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第二幕 肆
思いがけない出会い
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「あ、ねぇねぇ。そう言えばさ、うち学部に新しい人が編入してきたって知ってる?」
愛華は突然そんなことを言い出した。
私は先生が黒板に書いていることをノートに取っていたんだけど、手を止めて彼女を見る。
こんな時期に編入生なんてすごく珍しいじゃない。
「新しい人?」
「そ。他の学校から編入だって」
「へぇ。頭いいのね」
「あたしもまだどんな人か見れてないんだけどさ~、あたしらと同じ学部じゃん? めちゃくちゃ気になるんだよねぇ。顔面偏差値の高い男だったら絶対アタックするんだけどなぁ~」
一人、うっとりとした顔を浮かべ理想を思い描く彼女を見て、私は苦笑いを浮かべてしまった。だって、愛華の判断基準っていつも顔か金かでしかないんだもの。
そんな上辺だけで決めてしまって、上手くいけばいいけれどそうならなかった場合、痛い目見るんだから。
我が親友ながら、本当につくづく心配になるわ。
呆れた顔でノートを取り始めると、愛華は輝いた目をこちらに向けて、まだ見ぬその編入生への期待に興奮気味に詰め寄ってきた。
「ねぇねぇ、加奈子は興味ない?」
「別にないわ」
私はさらりとそう言い、彼女を振り返ることなくノートを取り続ける。そんな私に愛華はそれまでの輝かしい表情から一転、真顔で私に更に詰め寄って来た。
「……あのさ、加奈子。元カレと別れてもう一年ぐらい経つじゃん? 大変だったのは分かるんだけど……そろそろ次に踏み出してもいいと思うんだよね、あたし。じゃなきゃいつまでもあいつに囚われっぱなしになってるみたいだよ?」
元カレ、と言う言葉を聞いて私の手が思わずピタッと止まった。
……思い出したくない過去を思い出させるような事言わないでよ。本当に散々だったんだから。
私は自分の書いていたノートを見つめたまま、ぼんやりと思い出す。
――俺に迷惑かけるんじゃねぇぞ。
私の胸倉を掴んで、凄みのある目で見ながらそう呟いた言葉が耳に蘇る。
あいつと一緒にいた時は、本当に毎日憂鬱だった。楽しい時も時々はあったけど、それも一時のまやかし。高圧的な態度と、もっともらしい言い分でこっちの心に取り入ってきて絶対服従状態にまで落とし込まれた。精神的にも洗脳状態にされて、脅迫までされてもそれが当たり前なんだと思わせるくらいには頭が侵されていた。
その状態に陥ってるのが異常だと気付いたのは、刑事事件にまでなってから。あの男は他の人にも同じことをしていたらしくて、そこから私も当事者として警察に呼び出されたり聴取されたりと、精神的にこれ以上ないくらいの苦痛を味わわされた。
だから、余計に新しい彼氏を作る気なんかなくなったし、元々仲が良かった人以外は信じられなくなって、文字通り人間不信になったんだ。
でも、本当はそう言う自分が嫌いだった。
人を信じられないなんて、そんな悲しい事ある? でも、人は簡単に裏切ったり、人の弱みに付け込んで自分が優位に立とうとする。もちろんそうするのは一部の人間だけで、誰でもってわけじゃないのは分かってる。だけど、そう言う人にがんじがらめにされてきたら、全員がそう見えてしまうじゃない……。
「……」
無意識にもぐっと握り締めたシャーペンに強い筆圧がかかって芯が折れた。
あぁ……そうだ。東京にいる間は何かにつけて憂鬱な気分になりやすい。それもこれもその元カレが住んでいる場所だって言うのもあるし、この解放されたように見える封鎖都市にいるからだ。
気を紛らわせる場所もたくさんあるのに、安心感も忘れられるのもその時だけ。
だから私は旅に出ようと思った。元々好きだったし、前からやってみようと思っていた四国八十八か所巡りを旅の目的にして、私の身に起こった嫌な事を忘れたいと思って行ったんだ。
自分の煩悩を消すために巡っている間は本当に楽しかった。何より、人の温かさに触れている内に本当に心が癒されていったんだもの。
そこで最終的に巡り合ったのが幸之助や仁淀川町の人たちだった。
幸之助たちは人じゃないけど、彼らは誰よりも人間らしいあやかし。ひたむきで優しくて心から愛しい。彼らの為に私も頑張りたいと思えた。
真吉さんが、江戸の百万石の大名になんか興味ないって言ってた意味がよく分かる。閉鎖してるのがどっちかなんて、こっちの人に言わせたら田舎の方が閉鎖的だと言うけどそうじゃない。心は閉鎖されてなんかいないもの。
こんなところ、一人でいるの嫌だな……。
私はそう思いながら、ポケットに入れていた幸之助から貰ったお守りを無意識に握り締めていた。
「……加奈子?」
「……ん。何でもない」
黙り込んだ私に、気を悪くさせたと思った愛華は申し訳なさそうに声をかけてきた。
彼女も、別に悪気があって言ったんじゃないってことは分かってる。私の為を思ってそう言ってくれてるのよね。
「私は大丈夫よ。もうすっかりね」
私は笑みを作ってそう答えると、愛華はそれ以上何も言っては来なかった。
講義が終わり、私は次の時間まで中庭で一人ベンチに座りコーヒーを飲んでいた。
愛華が悪いとは思わないけれど、それでも嫌な事を思い出してしまったから、気持ちがすっかり滅入ってしまってため息しか出ない。
私は何気なくポケットに入れた幸之助からのお守りを取り出し、中が何なのか触ってみた。けど、丸いと言うだけでそれが何なのかは分からない。
『私とあなたを結んだ、大切なお守りです』
幸之助はそう言っていたっけ。
お守りだから開けて中を見るわけにはいかないし、でも触ってみただけじゃ何なのかよく分からない。なんなんだろう、これ。
「……面白いもの、持ってるね」
ふと背後から声を掛けられた私はそちらを振り返ると、そこには見たことのない男の人が立っていた。にこにこと笑っているさわやかな青年って感じ。年の頃で言えば私と近いのかしら。少しくせのあるふわふわした茶色の短い髪の毛をしていて、目元は愛嬌があると言うか、人懐っこそうな印象を持たせた。
格好は白のTシャツに青い柄物のシャツを重ね着して、ちょっとダボッとしたカーキ色の足首が見えるズボン。靴は普通のスニーカーを履いてる。耳には幾つかピアスとか空けてるし……。
どこからどう見てもチャラチャラしてる人だわ……。
「……誰?」
「あれ? おかしいな。分からない?」
そう訊ねられて、ふと先ほどの愛華の言っていた「編入生」の事を思い出した。
「もしかして、編入してきたって言う人?」
「う~ん。違うかな」
え……じゃ誰よ。
私が思い切り怪訝な顔をしていると、彼はぷっと顔を膨らませて焦らすような物言いで話し始める。
「ほらほらぁ、分かるでしょ?」
「……分からない」
「えぇ~、嘘だぁ」
何なのこの人。大学なんて色んな人が来てるし、何だったら一般の人も出入りできるんだった。めちゃくちゃおかしな人に声かけられちゃったんじゃ……。
「悪いけど、他を当たってくれる? 今は私一人になりたいの」
「えぇ~。それは出来ないなぁ」
「何でよ」
「だって、君がお願いしたんでしょ?」
「はい?」
何を言ってるの?
私はだんだん腹が立ってきて、飲み終わったコーヒーのカップを傍に置いてあったゴミ籠に投げ捨てると、荷物を持って立ち上がった。
「次の講義が始まるから」
そう言うだけ言って彼の横を通り過ぎようとした。けど、ぐいっと腕を掴まれて私は思わずよろめいてしまう。
「ちょ、何すん……っ!」
そう言って振り返ると、さっきまでそこにいたはずのチャラ男の頭には少し垂れ気味の茶色い耳とふさふさとした丸い尻尾を持った……人?
んんん……?
「ほら、分かるでしょ?」
私が思わず眉間に皺を寄せてまじまじと見つめると、彼は丸い尻尾をぴこぴこと振りながらニコニコと笑い自分自身を指さしていた。
……もしかして。
「あなた……あやかし……?」
「ピンポーン! 大~正解! 僕の事は虎太郎《こたろう》って呼んでね!」
嬉しそうにそう言う虎太郎に、私はただ茫然とするしか出来なかった。
愛華は突然そんなことを言い出した。
私は先生が黒板に書いていることをノートに取っていたんだけど、手を止めて彼女を見る。
こんな時期に編入生なんてすごく珍しいじゃない。
「新しい人?」
「そ。他の学校から編入だって」
「へぇ。頭いいのね」
「あたしもまだどんな人か見れてないんだけどさ~、あたしらと同じ学部じゃん? めちゃくちゃ気になるんだよねぇ。顔面偏差値の高い男だったら絶対アタックするんだけどなぁ~」
一人、うっとりとした顔を浮かべ理想を思い描く彼女を見て、私は苦笑いを浮かべてしまった。だって、愛華の判断基準っていつも顔か金かでしかないんだもの。
そんな上辺だけで決めてしまって、上手くいけばいいけれどそうならなかった場合、痛い目見るんだから。
我が親友ながら、本当につくづく心配になるわ。
呆れた顔でノートを取り始めると、愛華は輝いた目をこちらに向けて、まだ見ぬその編入生への期待に興奮気味に詰め寄ってきた。
「ねぇねぇ、加奈子は興味ない?」
「別にないわ」
私はさらりとそう言い、彼女を振り返ることなくノートを取り続ける。そんな私に愛華はそれまでの輝かしい表情から一転、真顔で私に更に詰め寄って来た。
「……あのさ、加奈子。元カレと別れてもう一年ぐらい経つじゃん? 大変だったのは分かるんだけど……そろそろ次に踏み出してもいいと思うんだよね、あたし。じゃなきゃいつまでもあいつに囚われっぱなしになってるみたいだよ?」
元カレ、と言う言葉を聞いて私の手が思わずピタッと止まった。
……思い出したくない過去を思い出させるような事言わないでよ。本当に散々だったんだから。
私は自分の書いていたノートを見つめたまま、ぼんやりと思い出す。
――俺に迷惑かけるんじゃねぇぞ。
私の胸倉を掴んで、凄みのある目で見ながらそう呟いた言葉が耳に蘇る。
あいつと一緒にいた時は、本当に毎日憂鬱だった。楽しい時も時々はあったけど、それも一時のまやかし。高圧的な態度と、もっともらしい言い分でこっちの心に取り入ってきて絶対服従状態にまで落とし込まれた。精神的にも洗脳状態にされて、脅迫までされてもそれが当たり前なんだと思わせるくらいには頭が侵されていた。
その状態に陥ってるのが異常だと気付いたのは、刑事事件にまでなってから。あの男は他の人にも同じことをしていたらしくて、そこから私も当事者として警察に呼び出されたり聴取されたりと、精神的にこれ以上ないくらいの苦痛を味わわされた。
だから、余計に新しい彼氏を作る気なんかなくなったし、元々仲が良かった人以外は信じられなくなって、文字通り人間不信になったんだ。
でも、本当はそう言う自分が嫌いだった。
人を信じられないなんて、そんな悲しい事ある? でも、人は簡単に裏切ったり、人の弱みに付け込んで自分が優位に立とうとする。もちろんそうするのは一部の人間だけで、誰でもってわけじゃないのは分かってる。だけど、そう言う人にがんじがらめにされてきたら、全員がそう見えてしまうじゃない……。
「……」
無意識にもぐっと握り締めたシャーペンに強い筆圧がかかって芯が折れた。
あぁ……そうだ。東京にいる間は何かにつけて憂鬱な気分になりやすい。それもこれもその元カレが住んでいる場所だって言うのもあるし、この解放されたように見える封鎖都市にいるからだ。
気を紛らわせる場所もたくさんあるのに、安心感も忘れられるのもその時だけ。
だから私は旅に出ようと思った。元々好きだったし、前からやってみようと思っていた四国八十八か所巡りを旅の目的にして、私の身に起こった嫌な事を忘れたいと思って行ったんだ。
自分の煩悩を消すために巡っている間は本当に楽しかった。何より、人の温かさに触れている内に本当に心が癒されていったんだもの。
そこで最終的に巡り合ったのが幸之助や仁淀川町の人たちだった。
幸之助たちは人じゃないけど、彼らは誰よりも人間らしいあやかし。ひたむきで優しくて心から愛しい。彼らの為に私も頑張りたいと思えた。
真吉さんが、江戸の百万石の大名になんか興味ないって言ってた意味がよく分かる。閉鎖してるのがどっちかなんて、こっちの人に言わせたら田舎の方が閉鎖的だと言うけどそうじゃない。心は閉鎖されてなんかいないもの。
こんなところ、一人でいるの嫌だな……。
私はそう思いながら、ポケットに入れていた幸之助から貰ったお守りを無意識に握り締めていた。
「……加奈子?」
「……ん。何でもない」
黙り込んだ私に、気を悪くさせたと思った愛華は申し訳なさそうに声をかけてきた。
彼女も、別に悪気があって言ったんじゃないってことは分かってる。私の為を思ってそう言ってくれてるのよね。
「私は大丈夫よ。もうすっかりね」
私は笑みを作ってそう答えると、愛華はそれ以上何も言っては来なかった。
講義が終わり、私は次の時間まで中庭で一人ベンチに座りコーヒーを飲んでいた。
愛華が悪いとは思わないけれど、それでも嫌な事を思い出してしまったから、気持ちがすっかり滅入ってしまってため息しか出ない。
私は何気なくポケットに入れた幸之助からのお守りを取り出し、中が何なのか触ってみた。けど、丸いと言うだけでそれが何なのかは分からない。
『私とあなたを結んだ、大切なお守りです』
幸之助はそう言っていたっけ。
お守りだから開けて中を見るわけにはいかないし、でも触ってみただけじゃ何なのかよく分からない。なんなんだろう、これ。
「……面白いもの、持ってるね」
ふと背後から声を掛けられた私はそちらを振り返ると、そこには見たことのない男の人が立っていた。にこにこと笑っているさわやかな青年って感じ。年の頃で言えば私と近いのかしら。少しくせのあるふわふわした茶色の短い髪の毛をしていて、目元は愛嬌があると言うか、人懐っこそうな印象を持たせた。
格好は白のTシャツに青い柄物のシャツを重ね着して、ちょっとダボッとしたカーキ色の足首が見えるズボン。靴は普通のスニーカーを履いてる。耳には幾つかピアスとか空けてるし……。
どこからどう見てもチャラチャラしてる人だわ……。
「……誰?」
「あれ? おかしいな。分からない?」
そう訊ねられて、ふと先ほどの愛華の言っていた「編入生」の事を思い出した。
「もしかして、編入してきたって言う人?」
「う~ん。違うかな」
え……じゃ誰よ。
私が思い切り怪訝な顔をしていると、彼はぷっと顔を膨らませて焦らすような物言いで話し始める。
「ほらほらぁ、分かるでしょ?」
「……分からない」
「えぇ~、嘘だぁ」
何なのこの人。大学なんて色んな人が来てるし、何だったら一般の人も出入りできるんだった。めちゃくちゃおかしな人に声かけられちゃったんじゃ……。
「悪いけど、他を当たってくれる? 今は私一人になりたいの」
「えぇ~。それは出来ないなぁ」
「何でよ」
「だって、君がお願いしたんでしょ?」
「はい?」
何を言ってるの?
私はだんだん腹が立ってきて、飲み終わったコーヒーのカップを傍に置いてあったゴミ籠に投げ捨てると、荷物を持って立ち上がった。
「次の講義が始まるから」
そう言うだけ言って彼の横を通り過ぎようとした。けど、ぐいっと腕を掴まれて私は思わずよろめいてしまう。
「ちょ、何すん……っ!」
そう言って振り返ると、さっきまでそこにいたはずのチャラ男の頭には少し垂れ気味の茶色い耳とふさふさとした丸い尻尾を持った……人?
んんん……?
「ほら、分かるでしょ?」
私が思わず眉間に皺を寄せてまじまじと見つめると、彼は丸い尻尾をぴこぴこと振りながらニコニコと笑い自分自身を指さしていた。
……もしかして。
「あなた……あやかし……?」
「ピンポーン! 大~正解! 僕の事は虎太郎《こたろう》って呼んでね!」
嬉しそうにそう言う虎太郎に、私はただ茫然とするしか出来なかった。
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