婚約者と別れたら、五年後ヤンデレになって戻ってきてしまった!!

デート！

トリファンside

ふふふ～ん♪♪今日は～フェイに服を選んでもらう日～楽しみだ～

「トリファン様、とてもご機嫌ですね～」と近くを通りかかったティリアに言われた。

「お兄様ってフェアラお姉様のこと超好きだよね～」と弟が言い、隣で末の妹も頷いている。

「変な部屋作るくらいだしな」と大笑いを浮かべる父。

誰に似たと思っているのやら⋯とか思っていると

「あなたに似たんでしょう？閉じ込め趣味は⋯」と母。

家族全員が頷いた。

「では、行ってきます！」と家を出た。

公園⋯

フェイが既に待っていた。

今日も今日とて可愛すぎる！

「フェーイ♡」と声をかけると、フェイがこちらを見て微笑んだ。

うっっっっ！天使すぎる！

⋯⋯⋯落ち着いてから

「⋯よし、じゃあブティックへ向かおうか｣と言った。

フェイも頷いた。

フェイに突然聞かれた。好きな色について⋯

俺はフェイの髪色や眼の色を見ながらゴールドとピンクと答えた。
フェイはファルトの色って言ったけど、フェイの色だからに決まっている！
フェイの色だと言うと戸惑っていたが、そんな姿も可愛かった。

ブティック⋯

独占欲を出してでも、フェイに俺の色の服を着て欲しかった。

「これならフェイに似合うかな？いやでもフェイの可憐さには負けるか⋯」などと呟きながら選んでいた。

服を交換して着替えると、

俺が選んだ服をフェイが着ていることに感動し、全部の服を選んだ服にしたいなと思ったり、いっその事何も⋯とか考えていた。

ブティックから出て

「フェイ！やっぱり君を諦めきれない！他の男といるフェイや話しているフェイを目に入れられない⋯」と言った。

フェイは、何か考えてから

「⋯⋯⋯⋯私も」と小さな声だが返ってきた。

「わ、私もリファンのこと好きなのずっと諦められなかったの⋯」と言われ

え⋯もういいかな？フェイを前にすると我慢の糸が切れそう⋯
閉じ込めて起きたたいな⋯

ファルトに相談するか⋯
軟禁してもいいのか⋯

よし、そうと決まればフェイと一緒に行くとするか！

「ありがとう、フェイ♡俺のことずっと好きでいてくれて♡」と返し、

ファルトの所へ行くことが決まった。

バーリン伯爵家⋯

「ファルト！フェイが俺のことずっと好きで諦められないって！」と興奮気味に言い、

「なぁ、いいか？閉じ込めても⋯というか他の男に見られないように閉じ込めたい！」と決意して言った。

「いきなり来たかと思えば、やっぱりその話かよ！」とファルト。

「はぁ？それ以外にあると思うか？」と返した。

「まぁ、フェイに嫌われない程度にやれば？」とファルト。

「嫌われれば、俺は終わる⋯」と返した。

軟禁してることはフェイには秘密にして、家にいる時は必ずイチャイチャしよーっと！

フェイトの暮らしを夢見て笑うと

「ニヤニヤするなよ！こわい⋯」とファルトに言われてしまった。