貴女方の拠点に“秘宝”がないと知れば——」

 

「——お仲間を殺す可能性もある!!」

 

 重い沈黙。

 ブリジットの心臓が、ドクンと大きく脈を打った。

 

「……アルドくんが……!?」

 

 リュナの表情を見やると——なぜか、笑っていた。

 にこにこと、いつもの調子で。

 マスクの下の唇が、ゆるく吊り上がっている気配。

 

「……ど、どうしよう……!リュナちゃん!! 急いで戻らないと!」

 

 焦るブリジットに対し、リュナはぐいっと伸びをしながら、のんびりと応える。

 

「いやー、大丈夫っしょ。」

 

「えっ……?」

 

 ブリジットとマナガルムが声を揃える。

 

 リュナは、ゆっくりと目を閉じ、空を仰ぐようにして——

 

「……むしろ気の毒なのは、その“魔王四天王”っすよねぇ」

 

 マスクの下で、ニヤリと笑った。

 

「兄さんを、怒らせなきゃいいけど」

 

 風が、山頂を吹き抜ける。

 薄暗くなり始めた空の向こうで——何かが、蠢いていた。
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

異世界をスキルブックと共に生きていく

大森 万丈
ファンタジー
神様に頼まれてユニークスキル「スキルブック」と「神の幸運」を持ち異世界に転移したのだが転移した先は海辺だった。見渡しても海と森しかない。「最初からサバイバルなんて難易度高すぎだろ・・今着てる服以外何も持ってないし絶対幸運働いてないよこれ、これからどうしよう・・・」これは地球で平凡に暮らしていた佐藤 健吾が死後神様の依頼により異世界に転生し神より授かったユニークスキル「スキルブック」を駆使し、仲間を増やしながら気ままに異世界で暮らしていく話です。神様に貰った幸運は相変わらず仕事をしません。のんびり書いていきます。読んで頂けると幸いです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

パワハラで会社を辞めた俺、スキル【万能造船】で自由な船旅に出る~現代知識とチート船で水上交易してたら、いつの間にか国家予算レベルの大金を稼い

☆ほしい
ファンタジー
過労とパワハラで心身ともに限界だった俺、佐伯湊(さえきみなと)は、ある日異世界に転移してしまった。神様から与えられたのは【万能造船】というユニークスキル。それは、設計図さえあれば、どんな船でも素材を消費して作り出せるという能力だった。 「もう誰にも縛られない、自由な生活を送るんだ」 そう決意した俺は、手始めに小さな川舟を作り、水上での生活をスタートさせる。前世の知識を活かして、この世界にはない調味料や保存食、便利な日用品を自作して港町で売ってみると、これがまさかの大当たり。 スキルで船をどんどん豪華客船並みに拡張し、快適な船上生活を送りながら、行く先々の港町で特産品を仕入れては別の町で売る。そんな気ままな水上交易を続けているうちに、俺の資産はいつの間にか小国の国家予算を軽く超えていた。 これは、社畜だった俺が、チートな船でのんびりスローライフを送りながら、世界一の商人になるまでの物語。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!

ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。 ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!? 「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」 理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。 これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

処理中です...