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学園ロワイヤル編 4~6日目
1-6-2 穂香の実力?可愛いは最強?
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現在俺たちは狼のテリトリーを大きく迂回して学園を目指している。
途中で穂香の実力を見るのに丁度いいぐらいの大きさのコロニーを発見する。
「穂香、コロニーだ。オークが20、ゴブリンが8頭だな、おそらくできたばかりのやつだ。人型を殺すのに躊躇いはあるか?」
ゴブリン2頭狩っているそうなので心配はしていないが、一応聞いておく。
「ちょっとはあるけど、大丈夫です! 女の敵ですよね?」
「うん。犯して孕ませて、弱って死んだら食らう。女にとっては最悪な忌むべき魔獣の代表格みたいな奴らだ」
「聞いてるだけで即殺さなきゃいけないレベルじゃないですか!」
「こっちの世界じゃ、見つけたら必ず殺せってぐらいだからね。冒険者ギルドでも常時討伐依頼が出ている魔獣だそうだよ」
「あの、先輩も手伝ってくれるんですよね?」
「勿論手伝うけど、今回は穂香の実力が知りたいので、基本ヒーラーとして立ち回る。穂香は盾職としての戦闘をしてみてもらえるかな? そうだな……最初にオークは15頭ほど俺が削るので、残った奴で実力を見ようか? それなら危険はないと思う」
「分かりました」
「物理防御の魔法は念のために掛けるけど、シールドは掛けないから頭と心臓は守るんだよ」
「はい、即死はダメって事ですね?」
「うん、俺はまだ部位欠損とかも治せないからね。【プロテス】【シェル】が掛かった状態だと、オークじゃ俺たちに部位欠損の傷を与えるのは難しいだろうけど、目とかもあるし、油断はしないように」
俺の魔法で先ずオークを15頭屠った。残りは全部穂香に倒させる予定だ。
「先輩凄いです! 瞬殺ですね!」
ゴブリン多めで、ある程度の数を残したのは、盾職で大事なヘイト管理をどのくらいこなせるか見たかったのだ。オークを残すより危険が少ないしね。勿論穂香ちゃんのレベルはまだ低いし、スキルもあまり持ってないので完ぺきを求めているのではない。どの程度盾職の動きが理解できてるか、実際動けるかが見たいのだ。
穂香は鋼の盾を左手で持ち、右手にはレイピアに近い形状の片手剣を持っている。
攻撃は盾でいなし、体が崩れたところを上手く首筋や手首に攻撃を加え、確実に戦力を削り取っている。後衛の俺に向かってこようとしたゴブリンには【挑発】スキルを発動して自分に注意を惹きつけて全ての攻撃を受け持っている。何度か手を切られたが、深手になるようなものは食らってない。痛みにも臆することなく、防御を重視しながらも果敢に攻めている。
穂香1人で6頭倒した時点で、俺のスキルで残りは瞬殺した。
「あの、先輩……私、ダメでしたか?」
途中で俺が瞬殺したので勘違いしたようだ。
「いや、現時点で言えば100点だよ! 予想以上に良い動きだった。よく盾職の役割も理解できているし、今のレベルで言えば文句なしだね」
「良かった! 途中で先輩が倒しちゃったからダメだったのかと思っちゃった」
「見たい部分は見れたから、さっさとレベルを上げて、ジョブとスキルを増やそうと思ったんだよ」
「ジョブですか?」
「うん。俺は【魔法騎士】と【大賢者】を取っている」
「私だと何が良いのでしょう? 盾職だと【重戦士】?」
「そうなんだけどね……穂香ちゃんって背は俺より高いけど、凄く華奢でしょ。モデル体型っていうのかな? どうしても体重が軽い者が重戦士を選択しても無理があるっていうか限界があるんだよね。100kg以上体重がある、ガタイの良い重戦士とかなら、魔獣のぶちかましとかにも耐えられるのだけど、穂香ちゃんだと重戦士になっても吹き飛ばされちゃうんだよ」
「重戦士になるには元が軽すぎるって事ですか?」
「うん、体重だけじゃなくて、基礎筋力や基礎体力なんかもそうだね」
「じゃあ、何が良いですか?」
「【剣士】じゃなく【戦士】とかかな? 【戦士】ならバランスよく上がるから盾用に力も上がるし、素早さも【重戦士】のように上がりにくいって事もないから、女性盾なら【戦士】かな。【剣士】ほど【剣術】の習得率は良くないけど、バランスはピカイチだよ。俺たちはAPポイントを自分たちで好きに割り振れるから、剣士にこだわらなくても良いしね」
「そか、これってかなりチートですよね」
「うん。こっちの世界の冒険者が聞いたら発狂レベルだよ。でも、【剣士】のジョブ持ちの【剣術】Lv1と【戦士】のジョブ持ちの【剣術】Lv1では、【剣士】の腕の方が良いからね。そこだけは注意ね」
「本職には敵わないってことですね」
「うん、そのとおり。でも集団戦や持久戦は戦士の方が基本ステータスは少し上だし、総合的に見れば戦士の方がバランスは良いんだよね。剣道部のように剣豪を目指しているなら剣士が良いんだけど、要は自分の成りたいイメージでよく考えてからジョブを選択しろって事だね」
その後は熊や猪を狩りつつ、レベル上げとAP稼ぎの為に少し大きめのコロニーを一つ潰した。
ハティも戦いたそうに胸元から顔を出して覗いていたけど、無理はダメだとナビーに注意を受けているので戦闘禁止だ。
夕刻4時ごろに学園に着いた。
穂香ちゃんは俺に抱き着いてワンワン泣いている。生きて帰れたことが嬉しいのだろう。
あの森での夜はそれほど怖かったって事だ。皆に早く会わせてやろう。
【小鳥遊龍馬】
HP:4151
MP:6112
レベル:26
種族:人族
性別:男
年齢:16
職業:1st:魔法騎士 2nd:大賢者
攻撃力:4169
防御力:3786
敏捷力:3880
知力:4111
精神力:3216
運:4173
魅力:3689
SP:5311
AP:1726
《スキル》
上級魔法
火属性:【ファイアガボール】Lv10【ファイアガスピア】Lv10
【ファイアガウォール】Lv10
水属性:【アクアガボール】Lv10【アクアガスピア】Lv10
【アクアガッター】Lv10
【アクアガヒール】Lv10【アクアガキュアー】Lv10
風属性:【ウィンダガボール】Lv10【ウィンダガウォール】Lv10
【ウィンダガスピア】Lv10【ウィンダガカッター】Lv10
雷属性:【サンダガボール】Lv10【サンダガスピア】Lv10
土属性:【ストーンガボール】Lv10【ストーンガバレッタ】Lv10
【ストーンガスピア】Lv10
聖属性:【神聖回復】Lv10【毒除去】Lv10【ホーリー】Lv10
闇属性:【ヘイスガ】Lv10
中級魔法
火属性:【ファイアラボール】Lv10【ファイアラスピア】Lv10
【ファイアラウォール】Lv10
水属性:【アクアラボール】Lv10【アクアラウォール】Lv10
【アクアラスピア】Lv10【アクアラカッター】Lv10
【アクアラヒール】Lv10【アクアラキュアー】Lv10
風属性:【ウィンダラボール】Lv10【ウィンダラウォール】Lv10
【ウィンダラスピア】Lv10【ウィンダラカッター】Lv10
雷属性:【サンダラボール】Lv10【サンダラスピア】Lv10
土属性:【ストーンラボール】Lv10【ストーンラバレッタ】Lv10
【ストーンラスピア】Lv10
聖属性:【治療回復】Lv10【毒解除】Lv10【精神回復】Lv10
闇属性:【ヘイスラ】Lv10【テレポ】
初級魔法
火属性:【ファイアボール】Lv10【ファイアスピア】Lv10
【ファイアウォール】Lv10【ファイアシールド】Lv10
水属性:【アクアボール】Lv10【アクアウォール】Lv10
【アクアスピア】Lv10【アクアカッター】Lv10
【アクアヒール】Lv10【アクアキュアー】Lv10
【アクアシールド】Lv10
風属性:【ウィンドボール】Lv10【ウィンドウォール】Lv10
【ウィンドスピア】Lv10【ウィンドカッター】Lv10
【ウィンドシールド】Lv10
雷属性:【サンダーボール】Lv10【サンダースピア】Lv10
土属性:【ストーンボール】Lv10【ストーンバレッタ】Lv10
【ストーンスピア】Lv10【ストーンシールド】Lv10
聖属性:【治癒回復】Lv10【毒中和】Lv10【精神安定】Lv10
闇属性:【ヘイスト】Lv10【フロート】
生活魔法:【ファイア】【アクア】【サンダー】【ウインド】
【ストーン】【ライト】【クリーン】
《オリジナル魔法》
特殊支援系
【インベントリ】【ナビシステム】【カスタマイズ】
【殺害強奪】【リストア】【無詠唱】【自動拾得】【スキルコピー】
【音波遮断】【魔糸】【魔枷】【ホーミング】【魔力感知】
【魔力操作】【ボディースキャン】【アクアフロー】【エアーコンディショナー】
【フェイク】【暗視】【アンロック】【コネクション】
【並列思考】Lv5【多重詠唱】Lv5【高速思考】Lv10
【獲得経験値増量】Lv10【獲得AP増量】Lv10
【獲得HP増量】Lv10【獲得MP増量】Lv10【消費MP軽減】Lv10
【周辺探索】Lv10【詳細鑑識】Lv10【嗅覚鑑識】Lv10
【マジックシールド】Lv10【プロテス】Lv10【シェル】Lv10
戦闘支援系
【剣王】Lv10
【槍王】Lv10
【弓王】Lv10
【闘王】Lv10
【双剣】Lv10
【隠密】Lv10
【気配察知】Lv10
【嗅覚強化】Lv10
【聴覚強化】Lv10
【忍足】Lv10
【俊足】Lv10
【筋力強化】Lv10
【身体強化】Lv10
工房支援系
【倉庫内工房】Lv10【硝子工房】Lv10【塵処理工房】Lv10
【調理工房】Lv10【機械工房】Lv10
【機械工学】Lv10【機械設計】Lv10【機械加工】Lv10
【武器工房】Lv10【防具工房】Lv10
【プランクリエイト】Lv10【アルケミークリエイト】Lv10
【ツールクリエイト】Lv10【メディスンクリエイト】Lv10
【レザークリエイト】Lv10 【メタルクリエイト】Lv10
【ハウスクリエイト】Lv10
職業支援系
【錬金術師】Lv10【道具職人】Lv10【調剤師】Lv10
【革職人】Lv10【家具職人】Lv10【鍛冶師】Lv10
【建築技師】Lv10【硝子職人】Lv10
【武器職人】Lv10【防具職人】Lv10
【刀鍛冶】Lv10
【小西穂香】
HP:1852
MP:1186
レベル:15
種族:人族
性別:女
年齢:15
職業:1st:戦士
攻撃力:1733
防御力:1865
敏捷力:1222
知力:1019
精神力:1281
運:1388
魅力:1316
AP:0
《スキル》
生活魔法:【ファイア】【アクア】【サンダー】【ウインド】
【ストーン】【ライト】【クリーン】
生活支援系:【亜空間倉庫】Lv2
特殊支援系:【プロテス】Lv10【シェル】Lv10
戦闘支援系
【剣聖】Lv10
【盾聖】Lv10
【身体強化】Lv10
【挑発】Lv10
【威圧】Lv10
【隠密】Lv10
【忍足】Lv10
【腕力強化】Lv10
穂香の足らないAPは俺の方からこっそり回して全てLv10にしてある。ヤバ系のスキルは与えてないが、ポイント贈与は俺の愛だ! エッチな事をさせてくれたからとかじゃないからね!
穂香と連れ立って中等部別館の近くに来たら、皆が待っていて出迎えてくれた。菜奈かフィリアがMAPで俺たちを確認した時点で出てきていたのだろう。
再開した沙織ちゃんと穂香は抱き合って泣いている。
「「「龍馬先輩、ごめんなさい!」」」
「フィリアから聞いたよ、反省しているようだからこの件はもういいよ。でも次は無いからね。必ず『ほうれんそう』報告・連絡・相談はするように。でないと皆がバラバラにやりたい放題やり始めたら収拾がつかなくなるからね。最低限の規則は守ろうね」
「「「はーい!」」」
目の前には、桜と美弥ちゃん先生が申し訳なさそうな顔でこっちを窺っている。
「兄様! おかえりなさい!」
「ああ、ただいま。菜奈、もう怒ってないからそんなにビクビクするんじゃない」
「へ!? 怒ってないのですか?」
「ああ、ちょっと良い事があってな。雅、沙希ちゃん、薫ちゃん、ちょっとおいで!」
「ん、龍馬おかえり」
「「龍馬先輩なんですか?」」
「ハティ! 起きろ、着いたぞ、ジュースやるからでておいで!」
俺の服の中で寝ていたハティが、胸元から頭をヒョコッと出した。
「ん! 龍馬、何! それ何!」
服の中から出してやると、尻尾をフリフリ嬉しそうにしている。
中1の3人組はハティの可愛らしさに壊れたようだ。
「龍馬先輩! この子どうしたのですか! ひゃ~可愛い!」
3人だけではなく、殆どの女子が俺の周りに集まってきた。
「この子、これでも狼の魔獣なんだぞ。未熟児で生まれて、どうやら群れに捨てられたみたいなんだ。そのままだと数時間もしないうちに魔獣に食われるか、餓死するかだったから拾ってきた」
「先輩、この子噛んだりしない?」
「噛むどころか生後2日だから、歯も生えてないよ。頭も凄く良いから、従魔として育てるつもりだ。名前はハティ、皆で可愛がってあげてほしい。ハティ、オレンジジュース飲むか?」
「ミャン!」
「「「キャ~! ミャンって鳴いた!」」」
「「「「はうっ! なに、今の! 可愛い~!」」」
穂香ちゃんそっちのけで、ハティの独擅場だった。
「いいんです……ハティちゃんより歓迎されていなくても、別に拗ねたりしません」
ちょっと、穂香ちゃんには悪い事しちゃったな……。
ま~、相手はハティだしね。
途中で穂香の実力を見るのに丁度いいぐらいの大きさのコロニーを発見する。
「穂香、コロニーだ。オークが20、ゴブリンが8頭だな、おそらくできたばかりのやつだ。人型を殺すのに躊躇いはあるか?」
ゴブリン2頭狩っているそうなので心配はしていないが、一応聞いておく。
「ちょっとはあるけど、大丈夫です! 女の敵ですよね?」
「うん。犯して孕ませて、弱って死んだら食らう。女にとっては最悪な忌むべき魔獣の代表格みたいな奴らだ」
「聞いてるだけで即殺さなきゃいけないレベルじゃないですか!」
「こっちの世界じゃ、見つけたら必ず殺せってぐらいだからね。冒険者ギルドでも常時討伐依頼が出ている魔獣だそうだよ」
「あの、先輩も手伝ってくれるんですよね?」
「勿論手伝うけど、今回は穂香の実力が知りたいので、基本ヒーラーとして立ち回る。穂香は盾職としての戦闘をしてみてもらえるかな? そうだな……最初にオークは15頭ほど俺が削るので、残った奴で実力を見ようか? それなら危険はないと思う」
「分かりました」
「物理防御の魔法は念のために掛けるけど、シールドは掛けないから頭と心臓は守るんだよ」
「はい、即死はダメって事ですね?」
「うん、俺はまだ部位欠損とかも治せないからね。【プロテス】【シェル】が掛かった状態だと、オークじゃ俺たちに部位欠損の傷を与えるのは難しいだろうけど、目とかもあるし、油断はしないように」
俺の魔法で先ずオークを15頭屠った。残りは全部穂香に倒させる予定だ。
「先輩凄いです! 瞬殺ですね!」
ゴブリン多めで、ある程度の数を残したのは、盾職で大事なヘイト管理をどのくらいこなせるか見たかったのだ。オークを残すより危険が少ないしね。勿論穂香ちゃんのレベルはまだ低いし、スキルもあまり持ってないので完ぺきを求めているのではない。どの程度盾職の動きが理解できてるか、実際動けるかが見たいのだ。
穂香は鋼の盾を左手で持ち、右手にはレイピアに近い形状の片手剣を持っている。
攻撃は盾でいなし、体が崩れたところを上手く首筋や手首に攻撃を加え、確実に戦力を削り取っている。後衛の俺に向かってこようとしたゴブリンには【挑発】スキルを発動して自分に注意を惹きつけて全ての攻撃を受け持っている。何度か手を切られたが、深手になるようなものは食らってない。痛みにも臆することなく、防御を重視しながらも果敢に攻めている。
穂香1人で6頭倒した時点で、俺のスキルで残りは瞬殺した。
「あの、先輩……私、ダメでしたか?」
途中で俺が瞬殺したので勘違いしたようだ。
「いや、現時点で言えば100点だよ! 予想以上に良い動きだった。よく盾職の役割も理解できているし、今のレベルで言えば文句なしだね」
「良かった! 途中で先輩が倒しちゃったからダメだったのかと思っちゃった」
「見たい部分は見れたから、さっさとレベルを上げて、ジョブとスキルを増やそうと思ったんだよ」
「ジョブですか?」
「うん。俺は【魔法騎士】と【大賢者】を取っている」
「私だと何が良いのでしょう? 盾職だと【重戦士】?」
「そうなんだけどね……穂香ちゃんって背は俺より高いけど、凄く華奢でしょ。モデル体型っていうのかな? どうしても体重が軽い者が重戦士を選択しても無理があるっていうか限界があるんだよね。100kg以上体重がある、ガタイの良い重戦士とかなら、魔獣のぶちかましとかにも耐えられるのだけど、穂香ちゃんだと重戦士になっても吹き飛ばされちゃうんだよ」
「重戦士になるには元が軽すぎるって事ですか?」
「うん、体重だけじゃなくて、基礎筋力や基礎体力なんかもそうだね」
「じゃあ、何が良いですか?」
「【剣士】じゃなく【戦士】とかかな? 【戦士】ならバランスよく上がるから盾用に力も上がるし、素早さも【重戦士】のように上がりにくいって事もないから、女性盾なら【戦士】かな。【剣士】ほど【剣術】の習得率は良くないけど、バランスはピカイチだよ。俺たちはAPポイントを自分たちで好きに割り振れるから、剣士にこだわらなくても良いしね」
「そか、これってかなりチートですよね」
「うん。こっちの世界の冒険者が聞いたら発狂レベルだよ。でも、【剣士】のジョブ持ちの【剣術】Lv1と【戦士】のジョブ持ちの【剣術】Lv1では、【剣士】の腕の方が良いからね。そこだけは注意ね」
「本職には敵わないってことですね」
「うん、そのとおり。でも集団戦や持久戦は戦士の方が基本ステータスは少し上だし、総合的に見れば戦士の方がバランスは良いんだよね。剣道部のように剣豪を目指しているなら剣士が良いんだけど、要は自分の成りたいイメージでよく考えてからジョブを選択しろって事だね」
その後は熊や猪を狩りつつ、レベル上げとAP稼ぎの為に少し大きめのコロニーを一つ潰した。
ハティも戦いたそうに胸元から顔を出して覗いていたけど、無理はダメだとナビーに注意を受けているので戦闘禁止だ。
夕刻4時ごろに学園に着いた。
穂香ちゃんは俺に抱き着いてワンワン泣いている。生きて帰れたことが嬉しいのだろう。
あの森での夜はそれほど怖かったって事だ。皆に早く会わせてやろう。
【小鳥遊龍馬】
HP:4151
MP:6112
レベル:26
種族:人族
性別:男
年齢:16
職業:1st:魔法騎士 2nd:大賢者
攻撃力:4169
防御力:3786
敏捷力:3880
知力:4111
精神力:3216
運:4173
魅力:3689
SP:5311
AP:1726
《スキル》
上級魔法
火属性:【ファイアガボール】Lv10【ファイアガスピア】Lv10
【ファイアガウォール】Lv10
水属性:【アクアガボール】Lv10【アクアガスピア】Lv10
【アクアガッター】Lv10
【アクアガヒール】Lv10【アクアガキュアー】Lv10
風属性:【ウィンダガボール】Lv10【ウィンダガウォール】Lv10
【ウィンダガスピア】Lv10【ウィンダガカッター】Lv10
雷属性:【サンダガボール】Lv10【サンダガスピア】Lv10
土属性:【ストーンガボール】Lv10【ストーンガバレッタ】Lv10
【ストーンガスピア】Lv10
聖属性:【神聖回復】Lv10【毒除去】Lv10【ホーリー】Lv10
闇属性:【ヘイスガ】Lv10
中級魔法
火属性:【ファイアラボール】Lv10【ファイアラスピア】Lv10
【ファイアラウォール】Lv10
水属性:【アクアラボール】Lv10【アクアラウォール】Lv10
【アクアラスピア】Lv10【アクアラカッター】Lv10
【アクアラヒール】Lv10【アクアラキュアー】Lv10
風属性:【ウィンダラボール】Lv10【ウィンダラウォール】Lv10
【ウィンダラスピア】Lv10【ウィンダラカッター】Lv10
雷属性:【サンダラボール】Lv10【サンダラスピア】Lv10
土属性:【ストーンラボール】Lv10【ストーンラバレッタ】Lv10
【ストーンラスピア】Lv10
聖属性:【治療回復】Lv10【毒解除】Lv10【精神回復】Lv10
闇属性:【ヘイスラ】Lv10【テレポ】
初級魔法
火属性:【ファイアボール】Lv10【ファイアスピア】Lv10
【ファイアウォール】Lv10【ファイアシールド】Lv10
水属性:【アクアボール】Lv10【アクアウォール】Lv10
【アクアスピア】Lv10【アクアカッター】Lv10
【アクアヒール】Lv10【アクアキュアー】Lv10
【アクアシールド】Lv10
風属性:【ウィンドボール】Lv10【ウィンドウォール】Lv10
【ウィンドスピア】Lv10【ウィンドカッター】Lv10
【ウィンドシールド】Lv10
雷属性:【サンダーボール】Lv10【サンダースピア】Lv10
土属性:【ストーンボール】Lv10【ストーンバレッタ】Lv10
【ストーンスピア】Lv10【ストーンシールド】Lv10
聖属性:【治癒回復】Lv10【毒中和】Lv10【精神安定】Lv10
闇属性:【ヘイスト】Lv10【フロート】
生活魔法:【ファイア】【アクア】【サンダー】【ウインド】
【ストーン】【ライト】【クリーン】
《オリジナル魔法》
特殊支援系
【インベントリ】【ナビシステム】【カスタマイズ】
【殺害強奪】【リストア】【無詠唱】【自動拾得】【スキルコピー】
【音波遮断】【魔糸】【魔枷】【ホーミング】【魔力感知】
【魔力操作】【ボディースキャン】【アクアフロー】【エアーコンディショナー】
【フェイク】【暗視】【アンロック】【コネクション】
【並列思考】Lv5【多重詠唱】Lv5【高速思考】Lv10
【獲得経験値増量】Lv10【獲得AP増量】Lv10
【獲得HP増量】Lv10【獲得MP増量】Lv10【消費MP軽減】Lv10
【周辺探索】Lv10【詳細鑑識】Lv10【嗅覚鑑識】Lv10
【マジックシールド】Lv10【プロテス】Lv10【シェル】Lv10
戦闘支援系
【剣王】Lv10
【槍王】Lv10
【弓王】Lv10
【闘王】Lv10
【双剣】Lv10
【隠密】Lv10
【気配察知】Lv10
【嗅覚強化】Lv10
【聴覚強化】Lv10
【忍足】Lv10
【俊足】Lv10
【筋力強化】Lv10
【身体強化】Lv10
工房支援系
【倉庫内工房】Lv10【硝子工房】Lv10【塵処理工房】Lv10
【調理工房】Lv10【機械工房】Lv10
【機械工学】Lv10【機械設計】Lv10【機械加工】Lv10
【武器工房】Lv10【防具工房】Lv10
【プランクリエイト】Lv10【アルケミークリエイト】Lv10
【ツールクリエイト】Lv10【メディスンクリエイト】Lv10
【レザークリエイト】Lv10 【メタルクリエイト】Lv10
【ハウスクリエイト】Lv10
職業支援系
【錬金術師】Lv10【道具職人】Lv10【調剤師】Lv10
【革職人】Lv10【家具職人】Lv10【鍛冶師】Lv10
【建築技師】Lv10【硝子職人】Lv10
【武器職人】Lv10【防具職人】Lv10
【刀鍛冶】Lv10
【小西穂香】
HP:1852
MP:1186
レベル:15
種族:人族
性別:女
年齢:15
職業:1st:戦士
攻撃力:1733
防御力:1865
敏捷力:1222
知力:1019
精神力:1281
運:1388
魅力:1316
AP:0
《スキル》
生活魔法:【ファイア】【アクア】【サンダー】【ウインド】
【ストーン】【ライト】【クリーン】
生活支援系:【亜空間倉庫】Lv2
特殊支援系:【プロテス】Lv10【シェル】Lv10
戦闘支援系
【剣聖】Lv10
【盾聖】Lv10
【身体強化】Lv10
【挑発】Lv10
【威圧】Lv10
【隠密】Lv10
【忍足】Lv10
【腕力強化】Lv10
穂香の足らないAPは俺の方からこっそり回して全てLv10にしてある。ヤバ系のスキルは与えてないが、ポイント贈与は俺の愛だ! エッチな事をさせてくれたからとかじゃないからね!
穂香と連れ立って中等部別館の近くに来たら、皆が待っていて出迎えてくれた。菜奈かフィリアがMAPで俺たちを確認した時点で出てきていたのだろう。
再開した沙織ちゃんと穂香は抱き合って泣いている。
「「「龍馬先輩、ごめんなさい!」」」
「フィリアから聞いたよ、反省しているようだからこの件はもういいよ。でも次は無いからね。必ず『ほうれんそう』報告・連絡・相談はするように。でないと皆がバラバラにやりたい放題やり始めたら収拾がつかなくなるからね。最低限の規則は守ろうね」
「「「はーい!」」」
目の前には、桜と美弥ちゃん先生が申し訳なさそうな顔でこっちを窺っている。
「兄様! おかえりなさい!」
「ああ、ただいま。菜奈、もう怒ってないからそんなにビクビクするんじゃない」
「へ!? 怒ってないのですか?」
「ああ、ちょっと良い事があってな。雅、沙希ちゃん、薫ちゃん、ちょっとおいで!」
「ん、龍馬おかえり」
「「龍馬先輩なんですか?」」
「ハティ! 起きろ、着いたぞ、ジュースやるからでておいで!」
俺の服の中で寝ていたハティが、胸元から頭をヒョコッと出した。
「ん! 龍馬、何! それ何!」
服の中から出してやると、尻尾をフリフリ嬉しそうにしている。
中1の3人組はハティの可愛らしさに壊れたようだ。
「龍馬先輩! この子どうしたのですか! ひゃ~可愛い!」
3人だけではなく、殆どの女子が俺の周りに集まってきた。
「この子、これでも狼の魔獣なんだぞ。未熟児で生まれて、どうやら群れに捨てられたみたいなんだ。そのままだと数時間もしないうちに魔獣に食われるか、餓死するかだったから拾ってきた」
「先輩、この子噛んだりしない?」
「噛むどころか生後2日だから、歯も生えてないよ。頭も凄く良いから、従魔として育てるつもりだ。名前はハティ、皆で可愛がってあげてほしい。ハティ、オレンジジュース飲むか?」
「ミャン!」
「「「キャ~! ミャンって鳴いた!」」」
「「「「はうっ! なに、今の! 可愛い~!」」」
穂香ちゃんそっちのけで、ハティの独擅場だった。
「いいんです……ハティちゃんより歓迎されていなくても、別に拗ねたりしません」
ちょっと、穂香ちゃんには悪い事しちゃったな……。
ま~、相手はハティだしね。
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直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
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相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
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****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
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