元厨二病な俺、異世界に召喚される!

回復師

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冒険者登録編

3-2 フェイの装備とギルド登録

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 お約束イベントの雑魚冒険者をフェイが相手にしてしまった。あれほど言っておいたのに。
 そして、いきなり蹴った事に対しては注意が要る。

「フェイ、相手にするなって言ってただろう。それでも神竜なのか? いきなり蹴るとか信じられん」

「うー、だってあの人、汚い手で兄様がシャンプーしてくれたフェイの髪触ろうとしたんだもん!」

 むぅ、理由が可愛いので許してやる。

「次からはさらっと躱して俺の後ろに隠れるとかしろ。怪我したから慰謝料寄こせとか、憲兵呼ばれてこっちが悪者にされる事もあるんだからな。傷害罪で捕まったらどうするんだ?」

「はい、ごめんなさい兄様」

 捕まる可能性を教えたら納得してくれたようなので、今回はあまりくどく言わないでおこう。


「宿屋より先にお前の防具でも見に行くか? それから服屋に行って昼飯にしよう」

 冒険者の町といわれるだけあって防具屋も何件かあるが、女性用の防具はあまり品揃えが良くない。
 フェイは基本魔法職だが、スピードを生かした戦闘がいいだろうから皮装備で揃えるつもりだ。高いお金を払えばそれなりにあるのだが、現在50万ジェニーしか手持ちがない。今ギルドに査定してもらっている分が幾らか入るだろうが、俺たちには魔法シールドがあるし、今はそれほど良い物じゃなくても大丈夫なはずだ。

 今からオークキングを倒しに行くことを考えたら良い装備を買った方がいいのかもしれないが、ナビーが適当で大丈夫だと言う……キングはAランクの災害級とかいってたのにいいんだろうか? ちょっとでも危険があるなら止めるだろうから恐らく問題ないのだろうと思うのだが、心配性な俺は不安で一杯だ。

 3件目に入った防具屋で皮製のパンツで良いのが見つかった。
 艶消しされた黒を基調とした色合いで、型的にはゆったりスリムというタイプだ。裾の方に行くほどキュッと閉まってきていてブーツの中に入れることも膝当てを装備するのもできそうだ。試着していいという事なので俺も履いてみたのだが実に良い。

 ソフトレザーというやつで、少し弾力があり伸びるのだ。
 俺が今履いているのは厚手の生地の布製だが、このパンツを一度履いてしまったら布製はもう履く気になれなかった。屈伸してみたりハイキックをしてみたりして動きやすさを一通り試した頃にはもう心の中で買う事に決めていた。
 フェイも概ね気に入ったようで2人で買う事にしたのだが、値段を聞いて少し考えてしまった。レザーパンツ1枚金貨7枚もするのだ、2枚で14万ジェニー……ガストの宿屋で20日暮らせる。値段を聞いて買うのをためらっていたら店のおやじが声を掛けてきた。

「その2枚買ってくれるなら、そのパンツに似合うインナーを2枚付けてやる。1枚銀貨7枚の品だ」

 見れば黒の長袖のシャツなのだが、確かにこのパンツに合いそうだ【詳細鑑識】でチェックをしたら相場価格が確かに7千ジェニーになっている。嘘は言ってないな。よし買おうと決めた時にナビーが声を掛けてきた。

『……マスター、余計な事ですが一言。そのパンツもインナーもサイズが小さいですよね? 女性でも小柄な人が着る部類に入ります。ここの店主が2年前に売れるだろうと買った物ですが、そのサイズだけ全く売れずに残ってしまったものです。確かに適性価格の相場なのですが、あくまでもM・Lサイズの話でSとSSサイズのそれは売れ残り品です。ちなみにそのサイズのインナーは2枚ずつ仕入れています』

 冒険者に成るような人は筋肉自慢のガタイの良い者ばかりだ……Sサイズはともかく、SSサイズなんかあまり居ないのだ。

『ナビー、情報ありがとう、交渉してみる』

「おじさん、そのインナー2枚ずつ付けてくれるなら買おうと思う」
「おいおい兄ちゃん、サービスで4枚はいくらなんでも値切り過ぎだぞ」

「俺たち兄妹今日冒険者登録したばっかりなんだ、魔法には自信あるから直ぐにランクアップして有名になるよ。双子で美男美女、しかも兄妹でお揃いの服装だと凄く目立つよね? 将来的にここの店の宣伝になると思うんだけどどうかな?」

「確かにお前たちはどっちも目立つだろうが、そういう奴らは大抵直ぐ死んじゃうんだよな。確かに有名になったらいいモデルにはなってくれそうだが……」

 もうひと押しかな、ちょっとその気になってくれている感じもする。

「おじさん、SSサイズなんて置いてても買い手なんて早々来ないよ。そのパンツもインナーも気が付けば虫に食われてた、とかになっちゃう前に15歳の若手新人の登録祝いにサービスしてよ」

「あはは……兄ちゃんにはお見通しか。確かに店に寝かしてても意味ないからな。よし4枚付けて売ってやる、頑張って稼げるようになったらもっと良いの買って返してくれよな」

「ありがとうおじさん、ハイこれ金貨14枚。早速ここで着替えていっていいかな?」
「ああ、いいけどちょっと待ってろ」

 店の奥に行ってなにやらごそごそ探しているようだ。俺たちはその間にパンツとインナーを着替えて俺はカリナさんの装備を一式着けた。黒が基調になって自分でもなかなか似合ってると思う。

「兄様かっこいいです!」

 フェイの感じからするといいようだな。

「兄ちゃん似合ってるじゃないか。それでだな、そっちの嬢ちゃんにこれなんかどうかと思って探してきたんだが、そのパンツを買った時に一緒に買った物なんだが、新人冒険者向きの皮装備でサイズも小さいからやっぱり売れなくて店の奥に仕舞ってたんだ」

 手にとって確認したが良い品だ。新人冒険者用としては上級品だ。【詳細鑑識】での相場は皮の胸当・皮の肘当・皮の膝当で27万ジェニーになる。買ってしまうとこの後がかなりギリギリになってしまう。

 ギルドの査定がいくらか分かるまでは皮算用的な事はしない方がいい。

「おじさん、凄く欲しいけど手持ちが20万ジェニーしかないんだ。多分足らないでしょ?」
「そうだな25万で売る品だったんだが20万にしてやる、どうする買うか?」

「買う! おじさんの気が変わらないうちにハイ、白金は持ってないから金貨20枚!」
「思い切ったな、全財産なんだろ?」

「そうだけど、装備品は命がかかってるからランクに見合った良い物を装備しろって言われてる」
「その通りだ、けっちって怪我する奴はバカのする事だ。後で使う回復剤の事を考えたらどっちが安くつくか考えれば分かるだろうに、それに無理して上級者用の装備を買うヤツも同じくバカだ。装備のメンテナンス代も稼げず結局売る羽目になって大損こく奴もいるからな」

 フェイもさっそく皮装備一式を装備させて、背中にガストの雑貨屋で買ったショートソードを背負わせた。うっ……背中のショートソードの鞘が黒でまるでパンツとインナーに合わせたようだ。

 俺より似合っててちょっと悔しい。

「兄様どうですか? フェイも似合ってますか?」
「ああ、腹立つがとても似合ってる」

「嬢ちゃん美人だな! 恰好だけ見たら、もう一流冒険者に見えるぞ」

「おじさんありがとう。兄様はなんで腹立つんですか!」
「さてフェイ、すっからかんになってしまったから飯食って稼ぎに行くぞ」

「兄ちゃん、冒険者は稼いでなんぼだが死んじまったらもともこもない。やばそうだったら即行逃げるのも大事な事だからな。折角うちで初めての装備を買ってくれた客だ。2人とも死ぬんじゃないぞ」

 なんか良い店によく当たる……運のステータスが高いからか?
 ここの店も気に入った。店主の親父が良い感じだからだ。

「ありがとうおじさん、また寄らせてもらうね」

 防具屋で有り金を使い果たした俺たちはフェイの服は諦めて昼食を食べに入った。

「フェイ悪いな、しばらくワンピースかその装備で我慢してくれな」
「兄様かっこいい装備買ってくれてありがとうございます。しかもお揃い……えへへ」

「だらしない顔をするんじゃない。周りを見てみろ、食べるのにローブを脱いじゃってるから結構注目されているんだぞ」

 昼食をしながら午後からのオーク戦の作戦を立てているのだが、フェイの一言で終わった。

「兄様が上級魔法の50連弾を3回ほど放ったら終わりじゃないでしょうか?」
「……俺もそんな気がしてきた。一応進行過程だけは決めておこう」

 1、【テレポート】で登録地点に飛び、小コロニーから先に狩る
 2、メイジを先に集中的に攻撃してやっつける
 3、メイジの次はアーチャー
 4、後は俺が左側から、フェイは右側から雑魚を削っていく
 5、やばそうだったら即、転移魔法で逃げる

「簡単にだがこんな感じでいいだろう、とにかくヤバそうなら転移で逃げる」
「うん、分かった」

 昼食を終えギルドに行ったら、ちょっとした騒ぎになっていた。
 カウンターに行ったらさっきのお姉さんが待ってましたみたいな顔でこっちを見た。

「あの、買取査定は終わったでしょうか?」

「リョウマさん、とりあえず座ってください。計算は終えていますがいくつか質問があります」
「なんでしょうか?」

「買い取り品の魔石の中にオークジェネラルの魔石が3つもあったのですが、どういう事でしょうか?」

 オークジェネラルの魔石があるってことは、ほぼ集落が出来ていたって事だから職員が騒いでいたのか。確か集落を発見したら直ぐにギルドに報告する義務があるんだったな。その報告がなされてないって事を問い詰めたいのだろう。

「2日前にガストの村周辺でコロニーが3つ出来ていたのを見つけたのですが、それを狩った時の魔石です。村長がギルドには報告しておくと言ってましたが話がきてないですか?」

「ガストの村から話はきています。近いうちに買い取り品の査定に行かせるから詳細はその人に聞いてくれとと連絡が入っています」

「その人は門番のダラスさんの事ですね。俺とは違います」
「魔石を何故あなたが持っていたのですか?」

「コロニーは俺たちが全部狩ったのですが、村と神殿に肉はほとんど寄付しましたので、いくつかの魔石だけは資金用にもらったのです。何か問題があったでしょうか? ああそれとこれを……」

「これは?……水神殿の隊長2名の身元保証書! ちょっとお待ちください……こんな物あるなら先に出してくださいよ!」

 怒られた……確かに先に出してたらこんな訊問みったいな事は無かったかもしれない。

「リョウマさん、ギルドマスターが話をしたいとの事です。今、お時間宜しいでしょうか?」
「できればさっさとお金とギルドカードを受け取って狩りに行きたいのですが? さっき装備を買って、もうお金がないのです」

「さっきの査定分で68万4千3百80ジェニーになっていますので、それほど急ぐことは無いと思いますが」
「あの、皆の前で金額など言っちゃって非常識じゃないですか? この後、誰かに襲われたりとかつけ回されたりしたらどうするのですか?」

「ごめんなさい! ついうっかり話してしまいました! 大変申し訳ありません!」
「次から気を付けてくれればいいですが、プライベートな事は外部に漏らさないでほしいです。俺は今日登録したばかりの新人ですので怖くて断れないので、もしこの後誰かに奢れとかたかりに来られたらお姉さんが奢ってやってくださいね」

 えー! みたいなおもしろい顔をしている。
 このお姉さんが美人なのに人気無いのが分かった……口が軽いのだろう。プライベートを漏らさないのがギルド職員として義務づけられているはずだが、うっかりで声にだされたらたまったものではない。外部でレベルや職種なんかをバラされた日には命に係わる事もある。高レベルな冒険者ほどこの人を避けるだろう。一度のうっかりで断定はできないが、この人に何か問題があるのは間違いない。

『……中々良い推察ですが、それだけではないようですけどね……』

 ナビーが意味ありげな事を言っているが、実害がでない事は基本教えないように言ってある。

「兄様、いじわるもその辺にしてあげてください! 可哀想に美人さんが変な顔になっちゃてるじゃないですか」

 更に追い込もうとしている俺を速攻でフェイが止めに入った。

「2階でギルドマスターが待っていますので。お願いします」
「分かりました。始めて来たのでどう行けばいいのか分からないので誰か案内頼めますか?」

 仕方ないから結局ギルマスと話すことにして2階に案内してもらった。
 部屋の中に入ったら見た目20歳くらいの美男子のエルフが迎い入れてくれた。

「エルフ! あなたエルフですよね? ヴァンパイアじゃないですよね?」
「兄様、なに興奮してるのですか! ちゃんと挨拶して落ち着いてください」

「本物のエルフだよ! 落ち着いてられるか! 女じゃないのが残念だ!」
「すみません兄様が初対面で失礼な事を……」

「うっ、フェイがまともの事を……取り乱してすいませんでした」
「いえいえ、リョウマ君、時間は取らせないのでちょっとだけ良いかな?」

「はい、なんでしょうか?」
「君たちは神殿の関係者なのかね? これまで隊長格の身元保証書など初めて見たのだが?」

「そうですね、どっちかというと関係者ですね。1カ月ほどお世話になっていました」

「そうなのか、先にこの身元保証書は返しておくね。それとこれがギルドカード、アイアンランクからのスタートだ。遅くなったが私がここのギルドマスターをやっているハル・クリーンディアだ。君のいう通りエルフだよ。君はなにかエルフに思い入れがあるのかね?」

「はい! 男も女も美男美女で弓と魔法が得意なんですよね?」

「まぁ、大体そうだね……全員がそういう事でもないのだが。先にギルドカードの個人登録を済ませようか。2人ともステータス画面を出してもらえるか? このギルドが発行するギルドカードは神器で、女神ベルル様の祝福が宿っている物でね……画面に近づけて『カード登録』と言ってもらえるかな? そうしたら君たちの魔力をカードが読み取ってその人しか利用できない個人カードになる」

 ベルルの創った神器か……【クリスタルプレート】と連動しているって事は、ユグちゃん経由でリンクさせてるんだな。

「このカードは簡単なデータを記録できるようになっていてね、個人のステータス画面からデータを読み取り、ギルドの専用画面で更新ができる。記録内容は討伐した魔獣の種類や数、クリアした依頼内容やこれまでの功績などが逐一記録されていく。君たちの活動記録と思ってもらっていい。1年以内に新たに更新に来ないとギルドは活動無しとみなしてカードを没収するので気を付けるように。更新はどこの国のギルドでもできるので『忙しかった』とか言い訳しても無駄なので、必ず一年以内に何か依頼をこなして更新する事、いいね」

「分かりました。じゃあ、もうこのカードには何か記録されているのですか?」

「いや、下の受付カウンターで更新しないといけない。今ギルドで君たちの買い取り査定をしていたものがギルドの読み取り機に入ってる。更新すれば査定を終えた未払い分がギルドから支払われる。ギルドカードをステータス画面にかざすと買い取り価格の詳細なんかも見れるのでその場で確認するように。ギルドの買い取り価格に不満がある時はその場で言わなきゃダメだよ。後日の苦情は受け付けない。後、お金はそのままギルドに貯蓄も出来るのでお勧めだ」

「貯蓄するメリットとかあるのですか?」
「どこのギルドからでも手数料なしで引き出せる。亜空間倉庫に入れてた場合、死亡したらその場にぶちまけるだろ? そうしたらおそらく第三者に拾われて家族には還元されない。その点ギルドに預け遺言を一緒にギルドに残しておけばその特定人物が1年以内に受け取りに来た場合に限り全額支払われる。受取人が来ない場合はギルドと初期登録されたギルドのあった国とで折半になる」

「なるほど、良い点と悪い点があるのですね。遺言を残してない場合ギルドはウハウハですね」
「まあそうなるが、お金の管理は結構大変なんだよ」

「聞きたい事とかあるのでしょう? 今日これから少し狩りに出たいので手短にお願いします」
「ああすまないね、エルフは長寿だろ? 水神殿の一番近くのギルドという事もあって、神殿のフィリア様とも少しだけ懇意にしてもらっててね。もしリョウマ君が訪れるような事があったら気にかけてやって欲しいと4日ほど前にギルド当てにメールがきているのだよ。そのリョウマ君が来るなり、ジェネラルの魔石3個も持ってきたのでちょっと気になって来てもらった次第なんだ。それにフィリア様が個人を指定して気にかけてくれと言うのも初めての事でね。どんな人物か興味津々なわけなんだよ」

「有難迷惑な話ですよね……フィリアは善意なんでしょうが、結局こういう形で足止めされてしまってるわけですから」

 フィリアと呼び捨てにした時、一瞬だがギルマスから殺気がこぼれた。
 懇意にしていると言っているのに、有難迷惑と言われたら誰でも気分を害するだろう。おそらくは歳を取らなくなってしまったフィリアを憂いて、当時のここの領主か国の関係者が長寿な種族のエルフをギルドマスターにしたのだろう。

「うーん、リョウマ君の意図が読めないね……何か考えがありそうだが、会って直ぐだと性格なんかも分からないから読みようがない」

「ちょっと気になる事がありまして、今日は本当にすぐ出かけたいのですが?」
「もう少しゆっくり話したかったが仕方ないな。4番の窓口にギルドカードを提示すれば会計をしてくれるので帰る前に精算していくといい」

「はい、それでは、失礼します」

 2階の階段を下っている時にフェイが訝しげな顔で質問してきた。

「兄様? 私も意図が見えなかったのですが、敢えて怒らせる意味があるのでしょうか? デメリットしかないような気がしますが」

「特に意図はないよ。フィリアを呼び捨てにして有難迷惑と言った時、一瞬だけ彼は殺気を込めたよね? でもフィリアはガスト村の村長には直コールしているのにバナムではギルド当てにメールとか言ってたでしょ? 実はそれほど仲良くないのにそれっぽく懇意にさせてもらってるみたいな事言ってんじゃないかと思って、どういう反応するかちょっと探ってみただけなんだ。ひょっとしたらフィリアの名を変に利用しているかもとか思ってんだけど」

「それで兄様はどう感じたんですか?」
「よく分からない……殺気を込めて来たからといってフィリアを慕ってるとも限らないでしょ? まぁ、早く解放されたからいいんじゃないか?」

「それだけの為に怒らせるような真似しないでください。相手から悪意を向けられたのなら別ですが、フェイには注意しておいて自分はギルドの長に喧嘩腰とか兄様は我儘です」

 うっ、言い返せない。

「やっちまったものはしょうがないし、あれくらいで怒るなら今からやる事はもっと怒られるぞ」
「そうですね。報告義務のあるオークキングの集落発見ですから、それを勝手に狩ってきちゃいましたじゃ怒られますよね?」 

「でも狩っちゃうけどね。さっさと精算済ませて転移魔法で飛ぶぞ」

 予想より遥かに多かった冒険者としての初収入を得て、気分良くフェイと東門に向かったのだった。
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