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麻友の異世界探訪
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心配は当たった。教会の鐘がリンゴーンリンゴーンと鳴り響くと、ドアをノックする音が聞こえた。ドアの外には軍服を着た獣人が立っていた。
「ここにマユなる娘が居るな。ミサへの出席を命令する」
「マ、マユはこの国の住人ではありません」
ミアの母が出席を断ろうとしたが、
「マユはすでにこの国への住人登録は住んでいる」と、却下された。
麻友はミアに付き添われ外へ出る。鐘の鳴り響く中、各家から女性たちが暗い表情で出てきた。女性の列は教会へと向かう。しんがりは獣人の兵が務め、まるで逃げるのを防いでいる様だ。
教会につくと荘厳なドアが開き、皆んな中でベンチの様な椅子に座って行く。だが、麻友と数人の若い娘達は最前列の椅子に座らされた。不安な面持ちで座ると、「教皇様のおなりです」と告げらた。
奥から派手な僧服を着たガタイの良い教皇らしき人物が登場した。
教皇は大袈裟に手を広げ、演説を始めた。
「先日、野盗の獣人らによって、この国の住人がさらわれるいう事件がありました。しかし、その事件も国軍を率いる王子によって制圧され、さらわれた住人を全員無事に救出する事が出来ました。これも、この国の王と軍を率いる王子のお陰です」
教皇の演説は王と国を守る王子を称賛する話しばかりだ。
「皆さま、祈りましょう。この国の発展と、王のために」
教皇が祈りを唱えて居る間に、最前列の麻友と娘の前にグラスが置かれ、赤い液体が注がれた。
(何だろう? ワインかな。未成年なんですけど)
躊躇って居ると、兵士に飲む様に促される。周りを見ると、他の娘達は液体を飲み干している。仕方無く、麻友もグラスを持ち液体を飲む。
ワインでは無い。甘いシロップの味がした。
ミサの終了が伝えられて、閉められていた教会のドアが開くと皆んな外へと向かう。
(わ、私も・・・)
立ち上がろうとして、急にめまいを感じ、麻友はガクリとその場に崩れ落ちた。
「ここにマユなる娘が居るな。ミサへの出席を命令する」
「マ、マユはこの国の住人ではありません」
ミアの母が出席を断ろうとしたが、
「マユはすでにこの国への住人登録は住んでいる」と、却下された。
麻友はミアに付き添われ外へ出る。鐘の鳴り響く中、各家から女性たちが暗い表情で出てきた。女性の列は教会へと向かう。しんがりは獣人の兵が務め、まるで逃げるのを防いでいる様だ。
教会につくと荘厳なドアが開き、皆んな中でベンチの様な椅子に座って行く。だが、麻友と数人の若い娘達は最前列の椅子に座らされた。不安な面持ちで座ると、「教皇様のおなりです」と告げらた。
奥から派手な僧服を着たガタイの良い教皇らしき人物が登場した。
教皇は大袈裟に手を広げ、演説を始めた。
「先日、野盗の獣人らによって、この国の住人がさらわれるいう事件がありました。しかし、その事件も国軍を率いる王子によって制圧され、さらわれた住人を全員無事に救出する事が出来ました。これも、この国の王と軍を率いる王子のお陰です」
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「皆さま、祈りましょう。この国の発展と、王のために」
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ワインでは無い。甘いシロップの味がした。
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