ETERNAL CHILDREN ~永遠の子供達~

ラサ

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09 悲しみ 

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 その日に限って、老人はいつまでも部屋から出てはこなかった。
「ユウ、おじいちゃんどうしたのかしら。いつもなら、とっくに起きてくるはずなのに」
「起こしてくる。マナはここにいて」
 ユウが老人の部屋へと走っていく。
 マナは自分の席につき、湯気のあがる朝食を見つめていた。
 しばしのち。

 マナ!!

「!?」
 突然、ユウの声が脳裏に響いた。触れてもいないのに伝わってくる強い感情。こんなことは初めてだ。
「ユウ!!」
 いやな予感がする。マナは食堂を出、老人の部屋へ急いだ。扉は開いたままだ。中へ駆け込む。
「おじいちゃん、ユウ!!」
 ユウは老人を抱き上げ、ベッドへと運んでいる途中だった。
「おじいちゃん、どうしたの?」
「倒れたんだ。マナ、薬を。いつものやつでいいから」
「ええ」
 ベッドの脇に落ちていた錠剤を、マナは拾いあげた。備え付けのバスルームに行き、グラスに水を入れ、戻ってくる。
 ユウは老人の背中を支えて起こしてやると、薬を口に入れてやった。グラスを口に運び、ゆっくりと傾けると、老人は静かにそれを飲んだ。
「おじいちゃん、大丈夫?」
 マナが心配そうに問うと、老人は安心させるように笑った。
「……ああ、大丈夫。少し、目眩がしてね。薬を飲んだから、もう落ち着くだろう…」
 だが、老人の顔は血の気が引いて、病的に白くなっている。
「何か食べないと」
「ああ、では何か温かいスープでももらえるかい?」
「ええ。すぐ温めて持ってくるから、待ってて」
 マナは急いで部屋を出ていった。食堂へと向かう足音が、老人の部屋まで微かに届いていた。

「――その時が、来たの?」

 老人に視線を向けずに、小さくささやきが洩れた。
 立ったままのユウを見、老人は椅子に座るよう促した。
「ああ、そろそろ、いかねばならんようだ」
「おじいちゃん――」
「わしがいなくなっても大丈夫かい…?」
 血の気のない渇いた指が、椅子に座ったユウのそれに重なる。ユウは取り乱したりせず、落ち着いていた。
「――大丈夫だよ。わかってたから。何も心配ない」
「そうか……」
 老人は悼ましげにユウを見つめた。まるで苦痛を堪えるかのように。
「おじいちゃん?」
「――おまえは、いつも哀しみを内に閉じこめてしまう。私達は、おまえに、心をそのまま伝えるということを、教え忘れてしまったのかもしれないなあ。
 でも、ここにはマナはいない。私達だけだ。心をそのまま表してもいいんだよ」
 ユウが困惑したように老人を見る。
「どうしてそんなことを?」
「おまえが、とても可哀相に見えるからだよ。いつも、決して手に入らないものを求めすぎているように、とても可哀相に見える」
 老人の言葉に、ユウは一瞬目を瞠り、それから痛みをこらえるように、一度ぎゅっとかたく目を閉じた。
「ユウ――」
「おじいちゃんの言うとおりだ。俺には、何も手に入らない。いつでも、俺は独りだ」
 老人はかすかに首を振る。
「独りではないよ。おまえは、決して独りではない」
「――だって、おじいちゃんは逝ってしまうじゃないか。どんなに俺が頼んでも、みんな先に逝ってしまうじゃないか!!」
「ユウ――」
「いつだって、俺は独りだ。みんな俺から離れていく」
 涙の伝うユウの頬を、老人は引き寄せ、横たわったままの胸に抱いた。
「ユウ。私が死んでも、おまえは独りにはならない。マナがいるよ。あの子が、おまえの傍にいてくれる」
 ユウはかすかに首を振る。
「――マナだって、いなくなる」
「いいや。マナはおまえを選ぶよ。きっとずっと、マナはおまえといてくれる。私達が与えてやれなかったものを、マナが、おまえに惜しみなく与えてくれるだろう――」


 マナが部屋にいても、老人は眠っていることのほうが多くなった。
 起きていても呼吸が荒く苦しそうに見える。
 量が増える薬は、老人の体力を奪わないように深い眠りを与えてしまうのだ。
「おじいちゃん、いつになったらよくなるの? あたし、何かできない? どうしたら苦しいのがなくなるの?」
 珍しく起きていても楽そうに見える老人に、マナは問うた。
「ありがとう、マナ。でも、これはもう治らないんだよ」
「どうして? 病気なんでしょ? だったら原因がわかれば治せるはずだわ」
「マナ、これは病気ではないんだ。寿命なんだよ。年をとりすぎて、命がつきるんだ。死ぬんだよ、もうすぐね」
 穏やかな口調にそぐわない内容だった。
 マナはじっと老人を見つめていた。老人は横になったまま顔だけをマナに向けていた。

「――死ぬって、どういうこと…?」

 聞きたくないように、小さな声だった。わかっているのに、何だかそれはまだマナにとって理解できるものではなかった。
 生命活動が停止すること。それが死。
 知識としてはわかる。だが、それが自分にとってどのような作用を及ぼすのか、見当もつかなかった。
「もう二度とこの目を開けないということだよ。もう二度とユウやおまえさんとこんなふうには話せないということだよ。
 死とは、永遠の解放でありながら、時には残酷だ。愛しいものとの永遠の別れも、確かにそこには在るのだから」
「いや……」
 マナは首を振った。
「マナ」
「いや、そんなのいや」
 マナは老人の死という言葉をにわかに理解した。もう会えなくなるのだ。もう、話せない。この瞳が、マナがあんなに憧れた美しい思い出を遠い眼差しで見ることがなくなるのだ。それは想像でも耐えられないことだ。
「おじいちゃん、いやよ。どこにも行かないで」
 涙が、マナの頬をとめどなく流れる。
「マナ、哀しんではいけない。残される者の哀しみが強いと、死んだ者は心安らかにはなれない。いつまでもそこにとどまり、安らぎの場所に向かえなくなるんだよ――」
「そんなのわからない。あたしたちをおいていくの? ここにあたしとユウを残して逝ってしまうんでしょ? そんなのいやだもの」
 溢れる思いを止めることはできなかった。
 今、老人が死を迎えようとしている。彼女の大好きな老人が、死のうとしているのだ。
「いや、いや、おじいちゃん。死んじゃいやよ。何でもするから、お願い、死なないで」
「マナ…」
「嘘でしょう、おじいちゃん。何処にもいかないで」
 涙に濡れるマナの頬に、老人はそっと手を伸ばした。だが、その手は震えていた。挙げることさえ、もうやっとなのだということが、マナにさらなる恐怖を与える。
「マナ。自分が何であるのかを見極めるのだ。生きていること、今ここに在ることだけでは、意味はない。意味とは、自分が決めるもの。自分で見いだすもの。それがあれば、どんなになっても、きっと生きていることはすばらしいと思える。
 私は幸せだったよ。とてもすばらしい人生だった――たくさんの仲間達と、そしておまえさんたちとすごせて、本当に、良かった」
 老人の呼吸が、浅く、速くなっていく。
「おじいちゃん!?」
 震える老人の手を、マナは必死で握った。少しでも震えを止めたい。そうしないと、存在がすりぬけていってしまいそうに思えた。
「マナ。おまえさんはいい子だ。本当に、いい子だ。おまえさんとユウは、私の生涯の中で、一番あざやかな色だった――」
 老人は、マナの背後にじっと立ち尽くすユウを見た。
「おじいちゃん……」
「ユウ。マナを守りなさい。全ての苦しみと哀しみから、マナを守るのだ。それができれば、おまえも幸せになれる。きっと」
「おじいちゃん、でも、俺は――」
「幸せになりなさい。二人とも――」
 静かに、老人は目を閉じた。
 それきり、動かなかった。
「おじい、ちゃん…?」
 答える声は、永遠に失われていた。


「いや……」
 永い凍えた沈黙の後、マナの声がかすれて漏れた。
「いやよ、こんなのいや。おじいちゃん、目を開けてよ。ねえ、起きて。約束したじゃない。もっとたくさん、いろんな話をしてくれるって言ったじゃない!!」
「マナ」
「いやよ、いやあっ!!」
「マナ!!」
 ユウがマナを強く抱きしめた。その瞬間、混乱したマナの中に、自分のものではない、もっと強く、もっと深い哀しみが入り込んできた。息がつまる、激しく、心の中だけで渦をまく感情の嵐。

 こんなに深い哀しみを知らない。
 こんな哀しみを、自分は持てない。

 これは、ユウのものだ。
「マナ、仕方ないんだよ。おじいちゃんはもう、十分生きたんだ。人間は、いつか死ぬんだ。おじいちゃんにも、その時が来ただけなんだよ」
 マナは顔をあげ、そう言うユウを見つめた。
 彼は、何処か虚ろにも思えた。
 マナはユウの背に手を回し、しっかりと彼を抱きしめた。
「ユウも泣きたいのね。泣いてもいいわ。一緒に、泣きましょう。そうしないと、ユウのほうが、壊れちゃうわ」
「――」
「苦しいの。これから、どうすればいいの。大好きだったのに。ずっと一緒にいたかったのに」
 マナは肩に、ユウの熱を感じた。押しつけるようにマナの肩に額をあて、彼はずっと黙っていた。
 それでも、ユウは泣かなかった。泣けなかった。
 深く激しく、その心の内は泣き叫んでいるのがわかるのに、その感情は、決して表には出てこない。
 冷たい壁に押さえつけられているように、ユウはただ黙ってマナを抱きしめていた。



「まだマナは見つからないの!?」
 一日おきの外からの通信は、シイナにとって決して喜ばしいものではなかった。
「捜索を続けなさい。あらゆる廃墟を探すのよ。見つかるまで、帰ってくるのは許さないわ!!」
 叫んで、シイナは通信を無理矢理切った。
「――」
 苛立ちでおかしくなりそうだ。
 捜索に向かわせたクローンは、そのほとんどが外に出たことのない者達だった。それ以外のクローンはドームを維持する重要な仕事についているため、そこを離れられない。かといって、シイナが自ら行くことは許可されない。彼女はあくまで指揮することを許可されただけ。捜索中彼女の身に何かあっては困る故に。
 シイナは、このドームの全てを掌握している。全ての機能は彼女を通じて円満かつ円滑に行なわれる。カタオカは指導者ではあるが、事後報告という形で把握するのみ。その全権をシイナに任せている。彼がシイナより強い権限を持つのは、あくまで議会においてだけなのだ。
「――」
 カタオカも、その他の議員も、クローン達も、シイナにとっては役に立たない厄介者にしか思えなかった。
 考えることさえ放棄した人間達。受け身にしかなれない無能者。役に立たないのなら、生きている価値さえないのに。
 いっそ一思いに殺してしまいたくなる。生きていなくてもかまわない。さっさと死んでくれればいいものを。
「まったく、なんてことかしら」
 椅子に身体を沈み込ませながら、シイナは大きく吐息をついた。
 マナとユウの捜索は、思うようにははかどらなかった。
 無理もない。いくら小さな島国とはいえ、それは、他の大陸と比べてのことだ。
 ドームは、島の中心よりやや南に位置している。気象すらコントロールし、苛酷すぎる環境を克服したとはいえ、無理な変動はどこかに歪みを引き起こす。穏やかにめぐる四季に対して、少しでも無理を避けようとしての対策であった。
 登録上の全ての人間とクローン達が南へ下った今、北はすでに彼等にとって未知の世界であった。減少しすぎた人口と進んだ科学力のために、穀物等を育てるための広大な土地を確保せずともよくなったのだ。
 打ち捨てられた建造物は廃墟と化し、各地に無残な姿を残している。多分、そのどれか一つに、ユウ達は隠れ住んでいるのだろう。
「マナ……」
 マナの身が、シイナは何より心配だった。外の世界で、どんなに恐い思いをしているだろう。どんな苛酷な生活を強いられているのだろう。
 考えるだけでいてもたってもいられなくなり、シイナは振り切るように部屋を出た。探しに出たい自分を押さえ、仕事に戻らなければならない。感情を静かに押さえる。足早だった彼女の歩みが、徐々に戻っていく。
 緩いカーブを描く廊下から直線に移動し、エレベーターへ向かう。その時、温室を見ているフジオミの姿を捕らえた。足音に気づき、フジオミが振り返る。
「やあ」
 今は、彼の存在そのものにさえ、苛立つ。
 こんな男が、今もっとも価値あるものだとは。
 エレベーターに乗り込むシイナに続き、フジオミが独り言のように呟く。
「議員達は、もうあきらめたほうがいいと思っているらしいね」
 同時に身体にかかる浮遊感。
「あなたも同じ意見なの」
 フジオミは肩を竦める。
「さあ。どうでもいいというのが僕の正直な意見だが、君が望むのなら、君の好きにすればいい」
 この事態が、彼にとって実に愉快なことのように、フジオミの口調は嬉々としていた。
 エレベーターが止まると同時に、ドアが開く。黙って廊下を歩きだすシイナに、背後からのフジオミの声。
「知っているかい、シイナ」
 不愉快さを隠さず、シイナは応える。
「何なの?」
「その昔、この地には美しい鳥がいたそうだよ。だが、人間が自分達の利益を満たす間にその鳥は繁殖の場を奪われ、乱獲され、とうとう滅んでしまった。
 自分達の愚かさに気づいた人間があらゆる努力をしても、結局それらを救うことはできなかった。滑稽なのはそのあとさ。別の大陸の全く同じ鳥を連れてきた。スペアがあるからそれで代用しようとした」
 歩みを止めて、シイナは振り返った。
 フジオミはかすかに微笑っていた。
「何が言いたいの」
「いいや。ただ、人間の愚かさはどんなに時を経ても変わらないものなのかと思ってね」
 肩を竦めるフジオミを、シイナは苛立たしげに睨んだ。
「私の行為が愚かだと言いたいの」
「耳に痛い真実は素直に聞けないものさ。僕が何を言っても君の耳には冗談としか聞こえないようにね」
 シイナの手が上がった。その手は鋭く風を切り、フジオミの頬を打った。
「――いきなり、それはないんじゃないか」
 あくまで彼は冷静に問う。それがシイナをより怒らせることを知っていながら。
「人類は滅びないわ。フジオミ、あなたには選ばれた者としての自覚が足りないようね。くだらないおしゃべりに時間をつぶす暇があるのなら、マナの心配でもすればいいわ」
「マナ、マナ。君の口から出る言葉はその名だけだな。まるで恋しているみたいだ」
 フジオミが息をつく。
「君自身の望みは? 君が君のために望むことは、何もないのか」
「私の望みは、マナが叶えてくれる。それこそが望みよ。そのためには、何を犠牲にしてもいい」
「じゃあ、僕の意志も? マナを愛していなくても、それが義務だと」
「ええ。そうよ。あなたとカタオカだって、私に義務を強いたじゃない。私はあなたを愛してもいない。それでもあなたは抱いたわ。同じ気持ちで、マナも抱けばいい。
 大いなる目的の前には、個人の些細な感情など、意味を持たない。あなたとカタオカが私にそれを教えた。あなたには責任がある。義務がある。特別な人間なのよ。それを、もっと自覚して行動しなさい」

「だがそれは、僕が望んだわけじゃない。君が望んで、そう生まれたのでもないように」

 冷徹とも思えるフジオミの声。
 その言葉の無責任さを、彼は自覚していなかった。
 そしてそれが、どれほどシイナを傷つけるのかも。

「今まで散々その恩恵に浸かってきたくせに、今更勝手なことを言わないで!!」

 堪えきれずに、シイナは叫んだ。
「あなたはマナとの間に子供をつくるのよ。それがあなたの義務だわ。私は私の義務を果たしている。あなたもあなたの義務を果たしなさい。それができないのなら、今後私に指一本触れないで!!」
 感情の高ぶりを押さえきれずに、シイナは不覚にも溢れた涙にさえ気づかなかった。
 気づいたのは、フジオミが意外にも、彼女がかつて一度だけ眼にしたことのある表情を、その顔に見せたからだ。
 あの、悪夢のような夜の中で――


――いやっ、フジオミやめてやめて、もういやあ!!

 二の腕を押さえつける確かな痛み。
 どんなに泣いて叫んでも、彼は繋いだ身体を離してはくれなかった。引き裂かれるような痛みと恐怖しかなかった。あまりの恐怖と苦痛に、彼女は自ら意識を手放した。目を覚ました時には覚めてくれる悪い夢だと祈りながら。
 だが、目を覚ましても始まるのは悪夢の続きだけ。全てが終わった後も残る身体の奥の鈍い痛みを感じて、シイナは無言で涙を流し続けた。

――シイナ。

 ためらいがちにかかる声。
 虚ろな瞳で見返すシイナには、おぼろげなフジオミが映る。
 まるで、大切にしていたものを自らの過ちで失ったような、どうしようもない後悔とよく似たやるせない感情が、瞳から伝わる。

 それは、壊れてしまった二人の関係を、もしかしたら彼も悔やんでいたのかもしれないと、一瞬だけシイナに思わせる表情だった。


 めまぐるしく甦る忌まわしい過去に、シイナの身体が拒絶反応を示した。
 嘔吐感と激しい震えに身体が支えを失い、膝が崩れる。
「シイナ!?」
 驚いたフジオミがとっさに腕を伸ばし、シイナを支えようとする。
「私に、触らないで!!」
 鋭い眼差しで、シイナはフジオミの手を拒んだ。
「――」
「言ったはずよ。義務を果たす気がないのなら、私に触れるのは許さない。
 さあ、消えて。その姿を私に見せないで。これ以上、私を不愉快にさせないでっ!!」
 伸ばした手を、しばしさまよわせ、フジオミは引いた。
 視線が絡み合い、わずかな沈黙の後、フジオミは無言で背後のエレベーターに乗った。シイナは壁に寄り掛かり、しばし泣いた。

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