【完結】もう一度君に蒼空を見せたい〜奴隷オークションで高額な処女地下オメガを買ってしまったので借金返済に追われています〜

夜曲

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親鳥たちの物語

143.*教科書は陵辱物過激AV(凛空視点)

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※すみません。凛空はこの先しばらく無自覚で酷い目に遭います…
ご自衛よろしくお願いします。

------------
 

 待ってくれ。いくら抑制剤を飲んでたって、運命のツガイの発情誘引フェロモンは無理だ。とてもじゃないが抗えない。

 俺はかつてないほどの発情の波に、自我がそのまま呑まれてしまった。




「もっと…もっとぉ~。
 運命のツガイ…最高!凄いフィットする~~。ぴったりっ!
 もう凄いよぉ~~。」

「良かった。気に入ってくれたみたいですね。
 じゃあ、僕とツガイになってくれますよね?」


 男は凛空の首輪を外そうと、鍵をベッドサイドに取りに行こうとした。


「あっ待って、まだ抜かないで!

 俺、この二ヶ月ですんげー淫乱になっちまって、普通のセックスじゃ足りなくなっちゃったんだ…

 お願い!バイブも同時に入れて?
 二本欲しい…。お願い…。」


「え。運命のツガイの僕だけじゃ足りないんですか?

 ちょっと待ってください。この二ヶ月って何?

 凛空さん、元ツガイ以外の人も受け入れたんですか?
 凛空さんは僕の運命のツガイなのに?

 僕が買う約束をしていて、手付金まで払ってたのに?」


「あ…待って、抜かないで。
 もっと奥、奥突いてっ!

 ってあぁっ。なんで?」


 凛空は男を自らの両足で雁字搦めにし、自分好みの男根をもっともっと奥に迎え入れようとしたが、男はあっけなく凛空の中から出ていってしまった。


「だって僕だけじゃ足りないんでしょ?

 確かここに仕舞って…あったあった。

 モールスからおまけで貰ってたこれ、使いましょうね。

 あぁ…本当だ…可哀そうに。
 さっき急いでてちょっと勢いよくペニスを引き抜いちゃったから、アナルに真っ赤なバラの花が咲いてしまってる…。

 ツガイに捨てられて寂しかったんですね…。だから他の男に縋ってしまったんですね。
 もう大丈夫ですよ。これからは僕一人で満足して貰えるように、僕精一杯頑張りますからね!」


 男は太めのバイブを選んで凛空の口と後腔に突っ込み荒めに抽送すると、自分の立派な男根も追加で凛空の赤く充血している後腔に押し込んだ。


「キツッ…痛い…。
 童貞の僕にとっては刺激が強すぎて痛いけど、僕、凛空さんの為に頑張りますからね!

 絶対に凛空さんを満足させますから!
 凛空さん、お願いだからこれからは僕だけで我慢してくださいね!

 もう他の男の事なんて考えられない様に、僕精一杯頑張りますからね!」


 男は十八の時に運命のツガイの凛空に出会ってしまい、そこから凛空以上に惹かれる存在には全く出会えず、生涯凛空にみさおを捧げる覚悟をしていた。
 その為、圧倒的に異性経験が少ない。いや。少ないどころの話じゃない。皆無だと言っても良い。


 異性間の駆け引きだとか、絶妙な言い回しだとか、匂わせだとか全く分からない超絶童貞オブ童貞だったのである。
 しかも、生身のオメガは浮気になるからダメだと、AVばかりを観て凛空を抱く日の為に勉強していた。


 その為男は、凛空の言葉をそのまま受け取ってしまった。
 凛空が自分から望んでアルファ達を受け入れていて、アルファに酷く陵辱されるのが好きな超淫乱ドMだと勘違いしてしまった。


 凛空の嗜好を勘違いしたままの男は、オメガ凌辱物のAVを見て学習しては、この先毎日凛空にそういったプレイを試す事になる。
 そして凛空も、運命のツガイから与えられる快感は、例えそれが度を越した凌辱であっても拒めず、全てを与えられるまま、されるがままに受け入れる事となってしまうのだった。
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