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やっぱり好きかも……
フェアラside
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今日は平日。ライア様とエンディア様の家庭教師の日。
「カルケア様に会うの気まずいけど、支度しなきゃ……」と鞄に本や羽根ペンを入れた。
カルケア様と会うと決まった訳では無いし、大丈夫よね!
リファンのことも考えていかないと行けないのに……
今日は馬車じゃなくて歩いていこう!
ー玄関ホールー
私が支度を終えて玄関ホールに行くと、リファンがファルと話してた。
こちらに気づいたのか
「あ、フェイ!今から仕事に行くの?」とファル。
「うん!そうだよ。今日は歩いていこうと思って早く出るの(*^^*)」と私は返した。
「ふーん……!!」とファルはなにか思いついたように手を叩いた。
「トリファン!フェイのこと送ってあげて!」と唐突にファルが言い出した。
「……あ、ああ。任せてくれ。」とリファン。
「では、フェイ。護衛と一緒にいってらっしゃ~い」とファル。
「いってきます!」と私。
「じゃあな。」とリファン。
ー2人でバーリン家を出たあとー
リファンが唐突に
「ファルに相談しに来たんだけど、フェイの護衛ができるなんて夢見たい……!」と小声で言った。
私には少ししか聞こえなかったが。
「あの……リファン?」と切り出した私。
「はい?」とリファン
「リファンは私と婚約破棄する前からずっと復縁したいと思っていたのですか?」と思いって聞いてみた。
リファンは、考え込み……
「ええ、フェイと婚約破棄するつもりはなかったが……父上と母上には、立派な当主となれるように、他家で学んでこいとの事だったから」と言った。
それから
「1年のつもりなら待ってもらうことも考えたが…父上の出した条件は、最短でも5年はいなさいと言われ、フェイとの婚約破棄も言い出されてしまったのだ…」と初めて聞く話ばかりだった。
「それでガンダーレ公爵閣下の言うとおりに婚約破棄なさったの?」聞くと
「いや、最初は絶対嫌だと断ったさ……でも5年もの間、フェイを1人で待たせるのか!?って言われて渋々……」とリファンから返ってきた。
「私だって大好きな人の事だったら、5年くらい待てるわよ!」と強い口調で言った。
それから
「私が再び貴方の婚約者になることを拒否してるのは、この5年間寂しかったの!婚約破棄した身で貴方に手紙送ってもいいのか分からないし(嫌われたのかと思ってただけど……)」と道端で泣きながら叫んでいた。
人がいなかったのが不幸中の幸い……
「ごめん…」とリファン。
私は泣きやみながら
「教えて、なんで私のことを好きなったのか」
「まぁ……恥ずかしいけどわかった。」と頷いた。
ーしばらくしてー
私たちは沈黙の中歩いていた。
そんな沈黙を破ったのはリファンだった。
「フェイ…聞いて欲しい。僕がフェイという人に惚れ、苦渋の思いで婚約破棄をしたのかを……」と話し始めた。
…………
少し間を置き
「……うん。」と答えた。
「カルケア様に会うの気まずいけど、支度しなきゃ……」と鞄に本や羽根ペンを入れた。
カルケア様と会うと決まった訳では無いし、大丈夫よね!
リファンのことも考えていかないと行けないのに……
今日は馬車じゃなくて歩いていこう!
ー玄関ホールー
私が支度を終えて玄関ホールに行くと、リファンがファルと話してた。
こちらに気づいたのか
「あ、フェイ!今から仕事に行くの?」とファル。
「うん!そうだよ。今日は歩いていこうと思って早く出るの(*^^*)」と私は返した。
「ふーん……!!」とファルはなにか思いついたように手を叩いた。
「トリファン!フェイのこと送ってあげて!」と唐突にファルが言い出した。
「……あ、ああ。任せてくれ。」とリファン。
「では、フェイ。護衛と一緒にいってらっしゃ~い」とファル。
「いってきます!」と私。
「じゃあな。」とリファン。
ー2人でバーリン家を出たあとー
リファンが唐突に
「ファルに相談しに来たんだけど、フェイの護衛ができるなんて夢見たい……!」と小声で言った。
私には少ししか聞こえなかったが。
「あの……リファン?」と切り出した私。
「はい?」とリファン
「リファンは私と婚約破棄する前からずっと復縁したいと思っていたのですか?」と思いって聞いてみた。
リファンは、考え込み……
「ええ、フェイと婚約破棄するつもりはなかったが……父上と母上には、立派な当主となれるように、他家で学んでこいとの事だったから」と言った。
それから
「1年のつもりなら待ってもらうことも考えたが…父上の出した条件は、最短でも5年はいなさいと言われ、フェイとの婚約破棄も言い出されてしまったのだ…」と初めて聞く話ばかりだった。
「それでガンダーレ公爵閣下の言うとおりに婚約破棄なさったの?」聞くと
「いや、最初は絶対嫌だと断ったさ……でも5年もの間、フェイを1人で待たせるのか!?って言われて渋々……」とリファンから返ってきた。
「私だって大好きな人の事だったら、5年くらい待てるわよ!」と強い口調で言った。
それから
「私が再び貴方の婚約者になることを拒否してるのは、この5年間寂しかったの!婚約破棄した身で貴方に手紙送ってもいいのか分からないし(嫌われたのかと思ってただけど……)」と道端で泣きながら叫んでいた。
人がいなかったのが不幸中の幸い……
「ごめん…」とリファン。
私は泣きやみながら
「教えて、なんで私のことを好きなったのか」
「まぁ……恥ずかしいけどわかった。」と頷いた。
ーしばらくしてー
私たちは沈黙の中歩いていた。
そんな沈黙を破ったのはリファンだった。
「フェイ…聞いて欲しい。僕がフェイという人に惚れ、苦渋の思いで婚約破棄をしたのかを……」と話し始めた。
…………
少し間を置き
「……うん。」と答えた。
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