ETERNAL CHILDREN ~永遠の子供達~

ラサ

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21 愛すればこそ

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 計画を実行するのに、マナには一つだけ気がかりがあった。
 ドームの見取り図はすでに把握している。問題はどうやって見つからずに管理区域に入り込むかだ。
 だが、それもすぐに解決した。
 天井を見上げて、気づいたのである。
 コンピュータから必要な情報を呼び出し、再度確認する。
 マナが計画を実行に移してから数十分後、フジオミがマナの部屋を訪れた。
「マナ、いるんだろう。入ってもいいかい」
 フジオミは、いくら呼んでも応えないマナに疑問を感じて、ドアを開けた。
「マナ――?」
 部屋に、彼女はいなかった。備え付けのバスルームからシャワーの音がする。
「マナ、話があるんだ。君が出てくるまでここで待っている。いいかい?」
 だが、応えはない。
 しばらく、フジオミは待ったが、一向にマナが出てくる気配はなかった。
「マナ」
 フジオミは、もう一度、声を大きく彼女を呼んだ。だが、今度も答えはない。
「マナ、いるんだろう?」
 ドアを叩くが、反応は返らない。何度ドアを叩いても、マナの声は聞こえない。
「大丈夫なのかマナ。開けるよ」
 ドアを開けたとたん眼前に溢れる白い湯気と熱気。
「マナ、大丈――」
 そこには、マナはおろか、誰の姿も気配もなかった。
 天井を見上げると、湯気の向かう換気用のダクトが開いたままになっている。ここは全ての区域と繋がっている。フジオミにはわかった。マナはここを出ていくつもりなのだ、自力で。
「ユウを待たずに、自分の力で、君はここを出ていくのか…」
 フジオミは不思議な感慨に囚われた。
 自分より一回りも年下のあの少女は、もはや自分達とは違うのだ。自分の目で見、自分の頭で考え、判断し、行動できる。

 なんて、強い。

 マナは自分達とは違う。とても強い。その強さで、きっと彼女は望むものを得られるだろう。
「――」
 フジオミは、急いで部屋を飛び出した。自分も、動きださなくてはならない。
 自分にも、できることがあるのだ。彼女の望みを叶えるために。
 いつになく気分が高揚しているのを、フジオミは嬉しく感じていた。
 自分が何をしたいのか、どうすればいいのかわかることは、とても気分がいい。これでやっと、自分も動きだせるのだ。


「ダクトの中に生体反応がある?」
 シイナはその報告を受けた時、一瞬、ユウが生きていたのかと思った。
「データをよこして」
 すぐにコンピュータでダクトの見取り図が表される。赤い点滅が生体反応だ。ゆっくりではあるが、管理区域を進んでいる。入り込んだ時点で追跡されているのにも気づいていない。警報が鳴らないのは、うまく警報装置がある場所を迂回して進んでいるからだ。
「警報装置のある場所を迂回しているとして、どこに向かっているの?」
「おそらく、1階の倉庫に向かっているのだと思われます」
「倉庫?」
 外からの侵入者でなく、居住区にいるマナを狙っているわけでもない。これでは、中から外に出て行こうとしているようだ。
「まさか、マナ……?」
 その時、彼女等を照らす明かりが消えた。
 続いてけたたましい警報が、鳴った。


 足元をかろうじて照らす水銀灯をたよりに、フジオミは暗闇の中を壁伝いに歩いていた。先程の警報でシイナも居住区にいるはずのマナの安否を確認する。そうすれば、マナがいないことに気づくはずだ。
 確かもう少し行けば、次の角に水銀灯が見えるはずなのだ。そして、その下のボックスには非常事態用の工具がある。ライトもあるはずだ。
 ドームの電気系統の配電盤の、さほど重要でない配線を切ったのはフジオミだった。
 緊急時には非常用の電源は全てドームの機能を維持するために使われる。住居区は特に後回しにされるのだ。シイナが直接居住区に確認にいくはずだ。それで、少しは時間が稼げる。シイナがマナの不在に気づくその前にマナを見つけださなければならない。
 きっと彼女は管理区域の倉庫に向かっているだろう。ここ一週間、車の運転を教わっていると聞いていた。ならば、それで逃げようとするに違いない。
 急いでいたフジオミが、突然動きを止めた。暗闇の中に、人の気配を感じるのだ。
「誰だ――?」
 答える声はない。
「…ユウ、君か?」
 とっさにそう口にしていた。答えはない。ただ動かずにじっと、そこにいる。
 だから、フジオミは確信した。
「マナは部屋にはいない。管理区域に行ったんだ。自分一人でここを出ていこうとして」
 答えがなくても、フジオミは構わず話しかける。
「僕を連れていってくれ。君がマナを愛しているように、僕はシイナを愛している。僕が彼女を止める。だから、彼女を」
 傷つけないでくれ。
 最後まで言う必要はなかった。無言のまま、影が動いた。
 腕に触れる手を感じた時、フジオミは思わず身体を強ばらせた。
「俺がわかるのは研究、居住区域だけだ。この暗闇で、ここが管理区域の何処なのかもわからない。あんたならわかるな」
 低い声がささやくようにもれる。
「ああ。だがその前に質問を。一体君は今まで何処にいたんだ? あの廃墟にはいなかったんだろう。調査させたが、君の死体は愚か、荒れ放題だったと聞いたぞ」
「簡単だ、ここにいたんだ」
「ここに? このドームにか?」
「ああ。居住区域には部屋は有り余ってる。その一つを使ってたんだ。俺はマナほどあの女を甘く見ない。力の使えない俺じゃ見つかったらすぐにやられるのはわかってた」
「傷は、大丈夫なのか」
「ああ。すぐに治した。それからここへ跳んだんだ。力の使い過ぎで疲れてたから、それからずっと眠ってたんだ」
「治癒能力もあるのか。驚いたな」
「それよりも早く、マナのところへ」
「そうだった。君がいるなら簡単だ。シイナを追えばいい。彼女は必ずマナを見つけだす」




 フジオミが思ったより早く、電源は切り変わった。
 突然の暗闇に慌てはしたものの、廃墟群ですでに暗闇には慣れっこだったマナは、その隙をついて見事に管理区域の2階に入った。ちょうど非常階段の手前の天井にあるダクトの通気口を開け、慎重に廊下に下りる。
 階段をかけ下りるマナの姿に、二、三人のクローン達が気づいた。訝しげな表情で彼女を見ているが、捕まえようとはしない。どうやらまだ気づかれていないらしい。マナは彼等の横を全速力でかけ抜けた。
 ようやく一階までたどりついた。後は倉庫へ向かうだけでいい。
「マナ!!」
 背後で声が響いた。振り返ると、五、六人のクローンを従えたシイナの姿が目に映る。
「そばに来ないで!!」
 追いついたシイナは驚きを隠さない表情でマナを見ていた。
「マナ、どういうこと!? どこへ行こうって言うの!?」
「――」
 見つかってしまった。あとほんの少しだったのに。
 クローンがマナをシイナのもとへと連れていこうと腕を伸ばす。
 その時。

――マナ!!

 駆け抜ける、強い意志。
 懐かしい、心だけに届く声。
「――ユウ、あなたなの…?」
 自分を呼ぶ声が聞こえる。
 言葉ではなく、思いが、胸に響く。
 誰よりも、誰よりも、自分だけを求める想い。
 ユウが来たのだ。
「――」
 マナはクローン達の不意をついて走りだした。少しでも早く、近く、ユウの所へ行かなければ。
 背後でシイナの怒鳴る声がした。きっとクローンを叱咤したのだろう。
 ホールを横切り外へでる扉に向かうマナは、樹脂ガラスに区切られた区画の最短距離を駆け抜ける。
「止まりなさい、マナ!!」
 背後から銃声がした。
 振り返るマナ。
 シイナは先程まで天井に向けた銃を、構えたまま立っていた。今はマナに、照準をあわせて。
「博士――」
 だが、不思議と恐怖はなかった。シイナが自分を撃つはずがないと、確信しているのではない。彼女は本気だ。
 それでも、マナは平気だった。
 撃たれてもいい。そう思った。
 自分の思いを、どうしてもシイナにわかってもらいたかった。
「マナ、どうしたって言うの? なぜこんなことを? まさかここを出て行くつもりなの? 正気じゃないわ」
「ごめんなさい、博士。でも、あたしは行くわ。ユウと行くの。彼はあたしを連れていってくれる。どこまでも続く砂漠の果て、海を越えた世界の果てまでも」
 マナの落ち着いた言葉に、シイナは無表情な顔をほんの少し歪ませた。
「あなたは、自分が何を言っているかわかっているの?」
「ええ。あたし、彼を愛してるの」
「何を言っているの? 愛だなんて、あなたは勘違いをしているのよ。ユウと行くなんて、彼は死んだわ。できっこない。生きていたって許されるわけはないでしょう?」
「あたしが、ユカのクローンだから?」
 シイナは驚いてマナを見る。
「マナ――」
「知ってるのよ、あたし。でも、知っていてもユウが好き。親子でも構わない。そんなことにもう意味はないから。どうせあたしたちの間に子供は産まれない。あたしたちは、ただ一緒にいられるだけでいいの」
「許さないわ、そんなこと!!」
 鋭い声と同時の銃声。肩に近い髪の一房を、弾が掠めた。
 硝煙と髪の焦げた匂い。
「――」
 マナは静かに立っていた。
 対して、シイナは肩を震わせ、引き金を引いた自分に取り乱し、動揺を隠せずに立っている。照準を、マナに合わせたまま。
「行かせないわ。あなたが必要なの。他の誰よりも、あなただけが必要なのよ。
 なぜわからないの、マナ? あなただけが、私達を救えるの。
 あなたに、私達人類の全てがかかっているのよ」
 マナは首を振る。
「博士。わかって。あたしユウが好きなの。彼を愛してるの。彼じゃないと、駄目なの」
「馬鹿なこと言わないで!!」
 ヒステリックな声が廊下に響いた。
「ユウはあなたの息子よ。生殖能力を持たないのよ。彼を選んでも子供は産めないわ。
 あなただけが、あなたとフジオミだけが子供をつくれるの。ユウを選べば、人類は滅びてしまうのよ!!」
 その時初めて、マナはシイナを憐れんだ。
 彼女にはきっとわからない。彼女もまた、この歪んだ社会の犠牲者なのだ。
 誰も、シイナに教えなかった。知らないまま、彼女はここまで来た。今何を言っても、彼女は理解してはくれまい。そしてそれでも、マナはシイナを愛していた。
 どうしてだろう。愛するということは、こんなにもたやすく心に溢れるものなのに。
 なぜ、ここにいる誰も、彼女にそれを教えられなかったのだろう。

「――あたしは博士が好きだった。フジオミも好きだった。何も知らない頃のここの生活も確かに好きだった。
 でも、ユウの方がもっと好きなの。
 行かせて、博士。あなたを、憎んでしまわないうちに」

 揺るぎない意志。
 何があろうとも変わらない、毅然とした態度のマナを前に、シイナは驚愕した。
 まるで初めて会った、見ず知らずの少女を見ているようだった。
「あなたは、本当に私のマナなの……」
「ええ、博士。あたしはマナ。でも、あなたのじゃないわ。あたしはあたしだけのもの。
 たくさんの哀しみを知ったわ。それ以上の苦しみも。博士が知らないことでさえ。
 そして、人を愛することも知ったの。何の打算もない、ただあるがままの愛を知ったのよ。だからあたしは行くの」
 マナは微笑った。決してシイナが理解できない、穏やかな笑みで。
 シイナは決して認めない。
 どうして認めることができようか。マナだけが、彼女の唯一の希望であったのだから。
 わかりすぎるからこそ、マナは黙ってシイナを待っていた。
「――行かせないわ。絶対に行かせない。あなたには責任がある。人類を救う義務があるの。それは何においても優先されなければならないのよ」
 シイナは震えていた。
 銃を構えているのは彼女の方なのに、自分こそが今にも死に曝されているかのように、蒼白だった。
「裏切らないで、マナ。あなただけは、私を裏切らないで。
 あなたは違うはず。頭のいい子だもの。自分がどんな愚かな振る舞いをしているか、落ち着いて考えればすぐにわかることよ。
 そう、あなたには考える時間が必要なのよ。落ち着いて考える時間が――」
 シイナの指が再び引き金を引くその寸前に。

「やめろ!!」
「シイナ!!」

 二つの声が、同時に響いた。
 それから、彼らの両側に聳えたつ樹脂ガラスが一斉に砕けた。圧力に耐えきれぬように。
 瞳を閉じるその一瞬に、シイナは何もない空間からフジオミの姿が現われたのを見た。
「!!」
 自分の身体が、大きな腕に抱かれて床に倒れこむのを感じた。
 身体に響く強い衝撃。
 砕けたガラスの散らばる音。
 両手で握っていた銃が手を離れて転がる。気が遠くなりかけた。

「マナ!!」

 名を呼ぶ声に、マナが視線を向けた。
 彼女を避けるように崩れ落ちた樹脂ガラスの向こうに、ユウがいる。

「ユウ!!」

 その声に、シイナと、かばったフジオミもそちらを向く。
「マナ、ユウと行け」
「フジオミ、あなた何言ってるの!?」
 マナが振り返る。
 フジオミはマナに、もう一度告げる。
「君はもう自由になっていい。自分で判断して、自分の一番望むところに行けばいい」
 数秒、二人の視線が絡み合い、
「あたし、行くわ」
 マナは二人に背を向けて走りだした。
「駄目よ、マナ、戻って!!」
 悲鳴のようなシイナの声にも振り返らなかった。
 マナはガラスを越え、ユウの胸に飛び込んだ。
「連れていって、ユウ」
「ああ。連れてく。今度こそ、放さない」

 抱き合う二人の姿がそのまま空に融けるように見えなくなった。

 それが最後だった。

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