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第二幕 肆
無機質な場所
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夏休みが終わって、以前と同じ日がやってきた。
大学の女子寮に入っている私は、お風呂とトイレ別、小さいキッチン付きのワンルームの部屋で生活をしている。
ワンルームと言うだけあって場所が限られているから、部屋にはベッドと折りたたみテーブル以外の余計なものは置いていない、小ざっぱりした部屋だった。
朝早く起きて支度を済ませて学校に向かう。
一度外へ出れば、街は沢山の車と沢山の人達が行き交っていて大通りを歩けば人と肩がぶつかりそうになる、とても賑やかで、朝も夜もないほどやっぱり喧騒としてる。
首都高速道路が頭上を通り高いビルが所狭しと並んでいて、お洒落なお店も軒を連ねてる。賑やかな商店街もたくさん。ニオイは……排気ガスと下水と、飲食店から時々流れて来る食べ物のにおいだけ。空気も綺麗とは言えないし、見上げた空は排気ガスのせいでうっすらと靄がかかったように濁ってる。
ここは、自然のにおいなんてどこにも感じられない。
確かに東京はちょっと買い物に行くには便利もいいし、どこへ行くにも交通手段は幾らでもあって困ることがない。コンビニや病院だってあっちこっちにあるし、そう言う意味では心配もいらない。欲しいものは何でもすぐに手に入って、行きたいところにはすぐに行けて……。
だけど、何でも手に入るのに何も心に残らない……。
思い出とかじゃなくてもっと本質的なもの。それが何も残らないんだ。
無機質。
その言葉が一番しっくり来てるかもしれない。
一人は寂しいから、賑やかな街に出てその寂しさを紛らわす人も沢山いるけれど、結局帰れば寂しいはずっと心にあって、虚しさだけが残る。
それはなぜかって……。だって、暖かいと思えるようなぬくもりがどこにもないんだもの。
ここに住む人たちの人間関係は、親しい友人や家族、恋人以外は完全にシャットアウトしている。そりゃ、電車では困っている人や具合が悪そうな人がいたら親切に席を代わってくれる人も中にはいるけど、でも、ほとんどの人がやっぱり素知らぬ顔。
そう言うのを見ていると、やっぱり皆目の前の事に追われ過ぎていて心に余裕がないんだ。いつでも解放されてるはずなのに、見えない扉が無数にあって何だか封鎖された世界みたい。
夢を描いて都会に出てきても、田舎がある人は最終的にやっぱり田舎に帰りたいって思ってしまうのは、心の根っこに暖かい繋がりがあって、それを知ってるからなんだと思う。
この風景がこれまで私が見ていたいつもの光景なのに、今じゃ違和感しか感じられない。まだ夏休みが開けて間もないせいでもあるんだろうけど、私の気持ちはこの場所にはいなかった。
「はぁ……」
ぼんやりとそんな事を思いながら、一時限目の講義の為に講堂に来て、窓際の席を陣取った。
筆記用具とノートを机の上に出しはしたけど、こんな調子じゃ先生の話す内容が全くと言っていいほど頭に入らないんだろうなぁ。
これじゃほんとに留年しちゃうかも……。そうならないように気合を入れなきゃいけないのは分かってるんだけど、こう、すっかり腑抜けちゃって気が抜けてる。
何度吐いたか分からないため息を吐いて外を見ていると、ふと、どこからか入ってきた野良猫の姿を見つけた。
猫だ。
「……幸之助、元気かな」
高知から帰ってきてまだ二週間くらいしか経ってないのに、懐かしくてしょうがなくなる。猫の姿を見る度に思い出すのは幸之助のことばかり。
大学の敷地内を悠々と歩く猫が通り過ぎると、まるでその後を追いかけるように今度は茶色い犬が駆けてきた。そして私の視線の先で止まるとキョロキョロと辺りを見回し、またすぐにタタタっと駆け出してどこへやら、行ってしまった。
動物はのんきで良いわよねぇ……。うちの大学って、こんな自由だったかしら。
そんな事を考えながら頬杖をついて講義が始まるまでぼんやりと外を見ていると、突然背後からガバッと誰かが覆い被さられ、私はビクッと体を震わせた。
「!?」
「はぁ~。だっるぅうぅ!」
耳元で気怠そうにそう呟くのは、この大学で友達になった愛華《まなか》だった。
まさかとは思ったけど、私に抱き着いて来たのが彼女だと分かると途端に脱力してしまう。
「なぁんだ。愛華か……」
相手に失礼なくらいがっかりしてる自覚はあるんだけど、何かこう……違うのよね。
愛華は私の態度にムッと眉根を寄せて、怪訝な顔を浮かべる。
「何だとは何よ。それって随分な言い方じゃない? ま、いいけど」
そう言いながら私の隣にカバンを下ろして座って来る。
ちらっと彼女を見れば、彼女は今日も女子らしい格好をしていた。
ピンクの肩出しトップスに白のミニスカート、水色のパンプスといういかにも大学が終わったら合コンに行くつもりと分かる恰好。
私と言えば、大きめのしずく型のトップが付いた茶色い革紐の長めのネックレスに黒シャツとジーパン。靴はスニーカーと、どちらかと言えばボーイッシュな格好をしていた。カバンも普通のリュックだし。
誰に見せるとかそう言うのも無いし見せたい相手もいないもの。……ここには。
「で? コウノスケって誰よ」
「え?」
講義が始まる鐘の音が鳴り始めても机の上に何も出さず、愛華はずいっと私に顔を寄せてきて、値踏みでもするかのような目でそう訊ねてきた。
彼女のその言葉に私は思わずきょとんとしてしまう。
「だから、こ・う・の・す・け。今呟いてたじゃん」
ニヤニヤしながら私を見て来る愛華を見て、「あ」と思わず声を漏らしてしまった。
講堂に先生が入って来るのを見ながら、愛華はぐっと声を落としてくる。
「男を探しに来たわけじゃないって言いながら、結局いい男見つけてきたんでしょ~?」
「……べ、別に、そんなことないわよ」
私は僅かに狼狽えながら視線を逸らした。
男を探しに行ったわけじゃないって言うのは本当だもの。でも、ただ偶然、良いご縁に恵まれたって言うだけで、そんなガツガツしに行った訳じゃないわ。
それに相手は……人じゃないし……。
「それでそれで? そのコウノスケって随分古風な名前の男の人って、どんな人?」
「……猫」
「猫?」
「そう。幸之助って名前の猫よ」
間違いじゃない。幸之助は猫だもの。元、だけど。
今度は愛華がきょとんとする番だったけれど、すぐに眉間に深い皺を寄せる。
「嘘ね。ほんとはコウノスケって名前の男が出来たのに、あたしがヤキモチ焼くからって変に気を使ってるんでしょ。そう言うのいらない。そう言うのが余計傷つく。だから本当の事言いなさいよ」
「嘘じゃないってば。高知にいる時にお世話になった家の猫の名前が幸之助って言うの。凄く人懐っこくて甘え上手だったから、また会いたいなぁって思ったの」
これも嘘じゃない。また会いたいのよ。
だけど自分にけじめをちゃんとつける為だから、来年の夏まで我慢するわ。
愛華にそう伝えても、彼女はまだ疑り深い顔してるから、私は高知にいる時に何気なく撮った全然別の猫の写真を見せた。
「ね?」
「えぇ~? マジ?」
「こらそこ。騒ぐなら外に出なさい」
愛華は相当面白くなかったらしく、思ったよりもでかい声で呟いて先生に注意されてしまった。
愛華は咄嗟に「すみません」と謝り、ノートを取る振りをしながらまた体だけ私に寄せて話を続ける。
「本当にいなかったの? いい男」
「いるわけないでしょ。何度も言うけど、お爺ちゃんとお婆ちゃんだけだってば」
私は机の下で携帯のギャラリーに入っている写真をフリックしながら見せていると、愛華はようやく納得したようで「ほんとだ……」とつまらなさそうに呟いた。
「……ん? ねぇ。これ何を撮りたかったの?」
そう言われて画面を見ると、それは幸之助を撮った写真だった。
彼はレンズに映らないから、映っているのは石垣とお茶の木の根元だけ。
そりゃ確かに何を撮りたかったか分からない写真よね……。
「何か、間違えて撮っちゃったのよ」
そう言うと携帯の画面を落としてそっとポケットにしまい込んだ。
大学の女子寮に入っている私は、お風呂とトイレ別、小さいキッチン付きのワンルームの部屋で生活をしている。
ワンルームと言うだけあって場所が限られているから、部屋にはベッドと折りたたみテーブル以外の余計なものは置いていない、小ざっぱりした部屋だった。
朝早く起きて支度を済ませて学校に向かう。
一度外へ出れば、街は沢山の車と沢山の人達が行き交っていて大通りを歩けば人と肩がぶつかりそうになる、とても賑やかで、朝も夜もないほどやっぱり喧騒としてる。
首都高速道路が頭上を通り高いビルが所狭しと並んでいて、お洒落なお店も軒を連ねてる。賑やかな商店街もたくさん。ニオイは……排気ガスと下水と、飲食店から時々流れて来る食べ物のにおいだけ。空気も綺麗とは言えないし、見上げた空は排気ガスのせいでうっすらと靄がかかったように濁ってる。
ここは、自然のにおいなんてどこにも感じられない。
確かに東京はちょっと買い物に行くには便利もいいし、どこへ行くにも交通手段は幾らでもあって困ることがない。コンビニや病院だってあっちこっちにあるし、そう言う意味では心配もいらない。欲しいものは何でもすぐに手に入って、行きたいところにはすぐに行けて……。
だけど、何でも手に入るのに何も心に残らない……。
思い出とかじゃなくてもっと本質的なもの。それが何も残らないんだ。
無機質。
その言葉が一番しっくり来てるかもしれない。
一人は寂しいから、賑やかな街に出てその寂しさを紛らわす人も沢山いるけれど、結局帰れば寂しいはずっと心にあって、虚しさだけが残る。
それはなぜかって……。だって、暖かいと思えるようなぬくもりがどこにもないんだもの。
ここに住む人たちの人間関係は、親しい友人や家族、恋人以外は完全にシャットアウトしている。そりゃ、電車では困っている人や具合が悪そうな人がいたら親切に席を代わってくれる人も中にはいるけど、でも、ほとんどの人がやっぱり素知らぬ顔。
そう言うのを見ていると、やっぱり皆目の前の事に追われ過ぎていて心に余裕がないんだ。いつでも解放されてるはずなのに、見えない扉が無数にあって何だか封鎖された世界みたい。
夢を描いて都会に出てきても、田舎がある人は最終的にやっぱり田舎に帰りたいって思ってしまうのは、心の根っこに暖かい繋がりがあって、それを知ってるからなんだと思う。
この風景がこれまで私が見ていたいつもの光景なのに、今じゃ違和感しか感じられない。まだ夏休みが開けて間もないせいでもあるんだろうけど、私の気持ちはこの場所にはいなかった。
「はぁ……」
ぼんやりとそんな事を思いながら、一時限目の講義の為に講堂に来て、窓際の席を陣取った。
筆記用具とノートを机の上に出しはしたけど、こんな調子じゃ先生の話す内容が全くと言っていいほど頭に入らないんだろうなぁ。
これじゃほんとに留年しちゃうかも……。そうならないように気合を入れなきゃいけないのは分かってるんだけど、こう、すっかり腑抜けちゃって気が抜けてる。
何度吐いたか分からないため息を吐いて外を見ていると、ふと、どこからか入ってきた野良猫の姿を見つけた。
猫だ。
「……幸之助、元気かな」
高知から帰ってきてまだ二週間くらいしか経ってないのに、懐かしくてしょうがなくなる。猫の姿を見る度に思い出すのは幸之助のことばかり。
大学の敷地内を悠々と歩く猫が通り過ぎると、まるでその後を追いかけるように今度は茶色い犬が駆けてきた。そして私の視線の先で止まるとキョロキョロと辺りを見回し、またすぐにタタタっと駆け出してどこへやら、行ってしまった。
動物はのんきで良いわよねぇ……。うちの大学って、こんな自由だったかしら。
そんな事を考えながら頬杖をついて講義が始まるまでぼんやりと外を見ていると、突然背後からガバッと誰かが覆い被さられ、私はビクッと体を震わせた。
「!?」
「はぁ~。だっるぅうぅ!」
耳元で気怠そうにそう呟くのは、この大学で友達になった愛華《まなか》だった。
まさかとは思ったけど、私に抱き着いて来たのが彼女だと分かると途端に脱力してしまう。
「なぁんだ。愛華か……」
相手に失礼なくらいがっかりしてる自覚はあるんだけど、何かこう……違うのよね。
愛華は私の態度にムッと眉根を寄せて、怪訝な顔を浮かべる。
「何だとは何よ。それって随分な言い方じゃない? ま、いいけど」
そう言いながら私の隣にカバンを下ろして座って来る。
ちらっと彼女を見れば、彼女は今日も女子らしい格好をしていた。
ピンクの肩出しトップスに白のミニスカート、水色のパンプスといういかにも大学が終わったら合コンに行くつもりと分かる恰好。
私と言えば、大きめのしずく型のトップが付いた茶色い革紐の長めのネックレスに黒シャツとジーパン。靴はスニーカーと、どちらかと言えばボーイッシュな格好をしていた。カバンも普通のリュックだし。
誰に見せるとかそう言うのも無いし見せたい相手もいないもの。……ここには。
「で? コウノスケって誰よ」
「え?」
講義が始まる鐘の音が鳴り始めても机の上に何も出さず、愛華はずいっと私に顔を寄せてきて、値踏みでもするかのような目でそう訊ねてきた。
彼女のその言葉に私は思わずきょとんとしてしまう。
「だから、こ・う・の・す・け。今呟いてたじゃん」
ニヤニヤしながら私を見て来る愛華を見て、「あ」と思わず声を漏らしてしまった。
講堂に先生が入って来るのを見ながら、愛華はぐっと声を落としてくる。
「男を探しに来たわけじゃないって言いながら、結局いい男見つけてきたんでしょ~?」
「……べ、別に、そんなことないわよ」
私は僅かに狼狽えながら視線を逸らした。
男を探しに行ったわけじゃないって言うのは本当だもの。でも、ただ偶然、良いご縁に恵まれたって言うだけで、そんなガツガツしに行った訳じゃないわ。
それに相手は……人じゃないし……。
「それでそれで? そのコウノスケって随分古風な名前の男の人って、どんな人?」
「……猫」
「猫?」
「そう。幸之助って名前の猫よ」
間違いじゃない。幸之助は猫だもの。元、だけど。
今度は愛華がきょとんとする番だったけれど、すぐに眉間に深い皺を寄せる。
「嘘ね。ほんとはコウノスケって名前の男が出来たのに、あたしがヤキモチ焼くからって変に気を使ってるんでしょ。そう言うのいらない。そう言うのが余計傷つく。だから本当の事言いなさいよ」
「嘘じゃないってば。高知にいる時にお世話になった家の猫の名前が幸之助って言うの。凄く人懐っこくて甘え上手だったから、また会いたいなぁって思ったの」
これも嘘じゃない。また会いたいのよ。
だけど自分にけじめをちゃんとつける為だから、来年の夏まで我慢するわ。
愛華にそう伝えても、彼女はまだ疑り深い顔してるから、私は高知にいる時に何気なく撮った全然別の猫の写真を見せた。
「ね?」
「えぇ~? マジ?」
「こらそこ。騒ぐなら外に出なさい」
愛華は相当面白くなかったらしく、思ったよりもでかい声で呟いて先生に注意されてしまった。
愛華は咄嗟に「すみません」と謝り、ノートを取る振りをしながらまた体だけ私に寄せて話を続ける。
「本当にいなかったの? いい男」
「いるわけないでしょ。何度も言うけど、お爺ちゃんとお婆ちゃんだけだってば」
私は机の下で携帯のギャラリーに入っている写真をフリックしながら見せていると、愛華はようやく納得したようで「ほんとだ……」とつまらなさそうに呟いた。
「……ん? ねぇ。これ何を撮りたかったの?」
そう言われて画面を見ると、それは幸之助を撮った写真だった。
彼はレンズに映らないから、映っているのは石垣とお茶の木の根元だけ。
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